JPS6042346B2 - スタ−リング機関 - Google Patents
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- JPS6042346B2 JPS6042346B2 JP17778480A JP17778480A JPS6042346B2 JP S6042346 B2 JPS6042346 B2 JP S6042346B2 JP 17778480 A JP17778480 A JP 17778480A JP 17778480 A JP17778480 A JP 17778480A JP S6042346 B2 JPS6042346 B2 JP S6042346B2
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- Japan
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- cooling medium
- engine
- piston
- medium jacket
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- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G1/00—Hot gas positive-displacement engine plants
- F02G1/04—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
- F02G1/043—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02G1/055—Heaters or coolers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02G2243/02—Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having pistons and displacers in the same cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02G2243/02—Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having pistons and displacers in the same cylinder
- F02G2243/04—Crank-connecting-rod drives
- F02G2243/08—External regenerators, e.g. "Rankine Napier" engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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-
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は密閉した作業気体に熱エネルギーを与えてス
ターリングサイクルを行ねわせて仕事を得る外燃エンジ
ンとしてのスターリング機関の改良に関するものである
。
ターリングサイクルを行ねわせて仕事を得る外燃エンジ
ンとしてのスターリング機関の改良に関するものである
。
この種機関は従来からよく知られているが、最近、その
理論熱効率の高さ、無公害性、省資源の面からとみに注
目を集めている。
理論熱効率の高さ、無公害性、省資源の面からとみに注
目を集めている。
しカルながら、この機関に対する特許として特願昭５２
−６６８０５（特開昭５２−１５３０４９）や実開昭５
２−３０５３７に見られる様に、高温側形成部材特に熱
交換器類の構成において、構成が簡易で、熱応力等の発
生も極力小さなものが、機関の実用化において重大な事
や、高温側形成部材から低温側形成部材への熱伝導によ
る熱損失を軽減化し、機関の熱効率の向上を計る工夫が
必要な事がよく判る。
−６６８０５（特開昭５２−１５３０４９）や実開昭５
２−３０５３７に見られる様に、高温側形成部材特に熱
交換器類の構成において、構成が簡易で、熱応力等の発
生も極力小さなものが、機関の実用化において重大な事
や、高温側形成部材から低温側形成部材への熱伝導によ
る熱損失を軽減化し、機関の熱効率の向上を計る工夫が
必要な事がよく判る。
特に再生器での熱伝導損失も機関の熱効率の低下をもた
らす重要なものである。以上の様にこの機関の実用化に
おける問題点は種々あるが、今だにこれといつた手法、
構成が開発されるに至つていない。
らす重要なものである。以上の様にこの機関の実用化に
おける問題点は種々あるが、今だにこれといつた手法、
構成が開発されるに至つていない。
この発明は、これらの諸点にかんがみてなされたもので
、シリンダ等に発生する熱応力が小さく耐久性の高いス
ターリング機関を提供することを目的としている。
、シリンダ等に発生する熱応力が小さく耐久性の高いス
ターリング機関を提供することを目的としている。
以下第１図〜第４図に示すこの発明の一実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図において１は耐Ｊ熱性金属で作られ一端が閉じら
れた円筒形状の第１シリンダである。１ａは上部に設け
られた加熱装置２５から供給される加熱媒体（ここでは
燃焼ガスをいう。）より第１シリンダ１の外壁部の胴の
長手方向円周上に複数個突設され、かつ第１シリンダ１
に作用する熱応力軽減のために長手方向に複数個の切欠
部と長手方向の第１シリンダ１の壁温をほぼ一定となる
様に熱交換負荷率Ｌ１（ＫｍＬｌｈｒ．ｍ）を加熱装置
２５に近い側から下流に向つて、一定にするため伝熱面
積を小から大にした吸熱フィンで、１ｂは加熱媒体から
第１シリンダ１に与えられた熱エネルギーをシリンダ内
で流動する作業気体に放熱するために、第１シリンダ１
の内壁側の胴の長手方向円周上に複数個突設された放熱
フィンで第１シリンダ１に作用する熱応力軽減のために
長手方向に複数個の切欠部を有した形状である。第２図
に第１図のＡＮ断面を矢側からみたシリンダ平断面図、
第３図に第２図中のＢＢ″縦断面を矢側からみたシリン
ダ縦断面図を示し、上記第１シリンダ１、吸熱フィン１
ａ、放熱フィン１ｂの構成を示した。１ｃは第１シリン
ダ１に設けられた、つば状のシリンダフランジである。
５は熱伝導率の極めて良好な銅系、アルミ系の金属で円
筒形状に作られ、内壁部はメッキ等によつて耐腐食、耐
摩耗処理が施こされた第２シリンダてある。
れた円筒形状の第１シリンダである。１ａは上部に設け
られた加熱装置２５から供給される加熱媒体（ここでは
燃焼ガスをいう。）より第１シリンダ１の外壁部の胴の
長手方向円周上に複数個突設され、かつ第１シリンダ１
に作用する熱応力軽減のために長手方向に複数個の切欠
部と長手方向の第１シリンダ１の壁温をほぼ一定となる
様に熱交換負荷率Ｌ１（ＫｍＬｌｈｒ．ｍ）を加熱装置
２５に近い側から下流に向つて、一定にするため伝熱面
積を小から大にした吸熱フィンで、１ｂは加熱媒体から
第１シリンダ１に与えられた熱エネルギーをシリンダ内
で流動する作業気体に放熱するために、第１シリンダ１
の内壁側の胴の長手方向円周上に複数個突設された放熱
フィンで第１シリンダ１に作用する熱応力軽減のために
長手方向に複数個の切欠部を有した形状である。第２図
に第１図のＡＮ断面を矢側からみたシリンダ平断面図、
第３図に第２図中のＢＢ″縦断面を矢側からみたシリン
ダ縦断面図を示し、上記第１シリンダ１、吸熱フィン１
ａ、放熱フィン１ｂの構成を示した。１ｃは第１シリン
ダ１に設けられた、つば状のシリンダフランジである。
５は熱伝導率の極めて良好な銅系、アルミ系の金属で円
筒形状に作られ、内壁部はメッキ等によつて耐腐食、耐
摩耗処理が施こされた第２シリンダてある。
５ａは内部の作業気体を冷却するために、第２シリンダ
５の胴長手方向円周上に複数個突設された第２冷却フィ
ンである。
５の胴長手方向円周上に複数個突設された第２冷却フィ
ンである。
５ｂは第２冷却フィン５ａによつて作業気体から吸熱し
た熱量を冷却媒体（ここでは水）に伝える為に冷却媒体
の流れをフィン全面にわたつて均一化する流動水孔が複
数個あけられた円環板形状で第２シリンダ５の長手方向
に所定の隙間を有して複数枚固着された第１冷却フィン
である。
た熱量を冷却媒体（ここでは水）に伝える為に冷却媒体
の流れをフィン全面にわたつて均一化する流動水孔が複
数個あけられた円環板形状で第２シリンダ５の長手方向
に所定の隙間を有して複数枚固着された第１冷却フィン
である。
６は第２シリンダ．５を所定の位置に固定するためのハ
ウジングで少なくとも第２シリンダ５より熱伝導率の悪
い金属でつくられている。
ウジングで少なくとも第２シリンダ５より熱伝導率の悪
い金属でつくられている。
このハウジング６は本実施例においては、冷却媒体の容
器となる冷却水ジャケットを兼ねており、６ａ，６ｂは
冷却水入口及び！出口孔である。又、第１シリンダ１と
第２シリンダ５は図から判る様に、円筒面での固定シー
ル方式によつてＯリング等の弾性を有した気密装置４に
よつてシリンダ内の気密を保つ構成で、本実施例では第
１シリンダ１側は単に円筒軸面、第２シくリング５側に
は円筒軸穴面に気密装置４用の溝をもつ構成で、第１シ
リンダ１と第２シリンダ５の軸径は第２シリンダ５〉第
１シリンダ１の要件及び、両軸の径差を第１シリンダ１
の熱応力による変形量以上とした。２は第１シリンダ１
と第２シリンダ５を所定の位置、言かえれば第１シリン
ダ１とハウジング６を所定の位置関係に保つ為の熱伝導
率の悪い金属で作られた遊動フランジで、この遊動フラ
ンジ２と冷却水ジャケット６は固定用ボルト３によつて
完全に固定し、遊動フランジ２と第１シリンダ１は所定
の隙間、即ち第１シリンダ１の熱応力による第１シリン
ダフランジ１ｃ部の変形量以上の隙間を有する半固定と
する。
器となる冷却水ジャケットを兼ねており、６ａ，６ｂは
冷却水入口及び！出口孔である。又、第１シリンダ１と
第２シリンダ５は図から判る様に、円筒面での固定シー
ル方式によつてＯリング等の弾性を有した気密装置４に
よつてシリンダ内の気密を保つ構成で、本実施例では第
１シリンダ１側は単に円筒軸面、第２シくリング５側に
は円筒軸穴面に気密装置４用の溝をもつ構成で、第１シ
リンダ１と第２シリンダ５の軸径は第２シリンダ５〉第
１シリンダ１の要件及び、両軸の径差を第１シリンダ１
の熱応力による変形量以上とした。２は第１シリンダ１
と第２シリンダ５を所定の位置、言かえれば第１シリン
ダ１とハウジング６を所定の位置関係に保つ為の熱伝導
率の悪い金属で作られた遊動フランジで、この遊動フラ
ンジ２と冷却水ジャケット６は固定用ボルト３によつて
完全に固定し、遊動フランジ２と第１シリンダ１は所定
の隙間、即ち第１シリンダ１の熱応力による第１シリン
ダフランジ１ｃ部の変形量以上の隙間を有する半固定と
する。
この）構成によると機関運転時は第１シリングフランジ
１ｃ上面部と遊動フランジ２、冷却水ジャケット６の間
でほぼ固定された機関の構成となるが、第１シリンダ１
の熱応力による変形量を遊動フランジ２又は冷却水ジャ
ケット６で拘束しないので、．第１シリンダ１の耐久性
の向上が可能となる。７は第１シリンダ１、第２シリン
ダ５内を高温の動作空間２２と低温の動作空間２３に仕
切り、両動作空間の容積を変えうる様に往復動作可能な
第１ピストンである。
１ｃ上面部と遊動フランジ２、冷却水ジャケット６の間
でほぼ固定された機関の構成となるが、第１シリンダ１
の熱応力による変形量を遊動フランジ２又は冷却水ジャ
ケット６で拘束しないので、．第１シリンダ１の耐久性
の向上が可能となる。７は第１シリンダ１、第２シリン
ダ５内を高温の動作空間２２と低温の動作空間２３に仕
切り、両動作空間の容積を変えうる様に往復動作可能な
第１ピストンである。
７ａは円筒中空構造で耐熱“金属で作られ胴部は第１シ
リンダ１の放熱フィン１ｂと所定の熱交換可能な胴長さ
を有する第１ピストンヘッド部である。７ｂは第２シリ
ンダ５の吸熱フィン５ａと所定の熱交換流路を有する外
径及び、所定の熱交換胴長さを有した円筒中空構造で、
胴の上部側から自己潤滑性材料で作られた円環状の第１
摺動体１０、気密体１１を有し、その下部に複数個の流
通孔１４を有し、さらに上記必要熱交換胴長さをへて最
下部に、自己潤滑性材料で作られた複数個の突設してな
る摺動面と、ほぼ第１ピストン７の外径と等しく削り込
まれた溝からなる複数個の作業気体流路を有する円環状
の第２摺動体１２が装着されたアルミ等の軽合金、熱伝
導率の良好な金属で作られた第１ピストン摺動部である
。
リンダ１の放熱フィン１ｂと所定の熱交換可能な胴長さ
を有する第１ピストンヘッド部である。７ｂは第２シリ
ンダ５の吸熱フィン５ａと所定の熱交換流路を有する外
径及び、所定の熱交換胴長さを有した円筒中空構造で、
胴の上部側から自己潤滑性材料で作られた円環状の第１
摺動体１０、気密体１１を有し、その下部に複数個の流
通孔１４を有し、さらに上記必要熱交換胴長さをへて最
下部に、自己潤滑性材料で作られた複数個の突設してな
る摺動面と、ほぼ第１ピストン７の外径と等しく削り込
まれた溝からなる複数個の作業気体流路を有する円環状
の第２摺動体１２が装着されたアルミ等の軽合金、熱伝
導率の良好な金属で作られた第１ピストン摺動部である
。
７ｃは円筒中空形状の再生器室においてステンレス、マ
ンガニン等で作られた金網又はスチールウール等の充填
物が充填された再生器部で、上部の円周上にあけられた
複数個の流通孔１３を有し、シリンダ内作業気体は第１
ピストン７の往復動作にともない第１ピストンヘッド部
７ａの熱交換流路、流通孔１牡再生器室７ｃ内、流通孔
１３、第１ピストン摺動部７ｂ部の複数個流路で構成さ
れた流路を経て、高温の動作空間から低温の動作空間へ
、あるいは低温の動作空間から高温の動作空間へと流動
可能に構成して、機関外への再生器部からの熱伝導損失
を程んど零となしうる。
ンガニン等で作られた金網又はスチールウール等の充填
物が充填された再生器部で、上部の円周上にあけられた
複数個の流通孔１３を有し、シリンダ内作業気体は第１
ピストン７の往復動作にともない第１ピストンヘッド部
７ａの熱交換流路、流通孔１牡再生器室７ｃ内、流通孔
１３、第１ピストン摺動部７ｂ部の複数個流路で構成さ
れた流路を経て、高温の動作空間から低温の動作空間へ
、あるいは低温の動作空間から高温の動作空間へと流動
可能に構成して、機関外への再生器部からの熱伝導損失
を程んど零となしうる。
第１ピストン７の往復運動は駆動機構２１と第１ピスト
ンロッド１５と第１ピストン７の連結が、送気ピストン
ロッド１５のわたみ等によつて生じる送気ピストンロッ
ド１５の中心軸の変位置及び軸の傾向き量を自在に調節
し得る自在継手装置１６によつて行なうので、第１ピス
トン７が第２シリンダ５、第１シリンダ１に対して側圧
等を生じる事なく、滑らかに往復動作可能で、摺動体１
０，１２や気密体１１に偏摩耗等が生ずる事なく安定し
た性能、及び摺動部の摺動損失の低減が長期にわたり得
られる。１８は動力ピストンたる第２ピストン、１９は
第２ピストン１８の摺動と気密を目的とした気密摺動体
である。
ンロッド１５と第１ピストン７の連結が、送気ピストン
ロッド１５のわたみ等によつて生じる送気ピストンロッ
ド１５の中心軸の変位置及び軸の傾向き量を自在に調節
し得る自在継手装置１６によつて行なうので、第１ピス
トン７が第２シリンダ５、第１シリンダ１に対して側圧
等を生じる事なく、滑らかに往復動作可能で、摺動体１
０，１２や気密体１１に偏摩耗等が生ずる事なく安定し
た性能、及び摺動部の摺動損失の低減が長期にわたり得
られる。１８は動力ピストンたる第２ピストン、１９は
第２ピストン１８の摺動と気密を目的とした気密摺動体
である。
２０は送気ピストンロッド１５の摺動と気密を目的とし
たロッドパッキンである。２４は第２ピストン１８の下
部側の空間、バッファ室で、非運転時はシリンダ内と同
じレベルの圧力の作業気体が密閉された室である。
たロッドパッキンである。２４は第２ピストン１８の下
部側の空間、バッファ室で、非運転時はシリンダ内と同
じレベルの圧力の作業気体が密閉された室である。
一点鎖線で示した２１は、この機関のサイクルを成立せ
る為の駆動機構である。２１は第２ピストン１８と第１
ピストン７の往復運動を第２ピストン１８が所定の遅れ
位相で動作させる様な機構を持つ装置である。
る為の駆動機構である。２１は第２ピストン１８と第１
ピストン７の往復運動を第２ピストン１８が所定の遅れ
位相で動作させる様な機構を持つ装置である。
２６は燃焼筒、２７は燃焼室、２８は第１シリンダ１の
外壁頭部近ぼうに加熱装置２５からの加熱媒体（燃料と
燃焼用空気）の混合、分配を計るために混合板で、これ
によつて第１シリンダ１頭部は加熱媒体に直接さらされ
る事がなく、空気孔２９、空気孔２９ａの開孔割合の選
択によつて第１シリンダ１の壁温をほぼ均一に可能とな
る。
外壁頭部近ぼうに加熱装置２５からの加熱媒体（燃料と
燃焼用空気）の混合、分配を計るために混合板で、これ
によつて第１シリンダ１頭部は加熱媒体に直接さらされ
る事がなく、空気孔２９、空気孔２９ａの開孔割合の選
択によつて第１シリンダ１の壁温をほぼ均一に可能とな
る。
３０は第１シリンダ１加熱後の加熱媒体の排気孔てある
。
。
なお第４図に第１図のＣＣ断面を矢側からみた平断面図
を示し、第５図に摺動体１２の構造を示す。これら図に
おいて第１図と同一符号は同一または相当部分を示すの
でその説明を省略する。以上のように構成された本実施
例では、シリンダ内に作業気体を密閉可能で、第１シリ
ンダ１を加熱装置により加熱し、２シリンダ５を冷却水
によつて冷却すると同時に駆動機構２１を何らかの始動
手段によつて始動する事によつて、機関のサイクルが成
立し、熱エネルギーから仕事を得るスターリング機関と
なる事はもちろん、次の様な多大な効果が期待できる。
を示し、第５図に摺動体１２の構造を示す。これら図に
おいて第１図と同一符号は同一または相当部分を示すの
でその説明を省略する。以上のように構成された本実施
例では、シリンダ内に作業気体を密閉可能で、第１シリ
ンダ１を加熱装置により加熱し、２シリンダ５を冷却水
によつて冷却すると同時に駆動機構２１を何らかの始動
手段によつて始動する事によつて、機関のサイクルが成
立し、熱エネルギーから仕事を得るスターリング機関と
なる事はもちろん、次の様な多大な効果が期待できる。
即ち第１シリンダの温度分布がほぼ均一となり、シリン
ダを構成する材料の選択が容易になる。又、材料の強度
に有害な影響を与えにくい。またシリンダ胴その他の発
生する熱応力が極めて小さくなり材料の熱応力疲労によ
る寿命の低下を極力防げる。さらに第１シリンダから第
２シリンダ入の（高温側形成物から低温側形成物への）
熱伝導損失が程んど無視できる程度となる。さらにまた
再生器を構成する器壁がシリンダ内にあるので再生器の
壁から機関外への導熱損失が無視できる程に減少され、
かつ第１ピストンの動作がスムーズで、これに装着され
ている自己潤滑性材料の寿命が向上し、又摺動機械損失
の低減が耶来る。第６図はこの発明の他の実施例である
。
ダを構成する材料の選択が容易になる。又、材料の強度
に有害な影響を与えにくい。またシリンダ胴その他の発
生する熱応力が極めて小さくなり材料の熱応力疲労によ
る寿命の低下を極力防げる。さらに第１シリンダから第
２シリンダ入の（高温側形成物から低温側形成物への）
熱伝導損失が程んど無視できる程度となる。さらにまた
再生器を構成する器壁がシリンダ内にあるので再生器の
壁から機関外への導熱損失が無視できる程に減少され、
かつ第１ピストンの動作がスムーズで、これに装着され
ている自己潤滑性材料の寿命が向上し、又摺動機械損失
の低減が耶来る。第６図はこの発明の他の実施例である
。
図において、１００は熱交換フィンを持たない高温側動
作空間を形成する耐熱部材で作られた第１シリンダ、１
０１は第１シリンダ１００より少なくとも低温に保持さ
れ良熱伝導材料で作られた第２シリンダ、１０２は低温
側動作空間を形成する第３シリンダ、１０３は高温側ピ
ストン３５は高温側ピストン１０３の摺動気密体、１０
４君低温側ピストンで上記同様に摺動気密体３５を装置
している。１０５は第２シリンダ１０１の下部のバッフ
ァー室２４を連通する連通孔である。
作空間を形成する耐熱部材で作られた第１シリンダ、１
０１は第１シリンダ１００より少なくとも低温に保持さ
れ良熱伝導材料で作られた第２シリンダ、１０２は低温
側動作空間を形成する第３シリンダ、１０３は高温側ピ
ストン３５は高温側ピストン１０３の摺動気密体、１０
４君低温側ピストンで上記同様に摺動気密体３５を装置
している。１０５は第２シリンダ１０１の下部のバッフ
ァー室２４を連通する連通孔である。
３２はシリンダ１０１，１０２、内に密閉された作業気
体を図示していない加熱装置の加熱媒体によつて間接加
熱可能な加熱部、３４は作業気体の熱エネルギーを蓄熱
又は作業気体へ放熱可能な再生器部、３３は作業気体を
間接的に加熱媒体によつて冷却するた”めの冷却部であ
る。
体を図示していない加熱装置の加熱媒体によつて間接加
熱可能な加熱部、３４は作業気体の熱エネルギーを蓄熱
又は作業気体へ放熱可能な再生器部、３３は作業気体を
間接的に加熱媒体によつて冷却するた”めの冷却部であ
る。
高温の動作空間２２と低温の動作空間２３は、加熱部３
２、再生器部３牡冷却部３３を介して連通される構成で
ある。
２、再生器部３牡冷却部３３を介して連通される構成で
ある。
３１は第３シリンダ１０２と第２シリンダ１０１を気密
するための気密体．で第３、第２シリンダ１０２，１０
１は完全に固定される。
するための気密体．で第３、第２シリンダ１０２，１０
１は完全に固定される。
又、図において、第１図と同一記号は同一な機能を有し
ており、この第６図の様に構成された複動形のスターリ
ング機関においても第１シリンダノ１００と遊動フラン
ジ２と第２シリンダ１０１と気密装置４と冷却水ジャケ
ット６で構成するようなシリンダ取付方法によると、第
１シリンダ１００に生じる熱応力を極めて小さく出来る
ので、第１図の実施列同様に耐久性がすぐれ、かつ熱効
率の向上が計れるスターリング機関を提供できる。
ており、この第６図の様に構成された複動形のスターリ
ング機関においても第１シリンダノ１００と遊動フラン
ジ２と第２シリンダ１０１と気密装置４と冷却水ジャケ
ット６で構成するようなシリンダ取付方法によると、第
１シリンダ１００に生じる熱応力を極めて小さく出来る
ので、第１図の実施列同様に耐久性がすぐれ、かつ熱効
率の向上が計れるスターリング機関を提供できる。
なお上記実施例では冷却媒体に水、加熱媒体に燃焼ガス
を用いたが、水のかわりに空気等、燃焼ガスのかわりに
、太陽熱その他の熱媒であつてもよい事は言及するまで
もない。以上のようにこの発明によれば、熱伝導率の低
い材料で構成された遊動フランジを、低温側の第２シリ
ンダの外周部に固定された上記第２シリンダとの間に冷
却媒体流路を構成する冷却媒体ジャケットに固定すると
ともに、その遊動フランジの頭部つば部て高温側の第１
シリンダの外周に突設されたシリンダフランジの頂部を
半固定状態で熱変形時にも上記冷却媒体ジャケットに接
触せぬように保持するようにしたので、シリンダヘッド
を構成する第１シリンダから冷却媒体ジャケットへの熱
伝導損失を僅少ならしめ、エンジンの熱効率を向上させ
る効果がある。
を用いたが、水のかわりに空気等、燃焼ガスのかわりに
、太陽熱その他の熱媒であつてもよい事は言及するまで
もない。以上のようにこの発明によれば、熱伝導率の低
い材料で構成された遊動フランジを、低温側の第２シリ
ンダの外周部に固定された上記第２シリンダとの間に冷
却媒体流路を構成する冷却媒体ジャケットに固定すると
ともに、その遊動フランジの頭部つば部て高温側の第１
シリンダの外周に突設されたシリンダフランジの頂部を
半固定状態で熱変形時にも上記冷却媒体ジャケットに接
触せぬように保持するようにしたので、シリンダヘッド
を構成する第１シリンダから冷却媒体ジャケットへの熱
伝導損失を僅少ならしめ、エンジンの熱効率を向上させ
る効果がある。
第１図はこの発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は
第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は第２図Ｂ−Ｂ断面図、
第４図は第１図のＣ−Ｃ断面図、第５図は摺動体の断面
図及び正面図、第６図はこの発明の他の実施例である。
第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は第２図Ｂ−Ｂ断面図、
第４図は第１図のＣ−Ｃ断面図、第５図は摺動体の断面
図及び正面図、第６図はこの発明の他の実施例である。
Claims (1)
- １ 耐熱性部材で形成された高温側の第１シリンダ、こ
の第１シリンダの端部に嵌合する嵌合部を有し上記第１
シリンダと共に作業気体の密閉動作空間を形成する低温
側の第２シリンダ、上記嵌合部に配設され上記両シリン
ダ間を気密に封止する封止装置、上記第２のシリンダの
外周部に固定され上記第２シリンダとの間に冷却媒体流
路を構成する冷却媒体ジャケット、及び熱伝導率の低い
材料で構成され上記冷却媒体ジャケットに固定されると
ともに頭部つば部で上記第１シリンダの外周に突設され
たシリンダフランジの頂部を半固定状態で熱変形時にも
上記冷却媒体ジャケットに接触しないように保持する遊
動フランジを備えたことを特徴とするスターリング機関
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17778480A JPS6042346B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | スタ−リング機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17778480A JPS6042346B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | スタ−リング機関 |
Related Child Applications (5)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15426284A Division JPS60101251A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スタ−リング機関 |
| JP15426184A Division JPS60101255A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スタ−リング機関 |
| JP15426484A Division JPS60101253A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スタ−リング機関 |
| JP15426084A Division JPS60101254A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スタ−リング機関 |
| JP15426384A Division JPS60101252A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | スタ−リング機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57113938A JPS57113938A (en) | 1982-07-15 |
| JPS6042346B2 true JPS6042346B2 (ja) | 1985-09-21 |
Family
ID=16037039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17778480A Expired JPS6042346B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | スタ−リング機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042346B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5958140A (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-03 | Mitsubishi Electric Corp | スタ−リングエンジン |
| JPS62118046A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スタ−リング機関 |
| JPH086640B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1996-01-29 | 株式会社東芝 | スターリングエンジン |
| GB0020012D0 (en) * | 2000-08-15 | 2000-10-04 | Bg Intellectual Pty Ltd | Heat transfer head for a stirling engine |
| JP6106102B2 (ja) * | 2014-01-15 | 2017-03-29 | 本田技研工業株式会社 | スターリングエンジン |
| CN108167087B (zh) * | 2017-12-26 | 2023-07-21 | 上海齐耀动力技术有限公司 | 一种斯特林发动机用加热器的布置结构及安装方法 |
-
1980
- 1980-12-15 JP JP17778480A patent/JPS6042346B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57113938A (en) | 1982-07-15 |
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