JPS6046169B2 - ニツケル及びコバルトを含む抽出用溶剤からコバルトを分離する方法 - Google Patents

ニツケル及びコバルトを含む抽出用溶剤からコバルトを分離する方法

Info

Publication number
JPS6046169B2
JPS6046169B2 JP53121931A JP12193178A JPS6046169B2 JP S6046169 B2 JPS6046169 B2 JP S6046169B2 JP 53121931 A JP53121931 A JP 53121931A JP 12193178 A JP12193178 A JP 12193178A JP S6046169 B2 JPS6046169 B2 JP S6046169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nickel
cobalt
solution
aqueous
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53121931A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5492514A (en
Inventor
ジユラジユ・バブジヤツク
ビクタ−・アレキサンダ−・エツテル
ケニス・ロバ−ト・ダイモツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vale Canada Ltd
Original Assignee
Vale Canada Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vale Canada Ltd filed Critical Vale Canada Ltd
Publication of JPS5492514A publication Critical patent/JPS5492514A/ja
Publication of JPS6046169B2 publication Critical patent/JPS6046169B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G51/00Compounds of cobalt
    • C01G51/003Preparation involving a liquid-liquid extraction, an adsorption or an ion-exchange
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G53/00Compounds of nickel
    • C01G53/003Preparation involving a liquid-liquid extraction, an adsorption or an ion-exchange
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
    • C22B3/26Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by liquid-liquid extraction using organic compounds
    • C22B3/28Amines
    • C22B3/282Aliphatic amines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
    • C22B3/26Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by liquid-liquid extraction using organic compounds
    • C22B3/32Carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
    • C22B3/26Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by liquid-liquid extraction using organic compounds
    • C22B3/34Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by liquid-liquid extraction using organic compounds containing sulfur, e.g. sulfonium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B3/00Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
    • C22B3/42Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by ion-exchange extraction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニッケル及びコバルトを含有する硫酸塩水溶液
を処理し、それからこれらの金属を個々に回収するため
に溶媒抽出技術を用いることを含む方法に関する。
ニッケルの湿式や金において、普通に実際に製造される
硫酸塩溶液中のコバルトからニッケルを分離することに
は問題がありそれは満足な解決法が見出されていない。
しかし、これらの金属が塩化物媒質中にともに存在する
場合にはそれらを互・に分離することは種々の液体又は
固体抽出剤を用いることにより容易に行なうことができ
る。特に濃塩化物溶液中でコバルトがアニオン性クロロ
錯体を形成するが、ニッケルはそれを形成しない事実を
用いることができる。このためアミンのようなアニオン
性抽出剤が錯化したコバルトを錯化していないニッケル
から容易に分離できる。一方、硫酸塩溶液では抽出でき
るアニオン性錯体が一般に存在せず、カチオン性又はキ
レート化抽出剤によらねばならない。
ニッケルとコバルトとの間では挙動が非常に類似するの
で、公知抽出剤はコバルトに対するニッケルの選択性が
比較的劣る。例えば、ニッケル及びコバルトの抽出に有
j用なりチオン性抽出剤の一群はカルボン酸である。そ
れらがコバルトよりもニッケルを一層良く抽出するにも
かかわらず、その選択性では所望純度のニッケル製品及
びコバルト製品にするのに非常に多くの段階が必要であ
る。従つてカルボン酸抽出剤を使用する一先行技術の研
究て24段階もの向流抽出後でNi/CO比が10昧満
のニッケル製品が得られたことが報告された。抽出の選
択性を改良するために米国特許第3718458号明細
書は処理すべき溶液中に制御量の゜アンモニウムイオン
を装入することが提案され、米国特許第3932581
号明細書には溶液中にマグネシウムイオンを装入するこ
とが提唱されている。
あるいは、非選択抽出を行ないその後荷重した金属を有
機相から個々に回収することが示唆された。これを行な
うため米国特許第3055754号明細書には荷重した
有機物を順次異なる酸性度の水溶液に接触させることが
示され、また米国特許第370165吋明細書には選択
的かつ連続的に荷重した金属をその金属状態に還元する
ために水素還元を用いることが記載されている。しかし
、上記の方法のいずれも混合硫酸塩溶液から高純度のニ
ッケル製品およびコバルト製品を得る比較的簡単でしか
も有効な方法を提供する問題に十分満足な解決法を提供
しない。なお他の計画が米国特許第3218156号明
細書に記載されている。
この場合にはニッケルからのコバルトの分離が硫酸塩媒
質中よりも塩化物媒質中で一層容易である事実の利点を
用いる。この特許明細書における記載及び特許請求する
方法は必然的に硫酸塩溶液を非選択性溶媒抽出すること
を伴なうので、ニッケル及びコバルトがともに有機溶液
中に得られる。次いでこれを塩酸及び(又は)塩化ナト
リウムを含有する水溶液に接触させてニッケル及びコバ
ルトの両者をストリツピングして水溶液を得、次いでそ
れをアミン抽出剤を用いて処理し金属相互の所望の分離
を行なう。分離は現在塩化物媒質に?いて達成されてい
るけれども、この方法は高純度のニッケル及びコバルト
を望むなら精巧な抽出手順の必要であることが不利益で
ある。これは水相からコバルトを選択的に除去し、ニッ
ケル回収を行なうことができる前に根跡のコバルトをす
べて除くように抽出を行なわねばならないからである。
選択性で完全な抽出は比較的簡単に行なうことができな
い。その上、そのような方法において、ニッケル回収を
電解採取によつて行なうならば、それは必然的に塩化物
電解採取を伴なうが、周知のように硫酸塩電解液からニ
ッケルを電解採取することが往々にして好ましい。本発
明の目的は非常に多くの抽出段階を必要としないで効率
的に硫酸塩溶液におけるニッケルをコバルトと分離する
方法を提供することである。
従つて、本発明によれば、ニッケル及びコバルトを含有
する硫酸塩水溶液を処理し前記金属を相互に分離する方
法において下記1〜■を含む方法が提供される:I硫酸
塩溶液を、遊離酸及び金属塩形態において有機物可溶性
で硫酸塩溶液からニッケル及びコバルトを抽出するのに
有効な酸から選ばれるカチオン性抽出剤を含有する有機
溶液と接触させる、■ 段階1で得られたニッケル及び
コバルトを荷重した有機溶液を、アニオン種が塩化物、
チオシアン酸塩又はそれらの混合物を含み、カチオン種
がニッケル、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の少く
とも一つを含み、アニオンの総濃度が少くとも3モル(
M)、すなわち1e当り3グラムイオン、であり、ニッ
ケルカチオンの濃度が少くとも0.8Mである逆抽出水
溶液と接触させる、それにより事実上すべてのコバルト
が有機溶液から逆抽出水溶液中へ抽出される、■ 段階
■で得られたコバルトを含まない有機溶液からニッケル
をストリツピングする、それにより段階1を行なうため
に循環する有機溶液が再生される、■ 段階■から得ら
れたニッケル及びコバルトを含む逆抽出水溶液をアニオ
ン性抽出剤て溶媒抽出又はイオン交換処理し、それから
コバルトを選択的に抽出する、■ 段階■に用いたアニ
オン性抽出剤からコバルトをストリツピングし、前記コ
バルトを含有する水相及び段階■を行なうために循環す
る再生された抽出剤を得る。
処理の第1段階にはフィード水溶液からのニッケル及び
コバルトの抽出が含まれる。
ニッケル抽出に有効であることが知られたカチオン性抽
出剤を含有する種々の有機溶液はいずれもこの目的に使
用することができる。これら抽出剤の多くがニッケル及
びコバルトに対する親和力の間に若干の差異を示すけれ
ども、試薬及ひ条件の選択を、個々の選択度を達成する
よりも抽出を最適化する目的で行なうことができる。事
実、決して必要条件ではないが、この第一段階をフィー
ドからニッケル及びコバルトのすべての実質的に完全な
抽出を確保することにより何ら選択的でなく行なうこと
ができる。これを行なう場合には、処理された水相は廃
棄できる費消液になる。もちろん第一段階の抽出をフィ
ード中に存在するニッケル及び(又は)コバルトの一部
のみを抽出するように行なうことも可能であり、その場
合に処理した水相は適当に循環することが必要であろう
。この第1段階に用いる抽出剤はNi(0H)2に対す
る沈殿PHより低いPHでニッケルを荷重するのに十分
な酸性度を有するものから選ばねばならない。
さらに、選んだ抽出剤がニッケルよりもコバルトに対し
て余りにも強い選択性を示さないことが重要である。抽
出剤の選択は選択係数SNlkOノによつて示すとがで
き、それは次のように互に平衡した水相と有機相の組成
を用いて示される:用いる抽出剤はこの選択係数が約5
を超えないも7のであるべきで、好ましくはSN4CO
を1より大きくすべきではない。従つて、発明者は10
より大きい選択係数S)DCOを示す抽出剤ジー2−エ
チルヘキシルリン酸がこの方法に用いるのに適しないこ
とを認めた。一方、カルボン酸は有用な種類のカチオン
性抽出剤を構成し、特に発明者はベルサテイツク(■E
RSATIC)10の商品名でシェル.ケミカル社から
入手できるTert−モノカルボン酸を効果的に使用し
た。
この抽出剤はニッケルを選択的に抽出し、選択係数SN
i/COは約0.4である。発明者はまた抽出剤、ジノ
ニルナフタレンスルホン酸を良好に用いた。それはニッ
ケルとコバルトとの間に選択性がなく、すなわち、それ
は約1の分離係数を示す。そのような抽出剤は若干の燈
油形の希釈剤の溶液として使用できる。本発明の方法の
重要な、かつ新規な特徴は荷重した有機相を逆抽出水溶
液に接触させることによりそれからコバルトを逆抽出す
ることである。
この水溶液はアニオン濃度が少くとも暗、好ましくは少
くとも尚であることを保証する量の塩化物及び(又は)
チオシアン酸塩または塩類の溶液でなければ゛ならない
。それはニッケルを少くとも0.8M含有せねばならず
、またニッケルに加えて1種又はより多くのアルカリ金
属又はアルカリ土類金属を含有することができる。溶液
がニッケル塩のみを含有する場合には、ニッケル濃度は
、もちろん必要なアニオン濃度を保証するために示した
最低量よりも一層多いであろう。従つて、溶液が塩化ニ
ッケルのみを含有する場合には少くとも1e当り200
g(g/f)が必要であろう。飽和点までのより高濃度
のニッケル塩を使用できるが、しかし飽和は決して必要
ではないことを強調しなければならない。事実、塩化ニ
ッケル溶液を逆抽出に用いるときに、発明者は約400
g/eの−塩化ニッケル(すなわちNi++約?1濃度
及びC卜約?・農度)を含有する溶液を選択する。逆抽
出溶液がアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩もまた
含有する場合に、例えば、それがニッケル及びマグネシ
ウムの塩化物又はニッケル及。
びカリウl、のチオシアン酸塩を含有する場合にニッケ
ル塩は他の塩の存在しないときに必要なほど高い濃度に
存在する必要がない。これは薬品の相対コストの経済的
配慮から選ばれるであろう。すべての場むに、最低のア
ニオン濃度及び最低の二4ツケル;農度の実験的に決定
した基準が満されることを保証することが重要である。
逆抽出が進行するその機構は決して確かではないけれど
も、発明者はそれには水相中のニッケルと有機相中のコ
バルトとの交換反応が含まれると・信じている。
この交換はコバルトのクロロ錯体及びチオシアン酸塩錯
体を形成する能力に基いて説明できる。コバルトを放出
させるためにPHを制御低下させることを含む多くの先
行技術のストリツピング実務と異なり、この逆抽出の金
属交換法は優秀な選択性を与える。従つて、塩化ニッケ
ルで飽和されていない水相を用いるにもかかわらずコバ
ルトを有機相から除去し同時に有機相のニッケル含量を
低下させないでむしろ増加させることができる。理想的
には逆抽出後の有機相は、この逆抽出段階を行なう前の
有機相中に存在するニッケル及びコバルトの総量に等し
いモル数のニッケル量を含有するであろう。処理のこの
第2段階に用)いる塩化ニッケル溶液が遊離塩酸を含有
すれば、遊離塩酸はコバルトだけでなくニッケルもまた
有機相からある程度ストリツピングする傾向があろう。
この金属交換とPH効果を組合せると全体として有機相
のニッケル濃度の上昇が最少になるであ1ろう。ニッケ
ル−コバルトの分離を行なうために逆抽出段階が行なわ
れるけれども、発明者はその手順がまた有効なニッケル
と亜鉛又はニッケルと銅の分離を与えることができるこ
と見出した。
もちろ゛ん、後者の型の分離はニッケル−コバルトの分
離ほど固有的な困難がなく、また含ニッケル硫酸塩フ2
イード溶液中にコバルトが存在しなければ本発明による
計画によらないであろう。しかし、亜鉛及び銅もまた初
期硫酸塩フィード中に存在し処理の第1段階において抽
出されるならば、発明者は塩化ニッケル及びチオシアン
酸カリウムを含有する水溶液が3金属:コバルト、亜鉛
及び銅、のすべてを適当に抽出し実質上ニッケルのみを
含有する有機相が残ることを見出した。コバルト逆抽出
された有桟溶液からのーニーツケルの回収は、酸の水溶
液を用いたストリツピング作用及び後続の富水溶液の処
理:例えば電解採取により行なうことができる。
所望ならば電解採取作業を塩化物を含まない媒質中で行
なうことができることは本発明の方法の利点である。従
つて、硫酸塩電解液を用いて操作後の費消電解液を精製
有機流からニッケルをストリツピングするのに循環する
ことができる。もちろん、塩化物電解採取が選択されれ
ば、これは相当する方法でニツケルストリツピングを行
なうためにそのPHを調整するのに必要な塩酸を添加し
た後費消電解液を循環して行なうことができる。この水
性ストリツピング、その後の電解採取の代りに、コバル
トを含まない有機相を水素で処理してニッケルをその元
素形態に還元し、有機相からニッケルを分解することに
よりコバルトを含まない有機相からニッケルを回収する
ことができる。次に純コバルト生成物の回収には逆抽出
段階から得られる水性塩化物又はチオシアン酸塩流中に
一緒に存在するニッケルからコバルト金属を分離するこ
とが必要である。
この作業はトリ(イソ−オクチル)アミンのような第三
アミンを用いて容易に行なうことができる。これは塩化
物水相がさらに逆抽出を行なうために循環されるだけで
あるので、塩化物水相からコバルトの根跡をすべて除去
することが必要でないことによつてこの作業が簡単にな
る。液一液抽出の代りに、コバルトを逆抽出水相からイ
オン交換樹脂、例えば市場で入手できる第四アンモニウ
ム型のアニオン交換樹脂を用いて抽出してもよい。水相
がコバルト以外の不純物、例えば亜鉛又は銅を含有する
場合には、高純度のコバルト製品を得るためにそれらを
除去することが必要であろう。しかし、必要な精製手順
は技術的に周知であり、従つて本明細書には記載されな
い。前記のようにコバルトが抽出されたニッケル含有塩
化物又はチオシアン酸塩溶液はニッケルを抽出する処理
をしないで段階■のコバルト逆抽出を行なうのに循環さ
れる。
一般に先にコバルトと交換されたニッケルを補償するた
め、溶液に適当なニッケル塩を加える必要があろう。従
つて、ニッケルイオン濃度がコバルト逆抽出作業の達成
に必要な最低0.8Mを超えることを保証するため溶液
を循環する前に組成を調整する。次に例を記載する。
他に示さなければ用いた百分率は重量%である。例1 ニッケルを主体にし、より少量のコバルト、マグネシウ
ム、亜鉛及び銅を含有する硫酸塩法溶液をフィード溶液
として用いた。
それをカルボン酸抽出剤ベルサテイツク10の燈油希釈
剤中の1.7モル溶液と接触させた。簡単な1段抽出を
行い、PH約6を保証するために塩基を加え温度は50
〜60℃であつた。その結果、水相からの分離後荷重し
た有機相が得られ、ぞれはNll9.2g/1..CO
O.65g/E..MfO.42g/E..znO.3
3g/f1及びCUO.l4g/′の分析値であつた。
塩化ニッケル440g/fを含有する水溶液を用い一連
のコバルト逆抽出5試験を行なつた。
各試験は50〜60′Cにおける塩化物溶液と荷重した
有機物との間の一段階接触であつた。試験は用いた相比
についてのみ互いに異なり、0.15〜10(有機相の
水相に対する容積比)であつた。平衡した相の分離後、
表1に示すように分析値が得られた。これらの結果から
、すべての場合にコバルトが抽出され、一方有機物のニ
ッケル含有は一定のままか又は増加した。同時に他の不
純物はずべて水性塩化ニッケルによつて抽出されて有機
相が残り、それは水相に対し高比率の有機相を用いた楊
合を除き、すべての場合にストリツピングして高純度ニ
ッケルを電解採取できる溶液を得ることができることが
知られるであろう。ぞのようにして有機相と水相とを等
容積用いた試験てN1/CO比が1000を超える平衡
有機溶液を生じた。例2他の硫酸塩水性フィードをナフ
テン酸として知られるカルボン酸抽出剤100g/fを
含有する有機溶液と接触させた。
簡単な一段階荷重手順後、有機溶液はNl8.48g/
1..COO.82g/ElMgO.43g/F.Zn
O.l5g/′、及びCUO.69g/′を含有した。
前記例のように一連の逆抽出試験をこの荷重した有機溶
液に行なつた。
この場合試験に用いた水溶液は約400g/eの塩化ニ
ッケルを含有した。平衡相の分析値は表2に示される。
これらの結果は前記例で得られたものほど目ざましくは
ないけれども、それでもそれらは良好であり、多段階向
流操作を用いてほとんど専らニッケルを含有する有機相
を得ることができることを示す。この場合に有機相のニ
ッケル含量は逆抽出の間に少しく低下し、PH変動によ
る若干量のストリツピングがコバルトのの逆抽出の進行
と同時に生じたことを示すことに注意されるであろう。
例3 前記と同様の一組の逆抽出を、炭火水素希釈剤中にα−
ブロモラウリン酸88g/′を含有する有機相に行つた
この場合に荷重した有機相はNl8.次/E.cOO.
3lg/e及びZnO.l5g/′を含有した。それを
一段階で塩化ニッケル400g/′の水溶液に接触させ
た。その結果は表3に示される。水相及び有機相の等容
積を平衡させた試験の場合に、少量のニッケルのストリ
ツピングがコバルトの逆抽出に伴なつたことがみられる
であろう。
一方、水相に対し高い有機相容積比を用いたときに有機
相のニッケル含量が逆抽出試験の間に増加した。例4 この試験では有機置換スルホン酸を塩化ニツケ・ル水溶
液で逆抽出した。
有機フィードは市販燈油型希釈剤3容量部、ヘプタン中
のジフェニルナフタレンスルホン酸の40%溶液からな
る市販抽出剤1容量部で調合した。有機フィードにニッ
ケル11.0g/e及びコバルト1.0g/eを荷重さ
せた。それを塩化ニッケル450g/eを含有する水溶
液て処理した。等容積の水相と有機相とを用い、それは
水性連続である混合物を生じた。60℃で3紛ノ接触し
た後相を分離した。
有機相のニッケル含量は事実上変化がないことを認め、
一方そのコバルト含量は0.1g/eに低下した。例5 ニッケル以外のカチオンを含有する逆抽出水溶液の使用
を示すために、種々の量の塩化ニッケルと(又は)塩化
マグネシウムを含有する溶液で一連の試験を行なつた。
すべての場合に溶液の全塩化物含有を6.8M1すなわ
ちカチオン濃度3.4M1であるように選んだ。試験は
すべて次の条件下に行なつた。接触時間:3紛 連続相:水 相比:1:1(容積) 温度:60℃ 有機フイードニ燈油希釈剤6容量部中にカルボ
ン酸ベルサテイツク10、4容量
部、検定(g/l):Nil9.8、 CO
O.6l、ZnO.5l、CnO.l4及び
Mg2.8O。
PHはその周囲値から調整せず、それは試験中3.6〜
4.5であつた。
行なつた5試験のう?)4試験は溶液中に必要なニッケ
ルの最少量の存在については本発明に従つた。5番目の
試験においては逆抽出を塩化マグネシウムのみを含有す
る溶液で行なつた。
得られた結果は表4に示され、それからコバルト、並び
に亜鉛、銅及びマグネシウムの良好な逆抽出が、水性フ
ィードが塩化マグネシウムのみを含有する試験を除きす
べての試験に得られたことをみることができる。水性フ
ィードに最少量のニッケル(0.?)が存在しないと有
機相からのコバルト及び銅の抽出が適当でなく、ニッケ
ルが好ましくなく、若干抽出され、またマグネシウムが
ほとんど抽出されない結果となつた。例6ニッケルに対
し1.7モル及びカリウムに対し3.4モルの濃度に相
当する塩化ニッケル及びチオシアーン酸カリウムを含有
する水相で逆抽出試験を行なつた。
総アニオン濃度は従つて、この例に塩化物イオン及びチ
オシアン酸塩イオンが等量存在することを除き例5の試
験と同様に6.8Mであつた。水相は5.1のPHを有
し、例5の試験に用いたと同じ組成する有機物とその試
験に用いたと同じ条件下に接触させた。表5に最終相の
分析が示され、それはコバルト、亜鉛及びマグネシウム
の場合に適当な逆抽出を示し、また銅抽出はすべて塩化
物の水性フィードで得られるものよりはるかに優れてい
た。例7 前記の例にはすべて一段階逆抽出手順が含まれた。
次の結果は2理論段階で向流に行なつた逆抽出の有効性
の例証である。用いた水性フィードは3.4M塩化ニッ
ケル溶液であり、有機フィードには金属含量(g/e)
が次の如くであつたことを除き例5及び6に用いたと同
様のカルボン酸溶液が含まれた:Nll9.7、COO
.6O、CUl.38、ZnO.45、MgO.4O、
及びFeO.26O各段階における温度、相比及ひ接触
時間は例5及び6と同様であつたけれども、商業的にそ
の方法を実施するにはそのような長い接触時間は必要で
なく、段階当り数分程度の滞留によるてあろうことを指
摘しなければならない。
表6には、分析は段階が1,2で示され有機相は段階1
に入り段階2から出る向流計画て水相及び有機相に対し
て示される。混合硫酸塩溶液から純粋なニッケル及びコ
バルトを回収する種々の観点は当業者に周知であるので
詳細には記載されていないことを認められるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の段階より成ることを特徴とする、ニッケル及
    びコバルトを含む硫酸塩水溶液を処理して前記金属を相
    互に分離する方法。 I 硫酸塩溶液を、遊離酸及び金属塩の両方の形態に
    おいて有機物に可溶で、かつ硫酸塩溶液からニッケル及
    びコバルトを抽出するのに有効な酸から選ばれるカチオ
    ン性抽出用溶剤を含む有機溶液と接触させる、II 前段
    階 I で得られたニッケル及びコバルトを含む有機溶液
    を、陰イオンの部分では塩化物、チオシアン酸塩又はそ
    れらの混合物を含み、そして陽イオンの部分ではニッケ
    ル、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の少くとも一種
    を含み、更に陰イオンの総濃度が少くとも3Mでありニ
    ッケル陽イオンの濃度が少くとも0.8Mである逆抽出
    用水溶液と接触させ、とれにより実質上すべてのコバル
    トが有機溶液から水溶液中に逆抽出される、III 前段
    階IIで得られたコバルトを含まない有機溶液からニッケ
    ルをストリツピングし、それにより前段階 I を行なう
    ために再循環させる有機溶液を再生する、IV 前段階I
    Iから得られたニッケル及びコバルトを含む逆抽出水溶
    液にアニオン性抽出用溶剤で溶媒抽出又はイオン交換処
    理を行つて、それからコバルトを優先的に抽出する、V
    前段階IVに用いられたアニオン性抽出用溶剤からコバ
    ルトをストリツピングして、前記コバルトを含む水相及
    び前段階IVを行なうために再循環させる再生された抽出
    用溶剤を得る。 2 カチオン性抽出用溶剤の、次式のような水相と有機
    相とを平衡させた組成に関連して定められた選択係数S
    _N_i/_C_o=(水相中のNi/Co比)/(有
    機相中のNi/Co比)が1を超えないものである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3 カチオン性抽出用溶剤がカルボン酸及び有機置換ス
    ルホン酸から選ばれる特許請求の範囲第2項記載の方法
    。 4 カチオン性抽出用溶剤がtert−モノカルボン酸
    である特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 段階IIIのストリツピング操作が前記のコバルトを
    含まない有機溶液を水素と接触させてその中に含まれる
    ニッケルを元素形態に還元することを含む特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 6 段階IIIのストリツピング操作が前記のコバルトを
    含まない有機溶液を酸性ストリツピング水溶液と接触さ
    せることを含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 前項特許請求の範囲第6項記載の方法に、さらに生
    成したニッケルを含むストリツピング水溶液に電解採取
    を行つて高純度のニッケル製品を回収し、そして電解採
    取操作からの費消電解液を再循環して段階IIIのニッケ
    ルをストリツピングする操作も共に行わせる特許請求の
    範囲第6項記載の方法。 8 費消電解液が塩化物を含まない硫酸塩溶液を含む特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 9 段階IIを行なうために用いる逆抽出水溶液が少くと
    も6Mの陰イオン濃度を有する特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 10 段階IIを行なうのに用いられる逆抽出水溶液が1
    l当り少くとも400gの塩化ニッケルを含む特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 11 段階IIを行なうために用いられる逆抽出水溶液が
    塩化ニッケル及び塩化マグネシウムを含む特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 12 段階IIを行なうのに用いられる逆抽出水溶液が塩
    化ニッケル及びチオシアン酸カリウムを含む特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
JP53121931A 1977-12-28 1978-10-03 ニツケル及びコバルトを含む抽出用溶剤からコバルトを分離する方法 Expired JPS6046169B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA293,967A CA1095731A (en) 1977-12-28 1977-12-28 Stripping of cobalt from nickel-cobalt loaded organic
CA293967 1977-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5492514A JPS5492514A (en) 1979-07-21
JPS6046169B2 true JPS6046169B2 (ja) 1985-10-15

Family

ID=4110393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53121931A Expired JPS6046169B2 (ja) 1977-12-28 1978-10-03 ニツケル及びコバルトを含む抽出用溶剤からコバルトを分離する方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4148631A (ja)
JP (1) JPS6046169B2 (ja)
AU (1) AU4182378A (ja)
BE (1) BE873156A (ja)
CA (1) CA1095731A (ja)
FI (1) FI69110C (ja)
FR (1) FR2413470A1 (ja)
NO (1) NO784358L (ja)
ZA (1) ZA786630B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383663U (ja) * 1989-12-15 1991-08-26

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066371A (en) * 1989-02-24 1991-11-19 Metanetix, Inc. Removal of contaminants and recovery of metals from waste solutions
US5173179A (en) * 1989-02-24 1992-12-22 Metanetix, Inc. Removal of contaminants and recovery of metals from waste solutions
US5183541A (en) * 1990-04-09 1993-02-02 Westinghouse Electric Corp. Decontamination of radioactive metals
DE4110128A1 (de) * 1990-04-09 1991-11-07 Westinghouse Electric Corp Dekontamination von radioaktiv verseuchten metallen
US5217585A (en) * 1991-12-20 1993-06-08 Westinghouse Electric Corp. Transition metal decontamination process
WO2006029439A1 (en) 2004-09-13 2006-03-23 Canopean Pty. Ltd Process for preparing nickel loaded organic extractant solution
KR100712301B1 (ko) * 2005-08-11 2007-04-30 한국과학기술연구원 코발트와 니켈의 분리를 위한 용매추출방법
CN104263928B (zh) * 2014-09-05 2016-06-08 昆明理工大学 一种超重力场下溶剂萃取分离镍钴的方法
RU2650948C2 (ru) * 2016-03-28 2018-04-18 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный университет" Способ экстракции ионов металлов

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3055754A (en) * 1959-06-29 1962-09-25 Nat Res Dev Extraction of metal values
US3128156A (en) * 1960-02-08 1964-04-07 Dow Chemical Co Recovery and separation of cobalt and nickel
US3336133A (en) * 1962-06-01 1967-08-15 Kao Corp Process for the purification and concentration of cobalt and nickel
GB1267586A (en) * 1969-06-30 1972-03-22 Shell Int Research Process for the separation of metals
CA902932A (en) * 1970-02-03 1972-06-20 Her Majesty The Queen, In Right Of Canada As Represented By The Minister Of Natural Resources Canada Liquid-liquid separation of cobalt from ammoniacal solutions
US3728366A (en) * 1971-04-05 1973-04-17 Shell Oil Co Liquid/liquid extraction of cobalt values
FI51110C (fi) * 1973-05-22 1976-10-11 Outokumpu Oy Tapa erottaa kobolttia(II) ja nikkeliä(II) neste-nesteuuttauksella
US4012483A (en) * 1974-03-21 1977-03-15 Deepsea Ventures, Inc. Separation of cobalt from nickel in ammoniacal solutions using 8-hydroxyquinolines
US4004990A (en) * 1974-08-06 1977-01-25 Sumitomo Metal Mining Co., Limited Process for separating and recovering nickel and cobalt
US4088733A (en) * 1976-02-23 1978-05-09 Metallurgie Hoboken-Overpelt Process for liquid-liquid extraction of cobalt from nickel
US4042665A (en) * 1976-09-27 1977-08-16 Falconbridge Nickel Mines Limited Cobalt ion exchange process

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383663U (ja) * 1989-12-15 1991-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
FI783862A (fi) 1979-06-29
JPS5492514A (en) 1979-07-21
NO784358L (no) 1979-06-29
CA1095731A (en) 1981-02-17
FI69110B (fi) 1985-08-30
BE873156A (fr) 1979-06-28
US4148631A (en) 1979-04-10
AU4182378A (en) 1979-07-05
FI69110C (fi) 1985-12-10
ZA786630B (en) 1979-10-31
FR2413470A1 (fr) 1979-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2961616C (en) Method of separating cobalt and magnesium from a nickel-bearing extraction feed solution
CA1101678A (en) Separation and purification of ruthenium
Wang et al. Hydrometallurgical process for recovery of cobalt from zinc plant residue
JPS5924168B2 (ja) 溶媒抽出法によるコバルトとニツケルの分離方法
US3193381A (en) Process for the concentration of nickel and cobalt in aqueous solutions
WO2014110216A1 (en) Methods of recovering scandium from titanium residue streams
US3761249A (en) Copper extraction from ammoniacal solutions
Hong et al. Selective recovery of Rhenium from industrial leach solutions by synergistic solvent extraction
JPS62256723A (ja) バリウム塩の精製方法
JPS6046169B2 (ja) ニツケル及びコバルトを含む抽出用溶剤からコバルトを分離する方法
JPS5817815B2 (ja) 銅含有物質から銅を回収する方法
CA1086069A (en) Recovery and purification of iridium
CA2936529A1 (en) Method for recovery of copper and zinc
CA1086070A (en) Separation and purification of platinum and palladium
US4193969A (en) Selective nickel and cobalt extraction from aqueous acidic solutions
US4372922A (en) Process for the recovery of indium
JP2004107791A (ja) 溶媒抽出液から不純物を除去するための方法
Kyuchoukov et al. A novel method for recovery of copper from hydrochloric acid solutions
WO2016209178A1 (en) Recovering scandium and derivatives thereof from a leach solution loaded with metals obtained as a result of leaching lateritic ores comprising nickel, cobalt and scandium, and secondary sources comprising scandium
Kyuchoukov et al. A new extractant mixture for recovery of copper from hydrochloric etching solution
US3718458A (en) Liquid-liquid separation of cobalt from ammoniacal solutions
US4314976A (en) Purification of nickel sulfate
US3998627A (en) Process for recovering metals from metal ammine bearing ammonium salt solutions using ion exchange resin
US3821354A (en) Method for selectively abstracting nickel from an aqueous ammoniacal solution
US4148813A (en) Nickel and cobalt solvent extraction with mercaptides