JPS6019660B2 - 物品の插入装置 - Google Patents

物品の插入装置

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JPS6019660B2
JPS6019660B2 JP15175977A JP15175977A JPS6019660B2 JP S6019660 B2 JPS6019660 B2 JP S6019660B2 JP 15175977 A JP15175977 A JP 15175977A JP 15175977 A JP15175977 A JP 15175977A JP S6019660 B2 JPS6019660 B2 JP S6019660B2
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文雄 新井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数物品の挿入装置に関する。
特にガラス封止型のダイオードの組立における組立治具
への複数のリードの挿入装置に関する。周知のように、
ダイオードの一つとして、第1図で示すようなダブルヒ
ートシンク型のガラス封止型ダイオードが知られている
このダイオードは回路を形成した半導体素子1と、この
半導体素子1の上下面の各電極に接続される下りード2
および上りード3と、前記半導体素子1に接触する上・
下りード3,2の封着部4,5および半導体素子1を被
うガラス管6とからなっている。また、前記上・下りー
ド3,2は鉄に銅〆ッキした細い部分と、封着部4,5
のジュメット線(鉄−ニッケル合金の線村の表面を銅で
被覆してなる線)で形成されるとともに、それぞれの封
着部4,5は太くなり大蓬部を形作っている。そして、
このダイオードの組立方法としては、治具(封止拾具)
を用い、下方の下りード2の上部に位置する封着部4に
ガラス管6を一部挿入するとともに、ガラス管6の上方
から半導体素子1を入れて下りード2の上端面に戦直し
、さらに上りード3を封着部5を下に向けてガラス管6
内に挿し込み、その下端面を半導体素子1の上面に接触
させる。その後、前記ガラス管6を溶かし、溶けたガラ
スでガラス管と封着部4,5との完全な接合を図り、気
密封止されたダイオードを製造する。しかし、前記組立
作業と封止作業を個別に行なうことは極めて作業性が底
し、。そこで、これらの作業をコンベァ機構を利用して
自動的に組立加工するとともに、加熱封止する装置が本
出願人によって提案されている。この装置において、第
2図で示すような構造の封止治具が用いられる。ここで
、この封止治具(拾具)の構造および使用状態について
簡単に説明する。すなわち、拾具7は図示しない搬送機
構によって搬送される拾具本体8と、この俗臭本体8に
着脱自在のウェイト治具9とからなっている。前記拾具
本体8は、ほぼ断面コの字形のブロック10と、ブロッ
ク10の上面両端部に垂設される2本の支柱11と、支
柱11の中央をそれぞれ連結するガイド板12と、それ
ぞれの支柱11の上端間を連結し、第1図で示す上りー
ド3を案内するりード用ガイド板13とで構成されてい
る。そして、前記リード用ガイド板13には定間隔にリ
ードの封着部が通過できるガイド孔14が設けられてい
る。また、前記ガイド板12上には平行に受熱体15が
配設され、両端部で支柱16を介してガイド板12に取
り付けられている。この受G熱体15はカーボンで形成
されている。また、この受熱体15には定間隔に鉛直方
向に延びる貫通した収容孔(孔)17が穿たれている。
これらの収容孔17は前記リード用ガイド板13に穿っ
たガイド孔14の真下に位置するとともに、第3図で示
すように、ガラス管6の外径よりもわずかに大きく形成
されてし、Zる。また、前記収容孔17の真下のガイド
板12の位置には、鋳鉄製の管体からなるリードガイド
18が貫通状態で固定されている。このリードガイド1
8は、その上端を収容孔17内にわずかに突入させてい
る。また、リードガイド18の中央Zを貫くガイド孔1
9は下りード2の細径部よりもわずかに太く形成される
とともに、このガイド孔19の上端部はテーパ状に広が
るガイド部を形作り、下りード2がガイド孔19内に入
り易くなるようにしてある。また、これらガイド孔19
の真2下のブロック10上面には、第2図に示すように
皿形の受け建20が設けられ、下りード2の下端を支持
するようになっている。また、前記リード用ガイド板1
3のガイド孔14、受熱体15の収容孔17,リードガ
イド18のガイド孔19およ2びブロック10の受け窪
20は鉛直方向に延びる同一直線上にそれぞれ位置して
いる。一方、前記ウェイト拾具9は拾具本体8の支柱1
1に対応する2本の縦枠21と、これら縦枠21の上部
および下部をそれぞれ連結する上枠22 3および下枠
23と、上枠22と下枠23との間に配談され、上枠2
2および下枠23に穿たれた摺動孔に競合して上下に移
動するウェイト24とからなっている。
また、前記縦枠21の下端には鉄合孔や溝が設けられ、
この鉄合孔や溝に治具本体8の支柱11の上端25,2
6が着脱自在に欧合するようになっている。また、前記
ウェイト24は治具本体8の各ガイド孔14に対応する
真上に配設されるとともに、それぞれのウェイト24は
上下端部分が紬軸となり、この細藤部27が前記摺動孔
に沿って上下動するようになっている。したがって、ウ
ェイト24はウェイト治具9から脱落することはなく、
かつ治具本体8にウェイト拾具を取り付けた際、ウェイ
ト24の下端がリード用ガイド板13のガイド孔14に
挿入される上りード3の上端を自重で押圧する重りの働
きをするようになっている。このような治具にあっては
、第3図に示すように、受熱体15の収容孔17内に下
りード2を大蓬部が収容孔17内に入るようにして挿入
した後、収容孔17内にガラス管6を挿入する。
つぎに、ガラス管6内の下IJード2の上端に半導体素
子1を挿入戦魔するとともに、ガラス管6内に上IJー
ド3をその大径部が下となるようにして挿入する。その
後、ウェイト拾具9を拾具本体8上に装着し、各ウェイ
ト24で上りード3の上端に荷重を加える。
これらの各作業は治具本体8が各作業ステーションで停
止している間に行なわれる。このように組み合った拾具
7は加熱炉内を通渦する間にガラス管6が部分的に溶け
て封止が成される。この加熱方法としては、第3図で示
すような方式が探用されている。すなわち、治貝7の通
渦城の両側には赤外線ランプ28が配設され、前方の赤
外線で直接受熱体15を加熱するとともに、赤外線ラン
プ28の背後に設けた反射鏡29で後方や上下に進む赤
外線を受熱体15に向かわせ、効果的に加熱を行なうよ
うにしている。この結果、赤熱した受熱体15の熱エネ
ルギーによって受熱体内部のガラス管6は加熱溶融され
て封止が行なわれる。ところで、前記治具本体8への下
りード2、上りード3の供孫斜よ、第4図および第5図
で示すよ0うなりード供給装置で行なっている。
つぎに、本出願人提案によるリード(上・下りード)の
供給装置について説明する。
第4図に示すように、搬送コンベア30に臨むリード供
給ステーション(上りードは下りードを逆にして供給夕
するだけであるから、ここでは下りードの供孫制こつい
て説明する。)にはリード供給装置が配設されている。
すなわち、機台31上には底板32、天井33、1対の
側壁34からなる非磁性材(たとえばステンレス)で形
作られる箱35が教壇ご0れている。前記天井33およ
び底板32の内壁にはそれぞれ永久磁石板(磁石板)3
6,37が固定されている。これらの磁石板36,37
は互に平行に位置するとともに、その対応面は互いに異
極となっている。たとえば、天井33の磁石板36の下
面はS極、底板32の磁石板37の上面はN極となって
いる。また、それぞれの磁石板36,37の表面には磁
性板(望ましくは強磁性板、たとえば鉄板)38,39
が取り付けられ、1対の磁石板36,37間に生じる磁
束密度を均一にしている。また、箱35の開口部の一方
は搬送コンベア30‘こ向かって閉口している。前記箱
35内には非磁性材(たとえばステンレス)からなり、
底板40、天井41、1対の側壁42からなる収容箱4
3が支板44を介して箱3 Z5の底板32に取り付け
られている。この収容箱43の一方の関口部は搬送コン
ベア30に向かって閉口している。また、この収容箱4
3には磁性榛からなる下りード2が入れられる。このた
め、収容箱43の底板40と天井41との間隔は下りー
ド2よりも数側長くなっている。そして、下りード2が
この収容箱43に入れられると、下りード2が磁性榛で
あること、底板40と天井41間には垂直な磁力線が延
びていることから、下りード2は林立状態となる。一方
、磯台31上にはコラム45を介して支持板46が固定
されている。
この支持板46には搬送コンベア30と収容箱43とを
結ぶ方向に沿って前後動するアーム47が軸受48を介
して摺動自在に取り付けられている。このアーム47は
第5図に示すように、2本設けられている。また、この
前後動はアーム47の後端に取り付けられたカムフオロ
ア49に接触するL字形レバー50の揺動により行なわ
れる。L字形レバー5川ま中央部の支軸51を中心に揺
動し、この揺動はL字形レバー50の池端のカムフオロ
ア52に接触するローダ用カム53によってなされる。
また、アーム47の後端と支持板46間には引張コイル
ばね54が配設されて、常にローダ用カム53とカムフ
オロア52との密着を図っている。他方、第5図に示す
ように、前記アーム47の先端には下方に延びる第1補
助アーム55がそれぞれ固定されるとともに、これら第
1補助アーム55の下端は互に連結棒56を介して連結
されている。
また、第1補助アーム55の下端には前記収容箱43に
向かって延びる第2補助アーム57がそれぞれ固定され
ている。また、これら第2補助アーム57の先端間には
吸着ヘッド58が取り付けられている。前記吸着ヘッド
58は補助板59とヘッド本体60とからなっている。
ヘッド本体60の収容箱43に対面する前面にはV字溝
61が平行に複数(図では10本であるが実際は20本
)設けられている。これらのV字溝61は収容箱43内
の下りード2の林立状態に対応して鉛直方向に沿って設
けられている。また、各V字溝61の溝底には吸着孔6
2が穿たれている。また、補助板59には吸着孔62に
対応する鉄合蓬通孔63が穿たれ、前方で吸着孔62と
蓮適するとともに、後方で蓮通管64に蓮適している。
また、これらの運通管64の後端は両端をブロック65
を介して第2補助アーム57に固定される集約管66に
蓮通接続されている。また、この集約管66には2本の
排気管67が取り付けられ、これら集約管66は第4図
に示すように、支持板46に取り付けられた電磁弁68
に接続されている。また、電磁弁68は管69を介して
図示しない真空ポンプ系に接続されている。なお、説明
の便宜上前記連結棒56、第2補助アーム57、吸着ヘ
ッド58、薫適管64、ブロック65、集約管66、排
気管67からなる部分を保持工具と呼び、吸着孔62、
鉄合達通孔63、蓮通管64、集約管66、排気管67
、電磁弁68、管69からなる部分を真空吸着機構と呼
ぶことにする。
このようなりード供給装置によれば、ローダ用カム53
の回敷によって、アーム47は前後進する。
そして、後進して吸着ヘッド58を収容箱43内に臨ま
せ、電磁弁68のON(真空吸着機構の入動作)によっ
てV字繕61内に真空吸着により下りード2を吸着保持
する。ついで、前進し、吸着ヘッド58の拾具本体8の
リード用ガイド板13上に臨ませ、電磁弁68のOFF
(真空吸着機構の切動作)によって下りード2を放す。
この結果、下りード2はV字溝61の溝底から離れて落
下し、リード用ガイド板13のガイド孔14内に入り込
む。また、下りード2の下端部分はIJ−ドガイド用ガ
イド板13の下方に位置する受熱体15の収容孔17お
よびリードガイド18のガイド孔19を通り抜けてブロ
ック10の受け建20に達して停止する。ところで、こ
のようなりード供給装置において、供尊台速度を高速化
した場合、所望の時間内に確実にリード供給が行なわれ
ない弊害が発生した。
すなわち、保持工具からリードを外す場合は真空吸着機
構を切動作(電磁弁をオフして吸着ヘッドの吸着孔から
の空気の吸引を停止する動作、これに対し、空気の吸引
を行なう動作を入動作という。)して、吸着ヘッドから
リードを落下させる。この際、リードと吸着ヘッドのV
字溶の壁面との空間に空気が流入し、この空間の負圧状
態は徐徐に大気圧に戻る。そして、大気圧に戻る途中に
おいて、リードの自重とり−ドを吸引する負圧との力の
バランスが頼れ、リードは自重によって落下する。この
落下開始はそれぞれの空間への空気の流入状態の違いに
よって若干異なる。この落下開始時点のばらつき、すな
わち、リードの落下挿入終了時点のばらつきは、前記俗
臭を数秒間隔の間欠送りで送っている間は拾具本体の停
止時間内に全てのりードが落下を終了していたことから
、実際にはリードの落下時点のばらつきは考慮されてい
なかった。これに対し、ダイオード組立の高速化の要請
によって、治貝の停止時間が1秒前後となると、この落
下開始時点のばらつきが問題となってきた。そこで、本
発明者はリ−ドの落下開始時点を揃えることに着目し、
−本発明をなした。したがって、本発明の目的は、複数
の物品を一定の位置関係を有して真空吸着保持するとと
もに、これら物品を前記一定の位置関係を有する孔群に
落下挿入させる場合、短時間内に確実に挿入させること
にある。このような目的を達成するために本発明は、複
数の物品を一定の位置関係を有して真空吸着保持すると
ともに、これら物品を前記一定の位置関係を有する孔鬼
羊に落下挿入させる際、真空吸着を解くと同時に全ての
物品の上端面を下方に向かって叩き、全ての物品の落下
開始時点を揃え、結果として、全ての物品の落下終了時
点を早め、また揃えるようにしてなるものである。
また、物品の上部がわずかに太く、この大蓬部が保持工
時の上端から上方に外れている場合には、この大蓬部の
外周部が保持工具の吸着面から外れ支障なく落下できる
ように、物品の大蓬部を側方に移動した状態で落下させ
るようにしたものであって、以下実施例により本発明を
詳細に説明する。
第6図は本発明の複数物品の挿入方法を具体化した挿入
装置の一実施例、ガラス封止型ダイオードの組立におけ
る拾具本体への上りードの供給装置に関する。
この実施例は、第4図で示すリード供v給袋直にリード
を叩く叩機構を取り付けたものである。したがって、叩
機構のみを説明することにする。なお、動作、効果説明
では他の各部は前記説明の名称、番号を用いる。すなわ
ち、箱35の天井33の上面には支持板70が固定され
ている。この支持板70の先端は搬送コンベァ30の0
上方にまで水平に突出している。また、この支持板70
の途中には下方に向かって突出する支持板分岐部71が
設けられ、この支持板分岐部71にはピン72を介して
揺動自在のレバー73の一端が取り付けられている。前
記レバー73の他端は上方に延び、連結榛74の一端に
ピン75を介して揺動自在に取り付けられている。前記
連結榛74は水平に延在してその他端を、箱35の天井
33の上面に突出固定した支板76に固定されたソレノ
ィド77の軸78にカップリング79を介して固定され
ている。したがって、ソレノイド77がオン(入動作)
に操作されると、軸78は突出して図中左に向かって前
進し、カップリング79、連結榛74、ピン75を介し
てレバー73をピン72を中心に矢印で示すように左回
動させ、ソレノイド77がオフ(切動作)に操作される
と前記同様な関係からしバー73をピン72を中心に右
回敷させる。一方、前記レバー73のピン72の上方に
はサポート80が固定されている。
このサポート80の先端は搬送コンベア30によって搬
送される拾具本体8の真上に達している。そして、この
サポート80の先端下面には鉛直方向に延びる叩板81
が固定されている。この叩板81は幅広であって、単一
の保持工具に吸着されている全てのりードの上端部にそ
の下面を臨ませることができるようになっている。また
、前記支持板70の先端には位置調整ボルト82が螺合
されている。この位置調整ボルト82はロックナット8
3を緩めた場合にのみ回転調整でき、位置調整ボルト8
2の下端の高さを調整できる。そこで、この位置調整ボ
ルト82を調整して、位置調整ボルト82に叩板81が
接触している状態では、叩板81の下端面が、搬送コン
ベア30上の治具本体8上で静止する吸着ヘッド58に
保持される上りード3(下りードでも同じ)の上端面の
わずか上方、たとえば3肋前後に位置するように設定す
る。また、位置調整ボルト82の下端と前記サポート8
0の上面とが常に接触するように、サポート80と支持
板70間には引張コイルばね84が取り付けられている
。つぎに叩機構の動作について説明する。
吸着ヘッド58は収容箱43内に侵入して吸着ヘッド5
8の各V字溝61に1本ずつ上りード3を真空吸着し、
その後、前進して上りード3を搬送コンベア3川こよっ
て搬送されてきた治具本体8の各ガイド孔14上に臨ま
せ、電磁弁68をオフ動作(切動作)させる。この結果
、吸着ヘッド58の各V字溝61に真空吸着されていた
上りード3は真空吸着を解除されて落下する。この際、
ソレノイド77は一時的にオンし、軸78は前進する。
この軸78の前進によって連結棒74は前進し、ピン7
5を介してレバー73を矢印のように左回転させる。レ
バー73のピン72を中心とする動きによって、レバー
73に固定されたサポート8川ま左回転し、サポート8
0の先端に固定された叩板81の下端面で落下し始める
上りード3のそれぞれの上端面を下方に向かって叩く。
このため、各上リード3はほぼ同じ時間に落下を開始し
、第2図および第3図で示すように落下して治具本体8
のガイド孔14内に入り、下端は愛熱体15の各収容孔
17内に挿入されているガラス管6内に入る。このよう
に、リード供聯合装置に叩機構を設けた結果、各リード
の保持工具からの離脱時間は一定し、全てのりードの落
下に要する時間は、第4図で示すようなリード供給装置
に較べて短かくなった。
したがって、この実施例によればリード供V給を1秒前
後以内で完了する初期の目的は充分達成できることにな
る。ところで、ガラス封止型ダイオードの組立にあって
は、IJ−ドとして、下りード2および上り−ド3を治
具本体8に供給する。
この際、リードの保持工具にあっては吸着ヘッド58の
各V字溝61でリードの中間部を吸着する。このような
吸着構造にあって、上りード3は封着部5である大蓬部
がV字溝61から外れた下方に位置するため、叩板81
で上りード3の上端面を下方に叩いても、上りード3は
何等の障害もないため、真直に下方に落下し、下端をガ
イド孔14内に侵入させることになる。しかし、下りー
ド2はその上端部の封着部4が大径部となっていて、か
っこの大軽部がV字溝61から外れて上方に位置した状
態で保持工具に吸着されるため、封着部4の小径部との
段差面がV字簿61の上端縁に引っ掛り落下しないこと
もある。そこで、第4図で示すリード供給装置の場合に
は、第7図で示すように、封着部4の小径部85との段
差面86がV字溝61の上端縁に引つ掛らないように、
V字溝61の上端縁部分を斜面(面取部)87としてい
た。この結果、真空吸着を解除すると、下りード2は自
重で落下を始め、段差面86の間緑部は前記斜面87に
弱く当たるため、跳びはねることもなく斜面上を滑って
下方に移動し下端は治具本体8のガイド孔14内に突入
していた。しかし、叩機構によって下りード2の上端面
を下方に向かって叩く場合には、下りード2の段差面8
6の周縁部は勢いよく斜面87に衝突するため、下りー
ド2は同図鎖線で示すように側方に跳ねる。この結果、
下りード2は落下しても治具本体8のガイド孔14内に
は入らないことになる。なお、第7図の吸着ヘッド58
にあってはヘッド本体60の下部には下IJード2を鉛
直状態に支えるため支部88を有している。
また、ヘッド本体60と補助板59との間にはパッキン
89が配設され、横合連通孔63と蓮通管64との間に
は接手90が介在されるようになっている。そこで、第
8図、第9図に、下りード2を正確にガイド孔14内に
挿入する実施例を示す。
この実施例では第6図に示す前記実施例の支持板分岐部
71に下りード2の段差面周縁がV字溝61を形成する
面(吸着面)に接触しないように保持工具の吸着面から
わずかに下りード2を離反させる離反機構91を設けた
ものであるところから、図では離反機構91のみを示す
ことにする。なお、動作、効果説明では離反機構以外の
各部の名称、指示番号は前記のものをそのまま用いる。
すなわち、前記サポート80の中央部上面には板ばねか
らなる離反板92がボルト93によって固定されている
。この離反板92はサポート80の上面上をその先端方
向に沿って延びるとともに、サポート80の先端部で屈
曲し、叩板81の外面に沿って下方に延在している。こ
の離反板92は叩板81とほぼ同一の幅からなるととも
に、その先端(下端)は叩板81の下端よりも下方に突
出し、浩具本体8上で静止する吸着ヘッド58に保持さ
れる下りード2の上部封着部4の側面に達している。し
かし、吸着ヘッド58のヘッド本体60の上面との間に
は相当の間隔を有している。たとえば、治具本体上で静
止した吸着ヘッド58に保持される下りード2の上端面
と叩板81の下端面との間隔1が1肋である場合には、
ヘッド本体60の上面と離反板92の下端面との間隔L
はL=(1帆)十(叩板の下りードを叩く際の降下長さ
)となる。また、サポート80が位置調整ボルト82に
接触している状態では、離反板92の下端部右図(第8
図中)、すなわち下りードを押圧する押圧面94は、治
臭本体8上に静止した吸着ヘッド58に保持される下り
ード2の封着部4の左側に接触あるいは空隙を有して静
止するようになつている。つぎに、下りード2の治臭本
体8への供v給について説明する。
吸着ヘッド58は収容箱43内に侵入して吸着ヘッド5
8の各V字溝61に1本ずつ下りード2を真空吸着し、
その後、図中左に向かって前進して下りード2を搬送コ
ンベア30によって搬送されてきた拾具本体8の各ガイ
ド孔14上に臨ませ、電磁弁68をオフ動作させる。こ
の結果、吸着ヘッド58の各V字溝61に真空吸着され
ていた下りード2は真空吸着を解除されて落下する。こ
の際、ソレノィド77は一時的にオンし、軸78は前進
する。この軸78の前進によって連結棒74は前進し、
ピン75を介してレバー73は左回動する。このレバー
73のピン72を中心とする動きによって、第9図に示
すように、レバー73に固定されたサポート80は左回
転し、サポート80の先端に固定された叩板81の下端
部で落下し始める下りード2のそれぞれの上端面を下方
に向かって叩く。この際、叩板81と共に回動する離反
板92の位置をわずかな距離第8図に向って右側に設置
しておけば吸着へッ.ド58に対し吸着ヘッド58が治
具本体8上に移動して来た時、すなわち叩板81で叩く
前に下IJ−ド2の封着部4である大径部は吸着ヘッド
58の吸着面(V字溝面)から離れる。この後、叩板8
1で叩くことにより、下りード2の封着部4の段差面8
6の周緑部はV字溝61の上端縁の斜面87に衝突する
ことなく下方に落下し、下端部から正確に拾臭本体8の
ガイド孔14内に入る。なお、下りード2の小径部85
と大径部である封着部4との段差はたとえば0.15柵
である。このため、吸着ヘッド58に保持される下りー
ド2の封着部は離反板92によって0.2〜0.3脚程
度側方に移動させられながら落下する。また、下りード
の上部が0.2〜0.3側側方に移動しても、下端部は
側方に動いてもわずかであり、この程度の移動、懐斜で
は充分ガイド孔に正確に入る。すなわち、ガイド孔14
は下りード2の大蓬部が充分入る程度の大きさに作られ
ているため、下りード2が側方に0.2〜0.3肌程度
ずれても確実に入る。このような実施例によれば、上部
が太い下りード2の拾臭本体8への供給も高速でかつ確
実に供給することができる。なお、本発明は前記実施例
に限定されない。
たとえば、離反板は必ずしも一枚の板状物である必要は
なく、各リード‘こ対応する棒状物の集合であってもよ
い。また、第10図に示すように、離反板95は図示し
ない聯合等に固定する構造としてもよい。
この場合、離反板95は拾具本体上に停止する吸着ヘッ
ド58の上方、すなわち、下りード2の大蓬部である封
着部4に位置する部分に臨むようにすればよい。また、
この例では、吸着ヘッド58が前進して治臭本体上で停
止した際、すでに下りード2の封着部4はすでに0.2
〜0.3肌程度右方向に押圧されている。そして、この
場合、下りード2は真空吸着動作によって吸着ヘッドに
保持され続ける。さらに、離反板は吸着ヘッドの上方と
下方に設けるようにしてもよい。このように、離反板を
設ける場合には、V字溝61の上端縁部に両取部を設け
なくともよい。
また、本発明はガラス封止型ダイオードに適用されるば
かりでなく、同様な構造の組立、挿入にも適用できる。
以上のように、本発明の複数物品の挿入方法および挿入
装置によれば、高速で複数の物品をそれぞれの挿入孔に
正確に挿入できる。
このため、ガラス封止型ダイオードの組立に適用すれば
、組立の高速化、歩蟹の向上を図ることができるため、
製造コストを軽減できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス封止型ダイオードの断面図、第2図は本
出願人提案のガラス封止型ダイオードの封止俗臭の斜視
図、第3図は同じく封止治具と加熱機構の一部を示す拡
大断面図、第4図は本出願人提案のガラス封止型ダイオ
ードの組立装置の一部を示す断面正面図、第5図は同じ
く斜視図、第6図は本発明の複数物品の挿入装置の一実
施例を示す断面正面図、第7図は断面図、第8図および
第9図は本発明の他の実施例を示す断面正面図、Z第1
0図は同じく断面正面図である。 1・・・・・・半導体素子、2・・・・・・下IJード
、3・・・・・・上りード、4,5・・・・・・封着部
、6・・・・・・ガラス管、7・・・・・・拾具、8・
・・・・・俗臭本体、9・・・・・・ウェイト治具、1
0・・…・ブロック、11・・・…支柱、12・・・・
・・ガイド板、13……リード用ガイド板、14……ガ
イド孔、15・…・・受熱体、16・・・・・・支柱、
1′7・・・・・・収容孔(孔)、18・・・・・・リ
ードガイド、19・・・…ガイド孔、20……受け建、
21・・…・縦枠、22・・・…上枠、23……下枠、
24・・・・・・ウェイト、25,26・・・・・・上
端、27・・・・・・紬軸部、28・・・・・・赤外線
ランプ、29・・・・・・反射鏡、30・・・・・・搬
送コンベア、31・・・・・・聯合、32・・・・・・
底板、33・・・・・・天井、34・・・・・・側壁、
35・・・・・・箱、36.37・・・・・・永久磁石
板(磁石板)、38,39・・・・・・磁性板、40・
・・・・・底板、41・・・・・・天井、42・・・・
・・側墜、43・・・・・・収容箱、44・・・・・・
支板、45・・・・・・コラム、46・・・・・・支持
板、47・・・・・・アーム、48・・・・・・軸受、
49・・・・・・カムフオロァ、50・・・・・・L字
形レバー、51・・・・・・支軸、52・・・・・・カ
ムフオロア、53……ローダ用カム、54……引張コイ
ルばね、55・・・・・・第1補助アーム、56・・・
・・・連結棒、57・・・・・・第2補助アーム、58
・・・・・・吸着ヘッド、59・・・・・・補助板、6
0・・・・・・ヘッド本体、61・・・・・・V字溝、
62・・・・・・吸着孔、63・・・・・・鼓合連通孔
、64・・・・・・達通管、65・・・・・・フロック
、66・・・・・・集約管、67・・・・・・排気管、
68・・・…電磁弁、69・・・…管、70…・・・支
持板、71・・・・・・・・・支持板分岐部、72……
ピン、73……レバー、74……連結榛、75・・・・
・・ピン、76・・・・・・支板、77・・・・・・ソ
レノイド、78……軸、79……カップリング、80・
・・・・・サポート、81・・・・・・叩板、82・・
・・・・位置調整ボルト、83・・・・・・ロックナッ
ト、84・・・・・・引0張コイルばね、85…・・・
小蓬部、86・・・…段差面、87・・・・・・斜面(
面取部)、88・・・・・・支部、89・・・・・・パ
ッキン、90・・・・・・抜手、91・・・・・・離反
機構、92・・・…離反板、93・…・・ボルト、94
・・・・・・押圧面、95・・・・・・離反板。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部が大径部となる棒状の物品を真空吸着機構によ
    つて所定位置関係に吸着保持する保持工具と、この保持
    工具を支持しかつ所定位置に位置する互いに前記所定位
    置関係を有する孔群上に前記保持工具を移送する移送機
    構とを備える複数物品の挿入装置において、前記保持工
    具における真空吸着機構の切動作に同期して保持工具か
    ら離れる複数の物品の上端を下方に向かつて同時に叩く
    叩機構と、前記保持工具が前記所定位置で静止した際、
    物品の大径部をその大径部の小径部に対する段差分以上
    保持工具の吸着面から離反させる離反機構とを有する物
    品の挿入装置。
JP15175977A 1977-12-19 1977-12-19 物品の插入装置 Expired JPS6019660B2 (ja)

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JP15175977A JPS6019660B2 (ja) 1977-12-19 1977-12-19 物品の插入装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123080U (ja) * 1990-03-27 1991-12-16

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JPH03123080U (ja) * 1990-03-27 1991-12-16

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JPS5484479A (en) 1979-07-05

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