JPS6042476B2 - 吹奏学器用回転弁 - Google Patents

吹奏学器用回転弁

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JPS6042476B2
JPS6042476B2 JP53006306A JP630678A JPS6042476B2 JP S6042476 B2 JPS6042476 B2 JP S6042476B2 JP 53006306 A JP53006306 A JP 53006306A JP 630678 A JP630678 A JP 630678A JP S6042476 B2 JPS6042476 B2 JP S6042476B2
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JP
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rotor
valve
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primary
plate
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オ−ラ・エドワ−ド・ザイア−
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D9/00Details of, or accessories for, wind musical instruments
    • G10D9/04Valves; Valve controls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転流体流れスイッチに関し、詳細には楽器
の回転空気弁に関するものである。
回転弁はピストン形式の弁に比して、急速作用が得ら
れかつ構造が比較的簡単であるために楽器 への使用に
ついての関心が高まつてきた。
しカル従来の回転弁は演奏したときに楽器の音響に上音
(overtone)を加えるという欠点をもつている
。これらの上音は空気通路内の鋭い彎曲部が原因となつ
て起るものであり、これらの彎曲部は弁ロータ内か弁ロ
ータと楽器管部の接合点の何れかに生ずるものである。
楽器の音響通路を移動する音波が鋭く転向する必要のあ
るときには何時でも、音波のある部分が前記通路の内壁
から反響する。かかる部分的反響は基音波のエネルギー
を減少せしめ、望ましくない上音を発生することになる
。 本発明は従来の弁におけるよりも実質的に僅かの望
ましくない倍音を楽器の楽音(を()ne)に加える如
き弁に関するものである。この弁は2つの通路だけを構
成されており、その1つの通路はロータを真直ぐに通過
して延び、他方の通路は僅かに彎曲しているにすぎない
。更にリードパイプとメインボア(mainbore)
は弁ロータの通路と軸方向に整列しており、それ故音響
は実質的に方向を”変えることなくまたは通路壁から反
響されることなしに弁に入り、それを通りそしてそれか
ら出ていく。 本発明の目的は従来の回転弁やピストン
弁の急角度をなした音響通路をもたない弁を提供するこ
、とによつて、トランペツト、アルトホーン、シングル
フレンチホーン、トロンホン、バリトンおよびチユーバ
の如き普通の、弁付き金管楽器の音響性能を改善するこ
とにある。
本発明の迫加の目的はそれ故実質的に真直ぐな道筋で延
びる通路をもつ回転弁を提供することにある。
本発明の今1つの目的は楽器のリードバイブとメインボ
アが弁ロータを通す通路と軸線方向に整列している回転
弁を提供することにある。
本発明の更に他の目的は軸線方向に貫通して延びる通路
を2つだけ必要とするロータをもつ回転弁を提供するこ
とにある。
本発明の更に他の目的は回転軸と同軸にロータに入りま
たは二者択一的にロータから出ていく通路をもつ回転弁
を提供することにある。
また本発明の目的は設計が簡単で、部品の数が最少限度
であり、安価であり、組立てが簡単である回転弁を提供
することにある。
本発明の他の目的や利益は発明の詳細な説明から明らか
になるだろう。
先す本発明を要約すれは次の如くなる。
本発明の回転弁は楽器の音響通路にスライドループを選
択的に挿入したり除去したりするようになされている。
この弁は貫通して延びる2つの音響通路をもつロータを
含み、1つの通路は真直ぐであり、他方の通路は僅かに
彎曲しているにすぎない。これらの通路は楽器のリード
バイブ、メインボアおよびスライドループ端と軸線方向
に整列していて、望ましくない倍音の最少限度のものが
、音響通路内に弁が存在することによつて、楽器の楽音
に加わる如く構成されている。本発明の弁は第1図乃至
第7図に示している。
この弁はケーシングをもち、これは管状本体20、前記
管状主体の一体に固定した第一主体端板22を含み、前
記端板はその平らな表面が前記主体の長手方向軸線“゜
A゛と直角をなしてをり、ま.た前記主体20の他端に
固定されかつ第一主体端板22に平行に配置された第二
本体端板24を含んでいる。第一主体端板22は2つの
主体入口孔を形成している。入口孔の1つは軸線Aと平
行であるがこれから位置がずれている軸線をもつ一次・
主体入口26てある。他方の入口孔は二次主体入口孔2
8であり、この孔の中心は前記長手方向軸線Aから、前
記一次主体入口孔26の中心がそれから離れているのと
同じ距離だけ、位置がずれている。第一主体端板22は
また長手方向軸線Aと同軸に位置した円形軸孔30を含
む。第二主体端板24は2つの主体出口孔を形成してい
る。1つの出口孔は主体20の長手方向軸線Aと同軸に
整列した円形の一次主体出口孔32であり、他方の出口
孔は前記一次主体入口孔26に向き合つて位置した二次
主体出口孔34である。
一般的に40で指示するロータはケーシング内に置かれ
る。
ロータ40の一端にある実質的に円ノ盤形状の第一ロー
タ端板42は主体20内直径より僅かに小さな直径をも
つ。この第一ロータ端板はその平らな表面の1つを第一
主体端板22に隣接して配置されている。第一ロータ端
板42は一次ロータ入口孔44を含み、この入口孔はロ
ータ・が第一位置にあるときに一次主体入口孔と、そし
てロータが第二位置にあるときに二次主体入口孔と二者
択一的に整合せしめられるようになつている。第一ロー
タ端板はまた二次ロータ入口孔46を含み、この入口孔
はロータが第二位置にあるとJきに前記一次主体入口孔
26と整合するように配置されている。これらのロータ
入口孔は本体入口孔と同じ寸法と形状をもつのが好適で
ある。第一ロータ端板42と同じ直径をもつ実質的に円
盤形状の第二ロータ端板50はその平らな表面の1つを
第二主前端板24に隣接させて配置している。第二ロー
タ端板50は一次と二次のロータ出口孔52と54を形
成している。一次ロータ出口孔52は何時でも一次主体
出口孔32と一線に整列したままになつている。二次ロ
ータ出口孔54はロータ40が第二位置にあるときにの
み二次主体出口孔34と整合する。二次ロータ出口孔と
二次主体出口孔は同じ寸法と形状をもつのが好適である
。好適な実施例においては、堅固な一次ロータ管60が
ロータ端板間の一次ロータ入口孔44を通して延び、ま
た一次ロータ出口孔52を通して延びている。
一次ロータ通路60の円筒状延長部62は好適には更に
一次主体出口孔32を通して延び、延長部62が二次主
体端板24の孔内で軸支されるようになつている。堅固
な二次ロータ管66はロータ端板間の二次ロータ入口孔
46を通り次いで二次ロータ出口孔54を通つて延びる
。この好適な二次ロータ管66の軸線はロータ端板と直
角をなしかつ二次ロータ入口孔46および二次ロータ出
口孔54と同軸配置になつている。ロータ管60、66
はロータ40を通る空気用の通路を供する。ロータの構
成はこれと異なつたものも使用できる。例えば貫通した
通路をもつ中実の円柱状コアも同様に使用に適している
。第二ロータ端板42の外側面から延びる軸70は長手
方向軸線Aと同軸になつている。
この軸70は軸孔30を通して延び、ロータが軸70の
回転により軸線Aの回りに回転できるようになつている
。最良の音質は、その弁を通る音波が最少量の抵抗に会
うならば、楽器に得られるものである。
本発明においては、真直ぐな堅固な管片からなる二次ロ
ータ管66を構成し、これをロータ端板に直角に配置す
ることによつて極めて低い抵抗となすことができる。一
次ロータ管60は僅かなS曲線状に形成するのが好適で
あり、端部はロータ端板と実質的に直角をなすように配
置される。主体端板上に取付ける個所で軸線がロータ端
板と直角をなすように楽器管を取付けることにより、楽
器管とロータ通路間を音波が伝わる間に最少量の抵抗に
会うことになる。特定の楽器管には次のものが含まれる
。すなわち楽器のマウスピースから弁に延びるリードバ
イブ、弁から楽器ベルに延びるメインボア、および各端
で弁に連結されかつ演奏される楽音のピッチを変えるべ
く楽器の音響通路内の弁によつて含まれ得る固定長さの
通路をなすスライドループがある。多くの場合、かかる
スライドループは楽器を適切なピッチに調子合せするた
めに短い距離だけ動かされ得るスライドを含んでいる。
S形の一次ロータ管60の代りに、ロータ端板間を斜め
に延びる真直ぐな管を使うことができるが、これは僅か
ながらも上記のものよりは劣る。
斜め管は従来技術よりは実質的に改善されているが、S
形の管程に満足なものではない。その理由は斜めの一次
ロータ管の端は楽器管と軸線方向に整列しないからであ
る。このことによソー次ロータ通路と楽器管の音波伝達
に若干の抵抗がもたらされることになる。前述の如く、
ロータ40は一次ロータ入口孔44が一次主体入口孔2
6と整合する第一位置と、ロータ孔の各々が主体孔と整
合する第二位置の間を回動せしめられる。
第1図乃至第7図の実施例では、本発明による弁は楽器
の管に相当する管の間に配置される。リードバイブ74
は楽器のマウスピースから延び、一次主体入口孔26に
つながる。メインボア76は一次主体出口孔32に連結
されている。スライドループ77の対向端78,80は
二次主体入口孔28と二次主体出口孔34につながる。
第1図乃至第6図に示す弁の分解図は第7図に示す。こ
の図は弁を楽器に設けたときに有用となる幾つかの追加
の特色を示している。主体端板22と24はねじ付き孔
82をもつ。主体20はねじすじ付き孔をもつ内向きに
延びる耳部84をもつ。孔82と耳部84のねじすじ付
き孔はねじ86を受入るために用いられ、このねじは主
体端板を主体20に固着する。端板がこのようにして取
付けられたときロータが主体内で回転するようになすた
め、切欠き88を円形ロータ端板42,50の線に沿つ
て形成することが必要である。弁構体を楽器から容易に
取除くことができるように、取付板が主体端板22,2
4を夫々板90,92と接触させて弁構体を入れるのに
丁度十分な距離だけ間隔をあけて永続的に楽器管に取付
けられている。リードバイブ74とスライドループ77
の一端78は取付板90に永続的に取付けられる。メイ
ンボア76とスライドループ77の他端80は同様に他
方の取付板92に固定される。各取付板は弁組立体が流
取付板間に適切に配置されたとき隣接した主体端板のオ
リフィスと正確に整合する1対のオリフィスを備えてい
る。弁j組立体がこの位置にあると、取付板のねじ孔9
4はねじすじ付き孔96と整合し、ねじ98は弁組立体
を所定位置に固着することができる。弁組立体ねじ98
を外しそして弁組立体を取付板間から滑り出させること
により取付板90,9−2の間から迅速に取出すことが
できる。
スロット100は取付板90内に設け、これを通して軸
7qは弁組立体が取除かれるとき滑動するようになつて
いる。主体20を取囲みそして取付板90,92の間月
こ延びるケーシングカバー102は2つの半円筒形セグ
メントからなつている。
1つのセグメント104は取付板90,92上に永続的
に取付けられている。
他方のセグメント106は弁組立体を露出せしめるため
に取除くことができる。ねじ98を単に取除くことによ
つて弁全体は手入れのために取出すことができる。弁組
立体自体は4つの追加のねじ86を外すことによつて完
全に分解することができる。長手方向軸線Aの回りのロ
ータの回動は第8,9図の概略図示されている。
第8図は正規の流れ位置すなわち第一位置にあるロータ
を示す。この位置で一次ロータ管60はリードバイブ7
4を直接にメインボア76につなぐ。ロータが軸線Aの
回りで第9図に示す第二すなわちわきへそれた流れ位置
へ回動したとき、二次ロータ管66はリードバイブ74
をスライドループの一端80とつなぎ、一次ロータ管6
0はスライドループの他端78をメインボア76とつな
ぐ。
従つて弁が第一位置にあるとき、音波はリードバイブ7
4とメインボア76の間を直接に通ることができる。弁
が第二位置にあるとき、音波はリードバイブ74とメイ
ンボア76の間を通るときスライドループ77を通過し
なければならない。第10図乃至第13図は楽器に備え
た本発明の弁を示す。
更に詳細に、第10図は1つのスライドループ77を含
むビーフラツトトロンボンを示す。弁を回わすことによ
り、スライドループ77は音響通路に加えられ、そのた
めにトロンボンの基礎ピッチはエフのキイまで下げられ
る。トロンボンはマウスピース108とスライド110
をもちこれらはリードバイブ74の部分をなすものであ
る。リードバイブは弁の一次主体入口孔につながる。ス
ライドループ77の一端78は二次主体.入口孔に連結
される。他端80は二次主体出口孔に連結される。メイ
ンボア76は一次主体出口孔に連結される。第11,第
12図は楽器に備えた好適な弁の拡大図てあり、弁軸と
ロータを回転させる装置を示!している。
この回転装置はアメリカストリング下ライフとして公知
の形式のものてある。ねじ112によつて軸70の端に
取付けられているのはスリーブ114と半径方向に延び
たアーム116である。止め18,120はアーム11
6に掛合す・るように備えている。これらの止めはロー
タ孔と主体孔間の確実な整列を保証する。コード122
はスリーブ114の周囲に巻かれ、ねじ124により固
着されている。コードの対向端はコードをしつかり引張
つてレール126の対向端に固定されている。レール1
26の一端は親指レバー128に旋回可能に連結されて
いる。親指レバー128は枢着点130でカラー132
上に旋回可能に取付けられている。前記カラーはリード
バイブ74の回りに配置されている。このレバーは自由
端134を含み、これは弁ロータ40を回動させるべく
手で動かすことができる。ばね136は枢着点130と
レール126間の一点でレバー112ノに下向き圧力を
及ぼし、そのためレールは親指レバー128の回動によ
り動かされなければ第11,12図の実線で示す下がつ
た位置に維持されることになる。この実施例では、レー
ル126が下がつた位置.にあるとき、ロータは第8図
に概略示す第一すなわち直接流れ位置にある。
この位置ては、一次ロータ管60は直接にリードバイブ
74をメインボア76とつなぐ。レバー128の自由端
134が弁から引出されるとき、レバー128は枢軸1
30の回りに旋回して、レール126が破線で示す位置
に持上げられるようになる。レールが上に動くにつれて
、コード122はスリーブ114を回わし、このスリー
ブは次いで軸70を回動せしめる(第12図において反
時計回りに)。軸70が、アーム116が止め118に
掛合するように完全に回動したとき、ロータは第9図の
第二すなわちわきへそれた流れ位置に相当する位置へ動
いて行つている。
この位置で、一次ロータ管60はスライドループの一端
をメインボア76につなぎ、一方二次ロータ管66はリ
ードバイブ74を直接にスライドループの他端80とつ
なぐ通路を供し、そのため音響通路は今やスライドルー
プ77の余分の長さを含むことになり、楽器の基礎ピッ
チは下げられる(ビーーフラツトトロンボンの場合、エ
フのキイまで)。本発明による弁の有効な作用は、リー
ドバイブ74が一次主体出口孔32に連結されそしてメ
インホア76が一次主体入口孔26に連結されるように
構体を逆転することによつては影響されない。
かかる逆転した弁は実質的に同じ様式て作用する。本発
明による弁はリードバイブとメインボアが交換されたと
きに同様に機能を果すために、追加の対のロータ管と、
追加の組のロータ孔および主体孔を単一の弁組立体に設
けて二重弁を形成することが可能である。
このことは本発明の重要な特色である。というのはある
形式の楽器はかかる二重弁を必要とするからである。そ
の楽器の最も有名なものはダブルフレンチホーンとダブ
ルバリトンである。この場合、楽器は関洟したスライド
ループをもつ2組の標準弁を取付けられる。各組の弁は
特定の音楽キイまたはピッチのための適切に釣合わされ
たスライドチューブを備えている。1例として、普通の
ダブルフレンチホーンにおいては、一次の組の弁はエフ
のキイにピッチ定めされるが、一方二次の組の弁はビー
ーフラツトのキイにピッチ定めされる。
追加の転向弁が、音響通路を所望の組の弁を通るように
向けるために、設けられる。実際上、各弁は2つの単一
弁を含む二動弁であり、これらの単一弁は単一の組の指
キイが一次の組と二次の組の両者の弁を作動させること
ができるように連接されている。二重弁構造は補償ホー
ンと称される特別クラスの楽器に利用することができる
この場合、1つより多い弁が一度に作用するときに長さ
不足分の全部を“゜補償゛するのが望ましいことが見出
さた。このことは1つより多い弁が働いているときに、
音響通路に小さな二次スライドループを加えるために2
重弁を準備することによつて達成される。補償ホーンは
以前は二重弁を作るために連接された2つの標準の単一
弁を使用していたため、かかる補償ホーンはねじ曲がつ
た音響通路を含む必要があつた。本発明による二重弁は
かかる補償ホーンにおいては有利てある。その理由はそ
れが1つの弁体に2つの単一、軸方向弁を含んでいて同
時に一次と二次のスライドループの両方の介在を制御す
るようになつている点にある。かかる二重の、軸方向弁
は補償ホーンに必要とされる弁体の数を減少せしめ、ま
たホーンの音響通路の曲がりくねりを少なくする。かか
る二重、軸方向弁に使用する本発明によるロータは第1
3,14図に示している。
これらの図においては、一次ロータ管160は延長部1
62をもち、この一次と二次のロータ管160,166
は第1図乃至第7図で同じ名称を付した部材に相当して
いる。この二重弁ロータは更に三次ロータ管180を含
み、これは第一ロータ端板170の中心を通り、ロータ
を通り、次いで第二端板172の周辺部を通つて延びる
。三次ロータ管180の延長部184は第一ロータ端板
170の中心から外方へ延びる。延長部184は隣接し
た主体端板の円形の三次主体入口孔内に支承され、延長
部184が軸線Aと同軸になるようになされる。四次ロ
ータ管186は2つのロータ端板間で、第一ロータ端板
170の周辺部を通り、次に第二ロータ端板172を通
して延びる。四次ロータ管は好適には真直ぐにロータ端
板に対して直角にロータを通して延びる。三次と四次の
ロータ管が貫通するロータ出口は軸線Aから等距離にあ
る中心をもつ。適当なケーシングは、各ロータ端板を通
す4つの孔に対応して各主体端壁に4つの孔をもつが、
二重弁ロータを入れるために必要である。
ロータ管延長部はその主体端板の両者の軸方向孔内に支
承されるので、二重弁を回転させるための軸は使用しな
い。二重弁を回転させるための別の適当な手段、例えば
ロータ上に取付けられそして主体のスロットを通して延
びるアームは使用しなければならない。二重弁は前述し
た単一弁と同じ様式で作動するが、異なる点は、二重弁
は音楽家力珀一タを第一と第二位置で動かすことにより
2つのスライドループを同時に入れたり出したりできる
ようになすことにある。本発明の好適実施例につき説明
したが、本発明はその範囲を逸脱することなく当業者が
種々の設計変更をなし得るものであることは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弁の一部切除した上面図、第2図は第
1図の2−2線上でとつた垂直断面図、第3図は第2図
の3−3線上でとつた垂直断面図、第4図は第2図の4
−4線上でとつた垂直断・面図、第5図は第2図の5−
5線上でとつた垂直断面図、第6図は第2図の6−6線
上てとつた垂直断面図、第7図は第1〜6図に示した弁
の分解斜視図、第8図は第一すなわち直接流れた位置に
おいて本発明の弁のロータを示す概略斜視図、第)9図
は第二すなわち転向した流れ位置において第8図の弁ロ
ータを示す概略斜視図、第10図は本発明の弁を備えた
ビーーフラツトトロンボンの側立面図、第11図は第1
0図に示す弁の拡大平面図、第12図は第11図の12
−12線上でとつた垂直断面図、第13図は2つのスラ
イドループを同時に掛合させるための本発明の弁ロータ
の側立面図、第14図は第13図に示す弁ロータの端立
面図である。 20・・・・・・管状主体、22・・・・・・第一主体
端板、24・・・・・・第二主体端板、26・・・・一
次主体入口孔、28・・・・・二次主体入口孔、32・
・・・・・一次主体出口孔、34・・・・・・二次主体
出口孔、40・・・・・ロータ、42・・・・・・第一
ロータ端板、44・・・・・一次ロータ入口孔、46・
・・・・二次ロータ入口孔、52・・・・・・一次ロー
タ出口孔、54・・・・・・二次出口孔、60・・・・
・・一次ロータ管、66・ ・・二次ロータ管、70・
・軸、74・・・・リードバイブ、76・ ・・メイン
ボア、77・・・・・・スライドループ、82・ ・・
耳部、88・・・・・切欠き、90,92・・・・・・
取付板、100・・・・スロット、102・・・・・ケ
ーシングカバー、108・・・・・マウスピース、11
0・・・・・・スライド、114・・・・・スリーブ、
116・・・・・・アーム、118,120・・・・・
止め、122・・・・・コード、126・・・・・レー
ル、128・・・・・親指レバー、132・・・・・・
カラー136・・・・・・ばね、160・ ・・一次ロ
ータ管、162・・・・・延長部、166・ ・・二次
ロータ管、180・ ・・三次ロータ管、184・・・
・・延長部、186・・・・・・四次ロータ管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スライドループと、一端にマウスピースをもつ楽器
    パイプと、楽器ベルで終る楽器パイプを有する吹奏楽器
    用回転弁において、一次主体口と一次主体口を画成する
    第一板と一次主体口と二次主体口を画成する対向した第
    二板をもつケーシングを具え;一次ロータ通路をもつ前
    記ケーシング中で回転可能のロータを具え、前記第一ロ
    ータ通路はこのロータが第一位置にあるとき第一板の一
    次主体口を第二板の一次主体口に連結しまたこのロータ
    が第二位置に回わされたとき第一板の前記二次主体口を
    第二板の一次主体口に連結し、このロータはまた二次ロ
    ータ通路をもち、この二次ロータ通路はロータが第二位
    置にあるとき第一板の一次主体口を第二板の二次主体口
    に連結し、;第一板の一次主体口は1つの楽器管に連結
    しており;第二板の一次主体口の他の楽器管に連結して
    おり;第一板の二次主体口はループの一端に連結してお
    り、;第二板の二次主体口はループの他端に連結してい
    ることを特徴とする吹奏楽器用回転弁。
JP53006306A 1977-01-31 1978-01-25 吹奏学器用回転弁 Expired JPS6042476B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US764028 1977-01-31
US05/764,028 US4112806A (en) 1977-01-31 1977-01-31 Axial flow valve

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Publication Number Publication Date
JPS5396815A JPS5396815A (en) 1978-08-24
JPS6042476B2 true JPS6042476B2 (ja) 1985-09-21

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ID=25069486

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JP53006306A Expired JPS6042476B2 (ja) 1977-01-31 1978-01-25 吹奏学器用回転弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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