JPS6048605A - ミュ−ティング回路 - Google Patents
ミュ−ティング回路Info
- Publication number
- JPS6048605A JPS6048605A JP58156997A JP15699783A JPS6048605A JP S6048605 A JPS6048605 A JP S6048605A JP 58156997 A JP58156997 A JP 58156997A JP 15699783 A JP15699783 A JP 15699783A JP S6048605 A JPS6048605 A JP S6048605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- bias
- voltage
- output
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はミューティング回路に係り、特に、信号処理
系統における電源の投入遮断時の過渡音発生の防止に関
する。
系統における電源の投入遮断時の過渡音発生の防止に関
する。
第1図は各種音響機器における信号処理系統の最終段増
幅部を示している。増幅器2の入力端子4には、図示し
ていない信号系統よりオーディオ信号が与えられ、その
出力部にはカップリングコンデンサ5を介して負荷6が
接続されている。この増幅器2の出力点には、バイアス
端子8から抵抗10を介して一定の直流電圧が与えられ
、前記カップリングコンデンサ5の充放電回路を構成し
ている。
幅部を示している。増幅器2の入力端子4には、図示し
ていない信号系統よりオーディオ信号が与えられ、その
出力部にはカップリングコンデンサ5を介して負荷6が
接続されている。この増幅器2の出力点には、バイアス
端子8から抵抗10を介して一定の直流電圧が与えられ
、前記カップリングコンデンサ5の充放電回路を構成し
ている。
第2図はバッファ増幅器を用いた前記最終段増幅部の具
体的な回路構成を示している。この回路には、エミッタ
を共通にした一対のトランジスタ12.14から成る差
動増幅器が設置され、トランジスタ12のベースに形成
された入力端子16には、信号系統から増幅すべき信号
が与えられる。
体的な回路構成を示している。この回路には、エミッタ
を共通にした一対のトランジスタ12.14から成る差
動増幅器が設置され、トランジスタ12のベースに形成
された入力端子16には、信号系統から増幅すべき信号
が与えられる。
また、トランジスタ14のベースはこの増幅部の出力点
に直結され、帰還回路が形成されている。
に直結され、帰還回路が形成されている。
トランジスタ12.14のエミッタと基準電位点との間
には、トランジスタ18がエミッタ側に抵抗20を介し
て接続され、このトランジスタ18のベースには制御入
力端子22から抵抗24を介してミューティング制御入
力が与えられる。各トランジスタ12.14のコレクタ
と電源端子26から駆動電圧Vccが与えられる電源ラ
インとの間には、トランジスタ28.30が接続され、
トランジスタ28.30はカレントミラー回路を構成し
ている。トランジスタ14のコレクタには出力を取出す
ためのトランジスタ32のベースが接続され、このトラ
ンジスタ32は電源ラインとトランジスタ14のベース
との間にコレクタを電源ライン側にして接続され、トラ
ンジスタ32のエミッタには出力端子34が形成されて
いる。この出力端子34が形成された出力点と基準電位
点との間には、トランジスタ36がエミッタ側に抵抗3
8を介して接続され、このトランジスタ36のベースに
は前記制御入力端子22からミューティング制御信号が
与えられる。出力端子34にはカップリングコンデンサ
40を介して負荷42が接続されている。また、コンデ
ンサ40の放電経路として、出力点とバイアス端子8と
の間には抵抗lOが接続されている。
には、トランジスタ18がエミッタ側に抵抗20を介し
て接続され、このトランジスタ18のベースには制御入
力端子22から抵抗24を介してミューティング制御入
力が与えられる。各トランジスタ12.14のコレクタ
と電源端子26から駆動電圧Vccが与えられる電源ラ
インとの間には、トランジスタ28.30が接続され、
トランジスタ28.30はカレントミラー回路を構成し
ている。トランジスタ14のコレクタには出力を取出す
ためのトランジスタ32のベースが接続され、このトラ
ンジスタ32は電源ラインとトランジスタ14のベース
との間にコレクタを電源ライン側にして接続され、トラ
ンジスタ32のエミッタには出力端子34が形成されて
いる。この出力端子34が形成された出力点と基準電位
点との間には、トランジスタ36がエミッタ側に抵抗3
8を介して接続され、このトランジスタ36のベースに
は前記制御入力端子22からミューティング制御信号が
与えられる。出力端子34にはカップリングコンデンサ
40を介して負荷42が接続されている。また、コンデ
ンサ40の放電経路として、出力点とバイアス端子8と
の間には抵抗lOが接続されている。
この回路では駆動電圧Vccの遮断とともに、制御入力
端子22の電位レベルを低レベルにし、トランジスタ1
2.14に流れる動作電流を停止させ、出力を遮断状態
に制御する。同時に、トランジスタ36を不導通状態に
し、出力インピーダンスを高くする。
端子22の電位レベルを低レベルにし、トランジスタ1
2.14に流れる動作電流を停止させ、出力を遮断状態
に制御する。同時に、トランジスタ36を不導通状態に
し、出力インピーダンスを高くする。
しかしながら、このようなミューティング制御では、カ
ップリングコンデンサ5.40の容量や放電抵抗10の
値、負荷6.42のインピーダンスによってはカップリ
ングコンデンサ5.40に電荷が残留し、電源の投入時
、人力に与えられた電圧と出力端子34の電圧とが異な
るため、直流電位の変動が生じ、これが過渡者の発生原
因に成る。特に、電源の投入、遮断を短時間で繰り返す
場合に顕著である。
ップリングコンデンサ5.40の容量や放電抵抗10の
値、負荷6.42のインピーダンスによってはカップリ
ングコンデンサ5.40に電荷が残留し、電源の投入時
、人力に与えられた電圧と出力端子34の電圧とが異な
るため、直流電位の変動が生じ、これが過渡者の発生原
因に成る。特に、電源の投入、遮断を短時間で繰り返す
場合に顕著である。
この発明はこのような電源の投入、遮断時における出力
直流電位の変動を抑制し、過渡者の発生を防止するミュ
ーティング回路の提供を目的とする。
直流電位の変動を抑制し、過渡者の発生を防止するミュ
ーティング回路の提供を目的とする。
この発明は、信号処理系統の増幅部にその増幅出力と、
前記増幅部にバイアスを与えるバイアス回路からの直流
入力とを切換える第1のスイッチング回路を介してバッ
ファ回路を設置し、このバッフ1回路の出力点と前記直
流バイアス回路との間に第2のスイッチング回路を設置
し、電源の投入時、第1のスイッチング回路をバイアス
回路側に切換えて電源電圧に追従して立ち上がる直流電
圧を入力するとともに、第2のスイッチング回路を不導
通状態にして前記バッファ回路とバッファ回路の出力点
とを開状態とし、電源の遮断時、バッファ回路の不作動
状態にするとともに、第2のスイッチング回路を導通状
態にしてバッフ1回路の出力点にバイアス回路から電源
電圧に追従して低下する直流電圧を与えることを特徴と
する。
前記増幅部にバイアスを与えるバイアス回路からの直流
入力とを切換える第1のスイッチング回路を介してバッ
ファ回路を設置し、このバッフ1回路の出力点と前記直
流バイアス回路との間に第2のスイッチング回路を設置
し、電源の投入時、第1のスイッチング回路をバイアス
回路側に切換えて電源電圧に追従して立ち上がる直流電
圧を入力するとともに、第2のスイッチング回路を不導
通状態にして前記バッファ回路とバッファ回路の出力点
とを開状態とし、電源の遮断時、バッファ回路の不作動
状態にするとともに、第2のスイッチング回路を導通状
態にしてバッフ1回路の出力点にバイアス回路から電源
電圧に追従して低下する直流電圧を与えることを特徴と
する。
以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第3図はこの発明のミューティング回路の実施例を示し
ている。図において、増幅器50は信号処理系統の例え
ば最終段増幅部に設置され、その入力端子52には図示
していない信号源より増幅すべき信号が与えられる。こ
の増幅器50は録音機器の場合、ライン増幅器を構成す
る。この増幅器50の帰還端子・出力端子間には抵抗5
6が接続され、帰還端子に抵抗58を介して形成された
端子60と基準電位点との間には、コンデンサ62が接
続され、帰還回路が形成されている。
ている。図において、増幅器50は信号処理系統の例え
ば最終段増幅部に設置され、その入力端子52には図示
していない信号源より増幅すべき信号が与えられる。こ
の増幅器50は録音機器の場合、ライン増幅器を構成す
る。この増幅器50の帰還端子・出力端子間には抵抗5
6が接続され、帰還端子に抵抗58を介して形成された
端子60と基準電位点との間には、コンデンサ62が接
続され、帰還回路が形成されている。
この増幅器50の出力側には、その増幅出力と、バイア
ス回路64から与えられる直流入力とを切換える第1の
スイッチング回路66が設置され、このスイッチング回
路66の出力側にはバッファ回路68が設置されている
。第1のスイッチング回路66には電源の投入からの一
定時間、ミューティング制御回路69からミューティン
グ信号が与えられ、電源の投入時スイッチング回路66
には実線で示す信号径路が形成される。
ス回路64から与えられる直流入力とを切換える第1の
スイッチング回路66が設置され、このスイッチング回
路66の出力側にはバッファ回路68が設置されている
。第1のスイッチング回路66には電源の投入からの一
定時間、ミューティング制御回路69からミューティン
グ信号が与えられ、電源の投入時スイッチング回路66
には実線で示す信号径路が形成される。
バイアス回路64は電i!81端子65から電源電圧V
C,Cが印加される電源ラインと基準電位ラインとの間
に抵抗70.72を接続し、その分圧点で設定した電圧
V c c / 2を基準電圧として設定し、この電圧
をバッファ回路74を介して取出すようにしたものであ
る。抵抗70.72の分圧点に形成された時定数設定端
子71と基準電位点との間には、コンデンサ73が接続
されている。このバイアス回路64の直流出力は、前記
スイッチング回路66に直接与えられるとともに、抵抗
76を介して増幅器50の入力部にバイアス入力として
与えられている。
C,Cが印加される電源ラインと基準電位ラインとの間
に抵抗70.72を接続し、その分圧点で設定した電圧
V c c / 2を基準電圧として設定し、この電圧
をバッファ回路74を介して取出すようにしたものであ
る。抵抗70.72の分圧点に形成された時定数設定端
子71と基準電位点との間には、コンデンサ73が接続
されている。このバイアス回路64の直流出力は、前記
スイッチング回路66に直接与えられるとともに、抵抗
76を介して増幅器50の入力部にバイアス入力として
与えられている。
また、バッファ回路68は、可変定電流源78により動
作電流が与えられ、その動作電流の有無により、出力の
導通、遮断が可能である。可変定電流源78にはミュー
ティング制御回路69から制御信号が与えられる。即ち
、このバッファ回路68は電源の遮断時、バッファ回路
68の動作が停止され、信号出力の発生が解除される。
作電流が与えられ、その動作電流の有無により、出力の
導通、遮断が可能である。可変定電流源78にはミュー
ティング制御回路69から制御信号が与えられる。即ち
、このバッファ回路68は電源の遮断時、バッファ回路
68の動作が停止され、信号出力の発生が解除される。
そして、このバッファ回路68の出力側には、増幅器5
0からの信号出力を取出す出力端子82が形成され、こ
の出力端子82と基準電位点との間には、カップリング
コンデンサ84を介して負荷抵抗86が接続されている
。
0からの信号出力を取出す出力端子82が形成され、こ
の出力端子82と基準電位点との間には、カップリング
コンデンサ84を介して負荷抵抗86が接続されている
。
また、バッファ回路68の出力点とバイアス回路64の
抵抗70.72の分圧点との間には、電源の遮断時、導
通状態に制御される第2のスイッチング回路88が設置
されている。この実施例ではコンデンサ73が接続され
た抵抗70.72の分圧点とバッファ回路68との間に
、スイッチングトランジスタ90がコレクタをバッファ
回路68の側にして接続され、このトランジスタ90の
ベースには制御入力端子92が形成され、電源の遮断に
応動してミ五−ティング信号が与えられる。
抵抗70.72の分圧点との間には、電源の遮断時、導
通状態に制御される第2のスイッチング回路88が設置
されている。この実施例ではコンデンサ73が接続され
た抵抗70.72の分圧点とバッファ回路68との間に
、スイッチングトランジスタ90がコレクタをバッファ
回路68の側にして接続され、このトランジスタ90の
ベースには制御入力端子92が形成され、電源の遮断に
応動してミ五−ティング信号が与えられる。
即ち、このトランジスタ90は電源の遮断時、制御入力
端子92を低レベルにし、導通状態に制御される。
端子92を低レベルにし、導通状態に制御される。
以上の構成に基づき、第4図及び第5図を参照して動作
を説明する。
を説明する。
第4図に示す時刻1.において、電源スィッチが投入さ
れ、電源端子65に電源電圧Vccが印加されると、そ
の電圧Vccは、Aに示すように瞬時に立ち上がるが、
抵抗70.72の分圧点で形成されるバイアス電圧は、
コンデンサ73が有るため、Bに示すように一定の時定
数を持って緩やかに立ち上がる。
れ、電源端子65に電源電圧Vccが印加されると、そ
の電圧Vccは、Aに示すように瞬時に立ち上がるが、
抵抗70.72の分圧点で形成されるバイアス電圧は、
コンデンサ73が有るため、Bに示すように一定の時定
数を持って緩やかに立ち上がる。
一方、電源スィッチの投入を検出し、その投入時から一
定の時間、第1のスイッチング回路66を実線で示す方
向に切換えると、バッファ回路68には、増幅器50の
信号入力が遮断されるとともに、バイアス回路64から
第4図Bに示す緩やかな立ち上がりをもつ直流バイアス
電圧が与えられる。この結果、バッフ・1回路68の出
力点、即ち、出力端子82の立ち上がりを、バイアス電
圧の立ち上がりに追従させる。このミヱーテイング制御
の結果、出力端子82の直流電位の急激な変化が抑制さ
れ、その変化に伴う過渡者の発生が防止できる。そして
、第1のスイッチング回路66は、前段増+m器として
の増幅器50が安定となるまでの一定時間後、破線で示
す側に切換えられ、その信号径路により、増幅器50の
信号出力はバッファ回路68を介して出力端子82から
負荷に供給される。このとき、第2のスイッチング回路
8Bのトランジスタ90は不導通状態となり、バイアス
回路64とバッファ回路68の出力点とは開状態に維持
されている。
定の時間、第1のスイッチング回路66を実線で示す方
向に切換えると、バッファ回路68には、増幅器50の
信号入力が遮断されるとともに、バイアス回路64から
第4図Bに示す緩やかな立ち上がりをもつ直流バイアス
電圧が与えられる。この結果、バッフ・1回路68の出
力点、即ち、出力端子82の立ち上がりを、バイアス電
圧の立ち上がりに追従させる。このミヱーテイング制御
の結果、出力端子82の直流電位の急激な変化が抑制さ
れ、その変化に伴う過渡者の発生が防止できる。そして
、第1のスイッチング回路66は、前段増+m器として
の増幅器50が安定となるまでの一定時間後、破線で示
す側に切換えられ、その信号径路により、増幅器50の
信号出力はバッファ回路68を介して出力端子82から
負荷に供給される。このとき、第2のスイッチング回路
8Bのトランジスタ90は不導通状態となり、バイアス
回路64とバッファ回路68の出力点とは開状態に維持
されている。
また、第4図に示す時刻1.において、電源スィッチが
開かれ、電源端子65に対する電源電圧Vccの印加が
遮断されると、第4図Aに示すように、電源ラインの電
圧は低下し、この結果、第4図Bに示すように、バイア
ス電圧も低下する。
開かれ、電源端子65に対する電源電圧Vccの印加が
遮断されると、第4図Aに示すように、電源ラインの電
圧は低下し、この結果、第4図Bに示すように、バイア
ス電圧も低下する。
このとき、バッファ回路6日の動作電流がミューティン
グ制御回路69によって電源遮断と同時に停止し、バッ
ファ回路68は不作動状態となる。
グ制御回路69によって電源遮断と同時に停止し、バッ
ファ回路68は不作動状態となる。
また、電源の供給遮断に対応して第2のスイ・ノチング
回路88は制御入力端子92を低レベルに移行させ、導
通状態にする結果、バッファ回路6Bの出力点、即ち出
力端子82とバッファ電位点とを強制的に等電位(Vc
c/2)にして出力点の電位差の発生を防止し、ポツプ
音等の過渡者の発生を防止できる。また、このように第
2のスイッチング回路8Bを制御する結果、電源遮断さ
れたときの出力点の電位差の発生を示し、toで投入、
tlで遮断、t2でtoから僅かの時間で再投入したか
らすぐに導通させても出力点の直流レベル変動は少ない
。
回路88は制御入力端子92を低レベルに移行させ、導
通状態にする結果、バッファ回路6Bの出力点、即ち出
力端子82とバッファ電位点とを強制的に等電位(Vc
c/2)にして出力点の電位差の発生を防止し、ポツプ
音等の過渡者の発生を防止できる。また、このように第
2のスイッチング回路8Bを制御する結果、電源遮断さ
れたときの出力点の電位差の発生を示し、toで投入、
tlで遮断、t2でtoから僅かの時間で再投入したか
らすぐに導通させても出力点の直流レベル変動は少ない
。
第5図は電源の投入、遮断、再投入を行なっん時の電圧
波形を示す。Aは第2のスイッチング回路88よる制御
を伴う場合、Bはこのようなスイッチを用いない場合で
あり、これらASBにおいて、1.は電源遮断時、t2
は電源投入時を示し、al、blはコンデンサ84の容
量が大きい場合、aZ、t)gはその容量が小さい場合
、b3はさらにその容量が小さい場合、b4はバイアス
端子71の電圧変化を示している。Aでは、電源を遮断
したとき、出力端子82とバイアス端子71とが等電位
になり、コンデンサ73.84が放電し、また、電源が
投入さたときには、それらは等電位がら電位の立ち上が
りが生じるため、直流電位の急峻な変化がなく、直流電
位の変動に基づく過渡音の発生が抑制されることが判る
。一方、Bでは、第2のスイッチング回路88の制御が
ないため、電源を遮断したとき、出力端子82とバイア
ス端子71とが異なる電位となり、コンデンサ84の放
電が生じる。また、電源が投入された場合には、スイッ
チング回路66はバイアス側に切換られるため、増幅器
68は導通し、入出力間の電位差から、大きな過渡音を
生じることになる。
波形を示す。Aは第2のスイッチング回路88よる制御
を伴う場合、Bはこのようなスイッチを用いない場合で
あり、これらASBにおいて、1.は電源遮断時、t2
は電源投入時を示し、al、blはコンデンサ84の容
量が大きい場合、aZ、t)gはその容量が小さい場合
、b3はさらにその容量が小さい場合、b4はバイアス
端子71の電圧変化を示している。Aでは、電源を遮断
したとき、出力端子82とバイアス端子71とが等電位
になり、コンデンサ73.84が放電し、また、電源が
投入さたときには、それらは等電位がら電位の立ち上が
りが生じるため、直流電位の急峻な変化がなく、直流電
位の変動に基づく過渡音の発生が抑制されることが判る
。一方、Bでは、第2のスイッチング回路88の制御が
ないため、電源を遮断したとき、出力端子82とバイア
ス端子71とが異なる電位となり、コンデンサ84の放
電が生じる。また、電源が投入された場合には、スイッ
チング回路66はバイアス側に切換られるため、増幅器
68は導通し、入出力間の電位差から、大きな過渡音を
生じることになる。
これらの比較から明らかなように、第2のスイッチング
回路88による制御では、電源の投入、遮断に伴う急激
な電位変動は、コンデンサ84の容量に関係なく防止さ
れているのに対し、このような制御がない場合には電源
の投入、遮断に伴って急激な電位変動を生じ、その変動
はコンデンサ84の容量が大きい程大であり、第2のス
イッチング回路88による出力点の電位設定が有効であ
ることを示している。
回路88による制御では、電源の投入、遮断に伴う急激
な電位変動は、コンデンサ84の容量に関係なく防止さ
れているのに対し、このような制御がない場合には電源
の投入、遮断に伴って急激な電位変動を生じ、その変動
はコンデンサ84の容量が大きい程大であり、第2のス
イッチング回路88による出力点の電位設定が有効であ
ることを示している。
第6図及び第7図には第2のスイッチング回路88及び
そのスイッチング制御系統の具体的な回路構成例を示し
、第3図に示す実施例と同一部分には同一符号が付しで
ある・ 第6図に示す実施例では、電源ラインと基準電位点との
間には、電源ライン側にトランジスタ91、基準電位点
側にトランジスタ93を介して抵抗70.72が直列に
接続されるとともに、トランジスタ94.95が直列に
接続されている。トランジスタ91のベース・コンデン
サとトランジスタ94のベースは共通に接続され、トラ
ンジスタ93のベース・コレクタとトランジスタ95の
ベースは共通に接続され、トランジスタ91とトランジ
スタ94、トランジスタ93とトランジスタ95はそれ
ぞれカレントミラー回路を構成している。抵抗70.7
2の分圧点と、バッファ回路68の出力点との間には、
トランジスタ90がエミッタを分圧点側にして接続され
、そのベースはトランジスタ94.95のコレクタに接
続されている。通常の動作において、スイッチングトラ
ンジスタ90が遮断し、且つトランジスタ94のコレク
タ電流がトランジスタ90のコレクタ電流より多くなる
ように、それらのカレントミラー比を異ならせている。
そのスイッチング制御系統の具体的な回路構成例を示し
、第3図に示す実施例と同一部分には同一符号が付しで
ある・ 第6図に示す実施例では、電源ラインと基準電位点との
間には、電源ライン側にトランジスタ91、基準電位点
側にトランジスタ93を介して抵抗70.72が直列に
接続されるとともに、トランジスタ94.95が直列に
接続されている。トランジスタ91のベース・コンデン
サとトランジスタ94のベースは共通に接続され、トラ
ンジスタ93のベース・コレクタとトランジスタ95の
ベースは共通に接続され、トランジスタ91とトランジ
スタ94、トランジスタ93とトランジスタ95はそれ
ぞれカレントミラー回路を構成している。抵抗70.7
2の分圧点と、バッファ回路68の出力点との間には、
トランジスタ90がエミッタを分圧点側にして接続され
、そのベースはトランジスタ94.95のコレクタに接
続されている。通常の動作において、スイッチングトラ
ンジスタ90が遮断し、且つトランジスタ94のコレク
タ電流がトランジスタ90のコレクタ電流より多くなる
ように、それらのカレントミラー比を異ならせている。
この実施例では、トランジスタ94のコレクタ電流を多
く取っている。
く取っている。
このような構成によれば、電源の供給が遮断されると、
トランジスタ91が導通し、コンデンサ73の充電電圧
V c c / 2がトランジスタ91を介して877
1回路68の出力点に与えられ、バイアス点と出力点と
が等電位に制御することができ、コンデンサが放電を完
了しない前に、電源を再投入しても過渡音発生の原因と
なる直流電位の変動が起こらない。
トランジスタ91が導通し、コンデンサ73の充電電圧
V c c / 2がトランジスタ91を介して877
1回路68の出力点に与えられ、バイアス点と出力点と
が等電位に制御することができ、コンデンサが放電を完
了しない前に、電源を再投入しても過渡音発生の原因と
なる直流電位の変動が起こらない。
また、第7図に示す実施例では、第2のスイッチング回
路88はトランジスタ900ベースを抵抗96を介して
電源ラインに直結したものである。
路88はトランジスタ900ベースを抵抗96を介して
電源ラインに直結したものである。
このようにすれば、電源の遮断時、トランジスタ90を
導通状態にすることができ、バイアス点とバッファ回路
68の出力点との等電位に制御することができ、過渡音
の発生を防止できる。
導通状態にすることができ、バイアス点とバッファ回路
68の出力点との等電位に制御することができ、過渡音
の発生を防止できる。
以上説明したようにこの発明によれば、電源の遮断時、
バイアス回路と出力点間が導通するため出力点に接続さ
れているコンデンサの充電電荷を放電させることができ
、このとき、再び電源が投入される場合にも出力点電位
がバイアス電位の立ち上がりに追従するため、コンデン
サが放電途上でもその電位変動が小さく、電位変動に伴
う過渡音の発生を防止できる。
バイアス回路と出力点間が導通するため出力点に接続さ
れているコンデンサの充電電荷を放電させることができ
、このとき、再び電源が投入される場合にも出力点電位
がバイアス電位の立ち上がりに追従するため、コンデン
サが放電途上でもその電位変動が小さく、電位変動に伴
う過渡音の発生を防止できる。
第1図及び第2図は信号処理系統の最終段増幅部を示す
回路図、第3図はこの発明のミューティング回路の実施
例を示ブロック図、第4図及び第5図はその動作波形を
示す説明図、第6図及び第7図は第2のスイッチング回
路及びその制御系統の具体的な回路構成例を示す回路図
である。 50・・・増幅器、64・・・バイアス回路、66・・
・第1のスイッチング回路、68・・・バッツァ回路、
69・・・ミニ−ティング制御回路、82・・・出力点
としての出力端子、88・・・第2のスイッチング回路
。 第4図 to fl t2 時 間 第5図 to t+ tz 時 間 第6図
回路図、第3図はこの発明のミューティング回路の実施
例を示ブロック図、第4図及び第5図はその動作波形を
示す説明図、第6図及び第7図は第2のスイッチング回
路及びその制御系統の具体的な回路構成例を示す回路図
である。 50・・・増幅器、64・・・バイアス回路、66・・
・第1のスイッチング回路、68・・・バッツァ回路、
69・・・ミニ−ティング制御回路、82・・・出力点
としての出力端子、88・・・第2のスイッチング回路
。 第4図 to fl t2 時 間 第5図 to t+ tz 時 間 第6図
Claims (1)
- 信号処理系統の増幅部にその増幅出力と、前記増幅部の
バイアス回路からの直流入力とを切換える第1のスイッ
チング回路を介してバッフ1回路を設置し、このバッフ
ァ回路の出力点と前記直流バイアス回路との間に第2の
スイッチング回路を設置し、電源の投入時、第1のスイ
ッチング回路をバイアス回路11に切換えて電源電圧に
追従して立ち上がる直流電圧を入力するとともに、第2
のスイッチング回路を不導通状態にして前記バッファ回
路とバッファ回路の出力点とを開状態とし、電源の遮断
時、バッファ回路を不作動状態にするとともに、第2の
スイッチング回路を導通状態にしてバッファ回路の出力
点にバイアス回路から電源電圧に追従して低下する直流
電圧を与えることを特徴とするミューティング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156997A JPS6048605A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | ミュ−ティング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58156997A JPS6048605A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | ミュ−ティング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6048605A true JPS6048605A (ja) | 1985-03-16 |
JPH0221686B2 JPH0221686B2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=15639922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58156997A Granted JPS6048605A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | ミュ−ティング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146001A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | シヨツク音防止回路 |
JPS62165409A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Sanyo Electric Co Ltd | シヨツク音防止回路 |
US8654991B2 (en) | 2009-06-05 | 2014-02-18 | Rohm Co., Ltd. | Audio signal amplifier circuit |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9014396B2 (en) * | 2008-01-31 | 2015-04-21 | Qualcomm Incorporated | System and method of reducing click and pop noise in audio playback devices |
CN102025325B (zh) * | 2009-09-11 | 2015-11-25 | 罗姆股份有限公司 | 音频放大器和使用它的电子设备 |
JP5514036B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2014-06-04 | ローム株式会社 | オーディオ用増幅器およびそれを用いた電子機器 |
-
1983
- 1983-08-27 JP JP58156997A patent/JPS6048605A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146001A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | シヨツク音防止回路 |
JPH0351324B2 (ja) * | 1985-12-20 | 1991-08-06 | Sanyo Electric Co | |
JPS62165409A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Sanyo Electric Co Ltd | シヨツク音防止回路 |
US8654991B2 (en) | 2009-06-05 | 2014-02-18 | Rohm Co., Ltd. | Audio signal amplifier circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221686B2 (ja) | 1990-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0368528B1 (en) | Audio amplifier with mute and stand-by states | |
US5703529A (en) | Amplifier circuit with reduced DC power related transients | |
US4371841A (en) | Circuit arrangement for eliminating turn-on and turn-off clicks in an amplifier | |
US5436588A (en) | Click/pop free bias circuit | |
JP2673919B2 (ja) | 保護回路 | |
EP0095774B1 (en) | A switching circuit operable as an amplifier and a muting circuit | |
US4367419A (en) | Analog switch | |
JPS6048605A (ja) | ミュ−ティング回路 | |
JPH0472401B2 (ja) | ||
KR100266461B1 (ko) | 과도 트래킹 이중 전압 전원을 갖는 오디오 시스템 | |
US6211730B1 (en) | Pre-amplifier circuit | |
EP0342735B1 (en) | Circuit for generating a pulse-shaped signal | |
JPH05257502A (ja) | オン/オフされる電子機器中の装置 | |
JPH0519323B2 (ja) | ||
JPS6339162B2 (ja) | ||
IE51934B1 (en) | Operational amplifier | |
JPS643363B2 (ja) | ||
JPS60206306A (ja) | ポツプ音防止回路 | |
JPH0516765B2 (ja) | ||
JP3038426B2 (ja) | 非反転増幅回路 | |
JPS60217709A (ja) | 演算増幅回路 | |
JPH0417562B2 (ja) | ||
JPH0744392B2 (ja) | 低周波増幅回路 | |
JPH0556043B2 (ja) | ||
KR940003349B1 (ko) | 과도상태시 팦콘노이즈가 없는 증폭기 |