JPS6045148A - 缶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、缶などの容器の開口をアルミ箔などの引裂き
可能な蓋板にて被着閉塞する、特に上記蓋板の切裂き開
２口構造に関する。

述べる迄もなく、容器の開口をアルミ箔などにて閉塞さ
せることは、中味を取出す際の切裂きを容易にすること
に他ならないが、又この切裂き操作としては適宜の切裂
具を用いることが普通であるが、切裂具の使用は煩わし
く面倒である。でき得れば切裂具を全く用いない、例え
が缶ビールなどのように缶蓋に付したプルタブを引張る
のみで、開缶できる構造のものが考えられるが、しかし
アルミ箔などを蓋板として用いるこの種容器で゛は、蓋
板自身が性状的にもろいのでプルタブを付した切裂き構
造の採用は不可能である。

そこでこの発明では、プルタブに代るものとして蓋板に
合理的に工夫を加え、もって切裂具を使用することなく
容易に切裂き開口できるようにし、而も蓋まわりのどの
位置からでも切裂き開口できるように工夫したものであ
る。

以下図面について実施例の詳細を述べる。

（１）は円筒状の容器本体（本例では缶）で、この本体
の円形状開口（２）に蓋板（３）が被着閉塞される。

そこで、本発明の要旨構成は、上記蓋板（３）を以下の
ように構成する。即ち、アルミ箔などのジ１裂可能の酵
素板（４）の折畳みにより、上記開口（２）の周縁にそ
う平面リング状のひた（５）を酵素板（４）面に重合屈
折形成し、かつ、この酵素板（４）の表面に重合する上
記ひだ（５）の下面との間に、内周縁に引裂き用の切込
み（６）を多数連設したひだの平面形状と略同−のリン
グ状当板（７）をその切込みをひだの屈折縁（ＩＣ）に
そわせて挿入したものである。

尚上記挿入された当板（１）の上面のみをこの面に重合
するひた（５）の下面にＺＳ図のように接着剤（８）に
より接着されている。（９）はびだを構成する酵素板同
志の接着部である。

又、本例では、上記蓋板を構成する酵素板（４）をアル
ミ箔にて形成した例を示したが、この材質に限定される
ものでなく、例えば樹脂フィルムなど要するにす［裂き
可能な材質のものであればよい。

又上記酵素板（４）は、本例では図のように容器に接着
により閉塞させるものなるため、接着が可能なるように
アルミ箔に樹脂コーティングを施したものが使用される
。

一方、上記当板（７）は上記酵素板（４）より引裂き強
度の大きな、例えばアルミ箔にポリエチレンフィルムを
ラミネートしたような材質のものが使用される。

本発明は、上述のように構成したので、ひだの屈折縁（
ＩＣ）に爪先をｑ［ｍけてつまみ上げると、ひだ部分が
当接（７）の切込み（６）をガイドとして図の仮想線の
ように半径方向に切裂かれ、引続きこれを周方向に引張
るとひだ部分が当板（７）とともに、その外周縁をガイ
ドとして容器の開口縁にそってきれいに切裂かれ、容器
を開口することができるものである。

つまり、当板の存在によりもろい性状の酵素板は補強さ
れるので、上記ひだをプルタブ式に引張った時、きれい
に容器を開口させ得られ、而も切込み（６）はひだの屈
折縁（ＩＣ）にそって多数連設されているので、蓋板ま
わりのどの位置からでも便利に切裂き開口できるもので
、その特長は大きい。

【図面の簡単な説明】

１７図は蓋板を施した容器の一部切欠斜面図。 矛コ図は同上要部の断面図、矛３図は同上拡大断面図、
オグ図は当板の平面図である。 （１）・・・容器本体、’＋２）・・・開口、（３）・
・・蓋板、（４）・・・アルミ箔薄素板、（５）・・・
ひだ、　ＣｊＣ）・・・屈折縁、（６）・・・切込み、
（７）・・・当板。 特許出願人　日東製器株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 容器本体の開口に蓋板を被着閉塞し、この蓋板は、アル
   ミ箔などの引裂き可能の゛薄紫板の折畳みにより、上記
   開口の周縁に沿うリング状ひだを薄紫板面に重合屈折形
   成し、かつ、この薄紫板表面とこの面に重合する上記ひ
   だの下面との間に、内周縁に引裂き用の切込みを多数連
   設した上記ひだの平面形状と略同−のリング状当板を、
   その切込みをひた屈折縁にそわせて挿入したことを特徴
   として成る容器。