JPS6043659B2 - ガラス封止型ダイオ−ドの組立方法 - Google Patents

ガラス封止型ダイオ−ドの組立方法

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JPS6043659B2
JPS6043659B2 JP15176077A JP15176077A JPS6043659B2 JP S6043659 B2 JPS6043659 B2 JP S6043659B2 JP 15176077 A JP15176077 A JP 15176077A JP 15176077 A JP15176077 A JP 15176077A JP S6043659 B2 JPS6043659 B2 JP S6043659B2
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glass
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文雄 新井
治 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス封止型ダイオードの組立方法に関し、特
にリードの挿入を確実に行うようにした方法に関する。
周知のように、ダイオードの一つとして、第1図で示す
ようなダブルヒートシンク型のガラス封止型ダイオード
が知られている。このダイオードは回路を形成した半導
体素子1と、この半導体素子1の上下面の各電極に接続
される下リード2および上リード3と、前記半導体素子
1に接触する上・下リード3、2の封着部4、5および
半導体素子1を被うガラス管6とからなつている。また
、前記上・下リード3、2は鉄に銅メッキした細い部分
と封着部4、5のジユメツト線(鉄−ニッケル合金の線
材の表面を銅で被覆してなる線)で形成されるとともに
、それぞれの封着部4、5は太くなり大径部を形作つて
いる。そして、このダイオードの組立方法としては、治
具(封止治具)を用い、下方の下リード2の上部に位置
する封着部4にガラス管6を一部挿入するとともに、ガ
ラス管6の上方から半導体素子1を入れて下リード2の
上端面に載置し、さらに上リード3を封着部5を下に向
けてガラス管6内に挿し込み、その下端面を半導体素子
1の上面に接触させる。その後、前記ガラス管6を溶か
し、溶けたガラスでガラス管と封着部4、5との完全な
接合を図り、気密封止されたダイオードを製造する。し
かし、前記組立作業と封止作業を個別に行なうことは極
めて作業性が低い。
そこで、これらのノ作業をコンベア機構を利用して自動
的に組立加工するとともに、加熱封止する装置が本出願
人によつて提案されている。この装置において、第2図
で示すような構造の封止治具が用いられる。ここで、こ
の封止治具(治具)の構造および使7用状態について簡
単に説明する。すなわち、治具7は図示しない搬送機構
によつて搬送される治具本体8と、この治具本体8に着
脱自在のウェイト治具9とからなつている。前記治具本
体8は、ほぼ断面コの字形のブロック10と、ブロック
10の上面両端部に垂設される2本の支柱11と、支柱
11の中央をそれぞれ連結するガイド板12と、それぞ
れの支柱11の上端間を連結し、第1図で示す上リード
3を案内するリード用ガイド板13とで構成されている
。そして、前記リード用ガイド板13には定間隔にリー
ドの封着部が通過できるガイド孔14が設けられている
。また、前記ガイド板12上には平行に受熱体15が配
設され、両端部で支柱16を介してガイド板12に取り
付けられている。この受熱体15はカーボンで形成され
ている。また、この受熱体15には定間隔に鉛直方向に
延びる貫通した収容孔(孔)17が穿たれている。これ
らの収容孔17は前記リード用ガイド板13に穿つたガ
イド孔14の真下に位置するとともに、第3図で示すよ
うに、ガラス管6の外径よりもわずかに大きく形成され
ている。また、前記収容孔17の真下のガイド板12の
位置には、鋳鉄製の管体からなるリードガイド18が貫
通状態で固定されている。このリードガイド18は、そ
の上端を収容孔17内にわずかに突入させている。また
、リードガイド18の中央を貫くガイド孔19は下リー
ド2の細径部よりもわずかに太く形成されるとともに、
このガイド孔19の上端部はテーパ状に広がるガイド部
を形作り、下リード2がガイド孔19内に入り易くなる
ようにしてある。また、これらガイド孔19の真下のブ
ロック10上面には、第2図に示ずように−皿形の受け
窪20が設けられ、下リード2の下端を支持するように
なつている。また、前記リード用ガイド板13のガイド
孔14、受熱体15の収容孔17、リードガイド18の
ガイド孔19およびブロック10の受け窪20は鉛直方
向に延びる.同一直線上にそれぞれ位置している。一方
、前記ウェイト治具9は治具本体8の支柱11に対応す
る2本の縦枠21と、これら縦枠21の上部および下部
をそれぞれ連結する上枠22および下枠23と、上枠2
2と下枠23との間に−配置され、上枠22および下枠
23に穿たれた摺動孔に嵌合して上下に移動するウェイ
ト24とからなつている。
また、前記縦枠21の下端には嵌合孔や溝が設けられ、
この嵌合孔や溝に治具本体8の支柱11の上端25,2
6が着脱自在に嵌合するようになつている。また、前記
ウェイト24は治具本体8の各ガイド孔14に対応する
真上に配設されるとともに、それぞれのウェイト24は
上下端部分が細軸となり、この細軸部27が前記摺動孔
に沿つて上下動するようになつている。したがつて、ウ
ェイト24はウェイト治具9から脱落することはなく、
かつ治具本体8にウェイト治具を取り付けた際、ウェイ
ト24の下端がリード”用ガイド板13のガイド孔14
に挿入される上リード3の上端を自重で押圧する重りの
働きをするようになつている。このような治具にあつて
は、第3図に示すように、受熱体15の収容孔17内に
下リード2を大径部が収容孔17内に入るようにして挿
入した後、収容孔17内にガラス管6を挿入する。
すると、ガラス管6は下リード2の封着部4をその下部
に挿入した状態でリードガイド18上に載る。つぎに、
ガラス管6内の下リード2の上端に半導体素子1を挿入
載置するとともに、ガラス管6内に上リード3をその大
径部が下となるように挿入する。その後、ウェイト治具
9を治具本体8上に装着し、各ウェイト24で上リード
3の上端に荷重を加える。
これらの各作業は治具本体8が各作業ステーションで停
止している間に行なわれる。このように組み合つた治具
7は加熱炉内を通過する間にガラス管6が部分的に溶け
て封止が成される。この加熱方式としては、第3図で示
すような方式が採用されている。すなわち、治具7の通
過域の両側には赤外線ランプ28が配置され、前方の赤
外線で直接受熱体15を加熱するとともに、赤外線ラン
プ28の背後に設けた反射鏡29で後方や上下に進む赤
外線を受熱体15に向かわせ、効果的に加熱を行なうよ
うにしている。この結果、赤熱した受熱体15の熱エネ
ルギーによつて受熱体部のガラス管6は加熱溶融されて
封止が行なわれる。ところで、前記治具本体8への下リ
ード2、上リード3の供給は、第4図および第5図で示
すようなリード供給装置で行なつている。
つぎに、本出願人提案によるリード(上・下リード)の
供給装置について説明する。
第4図に示すように、搬送コンベア30に臨むリード供
給ステーシヨン(上リードは下リードを逆にして供給す
るだけであるから、ここでは下リードの供給について説
明する。)にはリード供給装置が配設されている。すな
わち、機台31上には底板32、天井33、1対の側壁
34からなる非磁性材(たとえばステンレス)で形作ら
れる箱35が載置されている。前記天井33および底板
32の内壁にはそれぞれ永久磁石板(磁石板)36,3
7が固定されている。これらの磁石板36,37は互に
平行に位置するとともに、その対応面は互いに異、極と
なつている。たとえば、天井33の磁石板36の下面は
S極、底板32の磁石板37の上面はN極となつている
。また、それぞれの磁石板36,37の表面には磁性板
(望ましくは強磁性板たとえば鉄板)38,39が取り
付けられ、1対の磁石板36,37間に生じる磁束密度
を均一にしている。また、箱35の開口部の一方は搬送
コンベア30に向かつて開口している。前記箱35内に
は非磁性材(たとえばステンレス)からなり、底板40
、天井41、1対の側壁.42からなる収容箱43が支
板44を介して箱35の底板32に取り付けられている
この収容箱43の一方の開口部は搬送コンベア30に向
かつて開口している。また、この収容箱43には磁性棒
からなる下リード2が入れられる。このため、収容箱4
3の底板40と天井41との間隔は下リード2よりも数
醜長くなつている。そして、下リード2がこの収容箱4
3に入れられると、下リード2が磁性棒であること、底
板40と天井41間には垂直な磁力線が延びていること
から、下リード2は林立状態となる。一方、機台31上
にはコラム45を介して支持板46が固定されている。
この支持板46には搬送コンベア30と収容箱43とを
結ぶ方向に沿つて前後動するアーム47が軸受48を介
して摺動自在に取り付けられている。このアーム47は
第5図に示すように、2本設けられている。また、この
前後動はアーム47の後端に取り付けられたカムフォロ
ア49に接触するL字形レバー50の揺動により行なわ
れる。L字形レバー50は中央部の支軸51を中心に揺
動し、この揺動はL字形レバー50の他端のカムフォロ
ア52に接触するロータ用カム53によつてなされる。
また、アーム47の後端と支持板46間には引張コイル
ばね54が配設されて、常にロータ用カム53とカムフ
ォロア52との密着を図つている。他方、第5図に示す
ように、前記アーム47の先端には下方に延びる第1補
助アーム55がそれぞれ固定されるとともに、これら第
1補助アーム55の下端は互に連結棒56を介して連結
されている。
また、第1補助アーム55の下端には前記収容箱43に
向かつて延びる第2補助アーム57がそれぞれ固定され
ている。また、これら第2補助アーム57の先端間には
吸着ヘッド58が取り付けられている。前記吸着ヘッド
58は補助板59とヘッド本体60とからなつている。
ヘッド本体60の収容箱43に対面する前面には■字溝
61が平行に複数(図では10本であるが実際は20本
)設けられている。これらのV字溝61は収容箱43内
に下リード2の林立状態に対応して鉛直方向に沿つて設
けられている。また、各V字溝61の溝底には吸着孔6
2が穿たれている。また、補助板59には吸着孔62に
対応する嵌合連通孔63が穿たれ、前方で吸着孔62と
連通するとともに、後方で連通管64に連通している。
また、これらの連通管64の後端は両端をブロック65
を介して第2補助アーム57に固定される集約管66に
連通接続されている。また、この集約管66には2本の
排気管67が取り付けられ、これら集約管66は第4図
に示すように、支持板46に取り付けられた電磁弁68
に接続されている。また、電磁弁68は管69を介して
図示しない真空ポンプ系に接続されている。このような
リード供給装置によれば、ロータ用カム53の回動によ
つて、アーム47は前後進する。
そして、後進して吸着ヘッド58を収容箱43内に臨ま
せ、電磁弁68の0NによつてV字溝61内に真空吸着
により下リード2を吸着保持す7る。ついで、前進し、
吸着ヘッド58を治具本体8のリード用ガイド板13上
に臨ませ、電磁弁68の0FFによつて下リード2を放
す。この結果、下リード2はv字溝61の溝底から離れ
て落下し、リード用ガイド板13のガイド孔14内にフ
入り込む。また、下リード2の下端部分はリードガイド
用ガイド板13の下方に位置する受熱体15の収容孔1
7およびリードガイド18のガイド孔19を通り抜けて
ブロック10の受け窪20に達して停止する。ところで
、このようなガラス封止型ダイオードの封止における上
リードの供給(チャージ)にあつては、上リード3の封
着部5の直径(たとえば0.8Twtφ)に対するガラ
ス管6の内径(たとえば0.86T1r!nφ)はあま
り大きくない。
このため治具本体8の収容孔17内に入つた上リード3
の下部は必ずしも収容孔17内に位置するガラス管6内
には入らず、ガラス管6の上端部に載つてしまい、上リ
ード3のチャージ率が低い。したがつて、本発明の目的
は複数の上リードを挿入してガラス封止型ダイオードを
組立てる際に、その挿入率を向上させることのできる組
立方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、同一の孔内
に複数の磁性棒を順次個別に落下挿入する方法において
、挿入前にそれぞれの磁性棒の孔内で対面する対応部を
互いに異極となるように帯磁させておくとともに、挿入
後は磁性棒に振動を与えるものであつて、以下実施例に
より本発明を説明する。
この実施例は本発明の磁性棒挿入方法をガラス封止型ダ
イオードにおけるリード供給方法に適用した例であつて
、第6図A,bは下リードおよび上リードを帯磁する機
構を示す。
この実施例でも、第2図で示す構造の治具本体8に下リ
ード2および上リード3を挿入するには第4図で示すリ
ード供給装置を用いて行なう。しかし、これら2台のリ
ード供給装置における箱35の永久磁石板36,37の
磁極は第6図A,bで示すような配置にしておく。すな
わち、同図aは下リード供給.装置における箱35を示
し、同図bはリード供給装置における箱35を示す。同
図A,bで示すように、上リード3および下リード2を
収容するいずれの収容箱43の上方に位置する永久磁石
板36は下面全域がS極となるように箱35の天井3.
3に固定されている。また、箱35の底板32に固定す
る永久磁石板37の上面全域はN極となるように配設さ
れている。このような収容箱43内に磁性棒からなる下
リード2、上リード3を入れると、下リード2、上一リ
ード3は磁力によつて収容箱43内で林立状態に立つ。
この際、同図aで示すように、下リード2は強磁性材で
あることから、その下端はS極に磁化されるとともに、
上端の封着部4はN極に磁化される。また、同図bで示
すように、上リード3は強磁性材であるから、その上端
はN極に磁化され、下端封着部5はS極に磁化される。
そこで、下リード供給ステーションで封着部4がN極に
帯磁している下リード2を第7図で示すように、治具本
体8におけるリードガイド18のガイド孔19内に落下
挿入する。
つぎに、搬送コンベア30で治具本体8を順次ガラス管
供給ステーション、半導体素子供給ステI−シヨン、上
リード供給ステーションに運び、それぞれ受熱体15の
収容孔17内にガラス管6、半導体素子1、上リード3
を落下挿入する。
前記ガラス管は、第7図に示すように、その下端面をリ
ードガイド18の上面に載るとともに、ガラス管6の下
部管内には下リード2の上部封着部4が嵌合している。
また、半導体素子1はガラス管6内に入り、下リード2
の封着部4の上面に載つている。また、前記上リード3
は下部の封着部5がS極に磁化された状態で収容孔17
内に落下する。
この際、ガラス管6内にはN極となる下リード2の封着
部4が存在しているため、落下していく上リード3の下
部封着部5が下リードの封着部4と互いに異極となり、
この吸引力によつて上リード3の封着部5は収容孔17
よりも一段と小さなガラス管6の中に入り込み、下端を
半導体素子1上に載るようになる。また、この上リード
供給時に、上リード3の下端が磁力による吸引力によつ
てもガラス管6内に入り込み、下端を半導体素子1上に
載るようになる。
また、この上リード供給時に、上リード3の下端が磁力
による吸引力によつてもガラス管6内に入り込まず、ガ
ラス管6の上面に載つた場合には、この供給不良リード
(チャージ不良リード)は上リード供給ステーションの
次のステーションで修正される。
すなわち、チャージ不良修正ステーションでは、第8図
および第9図で示す主ガイド70と補助ガイド71とか
らなるガイド72によつて上リード3はゆすられ、ガラ
ス管6内に入り込むようになつている。ここで、第9図
を参照してガイド72について説明する。主ガイド70
は両端を図示しない支持アームに固定される細長板状の
補助板73と、補助板73に固定されかつ一面にはV字
溝74を並列に複数有する細長の主ガイド本体75と、
この主ガイド本体75の上下面にその長手方向に沿つて
延びるウレタンゴムからなる保護板76とからなつてい
る。前記主ガイド本体75の■字溝74はそれぞれ鉛直
方向に延び、かつそのピッチは治具本体8のリード用ガ
イド板13のガイド孔14のピッチと同一であるととも
に、■字溝74の数もガイド孔14の数と同数(第9図
で示す■字溝74は第5図の吸着ヘッド58の■字溝6
1に対応するものであるが実際は20本である。)とな
つている。また、保護板46の一側縁は■字溝74の溝
底を結ぶ線上に位置し、V字溝74内には突出していな
い。また、前記補助ガイド71は両端を図示しない支持
アームに固定される細長板状の補助板77と、断面がコ
の字形の細長の補助ガイド本体78と、補助ガイド本体
78の2つの先端面に貼付けられるウレタンゴムの矩形
断面棒からなる保護体79とからなつている。
そして、主ガイド70と補助ガイド71が互いに接近す
ると、主ガイド本体75は補助ガイド本体78の空間部
80に遊嵌するようになつている。この際、■字溝74
の壁面と補助ガイド本体78の先端部を形成する保護体
79とによつて三角形の空間を形成し、主・補助ガイド
70,71の接近によつて徐々にその三角形空間を小さ
くしていく。したがつて、この三角形空間に上リード3
が入つていれば、上リード3は上下の三角形空間の縮小
化にしたがつて鉛直方向に沿つて直立するとともに、所
定の位置、すなわち、治具本体8のガイド孔14の真上
に位置するようになる。また、三角形空間は除々に小さ
くなつていくが、最小時点でも上リード3の小径部周面
と■字溝壁面および保護体面との間にはたとえば0.0
5〜0.1順程度のクリアランスが発生するようになり
、いつでも上リード3は下方に落下可能となつている。
このようなガイド72によつて上リード3は振動(たと
えば振幅は0.畑)させられると、ガラス管6の上縁か
ら外れそうになつたり、上方に跳び上がつたりする上リ
ード3の封着部5は、ガラス管6内の磁石となつた下リ
ード封着部4に吸引され、ガラス管6内に入る。
このような実施例によれば、ガラス管内に磁化した下リ
ードを入れた後、前記下リードの上端とは異極となるよ
うに上リードの下端を磁化し、その後、ガラス管内に上
リードを入れるため、上リードはガラス管内の下リード
に磁力で吸引されてガラス管内に入り易くなる。
さらに、上リード挿入後に上リードを振動させるため、
ガラス管の上面に引つ掛つていた上リードは磁力の働き
もあつて短時間内にガラス管に入る。なお、本発明は前
記実施例に限定されない。
たとえば、下リードおよび上リードの磁極は実施例とは
反対の磁極であつてもよい。また、リードの磁化は電磁
石を用いてもよい。以上のように、本発明のガラス封止
型ダイオードの組立方法によれば、同一の孔、特に段付
孔内に複数の磁性棒を順次個別に確実に落下挿入するこ
とができる。
このため、ガラス封止型ダイオードのリード供給に適用
すれば、リードのチャージ率が向上する。たとえば、振
動とリード帯磁を行なうと、リードチャージ率を50〜
60%から99%にまで向上できる。したがつて、ダイ
オードの歩留の向上を図ることができ、製造コストの軽
減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス封止型ダイオードの断面図、第2図は本
出願人提案のガラス封止型ダイオードの封止治具の斜視
図、第3図は同じく封止治具と加熱機構の一部を示す拡
大断面図、第4図は本出願人提案のガラス封止型ダイオ
ードの組立装置の一部を示す断面正面図、第5図は同じ
く部分斜視図、第6図A,bは本発明のガラス封止型ダ
イオ゛−ドの組立方法の一実施例におけるリードの帯磁
機構を示す断面図、第7図は同じくリード挿入状態で示
す断面図、第8図はリード挿入後に上方のリードに振動
を与えて挿入不良を修正する状態を示す断面図、第9図
はリードに振動を加える振動・装置の一部を示す斜視図
である。 1・・・半導体素子、2・・・下リード、3・・・上リ
ード、4,5・・・封着部、6・・・ガラス管、7・・
・治具、8・・・治具本体、9・・・ウェイト治具、1
0・・・ブロック、11・・・支柱、12・・・ガイド
板、13・・・リード)用ガイド板、14・・・ガイド
孔、15・・・受熱体、16・・・支柱、17・・・収
容孔(孔)、18・・・リードガイド、19・・・ガイ
ド孔、20・・・受け窪、21・・・縦枠、22・・・
上枠、23・・・下枠、24・・・ウェイト、25,2
6・・・上端、27・・・細軸部、28・・・赤外線ラ
ンプ、29・・・反射鏡、30・・・搬送コンベア、3
1・・・機台、32・・・底板、33・・・天井、34
・・・側壁、35・・・箱、36,37・・・永久磁石
板(磁石板)、38,39・・・磁性板、40・・・底
板、41・天井、42・・・側壁、43・・・収容箱、
44・・・支板、45・・・コラム、46・・・支持板
、47・・・アーム、48・・・軸受、49・・・カム
フォロア、50・・・L字形レバー、51・・・支軸、
52・・・カムフォロア、53・・・ロータ用カム、5
4・・・引張コイルばね、55・・・第1補助アーム、
56・・・連結棒、57・・・第2補助アーム、58・
・・吸着ヘッド、59・・・補助板、60・・ヘッド本
体、61・・・V字溝、62・・・吸着孔、63・・・
嵌合連結孔、64・・・連結管、65・・・ブロック、
66・・・集約管、67・・・排気管、68・・・電磁
弁、69・・・管、70・・・主ガイド、71・・・補
助ガイド、72・・・ガイド、73・・・補助板、74
・・・■字溝、75・・・主ガイド本体、76・・・保
護板、78・・・補助ガイド本体、79・・・保護体、
80・・・空間部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス封止型ダイオードの組立に際し、下リード上
    端の封着部を−の極性に帯磁した後、この封着部にガラ
    ス管を挿入し、このガラス管内に半導体素子を入れて前
    記封着部の上端面に載置し、更に上リードの封着部を他
    の極性に帯磁した上でこれを下方に向けて前記ガラス管
    に挿入し、その後前記ガラス管を溶かしてガラス管を前
    記上、下の各リードの封着部に接合する方法であつて、
    前記上リードの封着部をガラス管に挿入するときにこの
    上リードを挾持し得るように接近動作される一対のガイ
    ドで上リードを略垂直状態に保つて下リードの直上位置
    に設置すると共に、このガイドを水平方向に微小振動さ
    せて下リードに対する上リード位置を微小変化させ得る
    ようにしたことを特徴とするガラス封止型ダイオードの
    組立方法。
JP15176077A 1977-12-19 1977-12-19 ガラス封止型ダイオ−ドの組立方法 Expired JPS6043659B2 (ja)

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JPS5484480A (en) 1979-07-05

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