JPS6042343Y2 - 加熱炉における加熱材測温装置 - Google Patents
加熱炉における加熱材測温装置Info
- Publication number
- JPS6042343Y2 JPS6042343Y2 JP5300280U JP5300280U JPS6042343Y2 JP S6042343 Y2 JPS6042343 Y2 JP S6042343Y2 JP 5300280 U JP5300280 U JP 5300280U JP 5300280 U JP5300280 U JP 5300280U JP S6042343 Y2 JPS6042343 Y2 JP S6042343Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- temperature
- heating material
- tube
- pipe
- Prior art date
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は加熱炉内で加熱される加熱材の温度を直接測
定する装置に関するものである。
定する装置に関するものである。
従来から、この種の測温装置として種々のものが提案さ
れている。
れている。
例えば第1図に示したものはスラブ(加熱材)1に開け
たキリ穴1′にC−A熱電対素線2を碍子3で絶縁した
ものを挿入したもの、第2図に示したものは第1図に示
したもの)外周をSUSパイプ4で保護したもの、更に
第3図に示したものは外周をSUSパイプ4と大碍石5
て保護したものである。
たキリ穴1′にC−A熱電対素線2を碍子3で絶縁した
ものを挿入したもの、第2図に示したものは第1図に示
したもの)外周をSUSパイプ4で保護したもの、更に
第3図に示したものは外周をSUSパイプ4と大碍石5
て保護したものである。
ところが、この種の従来公知の測温装置では比較的低温
で短時間加熱されるスラブに対しては測温可能であるが
高温長時間加熱されるスラブに対しては、測温装置の熱
電対の劣化、溶損が起り、測温を完遂することが困難で
あった。
で短時間加熱されるスラブに対しては測温可能であるが
高温長時間加熱されるスラブに対しては、測温装置の熱
電対の劣化、溶損が起り、測温を完遂することが困難で
あった。
この考案は上記の難点を排除し高温長時間加熱される加
熱材の測温を可能にした保護構造を提供するものである
。
熱材の測温を可能にした保護構造を提供するものである
。
以下本考案実施例を第4図〜第7図により詳細に説明す
る。
る。
第4図は全体説明図で、6は連続式加熱炉を示し、1は
この炉6で加熱されるスラブで、プッシャー7により炉
内に挿入される。
この炉6で加熱されるスラブで、プッシャー7により炉
内に挿入される。
8は基管、9はこの基管から分岐した測温部で、この考
案の要部である。
案の要部である。
10は基管8とフランジ11を介して接続された断熱材
で被覆されたフレキシブルチューブで、゛このフレキシ
ブルチューブ10内には熱電対12が挿通されていると
共に冷却用気体(N2ガス)が送入される。
で被覆されたフレキシブルチューブで、゛このフレキシ
ブルチューブ10内には熱電対12が挿通されていると
共に冷却用気体(N2ガス)が送入される。
熱電対12はシール部13から取り出されてレコーダー
14に接続され、一方フレキシブルチューブ10内への
冷却用気体N2の供給は、N2供給源15から行われる
。
14に接続され、一方フレキシブルチューブ10内への
冷却用気体N2の供給は、N2供給源15から行われる
。
第5図は第4図のA部詳細図で、この考案の要部を示し
たものである。
たものである。
1はスラブ、1′はスラブ1にあけたキリ穴である。
16はこのキリ穴1′内に挿入されたシースカップルで
、これは第6図(第5図のa−a矢視断面図)に示す如
く被覆管17内にC−A熱電対12が挿通されると共に
MgO粉18が充填されている。
、これは第6図(第5図のa−a矢視断面図)に示す如
く被覆管17内にC−A熱電対12が挿通されると共に
MgO粉18が充填されている。
又19はシースカップル16の保護管である。
このシースカップル16は内管20内に挿通され、この
内管20の外側には同心円的に短かい外管21があり、
内管20及び短外管21の先端はスラブ表面に溶接々続
する。
内管20の外側には同心円的に短かい外管21があり、
内管20及び短外管21の先端はスラブ表面に溶接々続
する。
22は短外管21の断熱被覆である。
23はスラブ表面を底面として内管20内及び内管20
と短外管21の間隙内に充填された断熱材で、下層が砂
、上層がモルタルによって構成されている。
と短外管21の間隙内に充填された断熱材で、下層が砂
、上層がモルタルによって構成されている。
24は充填断熱材23の直上において内管20に開口し
た冷却用気体の通孔、25は短外管21の後端で開口し
た冷却用気体N2の排出部である。
た冷却用気体の通孔、25は短外管21の後端で開口し
た冷却用気体N2の排出部である。
即ち第4図及び第7図(第4図のB部断面詳細−)のフ
レキシブルチューブ10内を通って送られて来た冷却用
気体は内管20内を通って充填断熱材23の直上まで到
達し、通孔24によりUターンして内管20と短外管2
1の間隙に入り排出部25から炉内に排出される。
レキシブルチューブ10内を通って送られて来た冷却用
気体は内管20内を通って充填断熱材23の直上まで到
達し、通孔24によりUターンして内管20と短外管2
1の間隙に入り排出部25から炉内に排出される。
尚第7図から明らかな如く、フレキシブルチューブ10
はファイバー断熱材26で被覆されている。
はファイバー断熱材26で被覆されている。
この考案の実施例の構成は上記の通りであり、測温結果
はシースカップル16内のC−A熱電対12を介してレ
コーダー14に表示される。
はシースカップル16内のC−A熱電対12を介してレ
コーダー14に表示される。
次にN2による冷却について説明すると、N2供給源1
5から供給されたN2はフレキシブルチューブ10内を
通って基管8内に至り、更に基管8から内管20を通っ
て先端まで到達しながら冷却し、通孔24でUターンし
て排出部25から炉内に排出される訳であるが、第5図
に示した如く測温部のスラブ表面直上の二重管内には所
定厚の断熱材23が充填されN2を遮断しているので、
N2により測温部が冷却されることがなく、正確なスラ
ブ温度が測定できる。
5から供給されたN2はフレキシブルチューブ10内を
通って基管8内に至り、更に基管8から内管20を通っ
て先端まで到達しながら冷却し、通孔24でUターンし
て排出部25から炉内に排出される訳であるが、第5図
に示した如く測温部のスラブ表面直上の二重管内には所
定厚の断熱材23が充填されN2を遮断しているので、
N2により測温部が冷却されることがなく、正確なスラ
ブ温度が測定できる。
しかも冷却作用を終え、略々囲気温度と同等の温度に上
昇したN2をUターン後短外管21の後端25より直ち
に排出するようにしているので、内管20内の冷N2を
温度上昇させる機会が非常に少なく、有効に冷却作用が
得られるものである。
昇したN2をUターン後短外管21の後端25より直ち
に排出するようにしているので、内管20内の冷N2を
温度上昇させる機会が非常に少なく、有効に冷却作用が
得られるものである。
この様に、この考案によれば、測温装置の冷却保護が、
測温精度に影響を全く与えることなく行なえるものであ
り、高温長時間加熱される加熱材の完全測温か可能にな
るものである。
測温精度に影響を全く与えることなく行なえるものであ
り、高温長時間加熱される加熱材の完全測温か可能にな
るものである。
尚、特に限定するものではないが、シースカップルを用
いることが次の点で好ましい。
いることが次の点で好ましい。
碍子を用いていないので、フレキシブルチューブ(N2
通路)への通線作業が容易であり、且つ碍子破損もなく
、測温か安定する、断面寸法が小さく N2の通路抵抗
が小さくなると共に埋込部のキリ穴及び内管径を小さく
でき、測温部への温度影響が小さい、シースカップル取
出し部のシール性がよい、等の効果がある。
通路)への通線作業が容易であり、且つ碍子破損もなく
、測温か安定する、断面寸法が小さく N2の通路抵抗
が小さくなると共に埋込部のキリ穴及び内管径を小さく
でき、測温部への温度影響が小さい、シースカップル取
出し部のシール性がよい、等の効果がある。
尚又、フレキシブルチューブの採用により連続式加熱炉
で移送中のスラブの測温も容易に可能となる。
で移送中のスラブの測温も容易に可能となる。
第1図〜第3図は従来の測温装置の説明図、第4図〜第
7図は、この考案の実施例を示し、第4図は全体説明図
、第5図は第4図のA部詳細を示す要部の断面図、第6
図は第5図のa−a矢視断面図、第7図は第4図のB部
の詳細断面図である。 8・・・・・・基管、9・・・・・・測温部、10・・
・・・・フレキシブルチューブ、12・・・・・・熱電
対、14・・・・・・レコーダー 15・・・・・・N
2供給源、16・・・・・・シースカップル、20・・
・・・・内管、21・・・・・・短外管、22・・・・
・・断熱材、24・・・・・・通孔、25・・・・・・
排出部。
7図は、この考案の実施例を示し、第4図は全体説明図
、第5図は第4図のA部詳細を示す要部の断面図、第6
図は第5図のa−a矢視断面図、第7図は第4図のB部
の詳細断面図である。 8・・・・・・基管、9・・・・・・測温部、10・・
・・・・フレキシブルチューブ、12・・・・・・熱電
対、14・・・・・・レコーダー 15・・・・・・N
2供給源、16・・・・・・シースカップル、20・・
・・・・内管、21・・・・・・短外管、22・・・・
・・断熱材、24・・・・・・通孔、25・・・・・・
排出部。
Claims (1)
- 熱電対の先端を加熱材に設けた孔内に挿入して加熱炉内
で加熱される加熱材の測温を行う装置において、前記熱
電対を内挿し且つ冷却用気体が供給される内管と、この
内管と同心円的に設けられた断熱材被覆短外管より戒る
二重管の先端を前記加熱材の表面に溶接固定し、上記二
重管内の加熱材表面近傍には断熱材を充填し、この充填
断熱材近傍の上記内管壁には内管と短外管の間隙に連通
ずる冷却用気体の通孔を設け、上記短外管の後端に冷却
用気体排出部を設けてなる加熱炉における加熱材測温装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300280U JPS6042343Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 加熱炉における加熱材測温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5300280U JPS6042343Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 加熱炉における加熱材測温装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153832U JPS56153832U (ja) | 1981-11-17 |
JPS6042343Y2 true JPS6042343Y2 (ja) | 1985-12-26 |
Family
ID=29647827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5300280U Expired JPS6042343Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 加熱炉における加熱材測温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042343Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP5300280U patent/JPS6042343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56153832U (ja) | 1981-11-17 |
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