JPS6049086A - ポリエチレン系合成樹脂の油化方法及び装置 - Google Patents

ポリエチレン系合成樹脂の油化方法及び装置

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JPS6049086A
JPS6049086A JP15505483A JP15505483A JPS6049086A JP S6049086 A JPS6049086 A JP S6049086A JP 15505483 A JP15505483 A JP 15505483A JP 15505483 A JP15505483 A JP 15505483A JP S6049086 A JPS6049086 A JP S6049086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
oil
decomposition
vessel
polyethylene based
Prior art date
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Pending
Application number
JP15505483A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nanba
難波 光夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sun S Co Ltd
Original Assignee
Sun S Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sun S Co Ltd filed Critical Sun S Co Ltd
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Publication of JPS6049086A publication Critical patent/JPS6049086A/ja
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエチレン系合成樹脂を一定温度で加熱して
熱分解することにより良質な油を回収するようにしたポ
リエチレン系合成イ)I脂の油化方法及び装置に関テる
ものである。
ポリエチレン系合成樹脂、特にポリエチレン系合成樹脂
で成形した製品の廃棄物を高温加熱して熱分解させ、こ
の熱分解により有効に利用し得る成分を回収ブーる方法
は種々提秦烙nている。
しかし従来の方法はポリエチレン系合成樹脂を熱分熱す
る分解釜を外部から直接加熱している。
したがって分解釜の内部温I!1:と側壁温度との差が
大きくなるので、内部温度全ポリエチレン系合成樹J」
mが熱分解するUSO°C程度にまで加熱するためには
側壁温度を60θ゛C以上にしなけしはならない。こn
によシ分解釜の側壁内面に付着するポリエチレン系合成
樹脂は加熱温度が高過ぎるのでカーボンとなり、分解釜
の側壁内面に付着するので除去できなかったシ、或いは
カーボンの付着防止手段があっても構造が著しく複雑な
ため設備価額が高置になるので実用的に稼動しているの
がほとんど存在しない。
本発明は上記にiみ提案さnたもので、ポリエチレン系
合成樹脂を外部からの熱媒体によシ加熱温度全一定に維
持し、かつ分解釜の内部と側壁との温度差を小さくする
ことでカーボン分解釜の側壁に付着するのを防止すると
ともに、分解釜内部の過熱防止によシ可燃性ガスの発生
を著しく軽減し、生成する油の回収率の向上を目的とす
るものである。
本発明ではポリエチレン系合成樹脂、特にポリエチレン
糸合成樹脂製容器、フィルム、その他の製品の廃棄物を
原料とするもので、この原料全分解釜に供給し、分解釜
の内部温度’(l−aoo〜SOO℃の範囲内のうちの
一定温度に維持するとともに分解釜への熱源を外周に設
けた熱媒体によシ与えることで原料を効果的に熱分解さ
せるのである。
この状態でポリエチレン系合成樹脂を熱分解すると低分
子化した蒸気状生成物が発生するので、この生成物を冷
却機構や油回収機構に導く。
また、分解釜の内部に存在する液には無機物や熱分解し
難い成分の濃度が高くなるので、この液を適宜に排出す
るのである。
図面は本発明の装置の一実施例を示すもので、上面開放
の外枠体lと内枠体コとの間にはジャケットJ(i7構
成し、該ジャケット3には熱媒体4を充填する。熱媒体
lとしては砂又は常温では固体であるが加熱さ扛ると液
状になる硝酸カリウム、硝酸ナトリウムなどの流動状の
もの全使用することができ、熱媒体qは内枠体−の内面
に密接している。
上記した外枠体/には、ジャケット3内の熱媒体aを一
定温度に加熱する加熱機構5を設ける。
この加熱機構5としてはガスバーナ、オイルバーナなど
を使用することができる。
上記した内枠体−の内部は分解釜6であって、開放上面
には気密に閉塞したシ外丁ことができる蓋材7を設け、
この蓋材7には原料の供給路gと蒸気状生成物の排出路
デとを設けるとともに、モータなどの駆動源10によシ
回転して分解釜6内に位置する攪拌機構//f取付ける
上記した供給路gVcは原料の供給機構/コを接続する
。この供給機構/、2は原料ホッパ13の下端にモータ
などの駆動源/lIで回転して原料を移送するスクリュ
ウコンベアlS分設けたもので、該スクリュウコンベア
/Sの先端排出口16ヲ供給路gに接続する。
そして前記排出路9には2次分解塔/りを介して流出路
/g′(ll−接続し、該流出路ig<冷却機構及び受
機構(図示せず)に接続する。
前記した分解釜乙の底部には外枠体lの外部に延出する
排出パイプ/9を設け、該排出パイプ/qの途中に開閉
バルブ20を取付ける。
上記のようにしてなる装置によってポリエチレン系合成
樹脂を油化するには、ポリエチレン系合成樹脂製廃棄物
を粉砕処理したフ、又は半溶融状、高粘性状にして供給
機構12のホッパ13に供給し、スクリュウコンベア/
Sによって原料を定量宛分解釜乙に供給する。そして加
熱機構5によシ熱媒体a 6 aso〜600℃の範囲
で加熱して分解釜乙の内部y2 aoo −soo℃の
範囲内で一定温度に維持しながら攪拌機構l/で攪拌す
ると、分解釜6内に存在するポリエチレン系合成樹脂は
溶解して液状になシ、熱分解して低分子化した蒸気状生
成物が排出路7から2次分解塔/7を通シ、油として回
収さnる。したがって供給機構/コから分解釜6内にポ
リエチレン系合成樹脂を定量的に供給することによ)低
分子の油を連続的に回収することができる。そして分解
釜乙の底部に無機物等の残渣が溜ったら、開閉バルブ〃
を開いて液とともに残渣を定期的に排出丁nはよい。
上記した熱分解処理において、本発明では分解釜を外周
の熱媒体によシ加熱して一定温度に維持している。した
がって分解釜の壁面温度と分解釜の内部温度との差が小
さいので、分解釜の壁面の過熱によるカーボン付着が発
生しないで油の回収率を著しく同上することができる。
そして熱媒体によシ分解釜の内部を常に一定温度に維持
できるので釜内部の引火や爆発の危険性が大きく軽減し
、操作性が極めて容易になる。
したがって本発明ではポリエチレンで成形した農業用フ
ィルム、容器、日用雑貨その他の廃棄物を利用して有効
に油を回収することができる。
次に本発明の詳細な説明する。。
内容積lrr?の分解釜の外周面に砂を充填した熱媒体
を設け、分解釜にポリエチレンベレット全充満して熱媒
体2 ago℃に加熱したら分解釜の内部がa30 ’
CVC加熱さnてポリエチレンベレットが溶解し、発生
する蒸気状生成物を冷却して低分子の油を回収した。こ
の油は1時間に付き〃ヱ生成して回収率が96重量係と
なシ、残シがガスと無機質の残渣であった。そして分解
釜の内壁面にはカーボンが全く付着しなかった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す概略断面図である。 4・・・熱媒体、S・・・加熱機構、6・・・分解釜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ポリエチレン系合成樹脂を供給する分解釜の外
    部に熱媒体を設け、熱媒体を加熱して分解釜の内部を一
    定温度に維持するとともに、分解釜内部の過熱を防ぐこ
    とで分解釜の壁面へのカーボン付着を防止しながらポリ
    エチレン系合成樹脂を熱分解して油にするようにしたこ
    とを特徴とするポリエチレン系合成樹脂の油化方法。
  2. (2) ポリエチレン系合成樹脂を供給する分ysbの
    外部に設けた熱媒体に加熱機構を臨ませ、加熱機構によ
    り熱媒体を加熱して分解釜の内部を加熱し、ポリエチレ
    ン系合成樹脂を熱分解して油にするようにしたことを特
    徴とするポリエチレン系合成樹脂の油化装置。
JP15505483A 1983-08-26 1983-08-26 ポリエチレン系合成樹脂の油化方法及び装置 Pending JPS6049086A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063543U (ja) * 1983-10-07 1985-05-04 株式会社協和リ−ス プラスチツクから油を回収する装置に於ける分解槽
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51135983A (en) * 1975-05-20 1976-11-25 Kogyo Gijutsuin Treating of waste tire

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