JPS604778A - 回転式除湿乾燥器 - Google Patents

回転式除湿乾燥器

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JPS604778A
JPS604778A JP11397983A JP11397983A JPS604778A JP S604778 A JPS604778 A JP S604778A JP 11397983 A JP11397983 A JP 11397983A JP 11397983 A JP11397983 A JP 11397983A JP S604778 A JPS604778 A JP S604778A
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JP
Japan
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air
rotor
cordierite
dehumidification
regeneration
Prior art date
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Application number
JP11397983A
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English (en)
Inventor
俊樹 小林
深見 彰
花木 健一
笹谷 英顕
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種用途に用いられる回転式除湿乾燥器に関す
るものである。
従来のこの種のものは、多数の通路を有した回転式ロー
タを備えており、そのロータの材料としては、アスベス
ト紙、活性炭素繊維紙、紙状材などがある。
一般にロータ材料に要求される特性としては、次のもの
が挙げられる。すなわち、ロータ自体が回転するために
、その回転運動や振動などに十分耐えられるだけの強度
を有すること、水分を含んでも強度が低下しないこと、
ロータの再生域を高温で再生しても十分耐えられる耐熱
性を有すること、そして多量の吸湿剤をローフ内部に含
浸することができるということである。ところが、従来
より使用されてきた前記ロータ材料は、アスベスト紙は
人体に有害であり、また、紙状材や活性炭素繊維紙では
吸湿材を多量に含浸することが可能で、除湿性能の向上
が期待できる反面、水分を含むと強度の低下が顕著で、
回転運動するロータには不適当であり、耐熱性の点でも
問題がある。
本発明は上記の問題を解決するとともに、除湿性能等を
も満足した回転式除湿乾燥器を提供することを目的とす
るものである。
以下本発明を具体的実施例により詳細に説明する。
第1図に本発明になる除湿乾燥器の第1実施例を示す。
4aはハニカムセラミソクローク、4bはモータ、4C
はファン、4dはハニカムPTCヒータ、4eは仕切り
板である。ハニカムセラミソクローク4aは多孔質コー
ジェライト (セラミック)材料でできており、上記モ
ータ4bによって回転させる。仕切り板4eはハニカム
セラミツクローク4aの吸湿域と再生域を仕切るための
板で、略■字形状を有している。ハニカムセラミ・ノク
ローク4a、モータ4b、ファン4c、ハニカムPTC
ヒータ4d以外の構成部品はすべてABS樹脂でできて
おり、かつこれらはABS樹脂製のケース4h内におさ
められている。そして、ケース4bの内側のハニカムP
TCヒータ4dのまわりは耐熱材40をはっである。
次に、本発明になる除湿乾燥器内の空気の流れについて
述べる。41は除湿兼再生用の空気、4jは除湿前の空
気、4には除湿後の空気、4βは再生前の空気、4mは
加熱後の再生用空気、4nは再生後の空気を示している
。本除湿乾燥器は除湿前の空気4jは再生前の空気41
を同一のファン4Cで取り入れて、その後除湿前の空気
4jと再生前の空気41との2つの分離して流す型式で
ある。除湿前の空気4jはファン4Cを通過した後にハ
ニカムセラミックロータ4aに入り、除湿された後、除
湿後の空気4hとなって本除湿乾燥器の外へ放出される
。再生前の空気4Cは、除湿前の空気4jと同様にファ
ン4Gを通過した後、ケース4h内に設けた再生用通気
孔4fを通過し、ハニカムPTCヒータ4d、ハニカム
セラミソクローク4aを経て、チャンバ4g内に流れ込
み、再生後の空気4nとなって本除湿乾燥器の外へ放出
される。
次に、第1図におけるハニカムセラミノクローク4aに
ついて述べる。従来より、回転式除湿乾燥器に用いるロ
ータの材料としては、アスベスI・紙の活性炭素繊維紙
、紙状材などがある。本発明−なる除湿乾燥器では、ロ
ータ材料として多孔質コージェライトを用いた。一般に
、回転式除湿乾燥器のロータ材料に要求される特性とし
ては、次のものが挙げられる。すなわち、ロータ自体が
回転するために、その回転運動や振動などに十分耐えら
れるだけの強度を有すること、水分を含んでも強度が低
下しないこと、ロータの再生域を高温で再生しても十分
耐えられる耐熱性を有すること。
そして、多量の吸湿剤をロータ内部に含浸することがで
きるということである。ところが、従来より使用されて
きたロータ材料は、アスベスト紙は人体に有害であり、
また、紙状材や活性炭素繊維紙では吸湿材を多量に含浸
することが可能で、除湿性能の向上が期待できる反面、
水分を含むと強度の低下が顕著で、回転運動するロータ
には不適当であり、耐熱性の点でも問題がある。本発明
になる除湿乾燥器では、ロータ材料として多孔質コージ
ェライト (セラミック)を採用した。第2図に多孔質
コージェライトを用いて製作したロータの部分拡大図を
示す。同図において11は多数の通路、工2はアルミナ
製のハニカム母体、13はこの母体12の表面に形成し
た多孔質コージェライトで、吸湿剤(塩化リチウム)を
多孔質部分に多量に含浸できる。
上記多孔質コージェライトは、多孔質部分を多くすれば
、吸湿剤をより多量に含浸できるようになるが、逆に、
多孔質部分が多くなり過ぎるとコージェライト正味の部
分が減少するため、かえってロータ自体の強度が低下す
る。このため、第2図において、ロータ自体の強度を保
持するためにハニカム母体12を例えばアルミナのごと
き緻密なセラミックとし、その表面の表層13を、非常
に多孔質なコージェライトとする組み合わせも可能であ
る。従って、換言すれば、全体を多孔質コージェライト
で構成することも可能である。また、多孔質コージェラ
イトは150°C以上の高温にも耐えることができ、前
述のアスベスト紙など繊維紙類に比べると非常に強度が
大きい。ずなわぢ、多孔質コージェライトは十分な強度
と耐熱性を有し、かつ非常に多孔質なため吸湿剤を多量
に含浸できるために水分と熱のやり取りを行うハニカム
表層部13での熱容景当たりの吸湿量が大幅に向上され
ることになる。
第9図は、本発明になる除湿乾燥器に使用した多孔質コ
ージェライト製のロータの通路のメソシュを変えた時の
絶対湿度差とロータメツシュの関係を示した図である。
ここで、絶対湿度差とは、第1図における除湿前の空気
41と除湿後の空気4hとの絶対湿度の差を表わしたも
のである。除湿性能として、絶対湿度差は4gr/kg
以上で、かつ効率は40%以上が好ましいので、ロータ
のメソシュは、第10図の関係より400メソシユ以上
がよい。
第10図は、本発明なる除湿乾燥器のロータを流れる空
気の圧力損失とロータメツシュとの関係を示した図であ
る。ロータのメソシュは細かくなると圧力損失は増大し
ていき、除湿効率を低下させるように作用する。前述の
第9図において、除湿能力すなわち絶対湿度差はロータ
メツシュの増加に伴って増大するが、ロータメンシュが
600メツシユを越えたあたりで頭打ちとなる。すなわ
ち、絶対湿度差の増加する割合がロータメソシュの増大
と伴に小さくなり、ついには頭打ちとなるのに対して、
ロータを流れる空気の圧力損失は単調に増加しているた
め、ロータメンシュが600メソシユを越えると、除湿
効率は40%以下に減少する。除湿性能として、絶対湿
度差は4gr/kg′以上で、かつ効率は40%以上が
好ましいので、第9図および第10図の関係より、ロー
タメソシュは600メツシユ以下がよい。
以上のことより、ロータの通路のメツシュは400メソ
シユ〜600メソシユがよい。
次に、本発明になる除湿乾燥器のロータに含浸剤(塩化
リチウム)の量について述べる。第12図は、多孔質コ
ージェライト製のロータが吸収し得る最大含水量を変え
た場合の、ロータの強度および吸放湿速度と滞在含水量
との関係を示した図である。ここで、最大含水量とは、
ある多孔質コージェライト1grが吸収し得る最大の水
分の重さのことで、単位としてはgrH20/grコー
ジェライトで表わす。また、吸放湿速度ともよ、多孔質
のコージェライト製ロータが水分をやり取りのロータに
含浸した塩化リチウムの量を変えたU寺の絶対湿度差と
塩化リチウム含浸量との関イ系を示した図である。ここ
で、塩化リチウム含浸量と番ま以下、ロータ材料として
使用した多孔質コージエライl−1g r当たりの塩化
リチウムの重さ、すなわち単位としては、m g L 
ic A / g rコージェライトで表わす。
第12図において、多孔質コージェライト製のロータは
、最大含水量が0.3 g rH20/g rコージェ
ライトまでは一定の強度を有してG)る力く、0.3g
rH20/grコージェライト以上で番よ、急激に強度
が減少し始める。第12図におむ)て、ロータの強度と
しては、最大含水量は0.35 g rI(20/gr
コージェライト以下の場合力9子ましい。ところで、塩
化リチウム含浸量は、多く場−ればロータが吸収する水
分量は増加するわけであるが、Igrの多孔質のコージ
ェライトが吸収することのできる水分量の最大値を越え
ると、非常に高湿な処理空気(第1図における除湿およ
び再生前の空気4i)の場合に、それ以上ロータが水分
を保持できなくなり、含浸された塩化リヂウムが塩化リ
チウム水溶液となって、ロータから分離して落ち赫める
。本発明になる除湿乾燥器を作動させた時、処理空気の
相対湿度が最大935RHであるとすると、このとき塩
化リヂウムがロータから分離して落ちないためには、ロ
ータに含浸できる塩化リチウム水溶液濃度の最大値が7
.5%以下であることが実験により明らかとなっている
。すなわち、最大7.5%の塩化リチウム水溶液をロー
タに含浸し、さらに強度の点で最大含水量は0゜35g
rH20/grコージェライト以下であることから、第
11図において、塩化リチウム含浸量は26 m g 
L i c It / g r コージェライト以下の
場合が好ましい。
一方、第12図において、多孔質コージェライ1・製の
ロータが吸収し得る最大含水量が0.35grH20/
grコージェライト以下であれば、強度的には本発明な
る除湿乾燥器に使用するロータとしては十分なものであ
る。しかし、最大含水量の小さいロータは、強度の点で
は十分であっても、逆に除湿性能特に、第12図におけ
る、ロータの吸放湿速度が低下してしまう。除湿性能と
しては、第12図において最大含水量が0.2grH2
0/grコージェライト以上であれば、十分な吸放湿速
度が得られる。また、絶対湿度差は4g/kg’以上で
、かつ効率は40%以上が好ましいので、第11図にお
いて、塩化リチウム含浸量は6 m gL i c (
1/ g rコージェライト以上が好ましい。
ロータの最大含水量が0.2grH20/grコージェ
ライト以上、そして塩化リチウム含浸量が6m g L
 i c 12 / g rコージェライト以上である
ことにより、ロータに含浸する塩化リチウム水溶液濃度
は3%以上が好ましい。以上のことにより、多孔質コー
ジェライト製ロータが吸収し得る最大含水量は、0.2
grH20/gr:’−ジェライト〜0.35 g r
H20/g rコージェライトが好ましい。また1、塩
化リチウム含浸量は、6 m g L ic 12 /
 g rコージェライト−26m g L i c !
! /grコージェライト、これを塩化リチウム水溶液
濃度で表わすと、3%〜7.5%が好ましい。
以上に説明したように、除湿乾燥器のロータとして多孔
質コージェライトを用いると、強度、耐熱性に優れ、多
量の吸湿剤を含浸てきるロータが得られる。しかも、実
験では、アスベスト製ロータに比べ多孔質コージェライ
ト製ロータは、大きさがおよそ1/10、重さがおよそ
1/3でも同程度の除湿性能の得られることがわがった
。すなわち、小型であっても熱容量当たりの吸湿量が非
常に大きいため、除湿性能の向上、′かっ小型化が達成
でき非常に有効である。
なお、第9図〜第12図の特性は、ロータ構造が多孔質
材料のみで構成されている場合に得られたものである。
第3図に、本発明になる除湿乾燥器の作動原理図を示す
。本除湿乾燥器は、ひとつのロータを回転させて、連続
的に吸湿−再生を繰り返すロークリ機構である。第3図
において、まず除湿を行う前の水分を含んl湿り空気1
4eは、ハニカムセラミックロータ14. aの吸湿ゾ
ーン14bに導かれる。ハニカムセラミソクローク14
aには吸湿剤として塩化リチウムが含浸してあり、湿り
空気14eは吸湿ゾーン14bにおいて水分を除去され
て乾き空気14fとなる。一方、水分を吸収したハニカ
ムセラミックロータ14aはそのまま回転して再生ゾー
ン14Gへ移動する。ここでは、再生前の空気14gが
ハニカムPTCヒータ14dによって高温に加熱されて
高温の再生前の空気14hとなり、再生ゾーン14cへ
湿り空気14eとは逆方向に送り込まれる。この時、再
生ゾーン14. Cに存在する水分は蒸発して追い出さ
れ、その結果、ハニカムセラミックロータ14aは再生
される。再生前の空気14gは、除湿前の湿り空気14
.eの除去された水分が加わるために、更に高湿の湿り
空気t4tとなる。
以上が本発明になる除湿乾燥器の作動原理である。また
、本発明になる除湿乾燥器は除湿乾燥だけではなく、加
湿器としても利用することができる。すなわち、第1図
において、除湿後の空気4kを積極的に室内へ還元する
場合には、再生後の空気4nを室外へ排出して除湿乾燥
を行うが、逆に再生後の空気4nを室内へ還元する場合
には、除湿後の空気4kを室外へ排出して加湿器として
使用することができる。
以上説明してきたように、本発明になる除湿乾燥器は、
ロータ部分に多孔質コージェライトを用いたことにより
、従来周知の型式、ずなわちコンプレッサ式、ヒータ式
、アスベストロータ弐などに比べて、小型、軽量で除湿
効率の高い、しかも省電力型であるという優れた効果を
有するものである。また、除湿乾燥器としてだけではな
く、従来周知の水を直接使った加湿器とは異なり、空気
中に存在する水分を利用して加湿することも可能である
という優れた効果を有するものである。
次に、本発明の第2実施例を説明する。第4図において
、5aはハニカムセラミックロータ、5bはモータ、5
cは除湿側ファン、5dは再生側ファン、5eはハニカ
ムPTCヒータ、5fは仕切り板、5gはケースを示す
。構造は第1実施例(第1図)と類似しているが、処理
用空気を除湿側と再生側とで別々のファンを使用してい
るのが相違点である。従って、空気の流れに関しても、
511.51は除湿前の空気、そして5に15βは再生
前の空気として分けられる。5jは除湿後の空気、5m
は高温の再生前の空気、5nは再生後の空気である。第
1図に示すごとく、除湿側と再生側とで同一のファン4
cを使う場合に比べ、第4図に示すごとく、両者を別々
のファン、すなわち、除湿側はファン5cで、そして再
生側はファン5dでそれぞれ空気を処理する方が、本発
明になる除湿乾燥器内を流れる空気の流量制御がより容
昌となり非常に有効である。
本発明の第3実茄例を第5図に示す。第5図において、
再生側の流露に顕熱交換器を付加した組み合わせの除湿
乾燥器である。6aはハニカムセラミックロータ、6b
はモータ、6cはファン、6clはハニカムPTcヒー
タJ6eは仕切り板、6fは顕熱交換器、6gはケース
本体、6h161は除湿前の空気、6jは除湿後の空気
、6k。
67!は再生前の空気、6n、6oは再生後の空気を示
している。顕熱交換器6fを再生側流露に付加すると、
ハニカムPTCヒーク6dによって、再生前の空気6に
、6aは高温に加熱されてハニカムセラミックロータ6
aを通過した後、高温の再生後の空気6nとなる。この
高温になった再生後の空気6nと低温側の再生前の空気
6βとの温度差によって、顕熱交換器6f内で空気中の
水分はそのままに熱の交換が起きる。すなわち、低温側
の再生前の空気6βは、ハニカムPTCヒータ6dに導
かれる前に高温になった再生後の空気6nによって余熱
される。これによって、ハニカムPTCヒータ6dの消
費電力が節約されることになり、その結果、除m効率が
向上するため非常に有効である。顕熱交換器6fは、第
1実施例(第1図)、第2実施例(第4図)そして、後
述の第4実施例(第6図)でも使用が可能である。
本発明の第4実施例を第6図に示す。空気の流れる方向
を任意に選ぶことのできる空気流切り換え装置と本発明
になる除湿乾燥器とを組み合わせたものである。wSG
図において、7aは除湿乾燥器、7bは空気流切り換え
装置本体、7cはドラムを示している。本体7bとドラ
ム7cとが一体となって空気流切り換え装置を構成して
いる。これは、本除湿乾燥器7aの除湿後の空気7eと
再生後の空気7gの出口部分に取り付けられる。本体7
bは、その内部が2個の室に分けられており、除湿後の
空気7eと再生後の空気7gが混合しないようになって
いる。ここを通過した空気はドラム7cに導かれる。ド
ラム7cは図中矢印のごとく回転することが可能で、こ
れによって、除湿後の空気7eと再生後の空気7gは、
それぞれドラム7Cの前面、あるいはドラム7cの半径
方向へ流れることができる。すなわち、空気の流れる方
向を、この空気流切り換え装置を使用すれば、任意に選
ぶことができる。また、配管を行う場合にも、その自由
度が増して有効である。この空気流切り換え装置は、第
1実施例(第1図、第2実施例(第4図)、第3実施例
(第5図)のいずれの″ものにも使用が可能である。
次に、本発明の第1実施例を第7図に示す。第7図は、
本発明になる除湿乾燥器を自動車にトランクルーム内に
取り付けた概略図である。8aは自動車用トランクルー
ム、8bは本発明なる除湿乾燥器、8cはダクト、8d
は湿った品物(例えば、雨に濡れて湿ったカバン等)、
8eは除湿、再生前の空気、8fは除湿後の空気、8g
は再生後の空気、8hはボードを示している。本発明に
なる除湿乾燥器8bは、自動車トランクルーム8a内の
ボード8hにボルト等で取り付ける。あるいは、スタン
ドを用いても、自動車トランクルーム8aの床面81に
同様にして固定することができる。また、本発明になる
除湿乾燥器8bの再生後の空気8gの取り出し口にはダ
クト8cが接続され、ダクト8cは床面8蚤に開けた穴
を介して車外とつながっており、これにより再生後の空
気8gを車外に排出する。
本発明の第2使用例を第8図に示す。第8図は、本発明
になる除湿乾燥器を自動車車室内の助手席シート下に取
り付けた概略図である。9aは自動車車室内、9bは本
発明になる除湿乾燥器、9Cは空気流切り換え装置、9
d、9eはダクトを示している。第7図に示した自動車
トランクルーム8a内に本発明になる除湿乾燥器8bを
取り付けた場合は、単に除湿後の空気8fを利用して、
再生後の空気8gは車外へ排出する。すなわち、室内の
除湿乾燥だけを目的としていたのに対し、第8図に示し
たように、自動車車室内9aに取り付けた場合には除湿
後の空気だけではなく、再生後の空気をも積極的に利用
する。すなわち、自動車車室内9aの除湿乾燥あるいは
加湿という2つを目的としているものである。まず、第
9図において、自動車車室内9aの除湿乾燥を行う場合
について述べる。除湿前の空気9fは、本発明になる除
湿乾燥器9bに導かれ除湿される。除湿後の空気9gは
ダクト9dを流れ、車室内へ還元される。
一方、再生側は除湿前の空気9fを利用し、本発明にな
る除湿乾燥器9bに導かれ、再生を行った後ダク)9e
を流れ、再生後の空気9hとして車外へ排出される。次
に゛、自動車車室内9aを加湿する場合について述べる
。この場合は、本発明になる除湿乾燥器9bに取り入れ
る経路は除湿乾燥を行う場合と同じであるが、利用する
処理後の空気、すなわち、除湿後の空気と再生後の空気
は、除湿乾燥の場合とは逆に、空気流切り換え装置9C
を用いて、再生後の空気をダク)9dへ導き、除湿後の
空気をダクト9eへ導くようにする。これによって、加
湿された再生後の空気9gは、ダクト9dを流れて室内
へ還元され、一方、除湿された除湿後の空気9hはダク
)9eを流れて、車外へ排出される。本発明になる除湿
乾燥器9bに取り入れる空気は、除湿側も再生側も同一
の自動車車室内9aの空気9fを利用していたが、自動
車床面9Iに車外の空気を積極的に取り入れるだめのダ
クトを別途に1ヶ取り付けて使用することもできる。こ
の場合には、本発明になる除湿乾燥器9bに取り入れる
空気は、除湿側と再生側とで別々のものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す部分破断斜視図、m
2図は第1図に示すロータの要部を拡大して示す斜視図
、第3図は第1図の作動原理を説明する斜視図、第4図
、第5図および第6図はそれぞれ本発明の第2、第3、
および第4実施例を示ず破断斜視図、第7図は本発明の
第1使用例を示す部分破断斜視図、第8図は本発明の第
2使用例を示す断面図、第9図〜第12図は本発明の説
明にイバする特性図である。 4a・・・ロータ。 代理人弁理士 岡 部 隆 f(′S2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転式ロータの多数の通路に湿気を帯びた空気を通過さ
    せて前記通過内側に含浸せしめた塩化リチウムにより前
    記空気中の湿気を吸湿し、かつこの吸湿通路中に高温の
    空気を導入してこの通路内の水分を蒸発せしめるよう構
    成された回転式除湿乾燥器において、前記ロータを含水
    量0.35 g r/grコージェライト以下の多孔質
    コージェライi・材料を含む材料により構成し、前記多
    孔質コージェライト製ロータの前記通路のメソシュを4
    00〜600メソシユとなし、かつ前記多孔質コージェ
    ライト製ロータに吸湿剤として含浸する前記塩化リチウ
    ムの量を6mgLiCβ/grコージヱライト〜26 
    m g L i c 7! / g r コージェライ
    トとなしたことを特徴とする回転式除湿乾燥器。
JP11397983A 1983-06-23 1983-06-23 回転式除湿乾燥器 Pending JPS604778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256547A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 写真感光材料用包装材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256547A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 写真感光材料用包装材料

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