JPS604789A - 伝熱管の防食方法 - Google Patents
伝熱管の防食方法Info
- Publication number
- JPS604789A JPS604789A JP11264983A JP11264983A JPS604789A JP S604789 A JPS604789 A JP S604789A JP 11264983 A JP11264983 A JP 11264983A JP 11264983 A JP11264983 A JP 11264983A JP S604789 A JPS604789 A JP S604789A
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- JP
- Japan
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- heat
- recovery device
- heat exchanger
- exhaust
- heat recovery
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- Pending
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、排煙脱硫装置の脱硫前排ガス（以下、未処理
ガスという）の伝熱管腐食防止に関するものである。
ガスという）の伝熱管腐食防止に関するものである。
石炭焚発電プラントの排ガス脱硫装置において、未処理
ガスからの回収熱で脱硫後の排ガス（以下、処理ガスと
いう）を加熱し、煙突での白煙防止を図る方式について
は既に提案（特願昭５５〜２９０８９号、特願昭５６〜
７２１２９号）しているが、この方式では伝熱管利料の
耐食性が非常に重要である。石炭を燃料に用いた場合、
■アッシュ中に８０３． Ｃｔ−、Ｆ’が存在する■高
ダストであるためダストは吸湿をおこし易い■Ｓ０３露
点温度近傍のガス温度になるため、腐食成分を高濃度で
含有するタストが吸湿することによシ、非常に厳しい腐
食環境を形成する。
ガスからの回収熱で脱硫後の排ガス（以下、処理ガスと
いう）を加熱し、煙突での白煙防止を図る方式について
は既に提案（特願昭５５〜２９０８９号、特願昭５６〜
７２１２９号）しているが、この方式では伝熱管利料の
耐食性が非常に重要である。石炭を燃料に用いた場合、
■アッシュ中に８０３． Ｃｔ−、Ｆ’が存在する■高
ダストであるためダストは吸湿をおこし易い■Ｓ０３露
点温度近傍のガス温度になるため、腐食成分を高濃度で
含有するタストが吸湿することによシ、非常に厳しい腐
食環境を形成する。
このため、従来の機器においては、高合金鋼（例えばイ
ンコネル６２５）や鉛ライニング材が実用されている。
ンコネル６２５）や鉛ライニング材が実用されている。
本発明の目的は、上述の厳しい腐食環境を、環境制御に
よって緩和して、低級材料に対する腐食を防止する方法
の提供にあり、本発明者等の研究の結果、未処理ガス側
の伝熱管材料にはダストが堆積し、さらに吸湿するが、
Ｃのダストの湿シ具合を検出器（例えば酸露点検出器又
ｄ水分削等）により検出して伝熱管の壁温度を制御する
ことによシ腐食環境を緩和し、腐食を防止する本発明の
完成を見た。
よって緩和して、低級材料に対する腐食を防止する方法
の提供にあり、本発明者等の研究の結果、未処理ガス側
の伝熱管材料にはダストが堆積し、さらに吸湿するが、
Ｃのダストの湿シ具合を検出器（例えば酸露点検出器又
ｄ水分削等）により検出して伝熱管の壁温度を制御する
ことによシ腐食環境を緩和し、腐食を防止する本発明の
完成を見た。
すなわち、本発明の扱旨は、排ガスを排熱回収器、脱硫
装置及び再加熱器の順に通すとともに同排熱回収器内に
設けた伝熱管と同再加熱器内に設けた伝熱管とを循環路
をなして接続し該循環路内に熱媒を強制循環させ排ガス
の熱回収再加熱を行う方法において、循環路にバイパス
管路を設は該バイパス管路への熱媒の通過量を、土、記
排熱回収器の伝熱管の表面での露点検出計の出力信号に
よシ制御弁の開度を調節することにより排熱回収器の伝
熱管の壁温度を露点以上に高＜掛゛つことを性徴とする
伝熱管の防食方法にある。
装置及び再加熱器の順に通すとともに同排熱回収器内に
設けた伝熱管と同再加熱器内に設けた伝熱管とを循環路
をなして接続し該循環路内に熱媒を強制循環させ排ガス
の熱回収再加熱を行う方法において、循環路にバイパス
管路を設は該バイパス管路への熱媒の通過量を、土、記
排熱回収器の伝熱管の表面での露点検出計の出力信号に
よシ制御弁の開度を調節することにより排熱回収器の伝
熱管の壁温度を露点以上に高＜掛゛つことを性徴とする
伝熱管の防食方法にある。
以下、本発明を図面に基き、具体的に説明する０
第１図は本発明の方法の概略的なフローを示すもので、
第１図において１ｔ／′ｉ排熱回収器（未゛ 処理ガス
１０す・ガス・ガスヒータ）、２は再加熱器（処理ガス
側・ガス−ガスヒータ）、６は熱媒ポンプ、４は熱媒流
量制御弁、５は制御装置、６ｖｉ検出端子、７は排熱回
収器１の伝熱管、８は再加熱器２の伝熱管、９・１０・
１３は熱媒配管、１４は脱硫装置、１５はガス配管を示
す０第２図は排熱回収器１の伝熱管７の制御関係を示す
説明図であって、第２図において、４〜７は第１図と同
様のものを示し、１１は堆積夕。
第１図において１ｔ／′ｉ排熱回収器（未゛ 処理ガス
１０す・ガス・ガスヒータ）、２は再加熱器（処理ガス
側・ガス−ガスヒータ）、６は熱媒ポンプ、４は熱媒流
量制御弁、５は制御装置、６ｖｉ検出端子、７は排熱回
収器１の伝熱管、８は再加熱器２の伝熱管、９・１０・
１３は熱媒配管、１４は脱硫装置、１５はガス配管を示
す０第２図は排熱回収器１の伝熱管７の制御関係を示す
説明図であって、第２図において、４〜７は第１図と同
様のものを示し、１１は堆積夕。
スト、１２は検出端子リード線を示す０第１図において
、排熱回収器１内に入った未処理排ガスは、熱媒ポンプ
３から排熱回収器１の伝熱管７内へと送られる熱媒を加
熱し、ガス自身の温度は降下する。この時伝熱管７の外
面にはダスト及び可溶性成分の一部か第２図に示すよう
に堆積する。１だ残シの大部分のターストは脱硫装置１
４により除去する。一方杉１熱回収器１で熱回収処理し
た排ガスを脱硫装置１４で脱硫・ミスト除去した後にガ
ス配管１５を経て再加熱器２へ導入する。再加熱器２内
において処理ガスを、熱媒配管１３を経て再加熱器２の
伝熱管８に導入される熱媒によって再び加熱昇温し、系
外へ排出する。ここで再び加熱昇温するのけ白煙現象を
防止するためである〇一方伝熱管８内の熱媒は上記のよ
うに処理ガスで冷却された後、熱媒配管９、熱媒ポンプ
５、熱媒配管１０を経て熱回収器１へと再循環される。
、排熱回収器１内に入った未処理排ガスは、熱媒ポンプ
３から排熱回収器１の伝熱管７内へと送られる熱媒を加
熱し、ガス自身の温度は降下する。この時伝熱管７の外
面にはダスト及び可溶性成分の一部か第２図に示すよう
に堆積する。１だ残シの大部分のターストは脱硫装置１
４により除去する。一方杉１熱回収器１で熱回収処理し
た排ガスを脱硫装置１４で脱硫・ミスト除去した後にガ
ス配管１５を経て再加熱器２へ導入する。再加熱器２内
において処理ガスを、熱媒配管１３を経て再加熱器２の
伝熱管８に導入される熱媒によって再び加熱昇温し、系
外へ排出する。ここで再び加熱昇温するのけ白煙現象を
防止するためである〇一方伝熱管８内の熱媒は上記のよ
うに処理ガスで冷却された後、熱媒配管９、熱媒ポンプ
５、熱媒配管１０を経て熱回収器１へと再循環される。
ところで第２図に示すように、排熱回収器の伝熱管７に
ダストが堆積すると、温度低下によりこのダストが吸湿
して、すでに述べたような理由により伝熱管に対して非
常に厳しい腐食環境を形成することになる。このことは
特にダストが吸湿して８０３等の酸露点温度近傍の温度
となった時に著しい。
ダストが堆積すると、温度低下によりこのダストが吸湿
して、すでに述べたような理由により伝熱管に対して非
常に厳しい腐食環境を形成することになる。このことは
特にダストが吸湿して８０３等の酸露点温度近傍の温度
となった時に著しい。
そこでダおト１１が吸湿して酸露点温度以下まで温度が
低下した時点を、伝熱管７に取付けた検出端子６で検出
し、この検出による出力信号によって制御装置５が作動
して熱媒流量制御弁４の開度を調節し、熱媒の１部をバ
イノくスして（すなわち熱媒通過量を減じ冷却力を低下
させて）、排熱回収器１の熱伝導管７の壁温度を上昇さ
せて露点温度以上に高く保ち、腐食環境を緩和して、熱
伝導管７の腐食を防止する０ここで露点検出計としては
特別なものを要せず、既知の装置（例えば水分Ｍ１或い
は露点温度計等）が取付けｉｉＪ能である０また、堆積
ダスト１１はスーツブロアにより（通常１日に１〜２回
）除去するが、この場合露点以下になっていないのでダ
ストの吸湿がなく乾燥ダストであるので除去は非常に容
易である０ 以上述べたように、本発明の方法によればダスト堆積に
よシ■温度低下によるダストの吸湿。
低下した時点を、伝熱管７に取付けた検出端子６で検出
し、この検出による出力信号によって制御装置５が作動
して熱媒流量制御弁４の開度を調節し、熱媒の１部をバ
イノくスして（すなわち熱媒通過量を減じ冷却力を低下
させて）、排熱回収器１の熱伝導管７の壁温度を上昇さ
せて露点温度以上に高く保ち、腐食環境を緩和して、熱
伝導管７の腐食を防止する０ここで露点検出計としては
特別なものを要せず、既知の装置（例えば水分Ｍ１或い
は露点温度計等）が取付けｉｉＪ能である０また、堆積
ダスト１１はスーツブロアにより（通常１日に１〜２回
）除去するが、この場合露点以下になっていないのでダ
ストの吸湿がなく乾燥ダストであるので除去は非常に容
易である０ 以上述べたように、本発明の方法によればダスト堆積に
よシ■温度低下によるダストの吸湿。
■ダスト吸湿によるｐＥ（の低下、■３０３、／・ロゲ
ン等腐食成分によシ腐食性の強い環境音形成することよ
シ伝熱管が腐食され伝熱管を早期に取ル替える場合もあ
ると百っだ、種々の障害を、簡単かつ効果的に除去し、
伝熱管の腐食を防止でき、低級伝熱管材料（炭紫鋼等）
の使用を可能とし、スーツブロワ−によるダスト除去性
をも高める有効な方法である。本発明の方法は高炉・転
炉ガス等の高ダスト系排熱回収器、排煙脱硫装置非熱回
収器等に応用１゛きる。
ン等腐食成分によシ腐食性の強い環境音形成することよ
シ伝熱管が腐食され伝熱管を早期に取ル替える場合もあ
ると百っだ、種々の障害を、簡単かつ効果的に除去し、
伝熱管の腐食を防止でき、低級伝熱管材料（炭紫鋼等）
の使用を可能とし、スーツブロワ−によるダスト除去性
をも高める有効な方法である。本発明の方法は高炉・転
炉ガス等の高ダスト系排熱回収器、排煙脱硫装置非熱回
収器等に応用１゛きる。
第１図は本発明の概略的なフローを示すものであり、第
２図は伝熱管の制御関係の説明図である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
２図は伝熱管の制御関係の説明図である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 排ガスを排熱回収器、脱硫装置及び再加熱器のｌ１１１
Ｍに通すとともに同排熱回収器内に設けた伝熱管と同再
加熱器内に設けた伝熱管とを循環路をなして接続し該循
環路内に熱媒を強制循環させ排ガスの熱回収再加熱を行
う方法において、循環路にバイパス管路を設は該バイパ
ス管路への熱媒の通過量を、上記排熱回収器の伝熱管の
表面での露点検出計の出力信号によシ制御弁の開度を調
節することにより排熱回収器の伝熱管の壁温度を露点以
上に高く保つことを特徴とする伝熱管の防食方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11264983A JPS604789A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 伝熱管の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11264983A JPS604789A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 伝熱管の防食方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604789A true JPS604789A (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=14592011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11264983A Pending JPS604789A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 伝熱管の防食方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604789A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5672129A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-16 | Kawasaki Steel Corp | Treatment and its device of furnace gas in successively treating continuous furnace for strip coil |
| JPS56126426A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Desulfurized gas reheater |
| JPS5765593A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Anti-corrosion process for heat exchanger |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11264983A patent/JPS604789A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5672129A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-16 | Kawasaki Steel Corp | Treatment and its device of furnace gas in successively treating continuous furnace for strip coil |
| JPS56126426A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Desulfurized gas reheater |
| JPS5765593A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Anti-corrosion process for heat exchanger |
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