JPS6045582A - 新規カルバペネムエステル - Google Patents

新規カルバペネムエステル

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JPS6045582A
JPS6045582A JP58151503A JP15150383A JPS6045582A JP S6045582 A JPS6045582 A JP S6045582A JP 58151503 A JP58151503 A JP 58151503A JP 15150383 A JP15150383 A JP 15150383A JP S6045582 A JPS6045582 A JP S6045582A
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JP
Japan
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sodium
salt
compound
formula
oxo
Prior art date
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Pending
Application number
JP58151503A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakabayashi
中林 暁
Hiroko Ogino
荻野 裕子
Takashi Tsuruoka
鶴岡 崇士
Shigeharu Inoue
重治 井上
Kazunori Oba
大場 和則
Tatsuo Ito
辰男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔式中,Rは低級アルキル基, アルカノイルオキシア
ルキル基, 又は低級アルコキシメチル基を表わす〕の
新規力ルバペネムエステル, およびそれの製剤上許容
しうZ++4に関する。
近年、βーラクタマーゼ阻害活性を持つ化合物が多数見
出されている。なかでもカルバペネム。
SF − 2+03 A物質は放綜菌SF’ − 2’
+03株の培養液よシ単劇Cされきわめて強いβーラク
クマーゼ[q」′ぶ活性を持つことが明らかにされてい
る、(本出願人の出願に係る特願昭55 − 1576
31号及びJ. A−ntibiotics 35 f
41 533 − 535 (1982) )。
本発明に係る一般式(1)のカルバペネムエステルld
 上にSF − 2103 A物質のカルボン酸エステ
ル(カルボキシレート)又はそれのスルホン酸基ニおけ
る塩基との塩である。このエステル体の形の本発明化合
物は体内で容易に加水分解を受ける型のもの(例えは一
般式(1)の式中Rがアルカノイルオキシアルキル基又
は低級アルコキシメチル基を表わす化合物)だけでなく
、体内ではほとんど加水分解を受けないと考えられた型
のエステル(例えば一般式(Ilの式中Rが低級アルキ
ル基を表わす化合物)自体も強いβ−ラクタマーゼ阻害
活性を有することが今般見出された。また一般式(I)
で表わされるエステルは血中蛋白との結合率が高いため
、血中濃度の半減期が延長される利点を示すことが見出
された。例えば、ラットに皮下投与した場合の血中飽度
の半減期(バイオアッセイ法で測定)は、SF −21
03A qJ!7J質では0.5時間であるのに対し、
これのメチルエステル体(すなわち一般式(j3の式中
Rがメチル基を表わす化合物)では、15時間である。
ここで「低級アルキル基」とは、多くとも炭素数4個の
アルキル基、好ましくけメチル基、エチル基を表ワシ、
[アルカノイルオキシアルキル糺トハ、例工ばヒバロイ
ルオキシメチル基、アセトキシメチル71u、I−アセ
トキシエテル基を表わし、「低級アルコキシメチル基」
どけ、例えばメトキシメチル基などを表わす。
「製剤上許容しうる塩」とは薬理学的に許容される塩で
あって、アルカリ金属塩、(例えばナト’Jウム塩、カ
リウム塩など)、アンモニウム塩。
塩基性アミノ酸塩(例えばL−リジン塩など)があけら
れる。
本発明の軛囲内で特に好せしい化合物の例には次のもの
である。
(1) メチル・3−〔ナトリウム−スルホナート〕−
6−Cナトリウム−1−スルホナートオキシエチル〕−
7−オキソ−1−アザビシクロ〔312,0〕−ヘプト
−2−エン−2−カル鱈ぐキシレート。
(2) エチル・3−〔ナトリウムーヌルホナート〕−
6−Cナトリウム−1−スルホナートオキシエチル〕−
7−オキソ−1−アザビシクロ〔3゜2.0)−ヘテト
〜2−エンー2−カルがキシレート。
(3) アセトキシメチル・3−〔ナトリウム−スルホ
ナート)−6−[ナトリウム−1−スルホナートオキシ
エチル〕−7−オキソ−1−アザビシク。[3,2,0
’l−ヘット−2−エン−2−カル日?キシレート。
(4) アセトキシエチル・3−〔ナトリクムースルホ
ナート]−6−[ナトリウム−1−スルホナートオキシ
エチル’) 、、 7− iキソ−1−アザビシクロC
3,2,01−ヘプト−2−エン−2−カル−でキシレ
ート。
(5) ピバロイルオキシメチル・3−〔ナトリウムー
スルポ+−ト)−6−[ナトリウム−1−スルホナート
オキシエチル〕−7−オキソ−1−アザビシクロ[3,
2,0)−ヘプト−2−エフ−2−カルボキシレート。
(6) メトキシメチル・3−〔ナトリウム−スルホナ
ート’:1−6−[ナトリウム−!−スルホナートオキ
シエチル〕−7−オキソ−1−アザビシクロ[3,2,
0〕−ヘプト−2−エン−2−力ルi?キシレート。
本発明に係る一般式(1)の化合物、およびその塩基に
よる製剤上許容しうる塩のに造は°、10 次式(m で表わされるカルざン酸化合物、又はそのスルホン酸基
の1個または2個が金属塩又はアンモニウム塩となって
いる化合物をジアゾアルカンと反応させることによって
、対応のアル中ルエステル(すなわちRがアルキル基の
場合)にすることから成る第1の方法によるか、若しく
は、 (2)式(ロ)で表わされる化合物の金鴇塩(カルyI
?キシレート)または有機アンモニウム塩(カルボキシ
レート)を低級アルキルハライドまたはアルカノイルオ
キシアル午ルハライドーまたは低級アルコキシメチルハ
ライドとを反応させることによって、対応の低級アルキ
ルエステル(Rが低級アルキル基の場合)、アルカノイ
ルオキクアルキルエステル(R751アルカノイルオキ
シアル中ル基の場合)又は低級アルコキシメチルエステ
ル(R−Aig級アルコキシメチル基の場合)にするこ
とから成る第2の方法によって行うことができる。
第1の方法に従えば、例えば式([flの化合物又はこ
れの塩を水および水と混溶する有機溶媒との混合泪繰に
溶解してジアゾアルカンと反応させて実施できる。この
有機溶媒は有利にはメタノール。
エタノール、 アセトン、 テトラヒドロアラ/lジオ
キサン、 ジメチルホルムアミドなどが使用される。上
記第1の方法の変法として次の方法25(あげられる。
すなわち弐(mの化合物の有機アンモニウム塩、例えば
テiラーn−ブテルアンモ二。
ラム塩、テトラn−ペンチルアンモニウム塩。
n−テトラゾフルジメチルアンそニクム塩、n−ヘキサ
デシルジメチルアンモエクム塩、 セタルコニウム塩な
どを一ロゲン系溶媒例えば塩化メチレン、 クロロホル
ム、1.2−&り、、工pンなどに溶解しシアシアルカ
ン類と反応させゐ。
この隙の反応温度は一30oC〜30°Cの温度範囲好
ましくは一10″C〜5°Cに設定される。
アルキルエステル化剤としてのジアゾアルカン類は常法
により製造されるが、その反応浴液中への導入は気体状
態のままか、あるいは有機溶媒溶液、好ましくはジエチ
ルエーテル、石油エーテルなどの溶液として蒸留しなが
らあるいけ・シアシアルカン類の同溶媒溶液を滴下する
ことによって導入される。反応溶液の声は常に酸性側を
保つのが好ましい。pi(2,0〜6.0を保つように
鉱酸好−ましくは塩酸、硫酸の水溶液また社メタノール
溶液を加えるのが都合よい。反応後は反応溶液を中和し
、溶媒を留去後、通常の分離方法によって精製される。
例えばLT(−20などによるゲル濾過、アビセル、ダ
イヤイオンT(P −20などによるクロマトグラフィ
処理が有効である。
第2の方法に従えば、武器で表わされる化合物の塩 (
カルyJr午シレート)、打首しくけアルカリ金属塩、
 例えばリチウム、 ナトリウム、 カリウム、 セシ
ウム塩など、あるいは有様アンモニウム塩例えばテトラ
−n−ブチルアンモニウム塩、 テトラ−n−Jンチル
アンモニウム塩。
n−テトラデシルツメチルアンモニウム塩、n−ヘキサ
デシルジメチルアンモニウム塩、 七タルコニクム塩な
どを柾性溶謀中、例えばジメチルホルムアミド、 ジメ
チルスルホキシド、 ヘキサメチルリン隘トリアミド、
 スルホラン、液体亜硫酸、 あるいけこれらと他の有
機溶媒との混合溶ハ1に溶解し、または懸濁させ1低級
アルキルハライド、 好ましくけヨウ化メチル、 ヨウ
化エチル;又は低級アルカノイルオキシアルキル−ライ
ド、 好t L <はγセトキシメチルアイオダイド、
 アセトキシメチルプロミド、 1−アセトギシエチル
アイオダイド、 ピノマロイルオキシメチルアイオダイ
ド;あるいは低級アルコキシメチル−ライド、 好1し
くけメトキシメチルクロリド、 メトキシメチルゾロミ
ドを加え反応させて実bfMできる。
この場合の反応温度は一30〜60″IG、好ましくは
一100C〜40QCに設定される。反応後はできるだ
け低温で、好塘しくけ室温以下で溶媒を留去するか瞥た
は反応溶液に不活性溶媒例えばn−ヘキサン、 n−ペ
ンタ7、 n−へブタン。
トルエン、ジエチルエーテル、酢酸エチル。
アセトン、 テトラヒドロフラン、 ジオキサン。
塩化メチレンなどを加えて稀釈し、生じた沈澱物をFi
増する。さらにN!!するには、公知の種々の方法で可
能であるが第1の方法と同様のクロマトグラフィ処理が
好適である。
本発明で出発原料として用いるSF” −2+03 A
 物質すなわち式(11)で表わされる化合物せたtよ
その塩は特開昭57−36989号、特開昭57−8+
498 @公報に記載、の方法によって製造される。
次に本発明の実施例を示すが本発明はこれらによって何
ら限定されるものではない。
災施し1」1 3−〔ナトリウム−スルホナート〕−b−Cナトリウム
−1−スルホ−+−−netキシエチル〕−7し5%塩
欣メタノールでpH3,0とする。ついでこの溶液に、
発生させたシラアゾメタンを気体状態のま才吹き込んだ
。塩酸−メタノールを適宜加えpl(を3.0〜4.0
に保つ。反応終了後、水およびメタノールを留去する。
エタノールを加え、不溶物を瀘取シ、アビセルカラムク
ロマトグラフィにかけ80優アセトニド11ルー水にて
溶離した。表題化合物の+20m!を得た。セルロース
薄層クロマトグラフィ(アセトニトリル−水=31):
Ttf本化合物−下記の赤外吸収スペクトル(ir)値
と核磁気共鳴メイクトル(nrnr)値を示す。
1r(1(Br) : 1776、1726 cln−
’nmr (D20)δ(ppm) + 1.49 (
d、 J = 6Hz、 3TI)3.34 (dd、
 J = 19. +(’1.5Hz、 IH)、 3
.44 (dd、 J=19、 L5 Hz、 l’H
)、 3.91(8,3H) 実θ&例2 3−〔ナトリウムースルホナ−1−1−6−Cナトリウ
ム−1−スルホナートオキシエチル〕−7−オキソ−1
−アザビシクロ[3,2,0)−ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸ナトリウム260〜をジメチルホルムアミ
ド20rntK懸濁させ、重−1420rrv、アセト
キシメチルプロミド150り會加え室温で24時間(赴
拌した。エタノールを100sJ!加え、不治物を戸去
しテ液を乾固した。
このものにジエチルエーテルI Oml + n−ヘキ
サン1oadを加え不溶分をF取した。ついでアビセル
・カラムクロマトグラフィにかけ7o%アセトニトリル
ー水にて溶離して表題化合物を得た。
シリカゲル薄層クロマトグラフィ(n−ブタノール−メ
タノール−水 4 : l : 2 ) : Rf 0
.4B本化合物は下記の赤外吸収スペクトル(Sr)値
と核磁気共鳴スペクトル(nmr)値を示した04r(
KBr) : l’780.1730 cm−’nmr
(D20)δ(pprn) : 1.55 (d、 J
 = 6Hz、 3H)2、IQ (s、 3H) 3
.30 (dd。
J = 18=0.10.0 Hz、IH)3.55 
(dd、 J = ILo、 9.0Hz、 IH) 
5.82 (d、J = 6Hz、IH) 5.95 
(d、J =6Hz、In)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、一般式(I3 1[中、Rは低級アルキル基、 アルカノイルオキシア
    ルキル基又は低級7 ル* −? ’y l f ル%
     ヲ表ワス〕ノカルバペネムエステルおよびこれの製剤
    上許容しうる塩。
JP58151503A 1983-08-22 1983-08-22 新規カルバペネムエステル Pending JPS6045582A (ja)

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JP58151503A JPS6045582A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 新規カルバペネムエステル

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JPS6045582A true JPS6045582A (ja) 1985-03-12

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