JPS6042303Y2 - ラジエ−タ - Google Patents
ラジエ−タInfo
- Publication number
- JPS6042303Y2 JPS6042303Y2 JP7518280U JP7518280U JPS6042303Y2 JP S6042303 Y2 JPS6042303 Y2 JP S6042303Y2 JP 7518280 U JP7518280 U JP 7518280U JP 7518280 U JP7518280 U JP 7518280U JP S6042303 Y2 JPS6042303 Y2 JP S6042303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- pipe
- tank
- outlet
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエンジンの冷却水の放熱に使用されるラジェ
ータの改良に関する。
ータの改良に関する。
上述の目的に使用されるラジェータは従来から種々の構
造のものが提供されているが、いずれも構造が複雑で組
立等が面倒となり製作費が嵩むものであった。
造のものが提供されているが、いずれも構造が複雑で組
立等が面倒となり製作費が嵩むものであった。
更に、長期にわたる冷却水の減量防止のためには、ラジ
ェータ本体とは別にリザーブタンクを設けなければなら
ないため、リザーブタンクの製作や部品としての管理が
面倒で、しかも狭隘なエンジンルーム内への設置場所の
確保も難しいと言った不都合があった。
ェータ本体とは別にリザーブタンクを設けなければなら
ないため、リザーブタンクの製作や部品としての管理が
面倒で、しかも狭隘なエンジンルーム内への設置場所の
確保も難しいと言った不都合があった。
本考案は構造が簡単で安価に製作でき、しかもリザーブ
タンクをも内蔵しているため設置場所に困ることのない
ラジェータを提供せんとするものである。
タンクをも内蔵しているため設置場所に困ることのない
ラジェータを提供せんとするものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明する。
第1図は本考案のラジェータの全体構成を示している。
本考案のラジェータは、多数のフィン1.1とともにコ
ア部2を構成する通液管3として、第2図に示すように
中央を彎曲させて長U字形としたものを使用し、タンク
4はコア部2の片側(図示の例では右側)にのみ設けて
いる。
ア部2を構成する通液管3として、第2図に示すように
中央を彎曲させて長U字形としたものを使用し、タンク
4はコア部2の片側(図示の例では右側)にのみ設けて
いる。
タンク4は全体を合成樹脂の成型により端板13と給水
口14とを除き一体に形成されたもので、第3図に示す
ようにコア部2に対向する面4aを平担に形成されてい
る。
口14とを除き一体に形成されたもので、第3図に示す
ようにコア部2に対向する面4aを平担に形成されてい
る。
タンク4の内側は断面Y字形の隔壁5により、入口室6
と出口室7と予備室8との3つの室に分割されている。
と出口室7と予備室8との3つの室に分割されている。
上記平担面4aには多数の円孔9,9が穿設されており
、該円孔9.9に通液管3,3の両端部が第5図に詳示
するようにバッキング12を介して液密に挿入されてい
る。
、該円孔9.9に通液管3,3の両端部が第5図に詳示
するようにバッキング12を介して液密に挿入されてい
る。
各通液管3,3は一端が入口室6に、他端が出口室7に
それぞれ開口するように挿入すべき円孔9,9を選択す
る。
それぞれ開口するように挿入すべき円孔9,9を選択す
る。
入口室6の上部には入口管10が、出口室7の下部には
出口管11が、それぞれ第4図に示すように形成されて
いる。
出口管11が、それぞれ第4図に示すように形成されて
いる。
上述のように形成されるタンク4は、合皮樹脂成型時の
型抜きを円滑に行なわせるため、下部に向けて断面積が
小さくなるように少しくテーパさせている。
型抜きを円滑に行なわせるため、下部に向けて断面積が
小さくなるように少しくテーパさせている。
タンク4の端板13と給水口14とは、タンク4の本体
とは別に製作したものを後から装着する。
とは別に製作したものを後から装着する。
即ち、第6図に示すように、タンク4の断面形状とほぼ
同じ形状を有し、平担で一部に給水口14を固設した端
板13を、成型したタンク4の上端開口を塞ぐように、
接着剤或は溶着により固定する。
同じ形状を有し、平担で一部に給水口14を固設した端
板13を、成型したタンク4の上端開口を塞ぐように、
接着剤或は溶着により固定する。
端板13の予備室8に対応する部分には小孔15が穿設
されており、給水口14の側面に設けた枝管16に一端
を接続した管19(第1図)が該小孔15を通じて予備
室8内に挿入され、他端が該室8内の底部に開口してい
る。
されており、給水口14の側面に設けた枝管16に一端
を接続した管19(第1図)が該小孔15を通じて予備
室8内に挿入され、他端が該室8内の底部に開口してい
る。
給水口14には従来から広く知られた正圧弁と負圧弁と
を有するM(図示せず)が被着されている。
を有するM(図示せず)が被着されている。
タンク4の左方に連続するコア部2の左端部には保持板
17が固着され、多数の通液管3,3を束ねている。
17が固着され、多数の通液管3,3を束ねている。
該保持板17とタンク4とのそれぞれ上部と下部とには
ラジェータを車体に取付ける際に使用する取付は片18
.18が形成されている。
ラジェータを車体に取付ける際に使用する取付は片18
.18が形成されている。
次に、上述のように構成される本考案のラジェータの作
用について説明する。
用について説明する。
放熱しようとする冷却水は、ラジェータの入口管10か
らタンク4の入口室6内に送り込み、出口室7から出口
管11を通して排出する。
らタンク4の入口室6内に送り込み、出口室7から出口
管11を通して排出する。
これにより、冷却水は入口室6から長U字形の通液管3
.3を通り出口室7に向けて流れ、その間にコア部2を
流通する空気との間で熱交換を行って放熱し冷却される
。
.3を通り出口室7に向けて流れ、その間にコア部2を
流通する空気との間で熱交換を行って放熱し冷却される
。
冷却水の温度が上昇し、入口室6、出口室7内の冷却水
が膨張すると、給水口14に被着した蓋の正圧弁が開き
、冷却水の膨張分が枝管16、管19を通って予備室8
に送られ、該室8内に貯められる。
が膨張すると、給水口14に被着した蓋の正圧弁が開き
、冷却水の膨張分が枝管16、管19を通って予備室8
に送られ、該室8内に貯められる。
エンジンが停止上冷却水温度が低下すると、入口室6、
出口室7内の圧力低下に伴って蓋に内蔵した負圧弁が開
き、予備室8内の水がホース19、枝管16を経て入口
室6、出口室7内に吸引される。
出口室7内の圧力低下に伴って蓋に内蔵した負圧弁が開
き、予備室8内の水がホース19、枝管16を経て入口
室6、出口室7内に吸引される。
即ち、予備室8はリザーブタンクとして作用する。
本考案のラジェータは以上に述べた通り、U字形の通液
管3に1個だけのタンク4を結合するものであるから、
従来の2個のタンクを使用するものに比して製作が極め
て簡単であり、タンク4は隔壁5により入口室6、出口
室7等を形成するけれども、合皮樹脂戒型により容易に
製作でき、同様にして端板13の製作およびタンク4と
の結合も容易である。
管3に1個だけのタンク4を結合するものであるから、
従来の2個のタンクを使用するものに比して製作が極め
て簡単であり、タンク4は隔壁5により入口室6、出口
室7等を形成するけれども、合皮樹脂戒型により容易に
製作でき、同様にして端板13の製作およびタンク4と
の結合も容易である。
また従来は別個に製作し車体に取付けていたリザーブタ
ンクも、タンク4内に予備室8としてタンク4の成型時
に同時に形成できる等の構造上の特徴があり、部品点数
が少ないため、部品管理や製作を容易にし製作費を低廉
にし、狭隘なエンジンルーム内での取付けが容易になる
等、実用上の効果が大きい。
ンクも、タンク4内に予備室8としてタンク4の成型時
に同時に形成できる等の構造上の特徴があり、部品点数
が少ないため、部品管理や製作を容易にし製作費を低廉
にし、狭隘なエンジンルーム内での取付けが容易になる
等、実用上の効果が大きい。
図面は総て本考案の実施例を示し、第1図は全体の正面
図、第2図は一部を省略した通液管の平面図、第3図は
一部を省略した第1図の拡大A−A断面図、第4図は第
3図のB−B断面図、第5図は第4図のC−C断面図、
第6図は蓋13を外した状態のタンク上部の分解斜視図
である。 1:フィン、2:コア部、3:通液管、4:タンク、4
a:面、5:隔壁、6:入口室、7:出口室、8:予備
室、9:円孔、10:入口管、11:出口管、13:端
板、14:給水口、16:枝管、19:管。
図、第2図は一部を省略した通液管の平面図、第3図は
一部を省略した第1図の拡大A−A断面図、第4図は第
3図のB−B断面図、第5図は第4図のC−C断面図、
第6図は蓋13を外した状態のタンク上部の分解斜視図
である。 1:フィン、2:コア部、3:通液管、4:タンク、4
a:面、5:隔壁、6:入口室、7:出口室、8:予備
室、9:円孔、10:入口管、11:出口管、13:端
板、14:給水口、16:枝管、19:管。
Claims (1)
- 内部を隔壁5により入口室6と出口室7と予備室8とに
分割腰入口室6に通じる入口管10と出口室7に通じる
出口管11とを有し、上部に固着した端板13に入口室
6又は出口室7に通じる給水口14を設けたタンク4の
側面に入口室6と出口室7とに通じる多数の円孔9,9
を設け、多数のフィン1,1と多数の長U字形の通液管
3゜3とより成るコア部2の各通液管3,3の両端部を
それぞれ入口室6と出口室7とに通じる円孔9.9に液
密に挿入し、給水口14の側面に設けた枝管16に一端
を接続した管19の他端を予備室8に挿入して成るラジ
ェータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7518280U JPS6042303Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | ラジエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7518280U JPS6042303Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | ラジエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS571391U JPS571391U (ja) | 1982-01-06 |
JPS6042303Y2 true JPS6042303Y2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=29437869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7518280U Expired JPS6042303Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | ラジエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042303Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3994218B2 (ja) * | 1998-06-15 | 2007-10-17 | 株式会社Ihi | プレート・フィン型熱交換器のヘッダ構造及びヘッダの取付け方法 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7518280U patent/JPS6042303Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS571391U (ja) | 1982-01-06 |
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