JPS6042893B2 - 自動芯出装置 - Google Patents

自動芯出装置

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JPS6042893B2
JPS6042893B2 JP7744278A JP7744278A JPS6042893B2 JP S6042893 B2 JPS6042893 B2 JP S6042893B2 JP 7744278 A JP7744278 A JP 7744278A JP 7744278 A JP7744278 A JP 7744278A JP S6042893 B2 JPS6042893 B2 JP S6042893B2
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counter
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axis
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JP7744278A
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邦彦 衛藤
恭輔 芳賀
鏡二 伊藤
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は数値制御工作機械において、工作機械のワー
クテーブル上に載置された工作物と主軸との位置決めと
行うための自動芯出装置に関するものである。
数値制御工作機械においては、工作機械を予めプログ
ラムされた数値指令どおりに操作すれば希望するワーク
加工が自動的になされるものであるが、工作機械各部の
熱変形、工作物あるいはパレットのテーブル上への取付
誤差が生じると、工具、すなわち主軸中心と工作物との
相対位置が変化し、加工位置が予定と異なつて精度不良
を生じさせることになる。
したがつて、これを防止するために主軸中心と工作物と
の位置決めを行う自動芯出装置が必要となつてくる。
従来、この種の自動芯出手段としては、工作物あるいは
パレットに円筒状の基準穴を設け、この基準穴内に、主
軸に取付けた芯出検出測用工具を挿入し、主軸ペットも
しくは工作物テーブルをX、Y軸方向に移動させて検測
用工具が基準穴内面に接触したときの移動量から基準穴
の中心と主軸中心間にずれを算出し、これにより基準穴
と主軸とのずれを補正して芯出を行うようにしている。
しかし、このような従来の芯出方式では、芯出検測用
工具の中心と主軸の回転中心とが一致していることが前
提条件であるが、この条件が必ずしと満足されるものと
は云えず両者の中心が偏心する場合がある。
その要因としては、芯出検測用工具の加工精度、すなわ
ち該工具のシャンク部と基準穴に接触する接触部との同
心度が出ていなかつたり、主軸の加工精度(工具シャン
ク嵌合穴と主軸回転中心の同心度)が悪かつたり、ある
いは芯出検測用工具の保管管理状態、自動工具交換時の
繰返し精度が悪い場合、さらには自動工具交換時に主軸
テーパ穴の内面に切粉等の異物が付着している場合であ
る。このような要因で主軸の回転中心と検測用工具の中
心が一致しない場合には、その偏心量をX,Y方向に正
確に測定し、芯出動作時にその補正を行う必要があると
共に、その偏心位置を正しく維持管理しなければならず
、しかも主軸の定位置停止も必要となり、芯出を頻雑に
する欠点があつた。本発明は主軸に装着した芯出検測用
工具を回転することにより、主軸の回転中心と芯出検測
用工具とのすれを補正すると共に、主軸中心を基準円中
心に一致させ、併せて芯出検測用工具の取付位置の管理
を不要とした自動芯出装置を提供することを目的とする
ものである。
以下本発明の一実施例を図面について説明する。
第1図は本発明にかかる自動芯出装置を備えた数値制御
工作機械を概略的に示すもので、1はベッド、2はベッ
ド1上にZ軸方向(主軸の軸線方向)に移動可能に設置
されたコラム、3はコラム2をZ軸方向に操作するZ軸
モータ、4は前記コラム2にY軸方向(上下方向)に移
動可能に取付けたスピンドルヘッド、5はスピンドルヘ
ッド4をY軸方向に操作するY軸モータである。
また、6は前記ベッド1上のX軸方向4Z軸方向と直角
な横方向)に移動可能に設置したワークテーブルであり
、このワークテーブル6はX軸モータ7に.よりX軸方
向に操作されるようになつていると共に、ワークテーブ
ル6上には回転割出テーブル8が設置され、さらに回転
割出テーブル8上には工作物Wを固定したパレット9が
載置されている。前記パレット9の側面には円筒状の基
準穴10が形成され、この基準穴10の内周面と相対接
触する芯出検測用工具11が前記スピンドルヘッド4の
主軸4aに交換可能に装着されている。前記芯出検測用
工具11の先端は、前記基準穴10の内径より十分小さ
い球状に形成され、この球状部っ11aを基準穴10の
内周面との接触部とし、そして芯出時は主軸4aを歯車
4b,4cを介して主軸モータ4dにより回転させなが
ら芯出検測用工具11と基準穴10をそれぞれY軸モー
タ5、X軸モータ7によりY軸およびX軸方向に相対移
動させることで工具11と基準穴10との接触を検出し
芯出測定を行わせるようになつている。また、前記スピ
ンドルヘッド4にベアリング12を介して軸承された主
軸4aの外周には、主軸4aと電気的に導通されたスリ
ップリング13が取付けられており、このスリップリン
グ13に摺接するブラツシ14はスピンドルヘッド4の
ノーズ端面に固着され、かつこのブラツシ14はスピフ
ンドルヘツド4と電気的に導通されている。ベッド1、
コラム2、スピンドルヘッド牡ワークテーブル6、回転
割出テーブル8、パレット9、芯出検測用工具11およ
び主軸4aは導通性の金属材料て構成されるものであり
、そして上述したスリップリング13とブラツシ14は
ベアリング12の電気抵抗を短絡する手段を構成し、こ
れにより基準穴10と検測用工具11との接触により形
成される閉ループ状の2次回路15のループ抵抗を減少
させ、かつ主軸4aの回転、停止に拘らず・ループ抵抗
を安定化するようになつてい。また、スピンドルヘッド
4の先端外周にはコイル16がトロイダル状に巻装され
、このコイル16は検出用抵抗Rを介して交流電源18
に接続されている。コイル16が交流電源により励磁さ
れると、基準穴10と検測用工具11との接触による閉
ループ状2次回路15に電流が誘起される。このとき、
基準穴10と検測用工具11との接触抵抗が小さければ
、2次回路15には大きな電流が流れ、接触抵抗が大き
ければ、電流は小さくなり、さらに基準穴10と検測用
工具11とが離れていれば電流は流れない。このような
2次回路15の変化により1次側であるコイル16の励
磁電流も変化し、コイル16と直列に接続した抵抗Rの
両端の電圧に変化が生じることになる。すなわち、2次
回路15の閉ループが形成されていなければコイル16
の励磁電流が小さいため、抵抗Rの両端電圧な低いが、
2次回路15の閉ループが形成されればコイル16の励
磁電流が増大するため、抵抗Rの両端電圧は高くなり、
この電圧が設定レベルを越したことを電圧比較器17に
より検出すれば、基準穴10と検測用工具11との接触
検知が高感度にかつ安定に行われることになる。第3図
は本発明装置を備えた自動芯出制御系と数値制御系の一
例を示すブロック図であり、図中20は自動芯出制御回
路、21は数値制御装置、22はドライブユニット、2
3は工作機械で、この工作機械23には接触検出回路2
4が設けられ、この接触検出回路24は第1図における
電圧比較器17、抵抗R等に相当する。前記芯出制御回
路20は数値制御装置21から出力される芯出指令M4
lが与えられたとき芯出動作を開始し、また復帰指令M
43が与えらたとき復帰動作を行う。また、主軸モータ
4dの駆動制御回路25には前記芯出指令M4lを正転
開始指令とする信号と、前記復帰指令M43を回転停止
指令とする信号とが入力されるようになつていると共に
、主軸モータ駆動制御回路25の入力側には主軸モータ
4dの回転速度を設定する速度制御回路26が設けられ
ており、この速度制御回路26に前記数値制御装置21
から速度コード信号を与えることによつて主軸モータ4
dの回転速度を工作物の加工に必要な種々の速度に制御
する。
また、速度制御回路26には芯出指令M4lが導入され
るようになつており、この芯出指令M4lを与えること
によつて主軸モータ4dの回転速度を芯出動作に必要な
速度に制御する。この場合の主軸4aの回転速度は、主
軸(検測用工具)もしくは被検体(パレット)を相対移
動させるパルスモータへの1パルスの送り時間(パルス
周期)以内に主軸が1回転以上回転されることが望まし
い。上記構成における装置の動作順序としては、数値制
御装置21に対しテープ運転を切りにして手動運転に切
換え、かつ休止の指令を与え、さらに軸選択と方向選択
をして送り指令パルスを送出するとともに接触検出器2
4からの接触信号により工作機械23の主軸4aを回転
させながらパレット9とスピンドルヘッド4との相対運
動を制御し芯出測定を順次行わせる。
芯出動作の完了により完了信号FINを出力し、手動運
転をテープ指令運転に戻して起動信号を数値制御装置2
1に与え、工作機械23を数値制御で運転させる。次に
芯出制御回路20の詳細なブロック図の一例を第4図に
示す。
同図において、30は消去書込み可能なリ−ドーオンリ
ーメモリ(以下PROMと略称する)。31はPROM
3Oのアドレス切換え用のカウンタ、32はパルス発生
器、33は直径カウンタ、34は半径カウンタ、35は
x軸カウンタ、36はY軸カウンタ、37はZ軸カウン
タ、38,39,40,41は零検出回路、42,43
,44,45はワンショット回路、46はフリップフロ
ップ、47はエンコーダである。
エンコーダ47の入力端子には数値制御装置21から出
力される芯出指令M4l、復帰指令M43が与えられ、
各入力端子のいずれか一つに入力が与えられるとバイナ
リコード(以下BCコードと称す)に変換されたコード
信号が出力端子に送出され、PROM3Oの上位桁アド
レス端子に導入される。カウンタ31はPROM3Oの
下位桁アドレス端子に接続されており、カウンタ31の
歩進によりメモリアドレスー番地毎に切替えられる。ま
た、カウンタ31の入力端子はオアゲート50を介して
ワンショット回路42,43,44に接続され、フリッ
プフロップ43がセットされた場合および接触信号が出
力された場合、並びに零信号が出力された場合にそれぞ
れ歩進パルスが与えられる。フリップフロップ46のセ
ット側入力にはエンコーダ47のGS端子が接続され、
エンコーダ47の入力端子のいずれか1つに信号が与え
られたときにフリップフロップ46をセットする。また
、このリセット側入力端にはPROM3Oの出力信号F
INが与えられており、芯出動作が完了するとフリップ
フロップ46をリセットする。このフリップフロップ4
6がリセットされるとインバータ51を介してカウンタ
31のクリアー端子に信号が与えられ、カウンタ31を
零にクリアーする。】 前記PROM3Oには芯出動作
工程を制御するための制御信号が記憶されており、メモ
リアドレスを切替えるとにより各制御信号はPROM3
Oの記憶部から順次読出され、PROM3Oの各読出端
子には制御信号FIN,X,Y,Z,(1),E,cl
,C2,7CLA,X.A,YA,ZAがそれぞれ出力
される。
また53,54,55,56,57はリレードライバで
あり、これらはフリップフロップ46、ワンショット回
路45,PR0M30の読出端子とそれぞれ接続され、
これらドライバ53〜57に各別フに接続したリレーC
Rl〜CR5を作動させるようになつている。この各リ
レーCRl〜CR5の各接続Crl〜Cr5は数値制御
装置装置21の各入力端子に接続されている。数値制御
装置21の手動端子に信号が与えられると、テープ運転
を手動運転に切替え、休止端子に信号が与えられること
によつて(十)端子または(一)端子に与えられるパル
スにより送り制御が可能となる。なお、手動端子に与え
られる信号が消えるとテープ運転に復帰される。また、
FIN端子に信号が与えられると数値制御装置21から
出力された復帰指令M43による動作の完了を指示し、
起動端子に信号を与えることによりテープ運転が再開さ
れる。X,Y,Z端子は送り軸を選択するもので、(+
),(−)端子に与えられるパルスにより各軸送りサー
ボモータ(第1図におけるモータ3,5,7)の動作が
制御される。60,61はオアゲート62,63はアン
ドゲートで、パルス発生回路32から出力されるパルス
を(+)送りパルス、(−)送りパルスとして信号線6
4,65に選択的に送出する。
信号線64,65には各別のゲート66,67,68を
介してX軸カウンタ35、Y軸カウンタ36、Z軸カウ
ンタ37がそれぞれ接続され、さらに信号線65にゲー
ト69を介して直径カウンタ33を、信号線64にゲー
ト70を介して半径カウンタ34がそれぞれ接続されて
おり、PROM3Oの読出端子から出力される制御信号
によりゲートして(+)送りパルスまたは(一)送りパ
ルスを計数するようになつている。直径カウンタ33の
出力端子は半径カウンタ34の入力端子に下位桁方向に
1ビットずらして接続され、ナンドゲート81を介して
与えられるロード信号が半径カウンタ34に与えられる
と、直径カウンタ33の計数値が112されて半径カウ
ンタ34にプリセットされる。X軸カウンタ35、Y軸
カウンタ36およびz軸カウンタ37の符号ビットには
それぞれゲート71,72,73が接続され、計数値が
(+),(−)によりオアゲー78,79,60,61
を介してアンゲート62,63の開閉を制御し、信!号
線64、または65のいずれかに送りパルスを送出する
半径カウンタ34、x軸カウンタ35、Y軸カウンタ3
6、z軸カウンタ37の計数値が零になつたことを検出
するそれぞれの検出回路38,39,40,41は各別
のゲート74,475,76,77を介してオアゲート
80に接続され、各検出回路38〜41からの零検出信
号をオアゲート80を介してワンショット回路44に与
えカウンタ31を歩進させるようになつている。前記各
ゲート71〜77はPROM3Oの読出端子から出力さ
れる制御信号C2,XA,YA,ZAにより開閉制御さ
れる。X,Y,Zの各軸カウンタ35,36,37のク
リアー端子には電源投入の際のイニシャルリセット信号
が与えられクリアーされるようになつている。次に上記
のように構成された芯出装置の動作を主に第2図および
第4図を参照して説明する。
まず、芯出動作の開始に先立つてテープ指令にノより主
軸5aの検測用工具11を装着し、主軸4aの中心Sを
基準穴10のほぼ中心0に位置決めして検測用工具11
の先端部を基準穴10に挿入する。このとき主軸4aに
装着した検測用工具11の中心Pと主軸4aの回転中心
Sとが嵌合度.合、加工誤差などによソー致せず、第2
図に示す如く検測用工具11の中心Pが主軸4aの回転
中心Sに対しX軸方向にb寸法、Y軸方向にa寸法偏位
しているものとする。次いで数値制御装置21から芯出
指令M4lが出力されることにより、速度制御回路26
は主軸モータ駆動制御回路25に対し芯出動作に必要な
速度指令を与えると同時に、主軸モータ駆動制御回路2
5は正転開始の指令を受けて主軸モータ4dを速度制御
回路26で設定された速度(パルスモータへの1パルス
の送り時間以内に主軸4aが1回転以上回転する速度)
で回転し、検測用工具11を回転させる。
このため、主軸4aの回転中心Sにより!A2+B2寸
法偏位している検測用工具11は主軸中心Sを中心にし
て、検測用工具11の半径と!A2+B2の和に相当す
る半径で回転されることになり、検測用工具11の見掛
上の径は第2図の2点鎖線に示す円90となつて、この
円90が基準穴10の円周面との接触検出に供されるこ
とになる。このことは検測用工具11の中心ずれも補正
されたことを意味する。一方、芯出指令M4lがエンコ
ーダ47に与えられると、エンコーダ47のGS端子か
らは信号が送出され、フリップフロップ46をセットし
てリレーCRlを付勢する。
これにより数値制御装置21の手動端子、休止端子に信
号が与えられ、数値制御装置21はテープ運転から手動
運転に切替えられ、(+),(−)端子に与えられるパ
ルスにより送り動作を制御するようになる。これととも
にカウンタ31はリセットされ、PROM3Oの芯出用
メモリアドレスが指定され、その読出端子からは制御信
号CLAが出力されて直径カウンタ33、半径カウンタ
34をクリアーする。また、フリップフロップ46がセ
ットされることによりワンショット回路42、オアゲー
ト50を介してカウンタ31に歩進パルスを与え、メモ
リアドレスを指定してPROM3Oから制御信号X,(
+)を出力し、リレーCR3を付勢してX軸を選択する
。これを同時にオアゲート60、アンドゲート62が開
けれ、パルス発生回路32から発生するパルスを信号線
64に送出し、ドライブユニット22によりX軸モータ
7を駆動してワークテーブル6をX軸(+)方向に移動
させる(第2図において円90を基準に基準穴10側を
右方に移動する芯出動作工程1に相当)。ゲート66は
制御信号Xにより開かれ、信号線64に送出される送り
パルスをX軸カウンタ35で計数する。このようにして
ワークテーブル6上のパレット9に設けた基準穴10の
内周面と検測用工具11の回転により形成される円90
とが基準穴10の内周面P1点で接触すると、第1図に
おける閉ループ状2次回路15が形成され、これに伴い
電圧比較器17が上記接触を検知して接触検出回路24
から接触信号を出力し、カウンタ31を歩進させて次の
芯出制御信号を送出するためにメモリアドレスを指定し
、制御信号X,(−),C1を出力する。制御信号が(
−)となることによりオアゲート61,アンドゲート6
3が開かれ、信号線65に送りパルスを送出してワーク
テーブル6をX軸の(−)方向に移動させる。(円90
と基準穴10の内周面とがP1点で接触している状態か
ら基準穴10側を第2図において左方に移動)。これと
ともに制御信号qによりゲート69も開けれ、(−)送
りパルスを直径カウンタ33で加算する。このとき、ゲ
ート66が開かれているので、X軸カウンタ35は(−
)送りパルスでこれまでの計数値を減算する。制御信号
C4が出力されている状態で基準穴10の内周面が円9
0とP1点とは反対の点P2で接触して(第2図の2の
芯出工程)、その接触信号が検出回路24から出力され
ると、ナンドゲート81が開き、半径カウンタ34のロ
ード端子にロード信号を与え直径カウンタ33の計数値
112をプリセットする。
そして同時にカウンタ31が歩進され、次の制御信号送
出のためのメモリアドレスを指定して、制御信号X,(
+),C2,CLAを出力する。制御信号C2によりゲ
ート70,74が開かれ、制御信号(+)により信号線
64に(+)送りパルスが送出される。これによつて再
びワークテーブル6がX軸の(+)方向に移動し(第2
図の3の芯出工程)、同時に半径カウンタ34のプリセ
ット値は(十)送りパルスで減算され、X軸カウンタ3
5は加算する。そして半径カウンタ34のプリセット値
がとなると、零検出回路38から零信号が出力され、ゲ
ート74、オアゲート80を介してワンショット回路4
4に与え、カウンタ31を歩進させてY軸方向の芯出の
ためのメモリアドレス指定を行わせる。これにより基準
穴10と検測用工具11、すなわち主軸4aとのX軸方
向の芯出が完了する。半径カウンタ34が零となつた位
置は第2図におけるP1とP2の中点烏に検測用工具1
1、すなわち円90の中心S(主軸中心)が一致し、X
軸カウンタ35の内容は、S点から為点までの変位置ε
xとなる。X軸方向の芯出の完了した段階でY軸方向の
芯出のためのメモリアドレスが指定されると、PROM
3Oからは制御信号Y,(+)が読出されてY軸が選択
され、オアゲート60、アンドゲート62が開いて信号
線64に(+)送りパルスが送出される。
この(+)送りパルスはドライブユニット22に供給さ
れ、Y軸モータ5を駆動してスピンドルヘッド4をX。
点からY軸の(+)方゛向に移動させる(第2図におい
て基準穴10を基準に円90側を上方向に移動する芯出
工程4に相当)。またゲート67が制御信号Yで開かれ
ているためY軸カウンタ36が送りパルスを計数する。
このようにスピンドレヘツド4がY軸(+)、方向に移
動して円90が基準穴10の内周面とP3点で接触する
と、第1図における閉ループ状2次回路15が形成され
て電圧比較器17、すなわち接触検出回路24からは接
触信号が出力され、カウンタ31を歩進して次の芯出制
御信号を送出すノるためにメモリアドレスを指定し、制
御信号Y,(+),C1を出力する。これによりスピン
ドルヘッド4はY軸(一)方向に移動される(円90と
基準穴10の円周面とがP3点で接触している状態から
円90側を第2図において下方に移動)と同時に、制御
信号C1によつてゲート69が開かれることにより(−
)送りパルスは直径カウンタ33で加算される。このと
き、ゲート67を開いているので、Y軸カウンタ36は
(−)送りパルスでこれまでの計数値を順次減算する。
そして、第2図の芯出動作工程5で円90が基準穴10
の直径方向に移動して基準穴10の内周面とP4点で接
触し、これにより接触検出回路24から接触信号が出力
されると、制御信号C1が与えられているナィドゲート
81が開かれ半径カウンタ34にロード信号を与える。
これにより直径カウンタ33の計数値の112が半径カ
ウンタ34にプリセットされる。その後、カウンタ31
が歩進されて次のメモリアドレスを指定すると、PRO
M3Oからは制御信号Y,(+),C2が出力される。
すると、再びY軸モータ5によりスピンドルヘッド4が
Y軸(+)方向に移動し(第2図に示す6の芯出工程)
、しかも制御信号C2によりゲート70,74が開かれ
ることによつて半径カウンタ34のプリセット値は(+
)送りパルスで減算され、そして零となると零検出回路
38から零信号が送出され、これをゲート74、オアゲ
ート80を介してワンショット回路44に入力してカウ
ンタ31を歩進させる。これによりスピンドルヘッド4
の移動はP3とP4との中心にて停止し、検測用工具1
1の回転中心、すなわち主軸4aの中心Sが基準穴10
の中心0に芯出されることになる。これとともにY軸カ
ウンタ36の内容は為点からO点までの変位置Eyとな
る。前記カウンタ31の歩進によるメモリアドレス.の
指定により制御信号CLA,FINが送出されると、直
径カウンタ33はクリアーされ、フリップフロップ46
をリセットする。
フリップフロップ46がリセットされるとカウンタ31
がクリアーされ、リレーCRlが消勢され、数値制御装
置21の手動、休止端に与えられている信号を切る。し
たがつて手動運転はテープ運転に切替えられる。一方、
制御信号FINはワンショット回路45に与えられ、リ
レーCR2を付勢する。
これにより・芯出動作完了信号が数値制御装置21のF
IN端子に与えられ、エンコーダ47に入力されていた
芯出指令M4lは消える。また、ワンショット回路45
によりリレーCR2は一定時間経過後に消勢され、起動
端子の接点が開いた瞬間に起動され、数値制御装置21
のテープ運転が開始される。そしてテープ指令により検
測用工具11は加エ工具に交換され工作機械の加工動作
が開始される。なお、上記実施例において、芯出検測用
工具11の中心Pと主軸4aの回転中心Sとが一致して
いる場合、主軸4aが回転されてもその円の大きさは検
測用工具11の径に等しいものとなる。本発明における
芯出検測用工具と基準となる被l検体との関係は実施例
に示すものに限らず、実施例とは逆に被検体側に突部材
に、検測用工具を穴としても良い。以上のように本発明
の自動芯出装置においては、主軸に装着した芯出検測用
工具と工作物、パレットなどの被検体とをX,Y方向等
に相対移動させて工作物と主軸との芯出を行うとき、芯
出検測用工具を主軸と一体に回転させるようにしたので
、芯出検測用工具の中心と主軸の回転中心間にずれがあ
つても、このようなずれは検測用工具の回転で自動的に
補正され、主軸中心を基準円中心に一致させ得る。
したがつて、従来のように主軸と検測用工具との中心ず
れ、すなわち偏位置の測定が全く不要となると共に、検
側工具の取付位置の維持管理も不要となり、芯出動作が
簡便となつて芯出の能率も向上できる。図面の簡単な説
明第1図は本発明にかかる自動芯出装置を備えた数値制
御工作機械の全体図、第2図は芯出測定時における基準
穴と検測用工具との関係を示す動作説明図、第3図は本
発明における自動芯出制御系と数値制御系の系統図、第
4図は第3図における自動芯出制御系の一例を示すブロ
ック図である。
1・・・・・・ベッド、2・・・・・・コラム、3・・
・・・・Z軸モータ、4・・・・・スピンドルヘッド、
4a・・・・主軸、4b,4c・・・・歯車、4d・・
・・・主軸モータ、5・・・Y軸モータ、6・・・・・
・ワーグテーブル、7・・・・・・X軸モータ、9・・
・・・・パレット、W・・・・・・工作物、10・・・
・・基準穴、自・・・・・・芯出検測用工具、13・・
・・・・スリップリング、14・・・・・・ブラツシ、
15・・・・・・閉ループ状2次回路、16・・・・コ
イル、R・・・・・・抵抗、17・・・・・・電圧比較
器、20・・・・・・自動芯出制御回路、21・・・・
数値制御装置、22・・・・・・ドライブユニット、2
3・・・・・工作機械、24・・・・・・接触検出回路
、25・・・・・主軸モータ駆動制御回路、26・・速
度制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 数値制御工作機械において、工作物等の被検体に形
    成された基準部と、この基準部に対向して前記工作機械
    の主軸に装着される芯出検測用工具と、この芯出検測用
    工具と前記基準部とを径方向に相対移動させて芯出測定
    を行うとき前記芯出検測用工具先端部の接触面が見掛上
    主軸中心に対し接触面の最大揺れ半径の円となるように
    回転させる回転手段と、前記芯出検測用工具先端部の接
    触面と被検体との接触を検知する検出手段と、芯出のた
    めの軸選択と方向選択を行いかつ送りパルスおよび前記
    検出手段からの接触信号により前記主軸もしくは被検体
    の相対運動を制御して芯出動作を順次行わせる芯出制御
    回路とを備えてなる自動芯出装置。 2 前記回転手段により回転される芯出検測用工具の回
    転速度は、主軸もしくは被検体を相対移動させるモータ
    への1パルスの送り時間以内に1回転以上である特許請
    求の範囲第1項記載の自動芯出装置。
JP7744278A 1978-06-28 1978-06-28 自動芯出装置 Expired JPS6042893B2 (ja)

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