JPS6049269B2 - トロイダル磁場コイル - Google Patents
トロイダル磁場コイルInfo
- Publication number
- JPS6049269B2 JPS6049269B2 JP53058889A JP5888978A JPS6049269B2 JP S6049269 B2 JPS6049269 B2 JP S6049269B2 JP 53058889 A JP53058889 A JP 53058889A JP 5888978 A JP5888978 A JP 5888978A JP S6049269 B2 JPS6049269 B2 JP S6049269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- torus
- field coil
- cooling
- toroidal magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトーラス型核融合装置を構成するトーラス型真
空容器に所定間隔で取付けられるトロイダル磁場コイル
に係り、特にその冷却構造の改良に関する。
空容器に所定間隔で取付けられるトロイダル磁場コイル
に係り、特にその冷却構造の改良に関する。
第1図および第2図は従来一般のトーラス型核融合装置
の構造を示すものである。
の構造を示すものである。
図において、円盤状の下ベース1の中心には円柱からな
る中心支柱2が立設されるとともに、周縁には所定間隔
をおいて複数本の角形支柱3が立設されている。これら
の支柱2、3上には前記下ベース1と同形の上ベース4
が載置固定されている。これらの下ベース1と上ベース
4との間には断面円形のパイプを平面からみて、円環状
になるようにしで形成されたトーラス型真空容器5が配
置され、このトーラス型真空容器5の外周部は平面Y字
型の真空容器支持アーム6により前記角形支柱3に支持
されている。また、この真空容器5内にはプラズマ7が
収納されている。前記トーラス型真空容器5の周囲には
該真空容器5を囲繞するように複数個のトロイダル磁場
コイル8が真空容器5のトロイダル方向すなわち第2図
中矢印Aで示す方向に等間隔で配置され、中心支柱2の
外周を基準として下ベース1およ上ベース4に取付けら
れている。さらに、真空容器5の内周に沿つてトロイダ
ル方・向に円環とされたポロイダル磁場コイル9が配さ
れ、このポロイグル磁場コイル9により前記プラズマ7
が制御されるようになつている。このような構成の核融
合装置において、各コイル8、9は大きな磁場を発生し
なければならず、フこれにともない各コイル8、9に流
される電流は大きくなり、コイル8、9の温度上昇およ
びコイル8、9の受ける電磁力などが大きくな一つてい
る。
る中心支柱2が立設されるとともに、周縁には所定間隔
をおいて複数本の角形支柱3が立設されている。これら
の支柱2、3上には前記下ベース1と同形の上ベース4
が載置固定されている。これらの下ベース1と上ベース
4との間には断面円形のパイプを平面からみて、円環状
になるようにしで形成されたトーラス型真空容器5が配
置され、このトーラス型真空容器5の外周部は平面Y字
型の真空容器支持アーム6により前記角形支柱3に支持
されている。また、この真空容器5内にはプラズマ7が
収納されている。前記トーラス型真空容器5の周囲には
該真空容器5を囲繞するように複数個のトロイダル磁場
コイル8が真空容器5のトロイダル方向すなわち第2図
中矢印Aで示す方向に等間隔で配置され、中心支柱2の
外周を基準として下ベース1およ上ベース4に取付けら
れている。さらに、真空容器5の内周に沿つてトロイダ
ル方・向に円環とされたポロイダル磁場コイル9が配さ
れ、このポロイグル磁場コイル9により前記プラズマ7
が制御されるようになつている。このような構成の核融
合装置において、各コイル8、9は大きな磁場を発生し
なければならず、フこれにともない各コイル8、9に流
される電流は大きくなり、コイル8、9の温度上昇およ
びコイル8、9の受ける電磁力などが大きくな一つてい
る。
特に、トロイダル磁場コイル8は大電流を流し、かつコ
イル断面形状がコイル単体の全周にわ夕たつて一様でな
いため、温度上昇にともなう熱変形も一様でなくなる。
すなわち、トロイダル磁場コイル8の温度漁具は、断面
積の小さなトーラス中心側で大きく、断面積の大きな反
トーラス中心側で小となる。従つて温度上昇を一定に保
つために従来は、第3,4図に示すように、うず巻き状
態に巻かれたコイル導体10の1ターンもしくはそれ以
上のターンにわたつて一周するような冷却管11を設け
て冷却している。これらの冷却管11の一端部にはそれ
ぞれ給水管12を介して給水マニホールド13が取付け
られ、他端には排水管14を介して排水マニホールド1
5が取付けられている。この際、給水マニホールド13
と排水マニホールド15との取付け位置はスペースの制
約からトーラス中心側には取付けられない場合がある。
このため、給水マニホールド13と排水マニホールド1
5とは、厚みの厚いすなわち温度上昇の少ない真空容器
5の反トーラス中心側に設けられ、導体の厚みの厚い(
温度上昇の少ない)側から給水し、導体厚みの薄い(温
度上昇の大きい)側をへて、導体厚みの厚い側から再び
排水されるようになつている。このため、温度上昇の少
ない所で過冷され、温度上昇の大きい所で充分な冷却が
行なわれるない。これにより、トロイダル磁場コイル8
が局部的熱変形を生じ、所定の形状を保つことができず
、トロイダル磁場コイル8の不整磁場発生の原因ともな
り、磁場の精度を要求される核融合装置には望ましくな
いものである。ことに、トロイダル磁場コイル8が大き
くなればなる程この問題が重要となつてきた。なお、第
3,4図中符号16,17は前記コイル導体10の内外
の各端部にそれぞれ接続された!ターミナルを示し、符
号18はうずまき状コイル導体10の始端および終端部
における段差を埋めるためのスペーサを示す。
イル断面形状がコイル単体の全周にわ夕たつて一様でな
いため、温度上昇にともなう熱変形も一様でなくなる。
すなわち、トロイダル磁場コイル8の温度漁具は、断面
積の小さなトーラス中心側で大きく、断面積の大きな反
トーラス中心側で小となる。従つて温度上昇を一定に保
つために従来は、第3,4図に示すように、うず巻き状
態に巻かれたコイル導体10の1ターンもしくはそれ以
上のターンにわたつて一周するような冷却管11を設け
て冷却している。これらの冷却管11の一端部にはそれ
ぞれ給水管12を介して給水マニホールド13が取付け
られ、他端には排水管14を介して排水マニホールド1
5が取付けられている。この際、給水マニホールド13
と排水マニホールド15との取付け位置はスペースの制
約からトーラス中心側には取付けられない場合がある。
このため、給水マニホールド13と排水マニホールド1
5とは、厚みの厚いすなわち温度上昇の少ない真空容器
5の反トーラス中心側に設けられ、導体の厚みの厚い(
温度上昇の少ない)側から給水し、導体厚みの薄い(温
度上昇の大きい)側をへて、導体厚みの厚い側から再び
排水されるようになつている。このため、温度上昇の少
ない所で過冷され、温度上昇の大きい所で充分な冷却が
行なわれるない。これにより、トロイダル磁場コイル8
が局部的熱変形を生じ、所定の形状を保つことができず
、トロイダル磁場コイル8の不整磁場発生の原因ともな
り、磁場の精度を要求される核融合装置には望ましくな
いものである。ことに、トロイダル磁場コイル8が大き
くなればなる程この問題が重要となつてきた。なお、第
3,4図中符号16,17は前記コイル導体10の内外
の各端部にそれぞれ接続された!ターミナルを示し、符
号18はうずまき状コイル導体10の始端および終端部
における段差を埋めるためのスペーサを示す。
本発明の目的は、コイル導体の局部的熱変形をなくし、
磁楊精度の高いトロイダル磁場コイルを3提供するにあ
る。本発明は、コイル導体を冷却する冷却回路を、トー
ラス型真空容器のトーラス中心側と反トーラス中心側と
に分割して、別々の冷却回路により冷却するとともに、
コイル導体のトーラス中心側と4反トーラス中心側との
冷却状態を検出し、各冷却回路の冷媒流量を調節するこ
とにより、前記目的を達成しようとするものである。
磁楊精度の高いトロイダル磁場コイルを3提供するにあ
る。本発明は、コイル導体を冷却する冷却回路を、トー
ラス型真空容器のトーラス中心側と反トーラス中心側と
に分割して、別々の冷却回路により冷却するとともに、
コイル導体のトーラス中心側と4反トーラス中心側との
冷却状態を検出し、各冷却回路の冷媒流量を調節するこ
とにより、前記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第5図に基づいて説明する。
ここにおいて前記従来例と同一もしくは相当構成部分は
同一もしくは相当符号を用いるものとする。トロイダル
磁場コイル8のコイル導体(図示せ7ず)に設けられる
冷却管は二系統に分けられている。
同一もしくは相当符号を用いるものとする。トロイダル
磁場コイル8のコイル導体(図示せ7ず)に設けられる
冷却管は二系統に分けられている。
すなわち、トロイダル磁場コイル8のコイル断面積が小
さい真空容器のトーラス中心側にはその上端からその下
端部にわたつてほぼ半円状の冷却管11Aが設けられる
ものとともに、コイル断θ面積の大きい真空容器の反ト
ーラス中心側にも冷却管11Bが上端から下端にわたつ
てほぼ半周設けられている。前記トーラス中心側の冷却
管11Aの上端部には給水管12Aを介して給水マニホ
ールド13A5が接続され、この給水マニホールド13
Aの途中には電磁弁からなる給水弁19Aが設けられて
いる。
さい真空容器のトーラス中心側にはその上端からその下
端部にわたつてほぼ半円状の冷却管11Aが設けられる
ものとともに、コイル断θ面積の大きい真空容器の反ト
ーラス中心側にも冷却管11Bが上端から下端にわたつ
てほぼ半周設けられている。前記トーラス中心側の冷却
管11Aの上端部には給水管12Aを介して給水マニホ
ールド13A5が接続され、この給水マニホールド13
Aの途中には電磁弁からなる給水弁19Aが設けられて
いる。
また、この冷却管11Aの下端には排水管14Aを介し
て排水マニホールド15が接続され、前記給水マニホー
ルド13Aから供給される冷却ノ水を排出できるように
されている。一方、反トーラス中心側の冷却管11Bの
上端部には給水管12Bを介して給水マニホールド13
Bが接続され、この給水マニホールド13Bの途中には
電磁弁からなる給水弁19Bが設けられている。
て排水マニホールド15が接続され、前記給水マニホー
ルド13Aから供給される冷却ノ水を排出できるように
されている。一方、反トーラス中心側の冷却管11Bの
上端部には給水管12Bを介して給水マニホールド13
Bが接続され、この給水マニホールド13Bの途中には
電磁弁からなる給水弁19Bが設けられている。
また、この冷却管11Bの下端は、排水管14Bを介し
て前記排水管14Aが接続された排水マニホールド15
に接続されている。前記トロイダル磁場コイル8の内周
には、真空容器のトーラス中心側と反トーラス中心側と
にそれぞれ変位検出器20,21が設けられ、トロイダ
ル磁場コイル8の状態量の1つである各部の変位を測定
できるようになつている。これらの変位検出器20,2
1はそれぞれ変位測定部22に接続され、この変位測定
部22は制御部である弁動作指令部23に接続され、さ
らにこの弁動作指令部23はそれぞれ前記給水弁19A
,19Bに接続されている。これによりトーラス中心側
の変位検出器20からの信号は変位測定部22および弁
動作指令部23をへて給水弁19Aに伝達され、該給水
弁19Aの開度を調整するようにされ、一方反トーラス
中心側の変位検出器21からの信号は変位測定部22お
よび弁動作指令部23をへて給水弁19Bに伝達され、
該給水弁19Bの開度を調整するようになされている。
なお、図中符号16および17はコイル導体10の内端
および外端にそれぞれ接続されるターミナルを示す。
て前記排水管14Aが接続された排水マニホールド15
に接続されている。前記トロイダル磁場コイル8の内周
には、真空容器のトーラス中心側と反トーラス中心側と
にそれぞれ変位検出器20,21が設けられ、トロイダ
ル磁場コイル8の状態量の1つである各部の変位を測定
できるようになつている。これらの変位検出器20,2
1はそれぞれ変位測定部22に接続され、この変位測定
部22は制御部である弁動作指令部23に接続され、さ
らにこの弁動作指令部23はそれぞれ前記給水弁19A
,19Bに接続されている。これによりトーラス中心側
の変位検出器20からの信号は変位測定部22および弁
動作指令部23をへて給水弁19Aに伝達され、該給水
弁19Aの開度を調整するようにされ、一方反トーラス
中心側の変位検出器21からの信号は変位測定部22お
よび弁動作指令部23をへて給水弁19Bに伝達され、
該給水弁19Bの開度を調整するようになされている。
なお、図中符号16および17はコイル導体10の内端
および外端にそれぞれ接続されるターミナルを示す。
次に本実施例の作用につき説明する。
トロイダル磁場コイル8にターミナル16,17を介し
て通電すると、導体断面積の小さなトーラス中心側て温
度上昇が大きく、断面積の大きな反トーラス中心側では
温度上昇は比較的少ない。
て通電すると、導体断面積の小さなトーラス中心側て温
度上昇が大きく、断面積の大きな反トーラス中心側では
温度上昇は比較的少ない。
これにより、トーラス中心側のコイルが伸長しようとす
るが、トーラス中心側は中心支柱2で押えられているた
め、トロイダル磁場コイル8はは反トーラス中心側に変
形しようとする。この変形は変位検出器20,21によ
り検知され、それぞれの変位信号が変位測定部22に伝
えられる。ここで、それぞれの変位信号の差を検出し、
許容変形差以上になると変形の大きい方に変形に比例し
た分だけ冷却するように、弁動作指令部23に信号が伝
えられる。これにより、変形の大きい側の給水弁19A
あるいは19Bが開かれ、この部分の冷却が促進される
。このようにして変位差が許容限度以内になるようにさ
れ、トロイダル磁場コイル8の熱による形状変形を極力
押えるようにされる。上述の本実施例によれば、トロイ
ダル磁場コイル8の各部分の発熱量に対応して発生する
変形量に応じて当該部分を冷却することができるため、
トロイダル磁場コイル8の発熱による変形を有効に防止
できる。
るが、トーラス中心側は中心支柱2で押えられているた
め、トロイダル磁場コイル8はは反トーラス中心側に変
形しようとする。この変形は変位検出器20,21によ
り検知され、それぞれの変位信号が変位測定部22に伝
えられる。ここで、それぞれの変位信号の差を検出し、
許容変形差以上になると変形の大きい方に変形に比例し
た分だけ冷却するように、弁動作指令部23に信号が伝
えられる。これにより、変形の大きい側の給水弁19A
あるいは19Bが開かれ、この部分の冷却が促進される
。このようにして変位差が許容限度以内になるようにさ
れ、トロイダル磁場コイル8の熱による形状変形を極力
押えるようにされる。上述の本実施例によれば、トロイ
ダル磁場コイル8の各部分の発熱量に対応して発生する
変形量に応じて当該部分を冷却することができるため、
トロイダル磁場コイル8の発熱による変形を有効に防止
できる。
また、発熱量の多い方をより冷却するととなり、従来の
冷却構造に比べ同一量の冷却水を用いたとしても、冷却
効率を向上させることがてきる。さらに、有効な冷却に
より形状変形を防止できるから、真空容器内に形成され
るプラズマの変形を生じさせることがなく、プラズマを
安定な状態に保持できる。さらに、冷却管11A,11
Bの長さが従来の半分となるため、送水抵抗が減少して
送水用のポンプの容量を低減でき、トーラス型核融合装
置の建設時に用するイニシアルコストおよび使用時のラ
ンニングコストを低減できる。なお、実施にあたり、変
位検出器20,21の代りに温度検出器を用い、この温
度検出器からの信号により給水弁19A,19Bの開度
を制御するようにしても良く、さらに温度以外の他の状
態量を検出して制御しても良い。
冷却構造に比べ同一量の冷却水を用いたとしても、冷却
効率を向上させることがてきる。さらに、有効な冷却に
より形状変形を防止できるから、真空容器内に形成され
るプラズマの変形を生じさせることがなく、プラズマを
安定な状態に保持できる。さらに、冷却管11A,11
Bの長さが従来の半分となるため、送水抵抗が減少して
送水用のポンプの容量を低減でき、トーラス型核融合装
置の建設時に用するイニシアルコストおよび使用時のラ
ンニングコストを低減できる。なお、実施にあたり、変
位検出器20,21の代りに温度検出器を用い、この温
度検出器からの信号により給水弁19A,19Bの開度
を制御するようにしても良く、さらに温度以外の他の状
態量を検出して制御しても良い。
また、冷却系統は前記実施例のように二系統のものに限
らず三系統以上に分割しても良く、要するに発熱量の異
なる部分をそれぞれ独立に冷却制御できるようにすれば
良い。さらに、真空容器の断面形状は円形に限らずD型
等でも良く、これにともないトロイダル磁場コイル8の
形状も円形に限らずD型でも良い。また電磁弁からなる
給水弁19A,19Bおよびこれらの給水弁19A,1
9Bを制御する変位検出器20,21等を含む制御回路
は必すしも設けずとも良く、予め設定した一定流量で冷
却管11A,11Bを冷却するようにしても良い。上述
のように本発明によれば、トロイダル磁楊コイルを真空
容器のトーラス中心側と反トーラス中心側とに分けて冷
却し、その冷却状態を検出して冷媒流量を調節すること
により、コイル各部を適正に冷却でき、トロイダル磁場
コイルの変形を著しく少なくして、磁場精度を高めるこ
とがてきる。
らず三系統以上に分割しても良く、要するに発熱量の異
なる部分をそれぞれ独立に冷却制御できるようにすれば
良い。さらに、真空容器の断面形状は円形に限らずD型
等でも良く、これにともないトロイダル磁場コイル8の
形状も円形に限らずD型でも良い。また電磁弁からなる
給水弁19A,19Bおよびこれらの給水弁19A,1
9Bを制御する変位検出器20,21等を含む制御回路
は必すしも設けずとも良く、予め設定した一定流量で冷
却管11A,11Bを冷却するようにしても良い。上述
のように本発明によれば、トロイダル磁楊コイルを真空
容器のトーラス中心側と反トーラス中心側とに分けて冷
却し、その冷却状態を検出して冷媒流量を調節すること
により、コイル各部を適正に冷却でき、トロイダル磁場
コイルの変形を著しく少なくして、磁場精度を高めるこ
とがてきる。
第1図は従来一般のトーラス型核融合装置の一部を切欠
いた正面図、第2図はその一部を切欠いた平面図、第3
図は第1図のトーラス型核融合装置に用いられるトロイ
ダル磁場コイルの一部を切欠いた平面図、第4図は第3
図のトロイダル磁場ノコイルの一部を切欠いた正面図、
第5図は本発明に係るトロイダル磁場コイルの一実施例
を示す概略正面図である。 5・・・・・・トーラス型真空容器、8・・・・・・ト
ロイダル磁場コイル、9・・・・・・ポロイダル磁場コ
イル、105・・・・・コイル導体、11A,11B・
・・・冷却管、13A,13B・・・・・・給水マニホ
ールド、15・・・・・・排水マニホールド、19A,
19B・・・・・・給水弁、20,21・・・・・・変
位検出器、22・・・・・・変位測定部、23・・・・
・・弁動作指令部。
いた正面図、第2図はその一部を切欠いた平面図、第3
図は第1図のトーラス型核融合装置に用いられるトロイ
ダル磁場コイルの一部を切欠いた平面図、第4図は第3
図のトロイダル磁場ノコイルの一部を切欠いた正面図、
第5図は本発明に係るトロイダル磁場コイルの一実施例
を示す概略正面図である。 5・・・・・・トーラス型真空容器、8・・・・・・ト
ロイダル磁場コイル、9・・・・・・ポロイダル磁場コ
イル、105・・・・・コイル導体、11A,11B・
・・・冷却管、13A,13B・・・・・・給水マニホ
ールド、15・・・・・・排水マニホールド、19A,
19B・・・・・・給水弁、20,21・・・・・・変
位検出器、22・・・・・・変位測定部、23・・・・
・・弁動作指令部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トーラス型核融合装置を構成するトーラス型真空容
器に、トロイダル方向に所定間隔を隔てて取付ける磁場
コイルを形成するコイル導体と、このコイル導体に設け
た冷却回路とを有するトロイダル磁場コイルにおいて、
前記冷却回路を前記トーラス型真空容器のトーラス中心
側を冷却する中心側冷却回路と反トーラス中心側を冷却
する反中心側冷却回路とに分割するとともに、前記コイ
ル導体の前記各冷却回路による冷却状態を検出する検出
器と、この検出器の検出信号に基づき、前記各冷却回路
の冷媒流量を調節する制御部とを設けたことを特徴とす
るトロイダル磁場コイル。 2 前記冷却状態を検出する検出器は、変位検出器であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトロ
イダル磁場コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53058889A JPS6049269B2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | トロイダル磁場コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53058889A JPS6049269B2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | トロイダル磁場コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150590A JPS54150590A (en) | 1979-11-26 |
JPS6049269B2 true JPS6049269B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=13097341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53058889A Expired JPS6049269B2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | トロイダル磁場コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049269B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4657723A (en) * | 1982-02-08 | 1987-04-14 | Fdx Patents Holding Company, N.V. | Method and apparatus for distributing coolant in toroidal field coils |
-
1978
- 1978-05-19 JP JP53058889A patent/JPS6049269B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150590A (en) | 1979-11-26 |
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