JPS6043325A

JPS6043325A - 魚釣用両軸受型リ−ルのレベルワインド装置

Info

Publication number: JPS6043325A
Application number: JP15110183A
Authority: JP
Inventors: 福島　紀安; 隆東本
Original assignee: Daiwa Seiko Co Ltd
Current assignee: Globeride Inc
Priority date: 1983-08-19
Filing date: 1983-08-19
Publication date: 1985-03-07
Also published as: JPH0371849B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は魚釣用リールのレベルワインド装置の改良に関
する。

従来の魚釣用リールのレベルワインド装置の釣糸案内部
材は、釣糸の繰り出し時にはその位置が移動しないので
釣糸の放出抵抗は釣糸案内孔の通投できない欠陥がある
。

この欠陥を改善するため、釣糸案内部材を案内部材と摺
動機構に分離自在に形成して釣糸の繰り出し時には案内
部材を摺動機構から分離して釣糸の繰り出しに応じて左
右に移動自在にして釣糸の放出抵抗を減少させることが
特公昭４０−２１２２０号公報で知られているが、この
方式は釣糸案内部材の分離操作を摺動機構の摺動部材を
直接子で回動しなければならないので釣糸の繰り出し操
作が複雑面倒であるばかりか、釣糸の捲取り操作中に誤
って摺動部材を回動してしまい釣糸の案内ができなくな
ると共に釣糸を捲取る場合の案内部材の摺動部材への係
合もトラバースカム軸と摺動部材との摩擦によって行っ
ているため、長期使用している間に摩擦部が摩耗したり
、摩擦部に海水その他の異物が付着したりして摩擦力が
不足すると係合作用に支障を来たし作動不良を起す等の
欠陥がある。

本発明はこれらの欠陥を改善して釣糸案内部材と摺動部
材との分離及び係合を自動的かつ円滑確実に行さように
したもので、リール側板間に回転自在に支承されると共
にその一端部に係合自在にピニオンを嵌装したスプール
軸、前記ピニオンをスプール軸に係合したり分離したり
するクラッチ機構、ハンドル軸に設けられて前記ピニオ
ンと噛合する駆動歯車、スプール前部のリール側板間に
架設されかつ内部にトラバースカム軸を設けた案内筒、
前記トラバースカム軸に係合して案内筒上を摺動する摺
動子、該摺動子に伸縮自在の係合ビンで係合すると共に
接合状態で釣糸を案内する一対の釣糸案内腕、前記トラ
バースカム軸の一端に固着されて前記駆動歯車と噛合す
る歯車とより構成される魚釣用両軸受型リールにおいて
、前記案（３）内筒を回動可能にリール側板間に支承し、前記一対の釣
糸案内腕をリール側板間に架設された一本の案内杆と前
記案内筒に摺動自在に嵌装してスプ他方に該係合ビンの
係合する係合部を夫々設けると共に該係合部には係合ビ
ンを案内する誘導面を形成し、前記案内筒の端部に作動
カムと摺動子を係合位置に規制する発条とを設け、前記
クラッチ機構のクラッチプレートには前記作動カムを回
動する作動腕な係合自在に設けたことを要旨とするもの
である。

本発明の実施例を図面について説明すると、スプール（
１）を固着したスプール軸（２）は一対のリール側板＋
３’ｌ　（４）間に回転自在に支承されると共に一方の
リール側板（３）内におけるスプール軸（２）には公知
のようにハンドル軸（５）の駆動歯車（６）と噛合して
いる（）ピニオン（７）が結合自在に嵌装され、該ピニオン（７
）に係合した作動板（８１は発条＋９１　＋９１でピニ
オン（７）をスプール軸（２）に結合せしめるように附
勢している。

前記作動板（８）の内側には作動突部００１（ＩＱを有
しかつゲットポイントバネθ１）で内側位置と外側位置
に振り分は附勢されるクラッチプレートα２が摺動自在
に設けられ、クラッチプレート（１２＋を第４図のよう
に内側位置に押込んだ場合には作動突部（１（ＩＩ　（
１０１が作動板（８）を発条＋９１　＋９１に抗して外
方に押圧しピニオン（７）のスプール軸（２）に対する
結合を分離できるように構成されている。

リール側板（３１（４１の前部には下側に案内溝０を有
する案内筒（１ルが回動可能に架設支承されると共に該
案内筒（１４Ｊ内にはトラバースカム軸（１５１が嵌着
され、該トラバースカム軸０５１のリール側板（３）側
の端部には前記駆動歯車（６）と噛合した小歯車（１６
１が固着され、また小歯車（１６１の内側における案内
筒（１４１には作動力ムＱ７＋が、他端には回動板帥が
夫々固着され、前記回動板０８１とリール側板（４）の
内側に固定されたフレーム基板０９間に発条■）が張設
され案内筒０４）を一定位置に規制保持している。

前記案内筒０４）の外周面には摺動子（２１）が摺動自
在に嵌着されると共にその内側に設けられた係合爪（ｎ
は前記案内溝（１３１を介してトラバースカム軸（１５
１の螺子溝に係合し、摺動子（２１）の上部にはスプー
ル側の内端に切欠部（至）（財）を有する係合凹部（２
４）が設けられ、該係合凹部（２４）の両側外周面部は
滑らかな誘導面器に形成されている。

また前記案内筒０４）の上側稍後側のリール側板（３）
（４）間には案内杆（イ）が架設され、該案内杆（２６
１には釣糸案内凹部（財）を対向して設けた左右一対の
案内腕（２８１（２８）が嵌装されてスプリング翰で両
側方に附勢されると共に各釣糸案内腕＠（（ト）の下部
は嵌合孔Ｉ３ｏ＋を介して案内筒０４）に嵌合しており
、更に各釣糸案内腕（２８）（ハ）にはスプリング（３
１）を介して夫々係合ビン国が伸縮自在に突設され、該
係合ピン０２国が前記係合凹部（２４）に係合すること
により釣糸案内腕（２８＋　＋２８１に接合して釣糸案
内凹部（２７）（２７）が釣糸案内孔（３９を形成する
ように構成されている。

一方前記クラッチプレー）　（１２１の一側先端には前
記作動カムＣｌ７１に係合自在の作動腕Ｇ４）が一体に
突設され、クラッチプレートα２を内方位置に押圧して
ピニオン（７）をスプール軸（２）から分離したとき、
作動カム０ηを押圧回動して案内筒０４）を介して摺動
子（２１）を第２図のように回動し摺動子（２Ｉ）の係
合凹部（財）はその切欠部（２１（２３１Ｋ、より係合
ピンｏａ　Ｃ３２＋の係止作用を解除して釣糸案内腕＋
２８１　（２８＋をスプリング（２９）で両側方に弾発
附勢してリール側板（３１（４１部分に拡開するように
構成されている。

なお図中（ハ）はクラッチプレートＣｌ２１の操作レバ
ー、（至）はハンドル軸（５）に設けた逆転防止風車、
０７）は逆（７）転防止爪、（至）は逆転防止風車（至）に設けたクラッ
チプレート（１２１の復帰用キックピン、０！１は核キ
ックピン（至）の作動片、顛は作動片の規制突起、＋４
１）はクラッチプレート０２に設けた作動片（３９の係
合突起、（４２１は案内筒（１４１のカバーである。

本発明実施例は上記のように構成されているから魚釣り
操作中において釣糸を繰り出す場合には、クラッチプレ
ート（１２１の操作レバー（ハ）を下方に押圧すると、
クラッチプレートα２は内側位置に押込まれ作動突部α
（［１Ｑｌｌ＃は作動板（８）を外方に押圧してピニオ
ン（７）をスプール軸（２）から分離してスプール（１
）を回転自在にすると同時にクラッチプレートじの作動
腕ｃ３４）は作動カム（１７１を回動して案内筒（１４
１を介して摺動子闘を回動し係合凹部（２４）に係合さ
れていた釣糸案内腕（財）（２印の係合ピンｃ３ａ　Ｃ
３２）がスプリング（２９）によって切欠部（２３１（
２３１を介して係合凹部ｅ２４１から脱れ釣糸案内腕（
２■（２印をリール側板ｆ３１　（４１に向は拡開する
ので（）釣糸は釣糸案内腕（２８１＠に接触することなく繰り出
される。

またこの状態からハンドル軸（５）を釣糸捲取り方向に
回動するとクラッチプレート［１２１はキックピン（２
）、作動片Ｏ■、係合突起（４１）を介して外方位置に
復帰してピニオン（７）がスプール軸（２）に結合して
釣糸捲取り作用を行うと同時に作動カム（１７）は作動
腕（財）が後退することにより回動板（１８）の発条ｍ
ｍで案内筒０４）及び摺動子Ｇ！１１を旧位置に復帰す
る一方トラバースカム軸ａ勾の回動作用で左右に往復摺
動し、先づ一方の釣糸案内腕（２３１側に移動して係合
ピンの２を係合凹部（財）の誘導面Ｇにより縮小せしめ
ながら係合凹部（２滲内に係合せしめ、次いで他方に移
動することにより同様に他方の釣糸案内腕（ハ）の係合
ピン０力も係合凹部（２４１内に係合せしめて釣糸案内
腕（ハ）弼を接合し釣糸を釣糸案内孔（へ）に収容案内
して釣糸をスプールＨに捲着するものである。

第９図に示す実施例は釣糸案内腕（２８１（２８）を両
側方に附勢するスプリング翰を案内筒ａ４に設けた場合
であり、第１０図及び第１１図に示す実施例は、係合ピ
ンＣ３ａ　（３３を摺動子Ｃυに設けると共に釣糸案内
腕（２８）　（２１’ｌ＋に夫々誘導面（２５１を有す
る係合部（２）を設けて係合ピン（Ｉ　Ｃ３２間に釣糸
案内腕（瀾（２（８）の係合部ｅ４）（２）を係止する
ようにした場合であり、更に第１２図及び第１３図に示
す実施例は案内杆（２０を案内筒（１４）の上部に設け
た場合を示している。

なお本発明におけるクラッチ操作レバー０９はクラッチ
プレート０？Ｉと一体に形成し【も良く、更にクラッチ
機構は前記実施例に限定されるものではない。

本発明はスプール軸とビニオンとの結合を着脱するクラ
ッチ機構をクラッチプレートで作動してスプールを自由
回転状態にする場合において、このクラッチプレートの
作動と連動して作動腕で案内筒な回動し摺動子を回動し
て一対の釣糸案内腕を分離してスプリングで左右に弾発
附勢するようにしたので、釣糸繰り出し時に釣糸案内腕
と摺動子との分離動作をクラッチ操作で自動的に行う一
方、キャスティング中釣糸案内腕をリール側板部に維持
して釣糸の接触することを防止し釣糸の抵抗を極力小さ
くして円滑容易に遠方に繰り出すことができ、また案内
筒は発条で常時摺動子の係合位置に附勢規制されると共
に釣糸繰り出し時にはクラッチプレートの作動腕で回動
位置に保持されているためにクラッチプレートの復帰動
作と同時に直ちに摺動子を係合位置に復帰せしめて釣糸
案内腕の係合を円滑かつ確実に行い、釣糸案内腕と摺動
子の結合及び分離動作の双方を自動的に行うことができ
ると共に釣糸捲取り中に誤って摺動子に接触して釣糸案
内腕が釣糸繰り出し状態圧なることもない。

（１１）また本発明における一対の釣糸案内腕はその下部がトラ
バースカム軸を内装した案内筒に支承されているので、
リール側板間に架設する案内杆は一本で、釣糸案内腕を
円滑に左右に摺動することができ、リール構成の簡易化
と魚釣操作中の釣糸のほつれ防止を図ることができ、更
に係合ピンと係合部は釣糸案内腕と摺動子側れに設ける
ことも可能である等の優れた特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一部切欠平面図、第２図は第１図Ａ−
Ａ線の釣糸繰り出し時の断面図、第３図は第２図Ｂ−Ｂ
線の釣糸捲取り状態の一部切欠正面図、第４図は間約糸
繰り出し状態の一部切欠側面図、第５図は同釣糸捲取り
状態一部切欠側面図、第６図は第１図Ｃ−Ｃ線断面図、
第７図は本発明要部の斜面図、第８図は同要部の断面図
、第９図は本発明の別実施例の要部の斜面図、第１０図
は２（）本発明の更に他の実施例の縦断側面図、第１１図は同要
部の斜面図、第１２図は本発明の別実施例縦断側面図、
第１３図は同要部の斜面図である。（１）・・・スプール、　（２）・・・スプール軸、（
３）（４）・・・リール側板、（５）・・・ハンドル軸
、（６）・・・駆動歯車、（７）・・・ビニオン、（１
２１・・・クラッチプレート、（１４１・・・案内筒、
（１５１・・・トラバースカム軸、（１６）・・・小歯
車、ｔｉη・・・作動カム、（２ｏ１・・・発条、（２
１Ｊ・・・摺動子、（２２１・・・係合爪、Ｑ４・・・
係合凹部、（２つ・・・誘導面、（イ）・・・案内杆、
（ハ）・・・釣糸案内腕、（２’Ｊ）・・・スプリング
、（至）・・・係合孔、ｔ３１）・・・スプリング、０
り・・・係合ピン、割・・・釣糸案内孔、（財）・・・
作動腕。特許出願人　ダイワ精工株式会社與１１１特開昭ＧＯ−４３３２５（６）

Claims

【特許請求の範囲】

リール側板間に回転自在に支承されると共にその一端部
に係合自在にピニオンを嵌装したスプール軸、前記ピニ
オンをスプール軸に係合したり分離したりするクラッチ
機構、ハンドル軸に設けられて前記ピニオンと噛合する
駆動歯車、スプール前部のリール側板間に架設されかつ
内部にトラバースカム軸を設けた案内筒、前記トラバー
スカム軸に係合して案内筒上を摺動する摺動子、該摺動
子に伸縮自在の係合ピンで係合すると共に接合状態で釣
糸を案内する一対の釣糸案内腕、前記トラバースカム軸
の一端に固着されて前記駆動歯車と噛合する歯車とより
構成される魚釣用両軸受型リールにおいて、前記案内筒
を回動可能にリール側板間に〜支承し、前記一対の釣糸
案内腕をリール側板間に架設された一本の案内杆と前記
案内筒に摺動自在に嵌装してスプリングで両側方に弾発
附勢し、前記摺動子又は一対の釣糸案内腕の何れか一方
に伸縮自在の係合ピンを、他方に該係合ピンの係合する
係合部を夫々設けると共に該係合部には係合ピンを案内
する銹導面を形成し、前記案内筒の端部に作動カムと摺
動子を係合位置に規制する発条とを設け、前記クラッチ
機構のクラッチプレートには醋記作動カムを回動する作
動腕を係合自在に設けたレベルワインド装置。