JPS6048534A - キ−入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、コンピュータシステムあるいはシーケンスコ
ントローラ等に設けられるキーボードのキー人力装置に
係り、さらに詳しくはノ１−ドウエア、ソフトウェアの
システム変更に簡単に対応でき、キーボードの機能、コ
ード体系がリアルタイムプログラマブルで柔軟性を要す
るキー人力装置に関するものである。

〔発明の背景〕

この種のキー人力装置におけるキーボード構成は第１図
に示す如くとなっている。すなわち、格子状に組込まれ
たキースイッチ１と、デコーダ２と、キーボードコント
ローラ６とを備え、キーボードコントローラ６は図示し
てい１．１：いＣＰＵとデータバス４により接続され、
また、そのコントローラ３はバス５を通してキー割込み
信号なＣＰＵに出力している。同キーボードによると、
格子状のキースイッチ１を各行毎に走査してどの列が押
されているかを検出し、その結果をキーボードコントロ
ーラ３を介しＣＰＵに出力するものである。

例えば、キースイッチ１の黒塗丸印が押されたときは、
「２」行目の「１」夕１目なので、［０００１００１０
Ｊというようなコードにし、キーボードコントローラ３
を介してＣＰＨに送出する。このコードがスキャンコー
ドでキースイッチの物理的な位誼を表わすことになる。

キーボードコントローラ３は、この他にオートリピート
と称し、１つのキーを一定時間以上押し続けたときに自
動的にキーを繰り返えして押したときと同じようにする
処理や、シフトや、カナ　かなモード切替等の処理も行
なうものである。これらのスキャンコードやキーボード
の機能はキーボードコントローラによって決定されるも
のであって、通常のキーボードではｃｐｕかも変更する
ことができないものであった。

第２図は第１図の周辺構成をブロック図にて示したもの
であって、一部省略しているが同一符号を付しであるも
のは同−機能不・有している。図中、６はキー位置を示
すスキャンコードからそれぞ力。

のキーの値を取出すキーテーブル、７はキーの値により
種々の処理を行ｌ、【うホストプロセッサを示す。

第２図において、キーボードコントローラ６は、操作さ
れたキーマトリクス１を順に読出してキーが押されたこ
とを検出すると、チャタリングキャンセル処理を行ない
、スキャンコードを生成するエンコード、キー押しを自
動的に繰り返えすオートリピート、キーの多重押しを処
理づ−るロールオーバ、シフトやコントロールキーの処
理等を行ない、スキャンコードをホストプロセッサ７に
送出する。ホストプロセッサ７では、キーテーブル６を
用いてスキャンコードよりキー値を取出して表示等の処
理に使用する。このようなキー人力装置の機能は大部分
がキーボードコントローラの機能によって決まってしま
い、キーボードコントローラは通常ハードウェアやロー
カルマイクロプロセッサによって構成されているので、
キーボードの機能は固定されていた。

そして、キーボードの機能をリアルタイムで変更したい
場合、例えば、ホストプロセッサ上で実行されるプログ
ラムによってシフト付きのキーを変更する場合や、オー
トリピートするキーをプログラム中のフェーズによって
切替えたい場合などは、ホストプロセッサでソフト的に
シミュレートしなければならず、キー人力処理のオーバ
ーヘッドが大きくなるばかりでなく変更不可能となるこ
ともあった。

また、キーテーブルのデータ構成は、第３図に示すよう
にスキャンコードをインデックスとし、キー値が内容と
なっているので、キーマトリックスやキーボードコント
ローラが変更され、スキャンコードが変わった場合はキ
ーテーブルの順序を入換えればよく、キーの創刊けが変
わり、キー値が変更された場合は、キーテーブルの内容
を入換えればよいが、スキャンコードとキー値が同時に
変更される可能性があるとキーテーブル上に基準となる
ものがなくなるので、ホストプロセッサによりリアルタ
イムでキー値を変更できないという問題もあった。

〔発明の目的〕

本発明は前述の従来技術の問題点に鑑みなされたもので
、キー人力装置の機能、キーの値やスキャンコードがリ
アルタイムで変更可能であり、かつキーマトリクスやキ
ーボードコントローラの変更に容易に対応できるフレキ
シブルなキー人力装誼を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、キーテーブルの前段にスキャンテーブ
ルを設けると共に、該スキャンテーブル内に各キー毎の
機能を示すキー属性データ部を設け、すでにあるスキャ
ンコードのもとで作られたソフトを変更せずに、別のキ
ーボードを使えるように新しいスキャンコードを以前の
スキャンコードに変換しようとする点である。すなわち
、スキャンコードを一度論理スキャンコードに変更した
後、キーテーブルを用いて論理スキャンコードをキー値
に変換することにより、スキャンコードとキー値の同時
変更を可能にし、かつキーの機能変更を可能にした点で
ある。

〔発明の実施例〕

以下、訊４図〜第７図に従って本発明の一実施例を詳述
する。第４図はキー人力装着のブロック構成図であって
、第２図と同一符号を付しであるものは同−機能を有す
るものであって、第４図においてはキーボードコントロ
ーラ５とキーテーブル６との間にスキャンテーブル８が
設けである。

このスキャンテーブル８の内容は第５図に示す如きであ
って、属性、論理スキャンコード、論理シフトスキャン
コードより構成されている。属性は第６図に示すように
、アップケース、オー）　ＩＪビート、キー有無ビット
からなっている。

第４図のブロック図をもう少し具体的に示すと第７図に
示す如くであり、スキャンテーブル８とキーテーブル６
は、第７図のホストプロセッサ７′を構成するＲＡＭ、
ＲＯＭのメモリ内にデータとして組込んであるもので、
例えば、第５図に従えばキーテーブルの共頭香地より「
０３Ｊ、ｒｏ」。

ｒ＋ｏ」、・・、ｒｏｌＪ、ｒＦＦＪ、ｒＯＦＪという
値でもって入力しである。なお、第７図中、９はホスト
プロセッサの■１０ポート、１０は工１０制御装置、１
１はＣＰＵ、１２はＲＡ　Ｍ、１３はＲＯＭを示す。

第４図お・よび第７図において、キーボード１のうちあ
るキーが押されると、キーボードコントローラ３より物
理スキャンコードがホストプロセッサ７（１）に送られ
、そのホストプロセッサ７　（７’ｌではその値によっ
てスキャンテーブルを検索し、属性と論理スキャンコー
ドまたは論理シフトスキャン：Ｉ−）”ｌ出す。属性の
アップケースビントはシフトロックとキャピタルロック
を切替えるために設けたもので、シフトロック状態でこ
のビットが「１ゴのキーについてはシフト側の論理スキ
ャンコードを取出すようにする。

したがって、このビットを英字キーのみ「１」にして赴
けばキャピタルロックとなり、英数字キーを「１」にし
ておけばシフトロックとなる。つまり、キーボード上の
シフトロックキーの働きが、シフトロックとキャピタル
ロックに属性ビットを書換えることにより、リアルタイ
ムで変更できることになる。オートリピートビットはキ
ーボードコントローラのオートリピート機能を制限する
もので、キーボードコントローラはすべてのキーに対し
てオートリピートするが、ホストプロセッサ上のグログ
２ムによっては特定のファンクションキーなどリピート
させたくない場合があり、このオートリピートビットが
「０」のキーはリピートによる物理スキャンコード入力
を無視するようにホストプロセッサのキー人力プログラ
ムを作成すれば、オートリピートをかけないキーを自由
に設定できることになる。なお、本実施例ではリピート
中かそうでないかは、スキャンコードではなしキーボー
ドコントローラのステータスを見ればわかるようになっ
ている。キー有無ビットはキーボード上の一音すのキー
をホストプロセッサのプログラムで使用しｔ「いときに
ｒＤＪにして、このビットが「０」のキーは物理スキャ
ンコードの入力を無視するもので、これによりホストプ
ロセッサの処理プログラムを変更せずにキーの有効無効
を判定できる。

したがって、スキャンコードが変更された場合は、第５
図のようにスキャンテーブルはスキャンコード順に並ん
でいるので、スキャンテーブルの順番を入換えることに
より行ない、しかもその処理は人手によってスキャンテ
ーブルを書換えて行なう。

また、キー属性の変更は、変更したいキーの論理スキャ
ンコードからスキャンテーブルの対応位置をサーチし、
そのキー属性を変更する。

さらに、キー値の変更は、変更したいキーの論理スキャ
ンコードにしたがってキーテーブルの対応位置を変更す
る。

以上のように属性にしたがって論理スキャンコードまた
は論理シフトスキャンコードを取出す。

なお本実施例では、シフトの処理はホスト側で行なって
おり現在のシフト状態に合わせて論理スキャンコードな
５択している。

次にキーテーブルを用いて論理スキャンコードよりキー
値を取出して、ホストプロセッサのキー人力処理を行う
。論理スキャンコードは仮想的なキー配貨を表すもので
、この論理スキャンコードを基に、実際のキー配置を表
わすのがスキャンテーブルであり、キーの値を表わすの
がキーテーブルである。したがって、物理スキャンコー
ドが変更された場合には、スキャンテーブルのみを変更
して対応し、キー値が変更された場合にはキーテーブル
のみを変更すれば対応できる。物理スキャンコードと、
キー値が両方変更される場合でも基準となる論理スキャ
ンコードは変わらないので、ホストプロセッサのソフト
ウェアによりリアルタイムでコード体系を変更できる。

以上のようにキーテーブルの前にスキャンテーブルを設
け、スキャンテーブル内に属性部を持たせたことによっ
て、キーボードの機能の一部と、コート体系が、ホスト
プロセッサのソフトウェアによりリアルタイムで変更で
きる。

〔発明の効果〕

上述の実施例からも明らかなように本発明によれば、オ
ートリピート等のキーボード機能や、スキャンコードと
キー値がリアルタイムでプログラマブルに変更できるの
で、１つのキー人力装管を多目的に、各々の目的に合う
ように最適化して使用できるという利点がある。また、
逆にキー人力装置の柔軟性が増すので、ホストプロセッ
サの記憶データを大幅に変更することなしに多種類のキ
ー人力装置を構成できるという利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のキー人力装萱のキーボード部を示した図
、第２図は従来のキー人力装置のブロック図、第６図は
第２図に示すキーテーブルのデータ構成を示す図、第４
図は本発明の一実施例を示すキー人力装置のブロック図
、第５図は第４図のスキャンテーブルのデータ構成を示
す図、第６図はキー属性の内容を説明するだめの図、第
７図は第４図の要部をさらに詳しく説明するための回路
構成図である。 １・・・キーボード、３・・・キーボードコントローラ
、６・・・キーテーブル、７・・・ホストプロセッサ、
８・・・スキャンテーブル 凍　１　図 茄２図 屍　３ｔ２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーボードを構成するキースイッチ、キーボードコント
   ローラ、キーテーブル並びにホストプロセッサを備えて
   成るキー人力装置であって、前記ホストプロセッサの前
   段に、キー属性、論理スキャンキーコード並びに論理シ
   フトスキャンコードよりなるスキャンテーブルを設け、
   キー人力装置の機能、コード体系をリアルタイムに変更
   可能としたことを特徴とするキー人力装置０