JPS6046023B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents
積層体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6046023B2 JPS6046023B2 JP53119718A JP11971878A JPS6046023B2 JP S6046023 B2 JPS6046023 B2 JP S6046023B2 JP 53119718 A JP53119718 A JP 53119718A JP 11971878 A JP11971878 A JP 11971878A JP S6046023 B2 JPS6046023 B2 JP S6046023B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- flocculent
- resin
- thermosetting resin
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は綿状物質が積層された積層体の製造方法に関す
るものてある。
るものてある。
従来綿状物質が積層された積層体を製造するには液状の
接着剤を綿状物質に吹付けるか、基体に塗布した後両者
を圧着することによつて行なわれていた。
接着剤を綿状物質に吹付けるか、基体に塗布した後両者
を圧着することによつて行なわれていた。
しかしながら上記の方法では、圧着が少ないと接着面積
が少ないためはがれやすく又充分に圧着をして接着する
と綿状物質か圧縮されて綿状物質のかさが小さくなり、
断熱効果、吸音効果等が低下するという欠点を有してい
た。
が少ないためはがれやすく又充分に圧着をして接着する
と綿状物質か圧縮されて綿状物質のかさが小さくなり、
断熱効果、吸音効果等が低下するという欠点を有してい
た。
本発明の目的は綿状物質を圧縮してかさを小さくするこ
となく充分に基体と綿状物質とか接着された綿状物質が
積層された積層体の製造方法を提供することにある。
となく充分に基体と綿状物質とか接着された綿状物質が
積層された積層体の製造方法を提供することにある。
即ち本発明の要旨は基体と綿状物質との間に、加熱によ
り発泡する熱硬化性樹脂層が介在された積層物を、上記
樹脂層の発泡温度以上の温度に加熱して発泡させ、発泡
した樹脂を上記綿状物質中に含浸せると共に硬化させる
ことを特徴とする綿状物質が積層された積層体の製造方
法に存する。
り発泡する熱硬化性樹脂層が介在された積層物を、上記
樹脂層の発泡温度以上の温度に加熱して発泡させ、発泡
した樹脂を上記綿状物質中に含浸せると共に硬化させる
ことを特徴とする綿状物質が積層された積層体の製造方
法に存する。
本発明て使用される基体としてはたとえばアルミニウム
板、鋼板、木材、コンクリート、布、プラスチックシー
ト、繊維補強プラスチック等があげられる。本発明で使
用される加熱により発泡する熱硬化性樹脂層は熱硬化性
樹脂と発泡剤とより形成される。
板、鋼板、木材、コンクリート、布、プラスチックシー
ト、繊維補強プラスチック等があげられる。本発明で使
用される加熱により発泡する熱硬化性樹脂層は熱硬化性
樹脂と発泡剤とより形成される。
熱硬化性樹脂としてはたとえばフェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、尿素樹脂等が好適に
使用される。発泡剤は特に限定されるものではなく、ポ
リオレフィン等の合成樹脂発泡体を製造する際に一般に
使用されている発泡剤が使用されるがたとえばＮ−Ｎ’
−ジニトロリペンタメチレンテトラミン、Ｐ、Ｐ’−オ
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等の熱分解型発
泡剤が好適に使用される。
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、尿素樹脂等が好適に
使用される。発泡剤は特に限定されるものではなく、ポ
リオレフィン等の合成樹脂発泡体を製造する際に一般に
使用されている発泡剤が使用されるがたとえばＮ−Ｎ’
−ジニトロリペンタメチレンテトラミン、Ｐ、Ｐ’−オ
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等の熱分解型発
泡剤が好適に使用される。
本発明においては発泡する熱硬化性樹脂層は上記熱硬化
性樹脂と上記発泡剤より形成されるが、上記熱硬化性樹
脂を硬化するのに触媒が必要な場合には触媒が添加され
る。上記触媒は熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂の際にはト
リメチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチレントリア
ミン等のアミンが好適に使用され、不飽和ポリエステル
樹脂の際にはベンゾイルバーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド等の過酸化物が好適に使用される。又−必要
に応じて炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウ
ム、アルミナ、石綿粉等の充填材、着色材などが添加さ
れてもよい。本発明で使用される綿状物質としてはたと
えば綿、ガラスウール、ロックウール、ガラス繊維やビ
ニロン繊維などの織布や不織布、合成樹脂発泡体等があ
げられる。本発明においては前記基体上に前記発泡する
熱硬化性樹脂を塗布積層し、さらにその上に綿状物質を
積層した後樹脂層が発泡する温度以上の温度に加熱して
樹脂層を発泡させ、発泡した樹脂を綿状物質中に含浸さ
せると共に硬化させて、基体と綿状物質を接着して積層
体を製造するのである。なおこの際発泡する熱硬化性樹
脂層が積層された２枚以上の基体で綿状物質をはさんで
加熱し綿状物質と基体を装着して積層体を製造してもよ
いことはいうまでもない。本発明の構成は上述の通りて
あり、加熱により発泡する熱硬化性樹脂層は加熱される
と発泡し発泡した樹脂は綿状物質の中に侵入し、同時に
硬化するのて、綿状物質と基体はしつかりと固定される
のである。
性樹脂と上記発泡剤より形成されるが、上記熱硬化性樹
脂を硬化するのに触媒が必要な場合には触媒が添加され
る。上記触媒は熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂の際にはト
リメチルアミン、ジメチルアニリン、ジエチレントリア
ミン等のアミンが好適に使用され、不飽和ポリエステル
樹脂の際にはベンゾイルバーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド等の過酸化物が好適に使用される。又−必要
に応じて炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウ
ム、アルミナ、石綿粉等の充填材、着色材などが添加さ
れてもよい。本発明で使用される綿状物質としてはたと
えば綿、ガラスウール、ロックウール、ガラス繊維やビ
ニロン繊維などの織布や不織布、合成樹脂発泡体等があ
げられる。本発明においては前記基体上に前記発泡する
熱硬化性樹脂を塗布積層し、さらにその上に綿状物質を
積層した後樹脂層が発泡する温度以上の温度に加熱して
樹脂層を発泡させ、発泡した樹脂を綿状物質中に含浸さ
せると共に硬化させて、基体と綿状物質を接着して積層
体を製造するのである。なおこの際発泡する熱硬化性樹
脂層が積層された２枚以上の基体で綿状物質をはさんで
加熱し綿状物質と基体を装着して積層体を製造してもよ
いことはいうまでもない。本発明の構成は上述の通りて
あり、加熱により発泡する熱硬化性樹脂層は加熱される
と発泡し発泡した樹脂は綿状物質の中に侵入し、同時に
硬化するのて、綿状物質と基体はしつかりと固定される
のである。
又樹脂は発泡体となるのであるから綿状物質の断熱効果
、吸音効果が低下することがなく断熱効果、吸音効果等
のすぐれた積層体が得られるのである。次に本発明の実
施例について説明する。
、吸音効果が低下することがなく断熱効果、吸音効果等
のすぐれた積層体が得られるのである。次に本発明の実
施例について説明する。
実施例１
２枚の３００×６００×１（朗）のアルミニウム板に、
フェノール樹脂（レゾールタイプ、固形分８５％）５０
重量部、炭酸カルシウム粉末（平均粒径２μ）５０重量
部及びＮ−Ｎ−ジニトロソペンタメ５チレンテトラミン
１重量部よりなる組成物を９０℃で０．５Ｔ！ＵＴｉの
厚さに塗布し、冷却した。
フェノール樹脂（レゾールタイプ、固形分８５％）５０
重量部、炭酸カルシウム粉末（平均粒径２μ）５０重量
部及びＮ−Ｎ−ジニトロソペンタメ５チレンテトラミン
１重量部よりなる組成物を９０℃で０．５Ｔ！ＵＴｉの
厚さに塗布し、冷却した。
上記組成物の塗装された１板アルミニウム板の塗装面の
周囲に厚さ１ｃｍの本製の枠をあて、枠内に厚さ約１０
７Ｗｔのマット状のガラスウール（８ｋ９１５ｄ）を入
れ、その上にもう１枚前記アルミニウム板を塗装面がガ
ラスウール側になるように設置し、周囲を金具で固定し
た。得られた積層物を１４０゜Ｃのギヤーオープンに供
給し３吟間加熱したところアルミニウム板と枠及３びア
ルミニウム板とガラスウールは強固に接着していた。
周囲に厚さ１ｃｍの本製の枠をあて、枠内に厚さ約１０
７Ｗｔのマット状のガラスウール（８ｋ９１５ｄ）を入
れ、その上にもう１枚前記アルミニウム板を塗装面がガ
ラスウール側になるように設置し、周囲を金具で固定し
た。得られた積層物を１４０゜Ｃのギヤーオープンに供
給し３吟間加熱したところアルミニウム板と枠及３びア
ルミニウム板とガラスウールは強固に接着していた。
なお前記組成物の層は１〜２順の厚さに発泡しておりガ
ラスウールとからみあつていた。得られた積層体を振動
盤上に長さ方向（６００Ｗｒ１ｎ）を垂直に立て、加速
度５００ｇａ１の条件で１分間振動を加えたが、ガラス
ウールがアルミニウム板から脱離、変位することは全く
なかつた。実施例２ ２枚の３００×６００×１．６（Ｗｔ）の鋼板にエポキ
シ樹脂１０唾量部、アゾビスイソブチロニトリル１ノ重
量部、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテ
ル０．３重量部、ベンゼン１重量部及びジエチルトリア
ミン６重量部よりなる組成物を５０℃で約０．５ＴＩｒ
Ｉｎの厚さに塗布した。
ラスウールとからみあつていた。得られた積層体を振動
盤上に長さ方向（６００Ｗｒ１ｎ）を垂直に立て、加速
度５００ｇａ１の条件で１分間振動を加えたが、ガラス
ウールがアルミニウム板から脱離、変位することは全く
なかつた。実施例２ ２枚の３００×６００×１．６（Ｗｔ）の鋼板にエポキ
シ樹脂１０唾量部、アゾビスイソブチロニトリル１ノ重
量部、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテ
ル０．３重量部、ベンゼン１重量部及びジエチルトリア
ミン６重量部よりなる組成物を５０℃で約０．５ＴＩｒ
Ｉｎの厚さに塗布した。
上記組成物の塗装された１板の鋼板の塗装面の周囲に厚
さ５０Ｔｆｒ！ｎの木製の枠をあて、枠内に約５０Ｔｎ
ＩＩｔのロックウール（１０ｋ９１ｄ）を入れ、その上
にもう１板の前記鋼板を塗装面がロックウール側になる
ように設置し、周囲を金型で固定した。
さ５０Ｔｆｒ！ｎの木製の枠をあて、枠内に約５０Ｔｎ
ＩＩｔのロックウール（１０ｋ９１ｄ）を入れ、その上
にもう１板の前記鋼板を塗装面がロックウール側になる
ように設置し、周囲を金型で固定した。
得られた複合物を１１０゜Ｃのギヤーオープンに供給し
、３吟間加熱したところ鋼板と枠及び鋼板とロックウー
ルは強固に接着していた。
、３吟間加熱したところ鋼板と枠及び鋼板とロックウー
ルは強固に接着していた。
なお前記組成物の層は２〜３ｗＬの厚さに発泡しており
ロックウールとからみあつていた。得られた複合体を実
施例１で行つたと同様にして振動試験を行つたがロック
ウールが鋼板から脱離、変位することは全くなかつた。
ロックウールとからみあつていた。得られた複合体を実
施例１で行つたと同様にして振動試験を行つたがロック
ウールが鋼板から脱離、変位することは全くなかつた。
比較例１
２板の３００×６００×１（悶）のアルミニウム板にク
ロロプレン系接着剤を３０ｙずつ塗布した。
ロロプレン系接着剤を３０ｙずつ塗布した。
Claims (1)
- １ 基体と綿状物質との間に、加熱により発泡する熱硬
化性樹脂層が介在された積層物を、上記樹脂層の発泡温
度以上の温度に加熱して発泡させ、発泡した樹脂を上記
綿状物質中に含浸させると共に硬化させることを特徴と
する綿状物質が積層された積層体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53119718A JPS6046023B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53119718A JPS6046023B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 積層体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5544881A JPS5544881A (en) | 1980-03-29 |
| JPS6046023B2 true JPS6046023B2 (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=14768386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53119718A Expired JPS6046023B2 (ja) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | 積層体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046023B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62128615A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-10 | Canon Inc | 光学式エンコ−ダ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3334609C1 (de) * | 1983-09-24 | 1984-11-22 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut | Laengen- oder Winkelmesseinrichtung |
-
1978
- 1978-09-27 JP JP53119718A patent/JPS6046023B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62128615A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-10 | Canon Inc | 光学式エンコ−ダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5544881A (en) | 1980-03-29 |
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