JPS6049255B2 - 溶接部検査方法 - Google Patents
溶接部検査方法Info
- Publication number
- JPS6049255B2 JPS6049255B2 JP54057453A JP5745379A JPS6049255B2 JP S6049255 B2 JPS6049255 B2 JP S6049255B2 JP 54057453 A JP54057453 A JP 54057453A JP 5745379 A JP5745379 A JP 5745379A JP S6049255 B2 JPS6049255 B2 JP S6049255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic radiation
- welding
- signal
- sensor
- radiation sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶接部内の欠陥から発生する音響放射を検
出することにり溶接しながら溶接欠陥を検査する方法に
係るものてある。
出することにり溶接しながら溶接欠陥を検査する方法に
係るものてある。
従来溶接部の検査は全肉厚の溶接を終了した後で行つ
ているが、厚肉の場合溶接完了後に欠陥が見つかると補
修に多大な工数と費用を要し、このため溶接ながら検査
、所謂インプロセス検査して欠陥発生時点て直ちに補修
する方法の開発が強く望まれている。
ているが、厚肉の場合溶接完了後に欠陥が見つかると補
修に多大な工数と費用を要し、このため溶接ながら検査
、所謂インプロセス検査して欠陥発生時点て直ちに補修
する方法の開発が強く望まれている。
しかして溶接しながら検査する適当な一方法として、溶
接中に材料が変形または微小破壊する際に発する音を音
響放射センサて検出する音響放射法が提案されているが
、この方法はＴＩＧ溶接のような静粛な溶接法に対して
は有効であるが、スラグ剥離音や溶滴移行音等の雑音が
頻発する潜弧溶接、被覆アーク溶接、ＭＩＧ溶接等の消
耗電極式溶接法への適用は困難であつた。 本発明は叙
上に鑑み、音響放射による欠陥検出法を広く消耗電極式
溶接法におけるインプロセス検査に適用可能な方法を提
案するものて、被溶接物を溶接しながら溶接欠陥の発生
を検出記録するに当り、溶接線に沿つて略等間隔に複数
個の音響放射センサを取付けて被溶接物を、アーク発生
位置に対して相対的に移動させながら各音響放射センサ
とアーク発生位置との関係位置信号を連続的に検出、記
録せしめるとともに、溶接欠陥が発生した場合には該欠
陥より放出される音響放射を各音響放射センサによつて
受信し、その振幅及び周波数に応じた電気信号を検出せ
しめ、アーク発生位置から予め設定した距離内の非検査
域内にある音響放射センサからの電気信号のみを遮断し
て他の音響放射センサからの電気信号を各音響放射セン
サ毎に出力信号として取出しながらこの信号をさらに前
記関係位置信号の関数として連続的に記録せしめること
を特徴とする溶接部検査方法を提供する。 本発明方法
を周継手の潜弧溶接に適用した場合の一実施例を図面に
ついて説明する。
接中に材料が変形または微小破壊する際に発する音を音
響放射センサて検出する音響放射法が提案されているが
、この方法はＴＩＧ溶接のような静粛な溶接法に対して
は有効であるが、スラグ剥離音や溶滴移行音等の雑音が
頻発する潜弧溶接、被覆アーク溶接、ＭＩＧ溶接等の消
耗電極式溶接法への適用は困難であつた。 本発明は叙
上に鑑み、音響放射による欠陥検出法を広く消耗電極式
溶接法におけるインプロセス検査に適用可能な方法を提
案するものて、被溶接物を溶接しながら溶接欠陥の発生
を検出記録するに当り、溶接線に沿つて略等間隔に複数
個の音響放射センサを取付けて被溶接物を、アーク発生
位置に対して相対的に移動させながら各音響放射センサ
とアーク発生位置との関係位置信号を連続的に検出、記
録せしめるとともに、溶接欠陥が発生した場合には該欠
陥より放出される音響放射を各音響放射センサによつて
受信し、その振幅及び周波数に応じた電気信号を検出せ
しめ、アーク発生位置から予め設定した距離内の非検査
域内にある音響放射センサからの電気信号のみを遮断し
て他の音響放射センサからの電気信号を各音響放射セン
サ毎に出力信号として取出しながらこの信号をさらに前
記関係位置信号の関数として連続的に記録せしめること
を特徴とする溶接部検査方法を提供する。 本発明方法
を周継手の潜弧溶接に適用した場合の一実施例を図面に
ついて説明する。
第１図において、１は被溶接物、２は潜弧溶接装置のワ
イヤ送給ロール、３は給電用のコンタクトチューブ、４
は溶接ワイヤ、５は被溶接物１を回添させるためのター
ニングロール、６は溶接ビード、７は溶接スラグ、８は
溶接用フラックス、９は共振周波数１Ｍ取の音響放射セ
ンサ（Ｃｈ．ｌ〜Ｃｈ．８）、１０はセンサ９で受信し
た微弱音響に基く検出信号を増幅するためのプリアンプ
、１１はプリアンプ出力を音響放射計測装置本体に伝送
するためのケーブル、１２は被溶接物１の回転量を電気
信号として検出するための検出端、１３は検出端１２か
らの信号によりアーク発生位置が予じめ設定した基準線
から何度回転したかを電気量で表示するアーク発生位置
検出装置、１４は被溶接物１が１回転した際にアーク発
生位置検出装置１３をリセットする信号を得るための検
出端、１５は被溶接物１の回転につれてリレー１６のオ
ン・オフを自動的に制御するための非検査域自動設定装
置、１７は音響放射の発生数、振幅、発生源等を求める
音響放射計測装置本体、１８は諸データを記録するため
のディジタルプリンターである。
イヤ送給ロール、３は給電用のコンタクトチューブ、４
は溶接ワイヤ、５は被溶接物１を回添させるためのター
ニングロール、６は溶接ビード、７は溶接スラグ、８は
溶接用フラックス、９は共振周波数１Ｍ取の音響放射セ
ンサ（Ｃｈ．ｌ〜Ｃｈ．８）、１０はセンサ９で受信し
た微弱音響に基く検出信号を増幅するためのプリアンプ
、１１はプリアンプ出力を音響放射計測装置本体に伝送
するためのケーブル、１２は被溶接物１の回転量を電気
信号として検出するための検出端、１３は検出端１２か
らの信号によりアーク発生位置が予じめ設定した基準線
から何度回転したかを電気量で表示するアーク発生位置
検出装置、１４は被溶接物１が１回転した際にアーク発
生位置検出装置１３をリセットする信号を得るための検
出端、１５は被溶接物１の回転につれてリレー１６のオ
ン・オフを自動的に制御するための非検査域自動設定装
置、１７は音響放射の発生数、振幅、発生源等を求める
音響放射計測装置本体、１８は諸データを記録するため
のディジタルプリンターである。
以下、検査手順を迫つて本発明方法を説明する。（１）
被溶接物の内周面の開先近傍に周方向にほぼ−等間隔に
音響放射センサ９を取り付ける。
被溶接物の内周面の開先近傍に周方向にほぼ−等間隔に
音響放射センサ９を取り付ける。
（２）センサ９の取付位置を基準にして溶接線周方向の
位置決めを行う。
位置決めを行う。
例えば図においてＣｈ．ｌのセンサ９と被溶接物１の中
心を結ぶ線を基準にして時計方向に角度表示すれば、Ｃ
ｈ．２のセンサ．位置が４５向、Ｃｈ．３のセンサ位置
が９００・・・・・となる。（３）０５の位置が溶接開
始点になるように被溶接物１の位置決めを行う。
心を結ぶ線を基準にして時計方向に角度表示すれば、Ｃ
ｈ．２のセンサ．位置が４５向、Ｃｈ．３のセンサ位置
が９００・・・・・となる。（３）０５の位置が溶接開
始点になるように被溶接物１の位置決めを行う。
（４）アーク発生位置検出装置１３の指示値を０接に設
定する。
定する。
（５）非検査域自動設定装置１５を調整して溶接開始点
の前後の適当な領域が非検査域になるように設定する。
の前後の適当な領域が非検査域になるように設定する。
この場合、非検査域の角度は被溶接物の寸法並びにセン
サの特性によつて異なる・ので、実施に先立ち予備試験
を行なつて設定する。この操作を行うことにより非検査
域内に位置したセンサが所属するチャンネルのリレー〔
リレー群１６の中にある〕がオフとなる。（６）溶接を
開始する。被溶接物１が回転するためセンサ９の位置と
の対応で見ればアーク発生点が移動することになるが、
その位置はアーク発生位置検出装置１３によつて検知さ
れ、かつその指示値に応じて非懸査域自動設定装置１５
が作動するため、常にアーク発生位置の前後の一定領域
が非検査域となる。（７） 一方、非検査域以外の領域
で検出された音響放射信号は音響放射計測装置本体１７
に伝達され、欠陥の大きさ、位置を評価するのに供され
る。
サの特性によつて異なる・ので、実施に先立ち予備試験
を行なつて設定する。この操作を行うことにより非検査
域内に位置したセンサが所属するチャンネルのリレー〔
リレー群１６の中にある〕がオフとなる。（６）溶接を
開始する。被溶接物１が回転するためセンサ９の位置と
の対応で見ればアーク発生点が移動することになるが、
その位置はアーク発生位置検出装置１３によつて検知さ
れ、かつその指示値に応じて非懸査域自動設定装置１５
が作動するため、常にアーク発生位置の前後の一定領域
が非検査域となる。（７） 一方、非検査域以外の領域
で検出された音響放射信号は音響放射計測装置本体１７
に伝達され、欠陥の大きさ、位置を評価するのに供され
る。
またその結果はディジタルプリンター１８に記憶される
。以上のよに本発明方法では、アーク発生位置を連続的
に計測し、その信号を利用して雑音が頻発するアーク発
生点近傍を非検査域としてそこは音響放射の検出を行わ
ないので、雑音の影響を受けることなく溶接中の音響放
射検査が適確に達成できる。
。以上のよに本発明方法では、アーク発生位置を連続的
に計測し、その信号を利用して雑音が頻発するアーク発
生点近傍を非検査域としてそこは音響放射の検出を行わ
ないので、雑音の影響を受けることなく溶接中の音響放
射検査が適確に達成できる。
また円筒胴の長手溶接や厚鋼板の自動突合せ溶接等の溶
接線が直線状のものに本発明を利用する場合には、溶接
線に沿つて等間隔に第１図の音響放射センサ９を取付け
溶接機台車の移送用車軸に第１図の検出端１２に代る溶
接機の移動距離検出端を、更に台車上のアーク発生位置
と重なる点に検出端１４を又鋼板上の溶接線端部にこれ
に対向する位置検出端を取り付けれは、上記実施例と同
様に溶接欠陥の発生位置やその大きさを検査することが
できる。
接線が直線状のものに本発明を利用する場合には、溶接
線に沿つて等間隔に第１図の音響放射センサ９を取付け
溶接機台車の移送用車軸に第１図の検出端１２に代る溶
接機の移動距離検出端を、更に台車上のアーク発生位置
と重なる点に検出端１４を又鋼板上の溶接線端部にこれ
に対向する位置検出端を取り付けれは、上記実施例と同
様に溶接欠陥の発生位置やその大きさを検査することが
できる。
第１図は本発明方法の一実施態様を示す要領図である。
Claims (1)
- １ 被溶接物を溶接しながら溶接欠陥の発生を検出、記
録するに当り、溶接線に沿つて略等間隔に複数個の音響
放射センサを取付けた被溶接物を、アーク発生位置に対
して相対的に移動させながら各音響放射センサとアーク
発生位置との関係位置信号を連続的に検出、記録せしめ
るとともに、溶接欠陥が発生した場合には該欠陥より放
出される音響放射を音響放射センサによつて受信しその
振幅及び周波数に応じた電気信号を検出せしめ、アーク
発生位置から予め設定した距離内の非検査域内にある音
響放射センサからの電気信号のみを遮断して他の音響放
射センサからの電気信号を各音響放射センサ毎に出力信
号として取出しながらこの信号をさらに前記関係位置信
号の関数として連続的に記録せしめることを特徴とする
溶接部検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54057453A JPS6049255B2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 溶接部検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54057453A JPS6049255B2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 溶接部検査方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55149052A JPS55149052A (en) | 1980-11-20 |
| JPS6049255B2 true JPS6049255B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=13056078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54057453A Expired JPS6049255B2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | 溶接部検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049255B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4926750B2 (ja) * | 2007-02-22 | 2012-05-09 | 新日鉄エンジニアリング株式会社 | スキップ式搬送装置 |
-
1979
- 1979-05-10 JP JP54057453A patent/JPS6049255B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55149052A (en) | 1980-11-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4144766A (en) | Apparatus for the in-situ detection and location of flaws in welds | |
| US5763786A (en) | Automated mill roll inspection system | |
| JPH02225702A (ja) | 鉄道レールに沿って移動する部材の横断方向の位置決め方法および装置 | |
| RU2629687C1 (ru) | Автоматизированная установка ультразвукового контроля | |
| US4487070A (en) | Automatic production control of extended work pieces | |
| JPH02120659A (ja) | 薄肉管溶接部の非破壊的な寸法および欠陥検査 | |
| JPS6049255B2 (ja) | 溶接部検査方法 | |
| GB1591814A (en) | Method and apparatus for continuous manufacture and non-destruction testing of tubes | |
| JP2985740B2 (ja) | 自動探傷機の管端検出装置 | |
| JP2750844B2 (ja) | 湿式水中片側溶接の裏波監視方法 | |
| JP6959585B2 (ja) | 非磁性金属の肉厚測定方法および肉厚測定装置 | |
| CN109884129B (zh) | 一种钢轨铝热焊接质量检测的装置及方法 | |
| JPH06258295A (ja) | 溶接の継ぎ目の検査装置 | |
| JPS6342744B2 (ja) | ||
| JPS5856830B2 (ja) | カンジヨウブザイオヒハカイテキ ニ ケンサスル ホウホウ オヨビ ソウチ | |
| JPH1010280A (ja) | 原子炉圧力容器内面クラッド検査装置 | |
| JPH0647171B2 (ja) | 溶接制御装置 | |
| JPH0574784B2 (ja) | ||
| JPS63256851A (ja) | 超音波探傷装置 | |
| JPS5983051A (ja) | 溶接部検査方法 | |
| JPH05293646A (ja) | 鋼管の敷設装置 | |
| JPH04161848A (ja) | 超音波自動探傷装置 | |
| JPH0687081A (ja) | シーム溶接品質管理方法及び装置 | |
| CN113984879A (zh) | 一种高压柜充气隔室焊缝检测探头、装置及方法 | |
| JPH1090211A (ja) | 管溶接部の検査方法及びその装置 |