JPS6047084A - 光フアイバ接続部補強用接着剤組成物 - Google Patents

光フアイバ接続部補強用接着剤組成物

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JPS6047084A
JPS6047084A JP15499883A JP15499883A JPS6047084A JP S6047084 A JPS6047084 A JP S6047084A JP 15499883 A JP15499883 A JP 15499883A JP 15499883 A JP15499883 A JP 15499883A JP S6047084 A JPS6047084 A JP S6047084A
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JP
Japan
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optical fiber
adhesive
adhesive composition
silane
graft
Prior art date
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Pending
Application number
JP15499883A
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English (en)
Inventor
Norio Murata
則夫 村田
Shinzo Yamakawa
山川 進三
Makoto Azuma
誠 我妻
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス材料又は金属材料との接着性が良好で
、かつ耐水接着性も良好であり、特に光伝送路に用いる
光ファイバの接続部補強用接着材料として好適な光フア
イバ接続部補強用接着剤組成物に関する。
〔従来技術〕
光ファイバを融着接続する際、接続後に光ファイバの被
覆保護層の除去部分を補強する必要がある。この補強法
として熱収縮チューブを用いた補強法(例えば特開昭5
5−129!105号)及びガラスセラミック板などを
用いたサンドイッチ補強法(例えば実願昭57−520
号ンが提案されている。
これらの補強法で用いられるホットメルト接着剤として
は、従来、エチレン系ポリマー例えハ酢酸ビニルとエチ
レン系モノマーなどの共重合体が使用されている。しか
しこれらの接着剤を用いた場合、石英製ガラスファイノ
くあるいは補強基材の金属やガラスセラミックなどとの
接着性が不充分であるため、光フアイバ接続補強部の引
張強度が2kg前後とファイバ心線強度5〜7kgに比
べ低く、更に耐水性が著しく劣るため、水に浸漬すると
数日で接続部の強度が半分程度に低下してしまうという
問題点があした。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、これらの欠点を除去するため、光フア
イバ接続補強時に用いる接着剤として、石英ガラスや金
属などの接着性が良好で、かつ耐水接着性も良好な光フ
アイバ接続部補強用接着剤組成物を提供することにある
〔発明の構成〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は光フアイバ
接続部補強用接着剤組成物に関する発明であって、不飽
和カルボン酸若しくはその酸無水物でα005〜&0重
量%グラフト変性したオレフィン系ポリマーに、とニル
シラン、エポキシシラン、メタクリロキシシラン及びメ
ルカプトシランよシなる群から選択したシラン化合物の
少なくとも1種を配合したことを特徴とする。
また、本発明の第2の発明も光フアイバ接続部補強用接
着剤組成。物に関する発明であって、上記第1の発明の
組成物(A)に、過酸化物(B)を配合したととを特徴
とする。
本発明の組成物の原料であるオレフィン系ポリマーとし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、α−オレフィン
重合体又は共重合体、エチレン−ブタジェン共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−エチルアク
リレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体など
のエチレン系共重合体、あるいはこれらの変性物若しく
は混合物を用いることができる。
本発明の組成物の1成分であるエポキシシランとしては
、例えば、γ−グリシドキシプロピル・トリメトキシシ
ラ/、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
・トリメトキシシラン等を用いることができる。また、
メタクリロキシシランとしては、例えば、γ−メタクリ
四キシプロピル・トリメトキシシラン等を用いることが
できる。また、メルカプトシランとL7ては、γ−メル
カプトグロビル・トリメトキシシラン等を用いることが
できる。また、ビニルシランとしては、例えば、ビニル
・トリエトキシシラン、ビニル・トリス−2−メトキシ
”エトキシシラン等を用いることができる。
本発明の組成物の1成分である、不飽和カルボン酸若し
くはその酸無水物によるグラフト変性物において、その
グラフト変性量はα005〜五〇重量%の範囲が好まし
い。この範囲を越えた場合には、吸水率が大きくなシ、
加熱時に発泡が起り、他方、この範囲よシ低い場合は、
接着力が不十分となる。また、シランの添加量としては
、0.05〜5重量%の箱面が好ましい。
この範囲を越えると吸水による発泡が起るばかシでなく
、接着力の低下も起る場合があシ、この範囲よシ低いと
耐水接着性の低下が著しく、数日の水浸漬で接着力がほ
とんど無くなる。
本発明の接着剤組成物としては、20℃におけるヤング
率がjOkg/−以下であることが望ましい。ヤング率
がこの範囲を越える接着剤を光フアイバ接続補強に用い
ると、温度変化に伴って、光フアイバ接続部の伝送損失
の変動が起る。特に低温時の損失増が起シ問題となる。
上記のことを、添付図面の第1図及び第2図で具体的に
説明する。第1図は、光フアイバ接続の模式断面図であ
る。第1図にょシ光ファイバ接続部の位置を具体的に説
明する。すなわち第1図において、符号1は”光フアイ
バ心線、2は接着剤層、3は熱収縮チューブ、4は光フ
アイバ接続部、5はセラミックパイプを意味する。
そして第2図は、光フアイバ接続部の温度変化によって
起る光損失増の接着剤依存性を、20℃における接着剤
のヤング率(kg/l−” ) (横軸ンと、20℃か
ら一30℃にしたときの光損失増(aB/s接続部)(
縦軸)との関係で示したグラフである。
不飽和カルボン酸又はその酸無水物をオレフィン系ポリ
゛マーにグラフトするには種種の方法を採用することが
できる。例えばオレフィン系ポリマー、グラフト用モノ
マー及び過酸化物ラジカル発生剤を混合し、溶融均一化
して反応させる方法、適当な溶媒中にポリマーを溶解な
いし懸濁させ、グラフト用モノマー、ラジカル開始剤を
添加して反応させる方法等を採用することができる。シ
ランを上記グラフト変性ポリマーに添加するには、適当
な溶媒中にシランを溶解させ、その中にグラフト変性物
を浸漬する方法、押出機、プラベンダ混線機などを用い
溶融混練する方法などを用いることができる。
シラン分子の一端に存在する官能基は加水分解されてシ
ラノール基となシ、ガラスや金属の表面と反応し共有結
合が形成される。一方の分子端に存在する有機官能基は
グラフト変性物と反応する。この際、本発萌の第2の発
明に従って接着剤中に過酸化物があるとシランとグラフ
ト変性物との反応が促進され、強固な1次結合(共有結
合)が形成され接着力及びその耐水性が向上する。過酸
化物添加量はn、oos〜&0重量%が適切である。添
加量が少ないと、効果がなく、多いと、グラフト変性物
が変質劣化する恐れがあシ、好ましくない。
本発明の耐水性接着剤を゛光ファイノく接続部の補強に
用いると、従来問題゛となった接続補強部の水浸漬によ
る強度低下を防ぐことができる。
また、耐水性が要求されるガラス繊維強化プラスチツク
用素材としても利用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、接着力は第6図に示すような石英ガラス管接着試
験片の90° はく離試験により評価した。すなわち第
3図の(a)は石英ガラス管接着試験片、(b)は90
°はく離試験方法を示す各断面概略図である。第3図に
おいて、符号11は石英ガラス管、12は接着剤、1!
Iは熱収縮チューブ、14はスペーサを意味する。接着
試験片は、石英ガラス管11にα5m接着剤シート、そ
の外側に熱収縮テープを順次巻付けた後、160℃オー
プン中で5分間加熱することによシ接着させ作製した。
実施例1〜3 エチレン・酢酸ビニル共重合体にアクリル酸モノマーを
1.5重量係及びt−プチルパLオキシイングロピルカ
ーボネート0.06重量%をトライブレンドした後、プ
ラベンダ押出機によシ、温度180〜200℃で溶融グ
ラフト化を行った。次に、このグラフト変性物を0.5
 mのプレスシートにして、メタクリロキシシラン(日
本ユニカ社製、A−174ン(実施例1ン、エポキシシ
ラン(日本ユニカ社製、A−+a7)(実施例2)ある
いはメルカプトシラン(日本ユニカ社製、A−189)
(実施例3)の1重量%濃度アセトン溶液中に室温で数
時間浸漬した後、50℃オープンで約1時間乾燥した。
その後、60℃水中に1日浸漬後、50℃オープンで約
1時間乾燥した。このシートと石英ガラスとの初期及び
60℃水浸漬後のはく離強度、また接着剤シートを60
℃水浸漬1日間、50℃オープン1時間乾燥後、石英ガ
ラスと接着させ、はく離強度の初期及び60℃水浸漬後
の値を測定した。結果を第1表に後Ne他の例と一緒に
示す。
実施例4〜6 実施例1〜5において、過酸化物である過酸化ベンゾイ
ルを01重量%添加した1重量%シラン濃度のアセトン
溶液中にグラフト変性物シートを浸漬した以外は実施例
1〜5と同様に接着剤シートを作り、はく離強度を評価
した。結果を第1表に示す。
実施例7 実施例2において、過酸化物としてノ(−へキサ5M(
日本油脂社製)を[lL1重量%添加した1重量%シラ
ン濃度のアセトン溶液中にグラフト変性物シートを浸漬
した以外は実施例2と同様に接着剤シートを作り、はく
離強度を評価した。結果を第1表に示す。
比較例1.2 エチレン・酢酸ビニル共重合体あるいは、その1.5重
量%アクリル酸グラフト変性物を接着剤シートとして、
石英ガラスとの接着力を評価した。結果を第1表に示す
なお、第4図に実施例1と比較例1との引張強度を対比
して示す。すなわちg4図は晃ファイバ接続補強部の水
浸漬による引張強度の変化を示すグラフである。第4図
において横軸は60℃水浸漬時間(日ンを縦軸は引張強
度(kg)を示す。
実施例8〜10 実施例4〜6において、エチレン−エテルアクリレート
共重合体をベースポリマーとした以外は実施例4〜6と
同様に接着剤シートを作9、接着力を評価した。結果を
第1表に示す。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の光フアイバ接続部
補強用接着剤組成物は、水浸漬後に石英ガラスと接着し
ても、良好な接着を行うことができ、更に接着物を水浸
漬しても接播力は低下しない。そして本発明の補強用接
着剤組成物を用い、ガラス板サンドインチ法によ多形成
した補強部は、水浸漬による強度低下を防ぐことができ
る(第4図ン。また、本発明の組成物は、耐水性が要求
されるガラス繊維強化プラスチツク用素材としても利用
することができる等、本発明によって顕著な効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバ接続の模式断面図、第2図は光損失
増と接着剤のヤング率との関係を示すグラフ、第6図は
石英ガラス管接着試験片及び90 はく離試験方法を示
す断面概略図そして第4図は光フアイバ接続補強部の水
浸漬による引張強度変化を示すグラフである。 1:光フアイバ心線 2:接着剤層 5:熱収縮チュー
ブ 4:光ファイ/(接続部 5:セラミックパイプ 
11:石英ガラス管 12:接着剤 13:熱収縮”チ
弄−ブ 14ニスペーサ 特許出願人 日本電信電話公社 代理人中 本 宏 同 井 上 昭 第3図 Ca、)(b) 第 η 図 60℃氷浸漬時IVi釦)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 不飽和カルボン酸若しくはその酸無水物でα00
    5〜3.0重量%グラフト変性したオレフィン系ポリマ
    ーに、とニルシラン、エポキシシラン、メタクリロキシ
    シラン及びメルカプトシランよりなる群から選択したシ
    ラン化合物の少なくとも1種を配合したことを特徴とす
    る光フアイバ接続部補強用接着剤組成物。 2 不飽和カルボン酸若しくはその酸無水物で0.00
    5〜3.0重量%グラフト変性したオレフィン系ポリマ
    ーに、とニルシラン、エポキシシラン、メタクリロキシ
    シラン及びメルカプトシランよシなる群から選択したシ
    ラン化合物の少なくとも1種を配合した組成物(A)に
    、過酸化物(B)を配合したことを特徴とする光フアイ
    バ接続部補強用接着剤組成物。
JP15499883A 1983-08-26 1983-08-26 光フアイバ接続部補強用接着剤組成物 Pending JPS6047084A (ja)

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