JPS6049507B2 - レ−ザ光誤照射防止装置 - Google Patents

レ−ザ光誤照射防止装置

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Publication number
JPS6049507B2
JPS6049507B2 JP57026609A JP2660982A JPS6049507B2 JP S6049507 B2 JPS6049507 B2 JP S6049507B2 JP 57026609 A JP57026609 A JP 57026609A JP 2660982 A JP2660982 A JP 2660982A JP S6049507 B2 JPS6049507 B2 JP S6049507B2
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JP
Japan
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laser beam
distance
irradiation
laser
beam irradiation
Prior art date
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Application number
JP57026609A
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English (en)
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JPS58143745A (ja
Inventor
彰 石森
卓 山本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to DE3245846A priority patent/DE3245846C2/de
Publication of JPS58143745A publication Critical patent/JPS58143745A/ja
Priority to US06/734,830 priority patent/US4622971A/en
Publication of JPS6049507B2 publication Critical patent/JPS6049507B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、レーザ光照射端からレーザビームの方向
に沿つた一定距離内をレーザ光照射可能領域とすること
により、実質的にレーザビーム長をある設定値内に制限
し、人的ミスや事故によるレーザ光誤照射を防止するよ
うにしたレーザ光誤照射防止装置に関するものである。
この種の装置として第1図に示すものがある。図にお
いて1はレーザ光照射端、2、3はパイプ等で指向性を
持たせた一対の光検出器、4は照準、言′ −J、口
・ ・ )゛、3’ 戸、L tlユ’■(−ネ
L−7ノ ッチ、7は距離判定部、8はレーザ制御部、
9は レーザ発振部、10はレーザ電源部である。 次
に動作について説明する。照準光用可視レーザ4を対象
物5に照射し、対象物5からの拡散反射光を光検出器2
、3により検出すると、第2図 に示すような出力が得
られる。図中、Ao、A、、んは光検出器2の距離−出
力特性であり、Bo、B、、B。は光検出器3の距離−
出力特性である。 これらの距離−出力特性の曲線は反
射率や傾きの影響によつてそれぞれA。からAl、A2
あるいはB。からB、、B。のような特性となるが、2
つの検出器の特性曲線の交点はほとんど変化しない。し
たがつて、この2つの検出器の差動出力を取ると、その
零交差点は、対象物が変わつてもほぼ一定の距離で生ず
る。この距離をレーザ照射開始の距離と設定すれば常に
一定の距離を検出した時点でレーザ光の照射、及びその
遮断をすることができる。そこで距離判定部7では2つ
の検出器の差を取り零交差点を境界にして(上記距離を
検出しJて)ON領域かOFF領域かを判定し、レーザ
制御部8はこの結果をもとにして手もとスイッチがON
でかつ対象物がON領域内にあるときのみ手術用レーザ
が照射されるようにレーザ電源部10とレーザ照射部9
を制御するようにしている。な;お、照準光と手術灯な
どの外光とを区別するためには、照準光に光チョッパを
行い、フィルタやロックインアンプなどを用いて、照準
光の周波数の光のみを検出するようにすればよい。現在
の装置は以上のように対象物からの拡散反射光を想定し
て構成されているので、正反射光成分の大きな対象物に
対して動作が不安定となる欠点がある。
実際にレーザ手術の対象となる生体の中には拡散反射光
成分がはるかに大きなものがある。ロースハムと牛レバ
ーについて反射光分布を実測した結果を第3図、第4図
に示す。ロースハムは拡散反射光成分が多いため問題は
ないが、牛レバーは一方向(この場合900)に正反射
光成分の鋭いピークを持ち、この成分が2つの検出器の
どちらかで受光されるとほぼこの成分のみで距離の判定
がなされるため、設定距離の誤差が大きい。また手術用
レーザで対象物を切関すると、対象物表面の形状変化に
より動作が不安定となる。この発明は上記のような従来
のものの欠点を除去するためになされたもので、レーザ
照射端の周囲に沿つて複数対の光検出器を設置し、それ
ぞれの対で局部的に距離測定を行ない、あらかじめ設定
した閾値を越える数の対に対して0N領域と判定された
ときのみ全体として0N領域であると総合判断すること
により、正反射光成分や対象物の凹凸や形状変化に対し
ても安定に動作するレーザ光誤照射防止装置を提供する
ことを目的としている。以下、この発明の一実施例を図
について説明する。第5図はレーザ光照射端の構造を示
した図で、11〜20は指向性を持たせた5対の光検出
器であり、レーザ照射端において、第5図aに示.すよ
うに円周上に配置している。第6図は、全体の構成を示
したブロック図で、21〜25はそれぞれの検出器対に
対応する距離測定部、26は加算器、27はコンパレー
ターを内蔵して全体としての距離判定を行なう距離判定
.部である。
次に動作について説明する。
まずそれぞれの光検出器の対の組について差動出力を計
測し、距離の測定を行ない、0N領域ならば1、0FF
領域ならばOを出力する。この結果を加算し、これが閾
・値(例えば多数決で決めるならば2.5)を越えれは
最終的に0N領域と判定する。それぞれの検出器対に対
応する設定距離を同じにすれば、正反射光成分がどの検
出器にも受光されない場合すべての距離測定部で同じ判
定がなされる。
正反射光成分がいずれかの検出器で受光された場合、そ
の検出器を含む対では距離の判定に大きな誤差を生じる
危険があるが、正反射光成分は鋭い反射光成分のピーク
を持ち、特定の部位でのみ受光されるため他の対では拡
散反射光成分による正常な距離判定が行われるので、5
対の判定結果をもとに距離判定部27で多数決をとれば
全体としての距離判定では正反射光成分の誤差をほノと
んど除去することが可能である。しかもビームの反射光
を5方向から計測するので、対象物表面の凹凸や形状変
化に対しても安定に動作する。
この場合、閾値を例えば3.5にとれば、フェイルセー
フの観点からは安全な方向に動作する。なお上記実施例
では5対の光検出器を用いたが、3対以上であれば何対
でもよい。
上記実施例では加算器を用いたが、この部分に論理回路
またはマイコンなどを用いてもよい。
また上記実施例では単に光検出器として説明したが、光
検出器の位置に光ファイバを装着し、光ファイバの他端
に光検出器を接続しても同様の効果を期待することがで
きる。この場合指向性を持たせるには、例えば第7図の
ように内側のファイバ28,30と外側のファイバ30
,31の間に指向板32あるいはそれに代わるものを設
置すればよい。ファイバを用いると本装置を装着したた
めの操作性の低下を防ぐことができ、外観上もすつきり
としたものになる。なお、上記対の光検出器の配列はレ
ーザ照射端の周方向に並らべて指向方向を互いに異なら
せることにより、第2図のような出力特性をもたせてよ
い。以上では、レーザメスを例にとり、そのレーザ光誤
照射防止装置について説明したが、この発明はこれに限
らず、例えばレーザ加工機にも適用することができる。
更に、上記の実施例では既に照準光用可視レーザを備え
たレーザメス、レーザ加工機に対する場合について説明
したが、照準光は指向性がよく、細いビームであれば、
可視レーザでなくともよい。この他にレーザメス等のレ
ーザ手術治療用レーザ光あるいは加工機の加工用レーザ
光をレーザ光誤照射防止装置の光源として用いることも
可能であり、またレーザ光誤照射防止装置のための専用
光源を設けてもよい。以上のように、この発明によれば
、対象物の反射面の凹凸や正反射光成分の影響、さらに
はレーザ照射中の対象物の形状変化の影響を受けずに、
安定な照射領域設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレーザ光の誤照射防止装置の構成図、第
2図は光検出器の代表的な距離一出力特性図、第3図は
ロースハムの反射光分布特性図、第4図は牛レバーの反
射光分布特性図、第5図はこの発明の一実施例による光
検出器の構成図、第6図はこの発明の一実施例による全
体の構成を示すブロック図、第7図はファイバと指向板
を用いたこの発明の他の実施例による光検出器の断面側
面図である。 図において、1・・・・・ルーザ照射端、2,3・・・
・光検出器、4・・・・・・照準光用可視レーザビーム
、5・・・対象物、6・・・・・・手もとスイッチ、7
・・・・・・距離測定部、8・・・・・ルーザ制御部、
9・・・・・ルーザ照射部、10・・・・・ルーザ電源
部、11,12,13,14,15,16,17,18
,19,20・・5対の光検出器、21,22,23,
24,25・・それぞれ対の距離判定回路、26・ ・
・加算器、27・・・・・・距離判定部、28,29,
30,31・・・・・・光ファイバ、32・・・・・・
指向板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーザ光照射端の周囲に配置された複数対の光検出
    器と、各対の光検出器の各差動出力に基づいて上記レー
    ザ光照射端から対象物までの距離を測定する複数個の距
    離測定部と、各距離測定部の出力に基づいて上記距離を
    最終的に判定する距離判定部と、この距離判定部からの
    判定出力により対象物へのレーザ光の照射を制御するフ
    ィードハック制御手段とを備えたレーザ光誤照射防止装
    置。 2 複数対の光検出器はレーザ光の照射軸と直交する面
    内において、上記照射軸を中心とする同一円周上に配列
    した特許請求の範囲第1項記載のレーザ光誤照射防止装
    置。
JP57026609A 1981-12-28 1982-02-19 レ−ザ光誤照射防止装置 Expired JPS6049507B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57026609A JPS6049507B2 (ja) 1982-02-19 1982-02-19 レ−ザ光誤照射防止装置
DE3245846A DE3245846C2 (de) 1981-12-28 1982-12-10 Sicherheitsvorrichtung für ein chirurgisches Laserstrahlgerät
US06/734,830 US4622971A (en) 1981-12-28 1985-05-17 Erroneous impingement protective device for laser system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57026609A JPS6049507B2 (ja) 1982-02-19 1982-02-19 レ−ザ光誤照射防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143745A JPS58143745A (ja) 1983-08-26
JPS6049507B2 true JPS6049507B2 (ja) 1985-11-02

Family

ID=12198237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57026609A Expired JPS6049507B2 (ja) 1981-12-28 1982-02-19 レ−ザ光誤照射防止装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61272044A (ja) * 1985-05-27 1986-12-02 三菱電機株式会社 フアイバ式レ−ザメス用誤照射防止装置
JPS6185936A (ja) * 1984-10-04 1986-05-01 三菱電機株式会社 フアイバ式レ−ザメス用誤照射防止装置
JP2006017492A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Nittetsu Hokkaido Control Systems Corp ホルダー内ピストンの傾斜測定装置
JP6134805B2 (ja) * 2015-03-10 2017-05-24 技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構 光加工ヘッドおよび3次元造形装置

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JPS58143745A (ja) 1983-08-26

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