JPS604578Y2 - いけす等の浄化装置 - Google Patents
いけす等の浄化装置Info
- Publication number
- JPS604578Y2 JPS604578Y2 JP19462981U JP19462981U JPS604578Y2 JP S604578 Y2 JPS604578 Y2 JP S604578Y2 JP 19462981 U JP19462981 U JP 19462981U JP 19462981 U JP19462981 U JP 19462981U JP S604578 Y2 JPS604578 Y2 JP S604578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- suction pump
- water
- pressure gauge
- discharge side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、いけす等の浄化装置に関し、更に詳しくは、
烏賊が水中に吐き出す墨を濾過できる浄化装置に関する
ものである。
烏賊が水中に吐き出す墨を濾過できる浄化装置に関する
ものである。
一般に魚類を泳がせておくいけすや水槽には魚類の糞等
の排泄物を浄化するための浄化装置が設けられているが
、烏賊をいけす等に入れた場合をその吐き出す墨で水が
汚れても、その墨の粒子は一般の汚物とは異なって非常
に細か〈従来の浄化装置では濾過することができないた
め、料亭などでも烏賊はいけすには入れていない実状で
ある。
の排泄物を浄化するための浄化装置が設けられているが
、烏賊をいけす等に入れた場合をその吐き出す墨で水が
汚れても、その墨の粒子は一般の汚物とは異なって非常
に細か〈従来の浄化装置では濾過することができないた
め、料亭などでも烏賊はいけすには入れていない実状で
ある。
本考案はこのような実状に鑑みて創作されたものであり
、従来のような砂や綜桐の葉を通過させてポンプで水槽
に供給するという方法ではできなかった烏賊の墨の浄化
を図ることのできる装置を提供することを目的とするも
のである。
、従来のような砂や綜桐の葉を通過させてポンプで水槽
に供給するという方法ではできなかった烏賊の墨の浄化
を図ることのできる装置を提供することを目的とするも
のである。
この考案は、いけす等の水槽の底部には導水管の一端を
配置し、その導水管の他端に吸引ポンプを連結し、その
吸引ポンプの吐出側にメツシュが次第に細かくなるよう
に複数のフィルターを設置し、最終フィルターの出口に
前記水槽に浄化水を供給する給水管を設置腰且つ上記吸
引ポンプの吐出側と初段のフィルターとの間に圧力計を
接続し、この圧力計と前記給水管の所要箇所との間にバ
イパス管を接続すると共にそのバイパス管の始端部には
上記圧力計に連動する電磁弁を設置したことを特徴とす
る、いけす等の浄化装置に係るものである。
配置し、その導水管の他端に吸引ポンプを連結し、その
吸引ポンプの吐出側にメツシュが次第に細かくなるよう
に複数のフィルターを設置し、最終フィルターの出口に
前記水槽に浄化水を供給する給水管を設置腰且つ上記吸
引ポンプの吐出側と初段のフィルターとの間に圧力計を
接続し、この圧力計と前記給水管の所要箇所との間にバ
イパス管を接続すると共にそのバイパス管の始端部には
上記圧力計に連動する電磁弁を設置したことを特徴とす
る、いけす等の浄化装置に係るものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明すれば
、第１図は本考案の浄化装置のシステムの構成を示すも
のであり、水槽１には底部に導水管２の一端が配設され
、その他端には吸引ポンプ３が連結されている。
、第１図は本考案の浄化装置のシステムの構成を示すも
のであり、水槽１には底部に導水管２の一端が配設され
、その他端には吸引ポンプ３が連結されている。
この吸引ポンプ３の吐出側には圧力計４を介してフィル
タ一群５−１〜５−５が設置されており、最終フィルタ
ー５−５の出口側には水槽１に浄化水を還流させるため
の給水管６が設置されている。
タ一群５−１〜５−５が設置されており、最終フィルタ
ー５−５の出口側には水槽１に浄化水を還流させるため
の給水管６が設置されている。
最初のフィルター５−１の入口側と給水管６の途中との
間にはバイパス管７がフィルタ一群を迂回する状態に設
けられており、また前記吸引ポンプ３の吐出側の圧力が
高くなったときに圧力計４の指示により作動する電磁弁
８がバイパス管７の始端部に設けられている。
間にはバイパス管７がフィルタ一群を迂回する状態に設
けられており、また前記吸引ポンプ３の吐出側の圧力が
高くなったときに圧力計４の指示により作動する電磁弁
８がバイパス管７の始端部に設けられている。
図中９は圧力スイッチ、１０はフィルターが目詰りして
吸引ポンプ３の吐出圧が大きくなったときに警報を発す
るブザー、１１は空気逃し管、１２はストップバルブ、
１３及び１４はそれぞれ水の逆流を防止する逆止弁であ
る。
吸引ポンプ３の吐出圧が大きくなったときに警報を発す
るブザー、１１は空気逃し管、１２はストップバルブ、
１３及び１４はそれぞれ水の逆流を防止する逆止弁であ
る。
第２図はフィルターの実施例の構造を示す断面図であり
、汚水は器体１５の内部の外側から供給され、円筒型の
フィルター材１６によって濾過されてその内部より器体
１５の外に排出される。
、汚水は器体１５の内部の外側から供給され、円筒型の
フィルター材１６によって濾過されてその内部より器体
１５の外に排出される。
また、第３図はフィルターの設置例を示すものであり、
同図のａは各フィルターを直列に接続した場合、ｂは各
フィルターを２系統に分け、直列に接続したフィルタ一
群を並列に接続した場合、Ｃは４系統の直列フィルタ一
群を並列に接続した場合を示すものであり、ｂとＣの場
合には一系統のフィルタ一群が目詰りしても他の系統の
フィルタ一群にて継続して濾過ができるので大型のいけ
すや水槽には便利である。
同図のａは各フィルターを直列に接続した場合、ｂは各
フィルターを２系統に分け、直列に接続したフィルタ一
群を並列に接続した場合、Ｃは４系統の直列フィルタ一
群を並列に接続した場合を示すものであり、ｂとＣの場
合には一系統のフィルタ一群が目詰りしても他の系統の
フィルタ一群にて継続して濾過ができるので大型のいけ
すや水槽には便利である。
前記のフィルタ一群５−１〜５−５は次第にメツシュを
小さくして粒子の大なるものから徐々に濾過させて最後
に烏賊の墨の粒子が濾過できるようにする。
小さくして粒子の大なるものから徐々に濾過させて最後
に烏賊の墨の粒子が濾過できるようにする。
このように構成するのは、初めから細かいメツシュのフ
ィルターを用いた場合にすぐにフィルターの目が詰まる
のを防止するためである。
ィルターを用いた場合にすぐにフィルターの目が詰まる
のを防止するためである。
実施例で使用した各フィルターのメツシュを以下に示す
。
。
フィルターの番号 メツシュ（ｐｍ）５−１５．
０ ５−２ １．０５−３
０．４５ ５−４０．３ ５−５０．２ 普通の魚類の場合には、排出される汚物の粒子を濾過す
るためのメツシュの大きさは５．０〜０．４５μｍでよ
く５−３までのフィルターで濾過できる。
０ ５−２ １．０５−３
０．４５ ５−４０．３ ５−５０．２ 普通の魚類の場合には、排出される汚物の粒子を濾過す
るためのメツシュの大きさは５．０〜０．４５μｍでよ
く５−３までのフィルターで濾過できる。
烏賊の墨は、荒墨の場合は５．０〜０．３／Ａ ｍのメ
ツシュのフィルターで濾過でき、０．７！Ｐｍのフィル
ターで細かい墨まで完全に濾過できることになる。
ツシュのフィルターで濾過でき、０．７！Ｐｍのフィル
ターで細かい墨まで完全に濾過できることになる。
第１図に示す構成の浄化装置において、吸引ポンプ３を
駆動し圧力３〜７に９で吸引を行なう。
駆動し圧力３〜７に９で吸引を行なう。
吸引ポンプ３の吐出側に設けられている圧力スイッチ９
は３ｋｏ程度で作動するように設定しておく。
は３ｋｏ程度で作動するように設定しておく。
水槽１内の汚水が各フィルターに所定の圧力で送水され
徐々に濾過されながら最終的には烏賊の墨の粒子まで濾
過され、給水管６を介して水槽１に還流される。
徐々に濾過されながら最終的には烏賊の墨の粒子まで濾
過され、給水管６を介して水槽１に還流される。
濾過によりフィルターの目が詰り、吸引ポンプ３の吐出
圧力が３に９程度を越えると圧力スイッチ９が作動し、
電磁弁８が開いて流体はバイパス管７を通って直接水槽
１に送られると共にブザー１０が鳴り、フィルターの交
換時期を報知する。
圧力が３に９程度を越えると圧力スイッチ９が作動し、
電磁弁８が開いて流体はバイパス管７を通って直接水槽
１に送られると共にブザー１０が鳴り、フィルターの交
換時期を報知する。
上述したように、本考案によれば吸引ポンプの吐出側に
メツシュが次第に細かくなるように複数のフィルターを
設置したので粗い粒子から徐々に濾過されて最終的には
烏賊の墨まで濾過され、しかも吸引ポンプの吐出側にフ
ィルタ一群を接続し、吐出圧が大きくなった場合にバイ
パス管に水を迂回させて送るようにしたので吸引ポンプ
に負担が余り掛らないなどの効果を奏するものである。
メツシュが次第に細かくなるように複数のフィルターを
設置したので粗い粒子から徐々に濾過されて最終的には
烏賊の墨まで濾過され、しかも吸引ポンプの吐出側にフ
ィルタ一群を接続し、吐出圧が大きくなった場合にバイ
パス管に水を迂回させて送るようにしたので吸引ポンプ
に負担が余り掛らないなどの効果を奏するものである。
第１図は本考案の実施例の構成を示す説明図、第２図は
フィルターの構成の例を示す断面図、第３図はフィルタ
ーの接続方法の例を示す説明図である。 １：水槽、２：導水管、３：吸引ポンプ、４：圧力計、
５−１〜５−５：フィルター、６：給水管、７：バイパ
ス管、８：電磁弁、９：圧力スイッチ。
フィルターの構成の例を示す断面図、第３図はフィルタ
ーの接続方法の例を示す説明図である。 １：水槽、２：導水管、３：吸引ポンプ、４：圧力計、
５−１〜５−５：フィルター、６：給水管、７：バイパ
ス管、８：電磁弁、９：圧力スイッチ。
Claims (1)
- いけす等の水槽の底部に導水管の一端を配置し、その導
水管の他端に吸引ポンプを連結し、その吸引ポンプの吐
出側にメツシュが次第に細かくなるように複数のフィル
ターを設置し、最終フィルターの出口に前記水槽に浄化
水を供給する給水管を設置し、且つ上記吸引ポンプの吐
出側と初段のフィルターとの間に圧力計を接続し、この
圧力計と前記給水管の所要箇所との間にバイパス管を接
続すると共にそのバイパス管の始端部には上記圧力計に
連動する電磁弁を設置したことを特徴とする、いけす等
の浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19462981U JPS604578Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | いけす等の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19462981U JPS604578Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | いけす等の浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107110U JPS58107110U (ja) | 1983-07-21 |
| JPS604578Y2 true JPS604578Y2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=30107941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19462981U Expired JPS604578Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | いけす等の浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604578Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618500B2 (ja) * | 1990-04-05 | 1994-03-16 | 日立冷熱株式会社 | 循環濾過式活魚水槽装置 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19462981U patent/JPS604578Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107110U (ja) | 1983-07-21 |
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