JPS6044008B2 - 酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量の減少方法 - Google Patents
酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量の減少方法Info
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- JPS6044008B2 JPS6044008B2 JP51144047A JP14404776A JPS6044008B2 JP S6044008 B2 JPS6044008 B2 JP S6044008B2 JP 51144047 A JP51144047 A JP 51144047A JP 14404776 A JP14404776 A JP 14404776A JP S6044008 B2 JPS6044008 B2 JP S6044008B2
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/46—Removing components of defined structure
- B01D53/54—Nitrogen compounds
- B01D53/56—Nitrogen oxides
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B21/00—Nitrogen; Compounds thereof
- C01B21/20—Nitrogen oxides; Oxyacids of nitrogen; Salts thereof
- C01B21/24—Nitric oxide (NO)
- C01B21/26—Preparation by catalytic or non-catalytic oxidation of ammonia
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸化窒素を含有するガス状流出物中の酸化窒
素含有量を減少させる方法に関し、特許第10993叩
号(特公昭56−2645吟)の追加の発明に係るもの
である。
素含有量を減少させる方法に関し、特許第10993叩
号(特公昭56−2645吟)の追加の発明に係るもの
である。
本出願は原発明において、Noを蒸気相て酸化しついで
過酸化水素の存在下で水性媒質中に吸収させる工程から
なり、かつ、上記吸収工程を行うにあたつて、終始、過
剰のI(202が存在することを避けながら、N2O3
およびNO2をHNO3に酸化するのに丁度な必要な量
の11202を導することを特徴とする、酸化窒素を含
有するガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量を減少させ
る方法およびこの方法においてNOの酸化に硝酸を使用
することを堤案した。しかしながら、上記の方法は、工
業的規模で実施した場合には、ある種の欠点がある。
過酸化水素の存在下で水性媒質中に吸収させる工程から
なり、かつ、上記吸収工程を行うにあたつて、終始、過
剰のI(202が存在することを避けながら、N2O3
およびNO2をHNO3に酸化するのに丁度な必要な量
の11202を導することを特徴とする、酸化窒素を含
有するガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量を減少させ
る方法およびこの方法においてNOの酸化に硝酸を使用
することを堤案した。しかしながら、上記の方法は、工
業的規模で実施した場合には、ある種の欠点がある。
今般、本発明者らは、上記方法の欠点に極めて簡単な方
法で除去し得ることを認めた。前記原発明の重要な点の
一つは、過酸化水素が常に化学量論量より過剰にならな
いようにして操作を行うことにあり、これは、通常、そ
の必要度に応じて、過酸化水素を数個所から供給するこ
とにより達せられる。
法で除去し得ることを認めた。前記原発明の重要な点の
一つは、過酸化水素が常に化学量論量より過剰にならな
いようにして操作を行うことにあり、これは、通常、そ
の必要度に応じて、過酸化水素を数個所から供給するこ
とにより達せられる。
しかしながら、数個所から過酸化水素を供給する操作は
制御が困難てありかつ必ずしも所期の結果を与えるもの
ではない;その理由は、反応剤を吸収塔内を流動する流
体中て急速にかつ均一に混合することは、上記吸収塔を
最初から急速かつ均一な混合を行い得るように特殊かつ
複雑な方法で製造しない限り困難であるからである。こ
のため、過酸化水素濃度が部分的に過剰になり、これが
前記特許出願明細書記載の方法の欠点である過酸化水素
の損失の原因となり、また、上記の過酸化水素濃度が部
分的に過剰になる現象が操作に附随して生ずるものであ
るかあるいは周囲温度の制御あるいは変化に関連して生
ずる.ものであるかに拘わりなく、装置を操作条件の変
動に常に適合させることを困難にしている。今般、本発
明者らは、硝酸製造装置の最後に酸化一吸収塔内に循環
ループ状帯域(CirculatiOnlOOp)を設
けることにより、酸化窒!素を含有するガス状流出物中
の酸化窒素蒸気含有量を低下させる方法を、特に良好に
行い得ることを認めた。
制御が困難てありかつ必ずしも所期の結果を与えるもの
ではない;その理由は、反応剤を吸収塔内を流動する流
体中て急速にかつ均一に混合することは、上記吸収塔を
最初から急速かつ均一な混合を行い得るように特殊かつ
複雑な方法で製造しない限り困難であるからである。こ
のため、過酸化水素濃度が部分的に過剰になり、これが
前記特許出願明細書記載の方法の欠点である過酸化水素
の損失の原因となり、また、上記の過酸化水素濃度が部
分的に過剰になる現象が操作に附随して生ずるものであ
るかあるいは周囲温度の制御あるいは変化に関連して生
ずる.ものであるかに拘わりなく、装置を操作条件の変
動に常に適合させることを困難にしている。今般、本発
明者らは、硝酸製造装置の最後に酸化一吸収塔内に循環
ループ状帯域(CirculatiOnlOOp)を設
けることにより、酸化窒!素を含有するガス状流出物中
の酸化窒素蒸気含有量を低下させる方法を、特に良好に
行い得ることを認めた。
操作条件一すなわち液体流率、過酸化水素濃度および硝
酸濃度一を、塔の物理的特性および存在・する物質の化
学的性質により許容される制限の範囲内で自由に調節で
きるこのループ状帯域を設けることにより、ループ状帯
域内のH2O2の濃度がある範囲にある場合には、先願
発明で述べたごときH2O2の水と酸素への分解を防止
することができまた、更に、H2O。
酸濃度一を、塔の物理的特性および存在・する物質の化
学的性質により許容される制限の範囲内で自由に調節で
きるこのループ状帯域を設けることにより、ループ状帯
域内のH2O2の濃度がある範囲にある場合には、先願
発明で述べたごときH2O2の水と酸素への分解を防止
することができまた、更に、H2O。
の安定性に適合する任意の濃度の硝酸をループ状帯域に
存在させることができる。この硝酸の濃度は、実際には
、所望ならば酸化窒素含有ガス中のNOを下記の既知の
反応:2HN03+NO二3N02+H2Oに従つて酸
化してNO2にし、従つて硝酸による酸化工程と酸素付
加吸収工程とがループ状帯域で同時に行われるように、
上記帯域に存在する酸化窒ノ素含有ガスと平衡な、通常
の濃度より高い濃度であり得る。
存在させることができる。この硝酸の濃度は、実際には
、所望ならば酸化窒素含有ガス中のNOを下記の既知の
反応:2HN03+NO二3N02+H2Oに従つて酸
化してNO2にし、従つて硝酸による酸化工程と酸素付
加吸収工程とがループ状帯域で同時に行われるように、
上記帯域に存在する酸化窒ノ素含有ガスと平衡な、通常
の濃度より高い濃度であり得る。
循環ループ状帯域の硝酸濃度は、水と過酸化水素の導入
を適当に調節することによ、一定にすることができる。
過酸化水素は液体の実質的な流れとともに1箇・所から
導入し得るので、操作は簡単てありかつ、自動的に行い
得る、装置の作動の不規則性を調節するための反応が容
易でありかつ効果的である。
を適当に調節することによ、一定にすることができる。
過酸化水素は液体の実質的な流れとともに1箇・所から
導入し得るので、操作は簡単てありかつ、自動的に行い
得る、装置の作動の不規則性を調節するための反応が容
易でありかつ効果的である。
H2O2の液体流とともに導入することにより、112
02の分解反応が起らないようにするのに十分゛な低濃
度で必要量のH2O2を導入することができる。硝酸製
造工程て形成された硝酸を再導入する場合に好ましいこ
とであるが、特別に安定ではない市販の過酸化水素を使
用して上記したことき目的を達成するためには、吸収塔
の入口での硝酸の導入量を、H2Oll当り20y以下
、好ましくは10y以下にすることが好ましい。吸収塔
から流出する溶液に更にH2O2を添加する必要はなく
また、H2O2の導入量は所望の精製を行うのに必要な
量に制限し得るが、塔の出口でのH2O2の含有量が数
vになるようにするために、H2O2を僅かに過剰に使
用することもできる。この場合、循環溶液は、それ自体
、装置の操作条件の変動を緩和する緩衝剤の作用を有る
。一方、通常の吸収帯域の濃度に等しい濃度の循環流と
再合流する流出溶液中に存在る過酸化水素は消費される
。工業的規模での操作から、40゜Cに達する高い温度
において、60%までの1IN03を含有する混合物を
使用し得ることを認めた。
02の分解反応が起らないようにするのに十分゛な低濃
度で必要量のH2O2を導入することができる。硝酸製
造工程て形成された硝酸を再導入する場合に好ましいこ
とであるが、特別に安定ではない市販の過酸化水素を使
用して上記したことき目的を達成するためには、吸収塔
の入口での硝酸の導入量を、H2Oll当り20y以下
、好ましくは10y以下にすることが好ましい。吸収塔
から流出する溶液に更にH2O2を添加する必要はなく
また、H2O2の導入量は所望の精製を行うのに必要な
量に制限し得るが、塔の出口でのH2O2の含有量が数
vになるようにするために、H2O2を僅かに過剰に使
用することもできる。この場合、循環溶液は、それ自体
、装置の操作条件の変動を緩和する緩衝剤の作用を有る
。一方、通常の吸収帯域の濃度に等しい濃度の循環流と
再合流する流出溶液中に存在る過酸化水素は消費される
。工業的規模での操作から、40゜Cに達する高い温度
において、60%までの1IN03を含有する混合物を
使用し得ることを認めた。
従つて上記の混合物の使用により、窒素酸化物含有ガス
の酸化状態が50%以上になるまで、すなわち、N2O
3およびNO2は存在するが過剰のNOは存在しない状
態まで増加する。従つて、これらの混合物の使用により
、NOの酸化とか形成された酸化化合物の酸素付加吸収
とを一工程で行うことができる。酸素付加吸収帯域の反
応開始部と反応終了部のH2O2とHNO3の濃度を測
定した結果から、H2O2の濃度は反応開始部から反応
終了部の間で規則的に低減しているのに対し、IINO
3濃度は、上記吸収帯域の中心部において最大となり、
このことは吸収帯域の反応開始部においてNOの酸化の
ためにI+JO3が消費されたことを示している。
の酸化状態が50%以上になるまで、すなわち、N2O
3およびNO2は存在するが過剰のNOは存在しない状
態まで増加する。従つて、これらの混合物の使用により
、NOの酸化とか形成された酸化化合物の酸素付加吸収
とを一工程で行うことができる。酸素付加吸収帯域の反
応開始部と反応終了部のH2O2とHNO3の濃度を測
定した結果から、H2O2の濃度は反応開始部から反応
終了部の間で規則的に低減しているのに対し、IINO
3濃度は、上記吸収帯域の中心部において最大となり、
このことは吸収帯域の反応開始部においてNOの酸化の
ためにI+JO3が消費されたことを示している。
I(202の供給を必ず行うために監視と制御を効果的
に行う必要があるということは重要なことである。事実
、H2O2の供給を行わないときは、H2O2は急速に
消失し、そして前記した化学反応に従つて、ガス状流出
物中に硝酸の還元により生ずるNO2が増大し従つて一
時的に甚だしいNO2の過放出(0ver一Missi
On)現象が起るであろう。本発明者は、通常の過酸化
水素蒸気の酸素付加吸収帯域(0xid0−AbsOr
stiOnzOne)の末端あるいは上記帯域の後に、
ループ状循環帯域を設け、稀薄な硝酸含有媒体中、l(
202の存在下で、予め酸化した酸化窒素化合物を単に
吸収させるかあるいは十分に高い濃度の硝酸含有媒体中
、H2O2の存在下で、従つてHNO3をNOの酸化剤
として使用して、酸素付加吸収を行うことにより、前記
先頭発明を改善し得ることを認めた。
に行う必要があるということは重要なことである。事実
、H2O2の供給を行わないときは、H2O2は急速に
消失し、そして前記した化学反応に従つて、ガス状流出
物中に硝酸の還元により生ずるNO2が増大し従つて一
時的に甚だしいNO2の過放出(0ver一Missi
On)現象が起るであろう。本発明者は、通常の過酸化
水素蒸気の酸素付加吸収帯域(0xid0−AbsOr
stiOnzOne)の末端あるいは上記帯域の後に、
ループ状循環帯域を設け、稀薄な硝酸含有媒体中、l(
202の存在下で、予め酸化した酸化窒素化合物を単に
吸収させるかあるいは十分に高い濃度の硝酸含有媒体中
、H2O2の存在下で、従つてHNO3をNOの酸化剤
として使用して、酸素付加吸収を行うことにより、前記
先頭発明を改善し得ることを認めた。
HNO3は通常の吸収系路から来るものであり得るが、
H2O2の濃度を選択することにより、H2O2以外の
他の物質導入しないでで、吸収されたNO,<から十分
な濃度の硝酸を直接得ることもてきる。本発明による酸
化窒素含有ガス状流出物の酸化窒素蒸気含有量を減少さ
せる方法は、棚段式吸収塔を使用する硝酸製造装置から
の酸化窒素含有ガス状流出物の酸化窒素蒸気含有量を減
少させるのに特に容易に利用し得る;この場合、硝酸製
造装置の末端の最後の吸収塔の頂部に、1個またはそれ
以上の装置を設けて酸素含有溶液を循環させるためのル
ープ状帯域を形成させるかあるいは排出装置に追加の循
環式吸収装置を設けらば十分であり、この場合、過剰の
溶液はHNO3濃度が実質的に同一な場合にある通常の
吸収帯域に通送される。
H2O2の濃度を選択することにより、H2O2以外の
他の物質導入しないでで、吸収されたNO,<から十分
な濃度の硝酸を直接得ることもてきる。本発明による酸
化窒素含有ガス状流出物の酸化窒素蒸気含有量を減少さ
せる方法は、棚段式吸収塔を使用する硝酸製造装置から
の酸化窒素含有ガス状流出物の酸化窒素蒸気含有量を減
少させるのに特に容易に利用し得る;この場合、硝酸製
造装置の末端の最後の吸収塔の頂部に、1個またはそれ
以上の装置を設けて酸素含有溶液を循環させるためのル
ープ状帯域を形成させるかあるいは排出装置に追加の循
環式吸収装置を設けらば十分であり、この場合、過剰の
溶液はHNO3濃度が実質的に同一な場合にある通常の
吸収帯域に通送される。
不活性な物質により著しく稀釈されたガスにおいては、
気一液の接触が一般に困難であることを考慮して、酸素
付加吸収帯域の大きさは、処理されるべきガスのNOx
含有量、処理後における所望のNOx含有量および吸収
塔の棚段における接触効率に基づいて決定される。1時
間で吸収させるべきNOxの量によりH2O。
気一液の接触が一般に困難であることを考慮して、酸素
付加吸収帯域の大きさは、処理されるべきガスのNOx
含有量、処理後における所望のNOx含有量および吸収
塔の棚段における接触効率に基づいて決定される。1時
間で吸収させるべきNOxの量によりH2O。
の流率が決定される。循環回路は、タンク、循環を行わ
せるためのポンプ、水とH2O2の量を調節し得る既知
の導入装置および循環回路の前に設けられている通常の
の水吸収装置に通する出口とから構成して、ループ状帯
域に一定葉量の溶液が循環するようにする。ループ状帯
域に循環させる溶液中の11202の含有は、N2O3
およびN2O4をN2O.に酸化するのに必要な量に相
当するH2O2を導入することによソー定に保持しそし
て、所与のH2O2の流量について、ループ状帯域に導
入する水の量により、循環させる酸素含有溶液のI+J
O3含有量を決定する。水を全部あるいは殆んど全部、
ループ状循環帯域に導入した場合には、30〜150y
/e(7)HNO3を含有し得る循環溶液が得られ、こ
の場合、ガスの酸化状態に影響を及ぼさない。従つて、
通常、ループ状循環帯域の前の吸収塔の一個のの棚段を
隔離して、より濃厚な硝酸を循環させるための別個の回
を形成させ、酸化窒素含有蒸気がループ状循環帯域に入
る前に、該蒸気の酸化の程度を所望の程度にする必要が
ある。水を全部または殆んど全部、通常の吸収帯域の入
口で導入する場合には、循環溶液は、HNO3含有量が
400〜500q/eてあり得る酸性度を有するが、こ
の値は過酸化水素の不存在下では得ることができない値
である。
せるためのポンプ、水とH2O2の量を調節し得る既知
の導入装置および循環回路の前に設けられている通常の
の水吸収装置に通する出口とから構成して、ループ状帯
域に一定葉量の溶液が循環するようにする。ループ状帯
域に循環させる溶液中の11202の含有は、N2O3
およびN2O4をN2O.に酸化するのに必要な量に相
当するH2O2を導入することによソー定に保持しそし
て、所与のH2O2の流量について、ループ状帯域に導
入する水の量により、循環させる酸素含有溶液のI+J
O3含有量を決定する。水を全部あるいは殆んど全部、
ループ状循環帯域に導入した場合には、30〜150y
/e(7)HNO3を含有し得る循環溶液が得られ、こ
の場合、ガスの酸化状態に影響を及ぼさない。従つて、
通常、ループ状循環帯域の前の吸収塔の一個のの棚段を
隔離して、より濃厚な硝酸を循環させるための別個の回
を形成させ、酸化窒素含有蒸気がループ状循環帯域に入
る前に、該蒸気の酸化の程度を所望の程度にする必要が
ある。水を全部または殆んど全部、通常の吸収帯域の入
口で導入する場合には、循環溶液は、HNO3含有量が
400〜500q/eてあり得る酸性度を有するが、こ
の値は過酸化水素の不存在下では得ることができない値
である。
この場合、水は循環帯域のすぐ土流側で導入するので、
通常の吸収工程は全く影響を受けることはない。上記二
つの方法の中間の方法として、処理され・るべき酸化窒
素含有ガス状流出物の蒸気相中で硝酸による酸化を、一
部はループ状循環帯域において行い、一部はループ状循
環帯域の上流側で行うことにより、本発明の方法を行う
ことができる;この方法は3000〜10000ppm
程度の比較的高い・NOx濃度を有する酸化窒素含有蒸
気を処理する場合に適当な方法である。
通常の吸収工程は全く影響を受けることはない。上記二
つの方法の中間の方法として、処理され・るべき酸化窒
素含有ガス状流出物の蒸気相中で硝酸による酸化を、一
部はループ状循環帯域において行い、一部はループ状循
環帯域の上流側で行うことにより、本発明の方法を行う
ことができる;この方法は3000〜10000ppm
程度の比較的高い・NOx濃度を有する酸化窒素含有蒸
気を処理する場合に適当な方法である。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1
1日当りの生産量が165トンの硝酸製造装置ノの、最
後の吸収塔の最後の数個の棚段上に、過酸化水素を導入
するループ状循環帯域を設けた。
後の吸収塔の最後の数個の棚段上に、過酸化水素を導入
するループ状循環帯域を設けた。
4バールの絶対圧で操作する1鍛式の上記吸収塔には、
通常、暑い時期には、0.35%のNOxを含有するガ
スを供給しそして0.11%のNOxを含有するガスを
排出させている。
通常、暑い時期には、0.35%のNOxを含有するガ
スを供給しそして0.11%のNOxを含有するガスを
排出させている。
液体の流動回路を変形して、吸収塔の頂部の5個の棚段
にループ状循環帯域を形成させ、5d/時の流率て操作
した。
にループ状循環帯域を形成させ、5d/時の流率て操作
した。
水と過酸化水素を第1幡目の棚段に導入し、その際、上
記二者の流率を約900e/時に保時した。ループ状帯
域中の溶液の容量は、第1旙目の棚段から流出する溶液
を900f/時の割合て第11番目の棚段に絶えず送る
ことによソー定に保持した。上記の条件下で、1時間当
り90eの35%過酸化水素と810eの水を使用して
操作を行つた結果、硝酸濃度とガス含有量が一定の値に
なつたとき、ガス状流出物のNOx含有量は0.045
%であつた。
記二者の流率を約900e/時に保時した。ループ状帯
域中の溶液の容量は、第1旙目の棚段から流出する溶液
を900f/時の割合て第11番目の棚段に絶えず送る
ことによソー定に保持した。上記の条件下で、1時間当
り90eの35%過酸化水素と810eの水を使用して
操作を行つた結果、硝酸濃度とガス含有量が一定の値に
なつたとき、ガス状流出物のNOx含有量は0.045
%であつた。
ループ状循環帯域の入口での溶液の流率とNOx含有量
に応じて、上記帯域に循環させる溶液の、硝酸濃度を約
60q/e、第1幡目の棚段の入口での過酸化水素濃度
を8y/′程度とした。かくして、極めて簡単な装置を
用いることにより、硝酸製造装置から流出する100%
硝酸1トン当り5.2k9のH2O2を使用して、ガス
状流出物中のNOx含有量をO泪%からな0.045%
に減少させることができた。
に応じて、上記帯域に循環させる溶液の、硝酸濃度を約
60q/e、第1幡目の棚段の入口での過酸化水素濃度
を8y/′程度とした。かくして、極めて簡単な装置を
用いることにより、硝酸製造装置から流出する100%
硝酸1トン当り5.2k9のH2O2を使用して、ガス
状流出物中のNOx含有量をO泪%からな0.045%
に減少させることができた。
実施例2
本実施例においても、実施例1と同一の硝酸製造装置、
すなわち、頂部の5個の棚段にループ状循環帯域を設け
た装置を使用しかつ実施例1と同一の条件、すなわち溶
液を約5d/時の流率で循環させかつ35%H2O2を
90′/時の流率で導入して操作を行つた。
すなわち、頂部の5個の棚段にループ状循環帯域を設け
た装置を使用しかつ実施例1と同一の条件、すなわち溶
液を約5d/時の流率で循環させかつ35%H2O2を
90′/時の流率で導入して操作を行つた。
しかしながら、本実施例ではループ状循環帯域に循環さ
せる溶液の酸性度だけを変化させた。
せる溶液の酸性度だけを変化させた。
この目的のために、水を実施例1と同一の流率、すなわ
ち、810e/時の流率で、第11番目の棚段に直接導
入した。上記のガス状流出物が徐々に通常の操作条件に
.なり、これに対応して循環溶液の酸性度が次第に増大
した後には、ガスのNOx含有量および各棚段のHNO
3の濃度は、おおよそつぎの値となつた;すなわち、循
環溶液のHNO3濃度は450〜500y/e1流入ガ
スにおいてはO泪容量%であつたNOx・含有量が、流
出ガスでは0.03熔量%であつた。
ち、810e/時の流率で、第11番目の棚段に直接導
入した。上記のガス状流出物が徐々に通常の操作条件に
.なり、これに対応して循環溶液の酸性度が次第に増大
した後には、ガスのNOx含有量および各棚段のHNO
3の濃度は、おおよそつぎの値となつた;すなわち、循
環溶液のHNO3濃度は450〜500y/e1流入ガ
スにおいてはO泪容量%であつたNOx・含有量が、流
出ガスでは0.03熔量%であつた。
従つて、装置から流出する100%硝酸1トン当り5.
2kgの100%H2O2を消費することにより、酸化
窒素含有ガスのNOx含有量を0.11容量%から0.
03熔量%に減少させることができた。実施例3過酸化
水素を含有するループ状循環帯域を頂部の3個の棚段に
設けた以外は実施例1と同様の方法で工業的操作を行つ
た。
2kgの100%H2O2を消費することにより、酸化
窒素含有ガスのNOx含有量を0.11容量%から0.
03熔量%に減少させることができた。実施例3過酸化
水素を含有するループ状循環帯域を頂部の3個の棚段に
設けた以外は実施例1と同様の方法で工業的操作を行つ
た。
吸収塔内の溶液流動回路を、前の回路の下部にある2個
の連続する棚段を隔離するように変更した。溶液を循環
させないノ頂部の棚段はスクラツバーの役割を果す;そ
の直ぐ下の棚段に、別の硝酸流を約2d/時の流率で供
給した。この硝酸の濃度は、少量の製品としての硝酸を
連続的に取出しそして吸収回路に排出させて、循環系中
の硝酸の容量を一定にすることにより、約60%に保持
した。実施例1と同様に、35%H2O2を90e/時
の流率で、また水を810e/時の流率で、ループ状循
環帯域に導入した。
の連続する棚段を隔離するように変更した。溶液を循環
させないノ頂部の棚段はスクラツバーの役割を果す;そ
の直ぐ下の棚段に、別の硝酸流を約2d/時の流率で供
給した。この硝酸の濃度は、少量の製品としての硝酸を
連続的に取出しそして吸収回路に排出させて、循環系中
の硝酸の容量を一定にすることにより、約60%に保持
した。実施例1と同様に、35%H2O2を90e/時
の流率で、また水を810e/時の流率で、ループ状循
環帯域に導入した。
吸収塔から流出るガス中に含まれる酸化窒素の゛量は0
.1熔量%であつた。
.1熔量%であつた。
硝酸による棚段ての酸化と過酸化水素を使用するループ
状循環帯域での処理とを併用することにより、NOx含
有量を著しく減少させることができる。
状循環帯域での処理とを併用することにより、NOx含
有量を著しく減少させることができる。
装置の操作条件が通常の状態となつた後には、製造され
た100%硝酸1トン当り5.2k9の100%H2O
2を使用することにより、残留ガス中のNOx含有量は
0.055%に減少した。追加の関係 原発明、特許第10993的号の発明は、NOを、硝酸
を使用して蒸気相て酸化し、ついて過酸化水素の存在下
で水性媒質中に吸収させる工程からなり、かつ、上記吸
収工程を行うにあたつて、終始、過剰のH2O2が存在
しないようにしながら、N2O3およびNO2をHNO
3に酸化するのに丁度必要な量のH2O2を導入する、
酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気の減少方法
であるが、本発明は原発明の方法を実施するにあたり、
NOの水性媒質物をH2O2の存在下で水性媒質中に吸
収させる工程を硝酸製造装置の最後の酸化窒素蒸気酸化
一吸収塔内に設けられたループ状循環帯域で行う点にお
いて原発明に対し特許法第31条第1号に規定される追
加の関係を有する。
た100%硝酸1トン当り5.2k9の100%H2O
2を使用することにより、残留ガス中のNOx含有量は
0.055%に減少した。追加の関係 原発明、特許第10993的号の発明は、NOを、硝酸
を使用して蒸気相て酸化し、ついて過酸化水素の存在下
で水性媒質中に吸収させる工程からなり、かつ、上記吸
収工程を行うにあたつて、終始、過剰のH2O2が存在
しないようにしながら、N2O3およびNO2をHNO
3に酸化するのに丁度必要な量のH2O2を導入する、
酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気の減少方法
であるが、本発明は原発明の方法を実施するにあたり、
NOの水性媒質物をH2O2の存在下で水性媒質中に吸
収させる工程を硝酸製造装置の最後の酸化窒素蒸気酸化
一吸収塔内に設けられたループ状循環帯域で行う点にお
いて原発明に対し特許法第31条第1号に規定される追
加の関係を有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 NOを、硝酸を使用して蒸気相で酸化し、ついで過
酸化水素の存在下で水性媒質中に吸収させる工程からな
り、かつ、上記吸収工程を行うにあたつて、終始、過剰
のH_2O_2が存在しないようにしながら、N_2O
_3およびNO_2をHNO_3に酸化するのに丁度必
要な量のH_2O_2を導入する、酸化窒素含有ガス状
流出物中の酸化窒素蒸気の減少方法においてNOの酸化
物をH_2O_2の存在下で水性媒質中に吸収させる前
記吸収工程を、硝酸製造装置の最後の酸化窒素蒸気酸化
−吸収塔内に設けられたループ状循環帯域で行うことを
特徴とする、酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸
気含有量の減少方法。 2 NOを、硝酸を使用して蒸気相で酸化し、ついで過
酸化水素の存在下で水性媒質中に吸収させる工程からな
り、かつ、上記吸収工程を行うにあたつて、終始、過剰
のH_2O_2が存在しないようにしながら、N_2O
_3およびNO_2をHNO_3ほ酸化するのに丁度必
要な量のH_2O_2を導入する、酸化窒素含有ガス状
流出物中の酸化窒素蒸気の減少方法において、蒸気相で
の硝酸による酸化および過酸化水素の存在下での水性媒
質への吸収工程を、硝酸製造装置の最後の酸化窒素蒸気
酸化−吸収塔内に設けられたループ状循環帯域で行いか
つ、過酸化水素の存在下で酸化窒素ガスを吸収させるこ
とにより生成した硝酸を使用することを特徴とする、酸
化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量の減少
方法。 3 NOを、硝酸を使用して蒸気相で酸化し、ついで過
酸化水素の存在下で水性媒質中に吸収させる工程からな
り、かつ上記吸収工程を行うにあたつて、終始、過剰の
H_2O_2が存在しないようにしながら、N_2O_
3およびNO_2をHNO_3に酸化するのに丁度必要
な量のH_2O_2を導入する、酸化窒素含有ガス状流
出物中の酸化窒素蒸気の減少方法において、酸化窒素含
有ガス状流出物の、蒸気相でのHNO_3による酸化を
、一部は硝酸製造装置の最後の酸化窒素蒸気酸化−吸収
塔内に設けられたループ状循環帯域で行い、一部を上記
循環帯域の上流で行うことを特徴とする、酸化窒素含有
ガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量の減少方法。 4 処理されるガスが、硝酸製造装置の底部での生成物
である、特許請求の範囲第3項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7536861 | 1975-12-02 | ||
FR7536861A FR2333560A2 (fr) | 1975-12-02 | 1975-12-02 | Procede de reduction de la teneur en vapeurs nitreuses des effluents gazeux nitreux |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5268866A JPS5268866A (en) | 1977-06-08 |
JPS6044008B2 true JPS6044008B2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=9163206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51144047A Expired JPS6044008B2 (ja) | 1975-12-02 | 1976-12-02 | 酸化窒素含有ガス状流出物中の酸化窒素蒸気含有量の減少方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044008B2 (ja) |
AT (1) | AT346862B (ja) |
AU (1) | AU506758B2 (ja) |
BE (1) | BE848953R (ja) |
DD (1) | DD128171A5 (ja) |
DE (1) | DE2654234C3 (ja) |
ES (1) | ES453898A2 (ja) |
FR (1) | FR2333560A2 (ja) |
GB (1) | GB1544923A (ja) |
IT (1) | IT1074296B (ja) |
NL (1) | NL7613375A (ja) |
ZA (1) | ZA767061B (ja) |
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DE3436699A1 (de) * | 1984-10-06 | 1986-04-10 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur entfernung von schwefeldioxid und stickoxiden aus rauchgasen |
CH673409A5 (ja) * | 1987-07-09 | 1990-03-15 | Escher Wyss Gmbh | |
DE4027404A1 (de) * | 1990-02-26 | 1991-08-29 | Fritz Curtius | Verfahren zur oxidation von nitrosen gasen (no) in einem gasstrom, durch eine waesche des gasstrom mit salpetersaeure |
-
1975
- 1975-12-02 FR FR7536861A patent/FR2333560A2/fr active Granted
-
1976
- 1976-11-25 AT AT875576A patent/AT346862B/de not_active IP Right Cessation
- 1976-11-25 ZA ZA00767061A patent/ZA767061B/xx unknown
- 1976-11-30 DE DE2654234A patent/DE2654234C3/de not_active Expired
- 1976-11-30 DD DD196043A patent/DD128171A5/xx unknown
- 1976-12-01 NL NL7613375A patent/NL7613375A/xx not_active Application Discontinuation
- 1976-12-01 IT IT69873/76A patent/IT1074296B/it active
- 1976-12-01 GB GB50128/76A patent/GB1544923A/en not_active Expired
- 1976-12-01 BE BE172878A patent/BE848953R/xx not_active IP Right Cessation
- 1976-12-01 AU AU20165/76A patent/AU506758B2/en not_active Expired
- 1976-12-02 ES ES453898A patent/ES453898A2/es not_active Expired
- 1976-12-02 JP JP51144047A patent/JPS6044008B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1074296B (it) | 1985-04-20 |
DE2654234B2 (de) | 1978-07-20 |
ZA767061B (en) | 1978-01-25 |
GB1544923A (en) | 1979-04-25 |
ES453898A2 (es) | 1977-12-01 |
AU2016576A (en) | 1978-06-08 |
AU506758B2 (en) | 1980-01-24 |
DD128171A5 (de) | 1977-11-02 |
JPS5268866A (en) | 1977-06-08 |
ATA875576A (de) | 1978-04-15 |
BE848953R (fr) | 1977-06-01 |
NL7613375A (nl) | 1977-06-06 |
FR2333560A2 (fr) | 1977-07-01 |
DE2654234C3 (de) | 1982-12-30 |
AT346862B (de) | 1978-11-27 |
DE2654234A1 (de) | 1977-06-16 |
FR2333560B2 (ja) | 1980-03-28 |
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