JPS604361B2 - 加減速回路 - Google Patents

加減速回路

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JPS604361B2
JPS604361B2 JP5100474A JP5100474A JPS604361B2 JP S604361 B2 JPS604361 B2 JP S604361B2 JP 5100474 A JP5100474 A JP 5100474A JP 5100474 A JP5100474 A JP 5100474A JP S604361 B2 JPS604361 B2 JP S604361B2
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orifice
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valve
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光 村田
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Kayaba Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体圧力系の加減速回路に関し、特に加減遠制
御を適正にかつショックレスに行うことを必要とする流
体回路に適する加減遠回路に関す日る。
従来、回転運動、直線運動を問わずこれを加・減速する
場合、衝撃をともなわないようにこれを制御することは
非常にむずかしいとされてきた。
特に負荷あるいは慣性の大きいものを制御しようとする
場合、通常最も数多く試みられているパィ。ットオベレ
ーテッド形方向切換弁のスプール部分をそのストローク
に比例して流体通路面積が変化するように設計し「 ス
プールを制御するパイロット流れを制御して流体通路の
開度が緩慢に変化するよう試みたものを使用しても満足
のゆく結果を得ることがなかなかむずかしい。それはこ
れらの試みが例えばスロット制御においてソース圧・負
荷圧によって流量に変化をきたす等、適正な加・減速カ
ーブを維持しながら制御することが特性上むずかしいか
らで特にその加・減速カーブが狂いやすいためである。
また、根本的には大馬力・高速(高圧・大容量)のもの
をこのような絞り特性によって制御することは非常にむ
ずかしいのであって、何故ならば、管路の途中に絞り特
性を持つものを装着してもよほど上手にこれを制御しな
いと加速の瞬間に動力源の高圧がアクチェータに作用し
たり、減速の瞬間に戻りを絞りすぎたりして高圧が発生
し衝撃を負荷にあたえてしまい、これを各種の調整機構
によって解消せしめようとすることはその作業が複雑か
つ面倒であるばかりか、油温・圧力その他によって加減
速力ーブが狂いやすいのであった。そのため、従来この
ような制御が簡便な手段を用いて好ましい特性が得られ
ない場合、モータ回路・シリンダ回路を問わず閉回路を
構成し、ポンプを可変容量形のものを使用して加速時は
ポンプ吐出量を徐々に増し、減速時は回生制御あるいは
これに類する方法でポンプ吐出量を徐々に減じ、スムー
ズな加・減速制御を行っている。
この手段によればポンプの吐出量の制御速度を注意すれ
ばよく加・減速時の衝撃は容易にコントロールできる。
しかしこのような可変容量形ポンプを用いて実施する加
・減速回路の最大の欠点はいちいち制御対象にポンプが
対応しなければならないこと及びパラレル回路において
加減速制御を目的とした同時作動が行えないことである
。またそれぞれの回路の最高速度に違いがある場合、ポ
ンプ部分でこれをいちいち制御することは面倒である。
本発明は従来のものの上述の背景に鑑み、油圧系の方向
功換装置として先に提案した制御弁装置(昭和4母手特
許出願公開第86121号)を原則として使用し、その
メインオリフィス部を調節可能に構成して加減遠を行う
ことにより、その制御をショックレスに行い、かつパラ
レル作動が可能なオーブン回路でも行うことができるよ
うにし、更に他の回路仕様とのコンビネーションが可能
であり、制御仕様に多大なるフレキシビリティを持たせ
得る加減速回路を提供することを目的とする。そのため
に、本発明にあっては流体圧力源及びリザーバに援綾す
る2つの外部ボートと負荷とを接続するメイン回路と、
通常は前記メイン回路を遮断し該遮断位置からの変位に
応じて前記メイン回路をいずれか一方の前記外部ボート
に選択的に蓮通させる第1のスプールと、該第1のスプ
ールより負荷側の前記メイン回路に介装され通常は前記
メイン回路を遮断しその変位に応じてメイン回路の通路
面積を増減させ可変メインオリフィス部を形成する第2
のスプールからなる可変メインオリフィス部と、負荷に
接続し検出オリフィスが介装されたパイロット回路と、
該パイロット回路を選択的に流体圧力源又はリザーバに
蓮通接続若しくは遮断する切換弁と、前記可変メインオ
リフィス部の反負荷側圧力を前記第1のスブールの一柳
端面に導く通路と、前記検出オリフィスの反負荷側圧力
を前記第1のスプールの他側端面に導く通路と、前記パ
イロット回路に介装された流量制御弁と、前記パイロッ
ト回路に生じる流体圧力を前記可変メインオリフィス部
を構成する第2のスプールの選択された一側様面に導く
可変オリフィス制御回路と、該可変オリフィス制御回路
に介装された流量制御弁と、を備えることによって加減
速回路を構成するものである。以下本発明の実施例を添
附図面に基ずし、て説明する。
図面の簡単な説明第1図は本発明に係る制御弁装置1を
示し、弁本体2には並列状態を保つて上下方向に2本ず
つの弁孔3a,3b及びパイロット通路4a,4bが設
けられており、この2つの弁孔3a,3bにわたってそ
の途中に形成した2つの環状溝5,6及びこの一方の環
状溝5に対して蓮通する供給ボート(外部ボート)7及
びパイロット通路8、他方の環状溝6に対して蓮通する
排出ボート(外部ボート)9及びパイロット通路10が
備えてある。
弁孔3a,3b内には側面に通孔11a,11bをもつ
円筒状のスプール12a,12bが夫々摺動自在に挿入
され、かつその内部に設けた中央隔壁13a,13bで
それぞれの両側に室14,15および室16,17を区
画している。このスプール12a,12bは通常弁孔3
a,3bに対して中立位置に保たれる。そのために上記
弁孔3a,3bにおける室14,16の上端から延びる
ガイド18,19がスプール12a,12b内に突入、
このガイド18,19の基端部分に挿入したスプリング
受20,21と同じく先端部分に鍔22,23を介して
係止状態を保ちつつ挿入したスプリング受24,25と
の間にセンタスプリング26,27を介装し、これらス
プリング受20,21をスブール12a,12b側に設
けた鍔28,29に、また、もう一方のスプリング受2
4,25の下端をスプール12a,12bの中央隔壁1
3a,13bに当てることにより、このセンタスプリン
グ26,27の復元力を利用して、通常スプール12a
,12bを弁孔3a,3bに対して中立位置に保つ。ま
た、前記スプール12a,12bの側面に穿った通孔1
1a,11bは、あらゆる場合を通じて内部通路30,
31により室15.17側に蓮通し、かつ、スプール1
2a,12bが中立位置にあるとき、上記環状溝5,6
のいずれとも選通しないように、それらの間に位置して
弁孔3a,3bの側壁により閉塞される。
これにより、通孔11a,11bは、スプール12a,
12bの摺動運動に伴って前記環状溝5,6のいずれか
一方に開□し、かくして、室15,17をその運動方向
に対応して環状溝6あるいは6個に蓮適する。上記パイ
ロット通路4a,4bの途中には夫々検出オリフィス3
2,33が装備され、この検出オリフィス32,33よ
りも反負荷側のパイロット通路4a,4bと上記弁孔3
a,3bの室14,16とが夫々通路34,35によっ
て蓮通される。一方、弁本体2の負荷側部には横方向に
延びるシリング41内を摺動自在にスプール42が設け
られ、このスプール42の中央ランド部43とシリンダ
内壁とがシール44を介在して密鼓され、その中央ラン
ド部43の両側方に間隔を保ってテーパ部45,46が
構成されている。
このテーパ部表面のテーパは制御する加減遠曲線に相当
する傾きが与えられ、最大蓬部は中立位置においてシリ
ンダ内壁と密接することができるようになっている。こ
のテーパ部45,46の更に側方両端部にはランド部4
7,48が構成され、シリンダ内壁と密接しており、こ
れら中央ランド部43テーパ部45,46、ランド部4
7,48間のシリンダ内壁には環状溝49,50,51
,52が設けられていて夫々順に上記パイロット通路4
a,弁孔3aの室15、弁孔3bの室17、パイロット
遍路4bとに蓮通し、しかも環状溝49,52はアクチ
ュェータ側の取出ボート53,64に夫々運適している
。シリンダ41の左右端には室55,56が設けられ、
この左端の室56内にはスプール42を常時右方向に付
勢するスプリング57が介装されている一方、このスプ
ール42の右行を制限するストッパー95が弁本体の外
部から調節自在に右室55内に突入しており、同様にス
プール42の左行を制限するストッパー96も又弁本体
の外部から調節自在に左室56内に突入している。この
ストッパー95の調節はスプール42の右行制限則ちス
プール42のテーパ部45,46とシリンダ内壁とで構
成する流体流路面積の最小値を規制するためのものであ
る。シリンダ左右の両方の室55,56は外部に蓮適す
るボート60,61を夫々有している。従ってシリンダ
41とスプール42とはボート60,61に蓮適する室
55,56の差圧によりスプール42がシリンダ41内
を摺動し、図示のテーパ部45,46とシリング内壁と
の密接状態則ち環状溝49及び50と環状溝51及び6
2との夫々の遮断状態よりスプール42が左行し又は戻
って上記テーパ部45,46とシリンダ内壁との開□面
積をリニアに変化させる可変メインオリフィスを構成す
る。そして可変メインオリフィスの反負荷側圧力即ちテ
ーパ部45,46の反負荷側圧力は、夫々環状溝49,
51なる通路を介して第1のスプール12a,12bの
一側の室15,17に導入される。次にこれまで述べて
きた制御弁装置1の上にピルトアップ型の集積弁ユニッ
トを用いてバルブアツセリングを構成することにより形
成される回路例として方向・速度設定回路部及び可変メ
インオリフィス制御回路部を説明する。
供給ボート7に環状簿5を介して蓮適するパイロット通
路8はメータィン方向の流量調整弁65を介して通路6
6により3位置のスプリングオフセットソレノイド式切
換弁67に連結される一方、排出ボート9に環状溝6を
介して蓮適するパイロット通路10は通路68を介して
上記切襖弁67に連結されている。又制御弁装置1のパ
イロット通路4b,4aは夫々メータアウト方向の流量
調整弁72,73を有する通路74,75を介し上読切
換弁67に連結され、更に取出ボート53,54は夫々
モータ69の各ボート70,71に蓮通され、供給ボー
ト7は液圧ポンプなどの流体圧源に、また排出ボート9
はタンクなどのりザーバ側に夫々運通されている。一方
上記切換弁67を有する方向速度設定回路部とは並列な
可変メインオリフィス制御回路部について述べると、制
御弁装置1の供給側のパイロット通路8は減圧弁80を
有する通路81を介し2位置のスプリングオフセットソ
レノィド式切換弁82に連結され、排出側のパイロット
通路10は通路87を介して同じく切換弁82に連結さ
れ、制御弁装置1の下部の可変メインオリフィスのシリ
ンダ41の石室に蓮適するボート60並びに左室に蓮適
するボート61は夫々メータアゥト方向の流量調整弁8
3,84を備えた通路85,86を介して上記切換弁8
2に連結されている。次にその作動について述べる。第
1及び第2図に示す中立状態においては回路内と流体の
流れは全くない。なぜなら制御弁装置1の供給ボート7
が弁本体2の環状溝5のところでスプール12a,12
bにより閉じられていること、並びにこの環状溝5に蓮
適するパイロット通路8、通路66が切換弁67のとこ
ろで閉じられていること、更に圧油がこのパイロット通
路8に蓮適する通路81が切換弁82の左位置を通って
通路86を介し制御弁装置1の可変メインオリフィスの
ボート61から室56に圧油が流入しようとしても、ス
フール42の右端のランド部47がストッパー95に当
綾してスプール42の右行を制限することから回路内に
流体の移動かないからである。この状態から切襖弁67
を励磁して、たとえばモータ69の正転用の左位置被に
切換え、通路66と通路74及び通路75と通路68と
を蓮通させると、液圧源からの作動流体は制御弁装置の
供給ボート7一環状溝5−パイロット通路8一通路66
一切襖弁67の左室一遍路74−パイロット通路4b−
環状溝52−取出ボート54を通るパイロット回路を形
成してモー夕69に供給され、その戻り流体は制御弁装
置の取出ボート53一環状溝49−パイロット通路4a
−通路75一切襖弁67の左室−通路68−パイロット
通路10一環状溝6−排出ボート9を通るパイロット回
路を形成してリザーバ側に排出される。しかしし、ぜん
として切族弁82は左位置に位置して第1図に示すよう
に可変メインオリフイスの開度が零であれば結果的に回
路内の流体流れは上記パイロット流れだけにとどまり、
小容量の作動流体のみがモータ69に供給される。一般
にパイロット流量はメイン流れの最大値に比べ非常に少
ないのでパイロット流れの発生によっては方向転換弁6
7以降のモータの管路体積のクッション効果によって負
荷に衝撃の発生することはない。このクッション効果の
大きさによっては外部からストッパー95を操作して左
行させ可変メインオリフィスの開度を予めァンダラップ
にして後述するメイン流れを最初から大きくしておいて
もよい。このような加速の初期状態から可変メインオリ
フィスを制御する切換弁82を励磁して右位置に切換え
て通路81と85及び通路86と87とを蓮通させると
、制御弁装置1のパイロット通路8は通路81−減圧弁
80一切換弁82の右位置−通路85を経由してボート
60より可変〆ィンオリフィスの室55内に作動流体が
導入され、スプール42をスプリング57の弾性に抗し
て左行させるから、テーパ部45,46とシリンダ41
の内壁との間にクリアランスが生じ即ち可変メインオリ
フィスの関度が徐々に増加してくる。
又他方の室56からの戻り流体はボート61を通り通路
86−メータァゥト制御の流量調整弁84一切換弁82
の右位置一遍路87ーパィロット通路10一環状溝6−
排出ボート9を通じてリザーバ側に排出される。すると
、上記パイロット通路4bの検出オリフィス33によっ
て流量を検出され、この前後に生じるパイロット流れの
圧力降下による差圧が夫々検出オリフィスの上流側圧(
反負荷側圧力)として通路35を通って弁孔3bの室1
6に、又下流側圧(負荷側圧力)として可変メインオリ
フィスの関口部を通って弁孔3bの室17に伝達されそ
の差圧によってスプール12b、が下降する。尚室17
に実際に伝達される圧力は可変メインオリフィスの反負
荷側圧力である。しかし可変メインオリフィスが全開し
た状態では可変メインオリフィスの圧力損失が小さくな
り、室17に伝達される圧力は検出オリフィス33の負
荷側圧力に応じた圧力とみてよい。可変メインオリフィ
スの全開までの過渡期間は検出オリフィス33の負荷側
圧力よりも大きい可変メインオリフィスの反負荷側圧力
が室17に環状溝51を通って伝達され、スプール12
bの下降速度を遅くする。スプール12bの下降につれ
てスプール12bの通孔11bを介し環状溝5と内部通
路31、室17が連通し、液体圧力源からの作動流体が
供給ボート7より室17一環状溝51ースプール42の
7−パ部46による可変メインオリフィス関口部一環状
溝52を通ってここでパイロット流れと合流し、取出ボ
ート54からモータ69のボート71へと流れモータ6
9を駆動するメイン回路が生じ、その戻り側のメイン回
路は、同じくパイロット通路4aの検出オリフィス32
前後の差圧に略対応して弁孔3b内の室14,15内に
差圧が発生し、スプール12aを上昇させて通孔11a
を介し環状溝6と内部通路30とを蓮適するから、上記
戻り流体は制御弁装置1の取出ボート53一環状溝49
−スプール42のテーパ部45におけるオリフィス関口
部一環状溝50−弁孔3aの室15−通孔11a−環状
溝6一排出ボート9を経てリザーバ側へ排出される戻り
側のメイン回路が形成される。このように供給側、戻り
側のメイン流れが形成されると、スプール42のテーパ
部45,46とシリング41の内壁とで構成される可変
メインオリフィスの前後に差圧が発生し室15,17内
にその圧力降下作用の影響が現れるから、供給側のスプ
ール12bはパイロット流れの検出オリフィス33の反
負荷側圧力による下向推力とセンタスプリング27の弾
性及び可変メインオリフィスの反負荷側に発生するメイ
ン流れの圧力による上向推力とのつり合い位置で静止し
、又戻り側のスプール12aはパイロット流れの検出オ
リフィス32の反負荷側の圧力による下向推力及びセン
タスプリング27の弾性及び可変メインオリフイスの反
負荷側圧力による上向推力とのつり合い位置で静止する
今ここでパイロット通路4a,4bを流れる流量qと検
出オリフィス32,33の開□面積s及びメイン流れの
流量Qと可変メインオリフィスの開□面積Sとの関係は
略Q/q主S/sであることが知られるから、パイロッ
ト流れの流量qを方向・速度設定回路部のメータイン又
はメータアウトの流量調整弁72又は73によって制御
してやり、かつ可変メインオリフィス制御回路部の流量
調整弁83又は84を適当に調節することにより可変メ
インオリフィスの開度を加速カーブに合わせて調節して
やればsは一定であるから所望のモータの適当な加速カ
ーブに相当するメイン流れの流量Qが決定され、従って
モータ等のアクチュェータはショックレスに好ましい加
速状態を保ちながら最高速度までの加速が成される。
減速は全く逆の順序でその制御が行われる。
即ち最高速度でモータ69が制御されている状態則ち可
変メインオリフィスの開度が最大の状態から切換弁82
を切換えて左位置つまり通路81と86、通路85と8
7を蓮適する位置におくと、流体圧力源からの作動流体
は通路81一切換弁82一遍路86より可変メインオリ
フィスの左室56に入りスプール42を右行ごせてテー
パ部45,46のところで構成される可変メインオリフ
イスの開度を徐々にせばめ、その戻り流体は通路85−
メータァゥト方向の流量調整弁83一切換弁82一遍路
87を通ってリザーバに排出される。そしてそのスプー
ル42の右行速度は上記戻り回路の流量調整弁83を調
節して制御する。一方制御弁装置1の戻り側流れはまず
戻り側パイロット回路にメータアウト流量調整弁73が
設けられているので、パイロットの戻り流量は例えカウ
ンター負荷になったとしても減速開始後一定に制御され
、検出オリフイス32と減速制御されている可変メイン
オリフィスの開度との対比でパイロット流れに対するメ
イン流れの増幅率を減少するため負荷はメータアウト制
御されつつ減速され、ついには最低速度となり、切襖弁
67,82の消磁により停止する。切操弁67の右位置
はモータ逆転用のもので通路66と75並びに通路68
と74を蓮適するが作動は上述の正転の場合と逆になる
だけであるので説明を省略する。このような要領で本発
明の加減遠装置は動作するが、油圧系の特性としてはそ
の装置の各部分の性格その他によっているいるとその趣
きが変化する。第2図の加減速回路について各部のセッ
ト要領の違いが制御特性にどのような影響を及ぼすか次
に示す。但し条件としてモータ回路であるので可変メイ
ンオリフイスの変化は2つとも同じように変化するもの
とする。ここでSOLAオン及びSOLBオンとは夫々
切襖弁67の正転用左位置及び逆転用右位置に、並びに
SOLA,SOLBオフとはその中立位置に切換ったこ
とを示し、SOLCオン及びSOLCオフとは夫々切襖
弁82の加速用右位置及び減速用左位置に切換ったこと
を示す。A切換弁の作動状態に対応するモータの作動状
態A−1可変メインオリフィス初期開度零(オーバラッ
プ)の場合○} SOLA又はSOLBオンSOLCオ
フ正又は逆の微速発進【2} SOLA又はSOLBオ
ン,→SOLCオン微速→加速(3l SOLA又はS
OLBとSOLCオン(同時)正又は逆方向の加速発進
(加速が同時に始まる) ■ SOLA又はSOLBとSOLCオンの状態からS
○LCオフ‘5} SOLA及びSOLBオフ 停止(SOLCのオンオフは関 係ない) ‘6} SOLCオン→SOLA又はSOLBオン全速
発進‘7) SOLA又はSOLBとSOLCオンの状
態からSOLA又SOLBをオフにする急速停止(SO
LCオフは同時 又は遅れても関係ない但、オ ーバーロード回路がある場合 は停止後SOLCオンが望まし し、 A−2可変メインオリフィス初期開度あり(アンダーラ
ップ−作動初期から増幅率あり){1)S○LA.S○
LB.S○LCオフ停止 (21 SOLA又はSOLBオン,SOLCオフ低速
発進(3} SOLA又はSOLBオン→SOLCオン
低速→加速【4} SOLA又はSOLBとSOLCオ
ン(同時)低速減からの加速発進側 SOLA又はSO
LBとSOLCオンの状態からS〇LCオフ高速→減速
→低速回路 (6} SOLCオン→SOLA又はSOLBオン全速
発進‘7)SOLA又はSOLBとSOLCオンの状態
からSOLA又はSOLBオフ急速停止 オーバラップ時はショックレス加減制御が可能であり、
アンダラップ時は二遠制御とその間のショックレス加減
遠が可能である。
B メータィン流量調整弁65及びメータァゥト流量調
整弁72又は73の性格に対する対象負荷の性格○)メ
ータイン・メータアウト共スロットルバルブの場合加・
減速度カーブを特に定めず、負荷特性と供給圧力の関係
から成りゆきまかせで単にショックレス加・減速を行う
場合に用いる。
(2} 同上でメータインスロットルが〆ータアウトス
ロットルよりも関度を大きく設定した場合最も望ましい
制御方法で加速の初期がメータィン制御で途中からメー
タアウト制御に自動的に切換る。
減速時はメータァゥトのまま減速される。負荷抵抗の大
きいもの、慣性の大きいもの、し、ずれにも適用させる
ことができる。‘3} 同上でメータインスロツトルが
〆ータアウトスロットルよりも関度を4・さく設定した
場合スロットル特性を利して減速時メータィン側の昇圧
をなるべく低く押えたい場合にこのような設定をする。
減速時流入側がバキュームにならないよう注意を要する
とともに負荷の作用方向にくせのあるカウンタ負荷の場
合はさげた方が良い。
(もちろんアンチキヤビテーションバルブをパイロット
回路に設けて、意識的にこのような設定をすれば減速効
率が高くなる。)。‘4} メータィン・メータアウト
共、圧力補償付フローコントロールバルブを用いる。
加・減速を線図化し一定に保ちたい時に用い、その度合
そのものは加・減速回路の調整による。
■ 同上でメータインフローコントロールバルブがメー
タアウトフローコントロール/ゞルブよりも開度を大き
く設定した場合2と同機であるが、圧力補償形であるた め、加速はメータアウト、減速は〆−タインとなる。
‘6} 同上でメータインフローコントロールバルブが
メータアウトフローコントロールバルブよりも開度を小
さく設定した場合好ましくない設定である。
アンチキャビテーションが必要。負荷方向が一定なカウ
ンタ回路で正・逆の速度を変えたい場合に使用する。そ
の場合、正負荷方向のメータアウトフローコントロール
バルブは除外する。以上、負荷への流入量と流出量が同
じモータ回路の場合について述べたが、シリンダ等の面
積差のあるものは速度設定回路の流量調整弁あるいはス
プールのテーパ部45,46のところで構成される2つ
の可変オリフィスの変化率をいろいろと変化させ組合せ
るが、その目的・方法については全て先きの性格に準ず
る。また、第3図には第2図に示す方向、速度設定回路
部にオーバーロード回路を組合わせた回路を示す。
即ち、アクチュェータに向う通路74,75とりザーバ
への通路68との間を低圧リリーフ弁90,91を介し
て連結しかつ通路68から通路74,75への流入を許
すアンチキアビテーションバルブ92,93を介菱した
もので、パラレル回路設定においてその加減遠トルクが
メインリリーフ94により設定されるものより低い場合
、特にその加速時パイロット流れをこのリリーフ弁90
又は91をパスしてリザーバに戻し安定した加速を行う
ことができるものである。以上のように本発明のものに
よれば、負荷に対する加減速操作をショックレスにでき
ると共にその制御は回路内の流量調整弁を例えば圧力補
償付フローコントロールバルブを用いる等して流体温度
・圧力の要因によっても適正な加減速力ーブを維持しな
がら制御でき、たとえ高圧大容量負荷の制御であっても
、その制御操作が容易であり、しかもパラレル回路にお
いて加減遠制御を目的とした同時作動が可能なようにし
、更に他の回路仕様とのコンビネーションにより制御仕
様に多大なるフレキシビリティを持たせ得るものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御弁装置の概略縦断面図、第2
図は本発明に係る実施例の加減途制御回路図、第3図は
本発明に係る他の実施例の加減速制御回路を示す回路図
である。 1・・・…制御弁装置、3a,3b・・・・・・弁孔、
4a,4b,8,10・・・・・・パイロット通路、7
・・・・・・供給ボート(外部ボート)、8・・・…排
出ボート(外部ボート)11a,11b……通孔、12
a,12b……スプール(第1のスプール)、14,1
5,16,17・・…・室、26,27・・・・・・セ
ンタスプリング、32,33……検出オリフィス、41
……シリンダ、42……スプール(第2のスプール)、
45,46……7ーパ部、49,50,51,52・・
・・・・環状溝、53,54・・…・取出ボート、55
,56……室、65,72,73,83,84・・・…
・・・…流量調整弁、67,82・・…・切換弁。 第2図 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体圧力源及びリザーバに接続する2つの外部ポート
    と負荷とを接続するメイン回路と、通常は前記メイン回
    路を遮断し該遮断位置からの変位に応じて前記メイン回
    路をいずれか一方の前記外部ポートに選択的に連通させ
    る第1のスプールと、該第1のスプールより負荷側の前
    記メイン回路に介装され通常は前記メイン回路を遮断し
    その変位に応じてメイン回路の通路面積を増減させ可変
    メインオリフイス部を形成する第2のスプールからなる
    可変メインオリフイス部と、負荷に接続し検出オリフイ
    スが介装されたパイロツト回路と、該パイロツト回路を
    選択的に流体圧力源又はリザーバに連通接続若しくは遮
    断する切換弁と、前記可変メインオリフイス部の反負荷
    側圧力を前記第1のスプールの一側端面に導く通路と、
    前記検出オリフイスの反負荷側圧力を前記第1のスプー
    ルの他側端面に導く通路と、前記パイロツト回路に介装
    された流量制御弁と、前記パイロツト回路に生じる流体
    圧力を前記可変メインオリフイス部を構成する第2のス
    プールの選択された一側端面に導く可変オリフイス制御
    回路と、該可変オリフイス制御回路に介装された流量制
    御弁と、を備えてなる加減速回路。
JP5100474A 1974-05-08 1974-05-08 加減速回路 Expired JPS604361B2 (ja)

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JP5100474A JPS604361B2 (ja) 1974-05-08 1974-05-08 加減速回路
US05/575,261 US4041836A (en) 1974-05-08 1975-05-07 Open circuit type acceleration/deceleration device
DE2520836A DE2520836C3 (de) 1974-05-08 1975-05-09 Ventilanordnung zum Steuern der Beschleunigung und Verzögerung eines doppeltwirkenden Hydromotors in einem offenen Kreislauf

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JP5100474A JPS604361B2 (ja) 1974-05-08 1974-05-08 加減速回路

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JPS50143987A JPS50143987A (ja) 1975-11-19
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