JPS6045836B2 - 機器収納ボックス - Google Patents
機器収納ボックスInfo
- Publication number
- JPS6045836B2 JPS6045836B2 JP4265380A JP4265380A JPS6045836B2 JP S6045836 B2 JPS6045836 B2 JP S6045836B2 JP 4265380 A JP4265380 A JP 4265380A JP 4265380 A JP4265380 A JP 4265380A JP S6045836 B2 JPS6045836 B2 JP S6045836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- cover
- base
- hole
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、取引用計器等を収納する材器収納ボック
スで、ヒンジ構造を有し、かつ、内部保護と不正使用を
防止するために封印構造を設けたものにおけるヒンジ部
の改良に関するものである。
スで、ヒンジ構造を有し、かつ、内部保護と不正使用を
防止するために封印構造を設けたものにおけるヒンジ部
の改良に関するものである。
従来この種のボックスとして、第1図に示すものがあつ
た。図において1は計量器本体を雨や塵埃から保護収納
する機器収納ボックスであり、一方が開口し、その開口
端周辺部に設けられた嵌合部を介して互いに結合される
ベース2とカバー3から構成され、カバー3、ベース2
にはそれぞれ互−に係合し、かつカバー3をベース2に
回動自在に支持するヒンジ4が設けられており、ヒンジ
4は回転の中心となるピン41とベース側係合片42、
カバー側係合片43からなり、それぞれの係合片42、
43は、ベース2、カバー3を嵌合させたピン41が慣
通する係合穴42a、43aが明られている。また機器
収納ボックス1のヒンジ4の付いている対辺には、封印
穴51が設けてあり、封印線52封印玉53により封印
されている。 次に第2図イ、口により従来構造のヒン
ジ4の詳細を説明する。
た。図において1は計量器本体を雨や塵埃から保護収納
する機器収納ボックスであり、一方が開口し、その開口
端周辺部に設けられた嵌合部を介して互いに結合される
ベース2とカバー3から構成され、カバー3、ベース2
にはそれぞれ互−に係合し、かつカバー3をベース2に
回動自在に支持するヒンジ4が設けられており、ヒンジ
4は回転の中心となるピン41とベース側係合片42、
カバー側係合片43からなり、それぞれの係合片42、
43は、ベース2、カバー3を嵌合させたピン41が慣
通する係合穴42a、43aが明られている。また機器
収納ボックス1のヒンジ4の付いている対辺には、封印
穴51が設けてあり、封印線52封印玉53により封印
されている。 次に第2図イ、口により従来構造のヒン
ジ4の詳細を説明する。
従来はピン41の長さがヒンジ4の係合の全長の長さに
概ね等しかつた。したがつて機器収納ボックス1の下部
において封印していてもピン41を外部からノックピン
6で突込むことによりピン41は簡単に反対側に抜くこ
とが出来、即ち封印線52を切ることなく内部装置に手
を触れることができ、封印の効果がなかつた。またピン
41をヒンジ4に挿入後、係合片42または43にいず
れか一方に接着すればヒンジとしての機能も失わずかつ
ピン41が抜かれることはなくしたがつて封印効果を奏
するのであるがベース2または、カバー3のいずれか一
方が破損した場合もベース2、カバー3を一諸に取替な
ければならず無駄が大くなるという欠点がある。 この
発明は上記のような従来のものの欠点を除去するために
なされたもので封印を外さない場合は外部からヒンジ部
を分解することがづきず、封印を外せば分解の容易な機
器収納ボックスを提供することを目的としている。
概ね等しかつた。したがつて機器収納ボックス1の下部
において封印していてもピン41を外部からノックピン
6で突込むことによりピン41は簡単に反対側に抜くこ
とが出来、即ち封印線52を切ることなく内部装置に手
を触れることができ、封印の効果がなかつた。またピン
41をヒンジ4に挿入後、係合片42または43にいず
れか一方に接着すればヒンジとしての機能も失わずかつ
ピン41が抜かれることはなくしたがつて封印効果を奏
するのであるがベース2または、カバー3のいずれか一
方が破損した場合もベース2、カバー3を一諸に取替な
ければならず無駄が大くなるという欠点がある。 この
発明は上記のような従来のものの欠点を除去するために
なされたもので封印を外さない場合は外部からヒンジ部
を分解することがづきず、封印を外せば分解の容易な機
器収納ボックスを提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第3図イ,口において43bは係合穴43aの中央部で
外部に開口する落し穴であり、その落し穴43aの開口
方向は、カバー3を閉じた状態ではその開口端がベース
2の一部で覆いかくされる方向でかつ、機器収納ボック
ス1を正規取付姿勢に取付たとき、略重力方向を向いて
いる。
外部に開口する落し穴であり、その落し穴43aの開口
方向は、カバー3を閉じた状態ではその開口端がベース
2の一部で覆いかくされる方向でかつ、機器収納ボック
ス1を正規取付姿勢に取付たとき、略重力方向を向いて
いる。
次に落し穴43bピン41の各寸法は次の関係式を満足
している。
している。
即ち、落し穴43bの長さ・・・・・11落し穴43b
がある係合片43の長さ・・・・・・!ピン41の長さ
・・・・・・L4lピンの直径キ慣通穴の直径・・・・
・・Dカバー3を―じた時の落穴の深さ・・・・・・D
L−1とすると11+」Σユく2L41かつ11〉L4
lかつD>dが成立つこと上記のように構成されたピン
4において、封印したまま外部からヒンジ4を分解しよ
うと試みた場合について、第4図で説明する。
がある係合片43の長さ・・・・・・!ピン41の長さ
・・・・・・L4lピンの直径キ慣通穴の直径・・・・
・・Dカバー3を―じた時の落穴の深さ・・・・・・D
L−1とすると11+」Σユく2L41かつ11〉L4
lかつD>dが成立つこと上記のように構成されたピン
4において、封印したまま外部からヒンジ4を分解しよ
うと試みた場合について、第4図で説明する。
図に示す如く、ノックピン6を挿入して、ピン41を突
込んだ場合、ピン41が前記落し穴43bの上まで来た
とき落し穴43bよりピン41の方が短いため重力の昨
用で落し穴内に落下する。
込んだ場合、ピン41が前記落し穴43bの上まで来た
とき落し穴43bよりピン41の方が短いため重力の昨
用で落し穴内に落下する。
ピン41の落下距離はdであり、ピン41は、その一部
が係合穴43aに掛つている。したがつてノックピン6
はさらにピン41を押そうとするが、ピン41は落し穴
の壁面即ち係合片43自体を押すことになりもう一方の
ピン41を押すことができない。さらに逆方向のピン4
1を再びノックピン6を突込もうとすると、そのピン4
1が上記落し穴43bに落込んだピン41を押すことに
なり、ピン41が係合穴42aから外れる前に落し穴4
3bに落ちたピン41が係合片43に当り、ピン41が
係合片42,43の係合を外れることはない。
が係合穴43aに掛つている。したがつてノックピン6
はさらにピン41を押そうとするが、ピン41は落し穴
の壁面即ち係合片43自体を押すことになりもう一方の
ピン41を押すことができない。さらに逆方向のピン4
1を再びノックピン6を突込もうとすると、そのピン4
1が上記落し穴43bに落込んだピン41を押すことに
なり、ピン41が係合穴42aから外れる前に落し穴4
3bに落ちたピン41が係合片43に当り、ピン41が
係合片42,43の係合を外れることはない。
次にベース2またはカバー3が破損し、破損部品を取替
える必要が生じた場合、または、上記のように一方のピ
ン41が突込まれ修理を必要とする場合には封印線52
を切断し、カバー3を開けると、第5図に示すようにピ
ン41は落し穴より抜け落ちる。したがつてヒンジ4は
必要に応じて容易に分解することが可能である。なお上
記実施例では、カバー側係合片43に落し穴43bを設
けた例を示したがベース側係合片に落し穴43bを設け
てもよい。
える必要が生じた場合、または、上記のように一方のピ
ン41が突込まれ修理を必要とする場合には封印線52
を切断し、カバー3を開けると、第5図に示すようにピ
ン41は落し穴より抜け落ちる。したがつてヒンジ4は
必要に応じて容易に分解することが可能である。なお上
記実施例では、カバー側係合片43に落し穴43bを設
けた例を示したがベース側係合片に落し穴43bを設け
てもよい。
以上のように、この発明によれば通常の使用状態では封
印線を切ることなく外部からヒンジ部分を分解すること
ができないため不正使用等の心配のなくまた必要に応じ
て封印線を切れば容易にヒンジ部分が分解できるため、
信頼性が高くかつ経済的な機器収納ボックスを安価に提
供することができる。
印線を切ることなく外部からヒンジ部分を分解すること
ができないため不正使用等の心配のなくまた必要に応じ
て封印線を切れば容易にヒンジ部分が分解できるため、
信頼性が高くかつ経済的な機器収納ボックスを安価に提
供することができる。
l図面の簡単な説明
第1図は従来装置の外観図、第2図は従来装置のヒンジ
部詳細図でありイはその正面図叫ま側面図、第3図は本
発明によるヒンジ部の詳細図であり、イはその正面図、
口は側面図、第4図は本発・明によるヒンジ部の詳細断
面図、第5図はカバーを開いた時のヒンジの側面図であ
る。
部詳細図でありイはその正面図叫ま側面図、第3図は本
発明によるヒンジ部の詳細図であり、イはその正面図、
口は側面図、第4図は本発・明によるヒンジ部の詳細断
面図、第5図はカバーを開いた時のヒンジの側面図であ
る。
図中1は機器収納ボックス、2はベース、3はカバー、
4はヒンジ、41はピン、42はベース側係合片、43
はカバー側係合片、42a,43)aは係合穴、43b
は落し穴、51は封印穴、52は封印線、53は封印玉
である、6はノックピン。
4はヒンジ、41はピン、42はベース側係合片、43
はカバー側係合片、42a,43)aは係合穴、43b
は落し穴、51は封印穴、52は封印線、53は封印玉
である、6はノックピン。
Claims (1)
- 1 一方が開口したベースとカバーとからなり、前記ベ
ースの開口端と前記カバーの開口端の内周面とを合せか
つ前記ベースと前記カバーとをヒンジにより結合する機
器収納ボックスにおいて、前記ヒンジの中心を成すピン
を少なくとも2分割し、前記ヒンジの前記ピンとを係合
する係合片の一部に前記ピンが抜ける穴を設け、前記ベ
ースと、前記カバーを閉じた状態では前記穴が閉ざされ
、かつ穴の深さが前記ピンの直径より小さくなるように
構成され、前記ベースと前記カバーを開いた状態では前
記ピンが抜ける穴が外部へ貫通するように構成したこと
を特徴とする機器収納ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265380A JPS6045836B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 機器収納ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265380A JPS6045836B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 機器収納ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56138273A JPS56138273A (en) | 1981-10-28 |
JPS6045836B2 true JPS6045836B2 (ja) | 1985-10-12 |
Family
ID=12641962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265380A Expired JPS6045836B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 機器収納ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6045836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621513Y2 (ja) * | 1987-03-16 | 1994-06-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機に使用される制御基板収納ボックスにおける封印構造 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4265380A patent/JPS6045836B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56138273A (en) | 1981-10-28 |
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