JPS6047767B2 - 周波数変調装置 - Google Patents

周波数変調装置

Info

Publication number
JPS6047767B2
JPS6047767B2 JP12153578A JP12153578A JPS6047767B2 JP S6047767 B2 JPS6047767 B2 JP S6047767B2 JP 12153578 A JP12153578 A JP 12153578A JP 12153578 A JP12153578 A JP 12153578A JP S6047767 B2 JPS6047767 B2 JP S6047767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
low
pass filter
cut
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12153578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5549003A (en
Inventor
勉 野田
数彦 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12153578A priority Critical patent/JPS6047767B2/ja
Publication of JPS5549003A publication Critical patent/JPS5549003A/ja
Publication of JPS6047767B2 publication Critical patent/JPS6047767B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はFMトランシーバなどの周波数変調装置に関す
るものてある。
VHF帯例えば144MH2帯のFMトランシーバなど
においては、占有帯域幅が16KH2以下にナローバン
ド化されており、混信を少なくして多くの局が運用でき
るようにしている。
しかしながら、このバンドでのトランシーバの運用は近
年さらに活発化の機運にあり、上記の16KH2の占有
帯域幅は激しく守らなければ混信を防ぐことは困難にな
るため、機器に対する要求はさらに激しいものとなつて
きている。このようなFMトランシーバの変調装置とし
て従来は、例えば第1図に示すような変調装置が使用さ
れている。
同図において、1は変調信号源となるマイクロフォン、
2はブリエンフアシス回路、3は増幅器、4は変調度を
制御する振幅制限器、5はローパスフィルタ、6は周波
数変調器、7は変調波の出力端子である。トランシーバ
においては、変調信号がマイクロフォン1からの音声信
号であるが、その伝送帯域は300H2−3KH2と定
められているので、ローパスフィルタ5の遮断周波数を
3KH2に選ぶのが通例である。
そこでこのような構成の周波数変調装置において、マイ
クロフォン1からの音声信号のうち正弦波の1KH2、
、2KH2および3KH2の3波について、周波数偏移
が約5KH2になるような状態で動作させたときの側帯
波レベルの包絡線を示すと、第2図の曲線8、9および
10のようになる。この図から音声信号が1KH2、2
KH2、3KH2と高い周・波数になるほど側帯波が広
がることがわかる。もちろん3KH2でも変調波のエネ
ルギーの99%以上がキャリアから±8KH2以下収ま
つており、一応、電波法などで定められている規格を外
れてはいない。しかしながら、もし、そのトランシーバ
iの送信出力がIOWに達した場合には、音声信号3K
H2の側帯波がl5KH2難れた部分に約−5ωB(約
100μW)で現われることが第2図の曲線10かられ
かる。したがつて、そのトランシーバの極く近くにおい
て、受信周波数がトランシーバの送信周波数と20KH
z異なる他の信号を、帯域幅が±5KHzの受信回路を
有する機器で受信しようとすると、第2図から明らかな
ように曲線10で示す側帯波15KHz〜25KHzに
ある成分の最大値である100pw以上の信号(受信回
路の入力インピーダンスを50Ωとしたとき約7×10
4μv)が入力しない限り、このトランシーバからの送
信出力が妨害となつて受信不可能となつてしまう。
すなわち普通の受組回路がアンテナ入力インピーダンス
50Ωにおいて約1μv以下の感度を有しているにもか
かわらず近接した他のチャネルの送信出力により所望の
信号の受信が不可能になつてしまう訳である。
なお、この受信機に妨害を与えないようにするためには
(トランシーバからの側帯波1pv以下にするためには
)、自由空間では約100Km以上離れなければならな
い。
このように、従来の周波数変調装置を使用したトランシ
ーバなどにおいては、他のトランシーバとの間に妨害を
生じることが多く、折角、ナローバンド化したにもかか
わらず、いまだに混信を生じやすい欠点があつた。本発
明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、変調入力
の高い周波数成分(例えは1KHz以上)が過大になつ
ても側帯波の広がりを抑圧し、混信を少なくすることの
できる周波数変調装置を提供するにある。この目的を達
成するため、本発明は、変調信号の高い周波数成分(例
えば1KHz以上)のレベルに応じてローパスフィルタ
の特性を変化させ、変調信号の帯域を定常的に狭くした
りして伝送特性を悪化させることなく、側帯波の広がり
をなくし、他の受信機への妨害を軽減するものである。
以下本発明の実施例を図面に基ついて説明する。第3図
は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において第1図と同一符号のものは同クー機能を示
す。増幅器3の出力を、例えば1KHz以上を通過させ
るハイパスフィルタあるいは1KHzから3KHzを通
過させるバンドパスフィルタ等で構成される周波数選択
フィルタ12および整流回路等で構成されるレベル検出
器13に加えて、増幅器3の出力に近接する他のトラン
シーバへ妨害をあたえる音声信号が有るかどうかを検出
する。その検出器出力で可変遮断周波数ローパスフィル
タ11を制御して、妨害をあたえる音声信号が無い場合
には例えば遮断周波数を3KHzに設定し、妨害をあた
える音声信号が有る場合には遮断周波数を3KHzより
低く、例えば1.5KHzにする。以上の構成て、従来
方式では最大周波数偏移75KHzに相当するような高
いレベルの2KHzあるいは3KHzの音声信号がマイ
クロフォンから入力しても、可変遮断周波数ローパスフ
ィルタ11の遮断周波数が低くなつていて、第4図の曲
線14あるいは15に示すように側帯波の拡がりが抑圧
さ・れる。この結果、本送信機の使用周波数から20K
Hz離れた周波数を±5KHz帯域幅で受信している受
信機が極く近くに有つても、側帯波のレベルー126d
Bと送信出力が10Wでも2.5×10−12w(受信
回路の入力インピーダンスを50Ωとすると約10μv
)程度でそれ以上の信号を受信していれば当然問題とは
ならない。またそれ以下の信号を受信している場合でも
一般の受信機の実用感度は約1μvであるので側帯波の
レベルとは約2■Bの差しかなく、自由空間の場合でも
10rT1程度離れれば妨害はほとんどなくなる。この
ように本実施例によればマイクロフォン1に例えば1K
Hz−3KHzの成分の多い信号を与えても、他の受信
機に妨害を与えるような帯域の広がりを生じることは全
くなくなり、FMトランシーバの性能はさらに優れたも
のとすることができる。
第5図は第3図に示した実施例における要部の具体的な
構成を示す結線図である。
抵抗16、コンデンサ17および電界効果形トランジス
タ18で可変遮断周波数ローパスフィルタ11が構成さ
れ、コンデンサ19と抵抗20で簡単な周波数選択フィ
ルタ12が構成され、さらに抵抗21、トランジスタ2
2、そのトランジスタのコレクタ負荷抵抗23および平
滑コンデンサ24とでレベル検出器13が構成されてい
る。なお26はトランジスタ22のバイアス抵抗、25
は電源である。増幅器3の音声信号に例えば1KHz以
上の成分が高いレベルで含まれない場合はトランジスタ
22が導通せず遮断状態に保たれるように回路定数を定
め、このときトランジスタ18のゲートには電源25か
ら抵抗23を経てバイアス電圧が加えられトランジスタ
18は導通しているようにしておく。したがつて、マイ
クロフォン1に対する入力が適当であるときには導通し
ているトランジスタ18のソース・ドレイン間の低いイ
ンピーダンスが抵抗16と並列に接続され、これらの並
列抵抗値とコンデンサ17からなるローパスフィルタ1
1の遮断周波数を例えば3KHzになるようにする。そ
して、マイクロフォン1に例えば1KHz以上の高いレ
ベルの信号が加えられると、トランジスタ22のベース
に導通方向の信号が加えられ、そのコレクタ・エミッタ
間は導通状態になつてトランジスタ18のゲート電圧を
ほぼアース電圧にし、トランジスタ18は遮断されてし
まう。
これによりトランジスタ18のソース●ドレイン間の導
通による低インピーダンスが抵抗16から除かれてしま
うのでローパスフィルタ11は抵抗16とコンデンサ1
7だけで形成されることになり、−遮断周波数は3KH
zより低い例えば1.5KHzに制限することが出来る
。以上によつてマイクロフォン1に例えば1KHz以上
の成分が高いレベルで入力しても高いレベルのまま周波
数変調器6に加わらないようにして出力7に生じる側帯
波の広がりを抑圧することが出来る。第6図は本発明の
他の実施例を示すブロック図である。
第3図の実施例と異なつている点は可変遮断周波数ロー
パスフィルタ11の代りに遮断周波数の異なる2種のロ
ーパスフィルタ5と28が用いられ、これらを電子スイ
ッチ27で選択的に切換えて使用するとともに、この電
子スイッチ27をレベル検出器13て制御するようにし
たことてある。増幅器3からの変調信号に例えば1KH
z以上の成分が高いレベルで含まれない場合は、例えば
3KHzの遮断周波数を有するローパスフィルタ5を経
て周波数変調器6に変調信号を加え、またマイクロフォ
ン1に対する入力1KHz以上成分が高いレベルで含ま
れてくると、レベル検出器13により電子スイッチ27
が切換られ、例えば1.5KHz(7)遮断周波数ロー
パスフィルタ28を経て変調信号が周波数変調器6に供
給されるようにして出力の側帯波の広がりを抑圧する。
第7図は第6図に示した実施例における要部の具体的な
構成を示す結線図である。
第5図における抵抗16、コンデンサ17およびトラン
ジスタ18からなる可変遮断周波数ローパスフィルタ1
1に代えて、抵抗29,30、コンデンサ31,32か
らなる2組のローパスフィルタが設けられるとともに、
抵抗33,34およびトランジスタ35,36からなる
電子スイッチによりこれらのローパスフィルタを切換え
、かつ制御用のトランジスタ22と37によりトランジ
スタ35と36を相互に遮断するように構成されている
。なお、38はトランジスタ37のコレクタ抵抗、39
は結合用抵抗であり、その他の符号は第5図の場合と同
じである。例えば1KHz以上の信号成分のレベルが低
い間はトランジスタ22は遮断状態、トランジスタ37
は導通状態にあり、したがつてトランジスタ35は遮断
、トランジスタ36は導通している。
そのため振幅制限器4からの変調信号は抵抗33,29
とコンデンサ31と32からなる。遮断周波数が例えば
3KHzのローパスフィルタを径て周波数変調器6に供
給される。このときトランジスタ33は導通しているの
て抵抗34を通つた信号はトランジスタ36を経てアー
スされ周波数変調器6には達しない。増幅器からの例え
は1KHz以上の信号成分のレベルが高くなると、トラ
ンジスタ22が導通しトランジスタ37が遮断に切換わ
るので、変調信号は抵抗34,30とコンデンサ32と
31からなノる遮断周波数例えば1.5KHzのローパ
スフィルタを経て周波数変調器6に供給され、抵抗33
を経た信号は導通したトランジスタ35によりアースさ
れてしまう。
したがつて、マイクロフォン1に例えば1KHz以上の
成分が高いレベルで入力して一も高いレベルのまま周波
数変調器6に加わらないため、出力7に生じる側帯波の
広がりを抑圧出来る。なお、上記各実施例においては、
いずれも周波数選択フィルタ12およびレベル検出器1
3を増フ幅器3の出力に接続したが、必ずしもこの構成
に限られることはなくマイクロフォン1以降振幅制限器
4に到る部分のどこに設けてもよい。
以上説明したように、本発明によれば音声信号の高い周
波数成分(例えば1KHz以上)が過大に入力したとき
だけ変調信号の帯域を狭くするので、信号の伝送帯域を
ほとんど狭くすることなく、有効に周波数変調波の側帯
波の広がりを抑圧することが出来、混信などの他の受信
機への妨害を大幅に軽減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランシーバ等における周波数変調装置
の一例を示すブロック図、第2図はその説明に供する特
性曲線図、第3図は本発明の一実施例にかかわる周波数
変調装置のブロック図、第4図は本発明の説明に供する
特性曲線図、第5図は第3図に示した周波数変調装置に
おける要部の具体的構成を示す結線図、第6図は本発明
の他の実施例にかかる周波数変調装置のブロック図、第
7図は第6図に示した周波数変調装置における要部の具
体的構成を示す結線図である。 1・・・・・マイクロホン、2・・・・・ブリエンフア
シス回路、3・・・・・・増幅器、4・・・・・・振幅
制限器、5・・・ローパスフィルタ、6・・・・・周波
数変調器、7・・・変調波出力端子、11・・・・・・
可変遮断周波数ローパスフィルタ、12・・・・・・周
波数選択フィルタ、13・・・ルベル検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変調度制限器とローパスフィルタとを備えた周波数
    変調装置において、変調信号内の特定の周波数成分のレ
    ベルを検出する周波数選択レベル検出手段と、前記ロー
    パスフィルタの遮断周波数を変化させる手段を設け、前
    記周波数選択レベルを検出手段で前記ローパスフィルタ
    の遮断周波数を変化させる手段を制御することを特徴と
    する周波数変調装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記ローパスフィ
    ルタは複数個の互に遮断周波数を異にするローパスフィ
    ルタからなり、前記ローパスフィルタの遮断周波数を変
    化させる手段は前記複数個のローパスフィルタを選択的
    に切換えるものであることを特徴とする周波数変調装置
JP12153578A 1978-10-04 1978-10-04 周波数変調装置 Expired JPS6047767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12153578A JPS6047767B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 周波数変調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12153578A JPS6047767B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 周波数変調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5549003A JPS5549003A (en) 1980-04-08
JPS6047767B2 true JPS6047767B2 (ja) 1985-10-23

Family

ID=14813639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12153578A Expired JPS6047767B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 周波数変調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6047767B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088453B2 (ja) * 1988-03-31 1996-01-29 ローム株式会社 周波数変調回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5549003A (en) 1980-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4688255A (en) Compatible AM broadcast/data transmisison system
US4570265A (en) Random frequency offsetting apparatus for multi-transmitter simulcast radio communications systems
KR920001883B1 (ko) 무선 원격 스피커시스템
US5432854A (en) Stereo FM receiver, noise control circuit therefor
US3944749A (en) Compatible AM stereophonic receivers involving sideband separation at IF frequency
US7151919B2 (en) Method for forming an intermediate frequency signal in a mixer, and a mixer
US4085370A (en) Radio receiver having co-channel interference operated squelch
JP3195794B2 (ja) 搬送波を変調した信号を伝送する回路装置
JPS6047767B2 (ja) 周波数変調装置
US1491372A (en) Radio receiving system
US4455674A (en) Amplitude-modulated signal receiver having a variable Q circuit
US3472967A (en) Switching means for am/fm/fm stereo radio receiver
US4216353A (en) Adaptive multiplex blend control for stereo decoder to maintain signal to noise ratio
US5960090A (en) Process and device for wireless transmission
US2279095A (en) Superregenerative receiver
US4361728A (en) Multiplex signal receiver
JPS6047768B2 (ja) 周波数変調装置
US2106159A (en) Automobile radio apparatus
JPS6340925Y2 (ja)
US2605395A (en) Noise suppression circuits
JPH06140949A (ja) 雑音低減装置
US2918571A (en) Communication system
JP2008535295A (ja) クロック制御されるシステムの高周波放射を減衰する方法
US1722080A (en) Signaling
JP3175793B2 (ja) 復調回路及びそれを有する受信装置