JPS6042226Y2 - 機関点火用配電ロ−タ - Google Patents

機関点火用配電ロ−タ

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JPS6042226Y2
JPS6042226Y2 JP1977057622U JP5762277U JPS6042226Y2 JP S6042226 Y2 JPS6042226 Y2 JP S6042226Y2 JP 1977057622 U JP1977057622 U JP 1977057622U JP 5762277 U JP5762277 U JP 5762277U JP S6042226 Y2 JPS6042226 Y2 JP S6042226Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power distribution
distribution rotor
protrusion
electrode
base material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977057622U
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English (en)
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JPS53152027U (ja
Inventor
正義 大西
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機関点火用配電ロータの形状に関するもので
ある。
従来の機関点火用配電ロータは、黄銅等からなる電極を
成型金型にはめ込みポリプロピレン等の絶縁材料を高温
、高圧力で溶融し、成型金型内に射出成型して製作して
いた。
この結果、電極と絶縁材料との固着力は強固に保持しう
るが、電極が成型金型にはめ込むために、手動セットせ
ねばならす、(成型機は樹脂を溶融し流動させるために
、200°C以上の温度と800に9/己以上の圧力が
一般に必要であり、この条件下にある成型機に、電極を
自動装入させる自動組立機は非常に複雑な保護装置が必
要となり高価なため、手動にてセットしているが一般的
である)大量生産するには不向きで価格が高くなる欠点
を有すると共に、射出成型時、溶融した絶縁材が冷却し
た電極により流れが乱されると共に、電極に接触した絶
縁材が冷却され、溶融部との接合部(ウェルドマークと
呼ばれる)が生じやすくなると共に、電極下に気泡(金
型内の空気と絶縁材から発生するガスが溶融した絶縁材
にまき込まれて生ずる)が生じやすく、この気泡は配電
ロータに印加される約3QKVの高電圧に対し、コロナ
放電が生じ、周囲の絶縁材を劣化させ、絶縁破壊を起こ
させる原因となる。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、絶縁材を射出成型した配電ロータ
基材に、電極を超音波等の熱により固着させる様にした
ものある。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図において、1はポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
からなる配電ロータ基材、2. 3. 7は突起部を示
し、突起部2,3は配電ロータ基材1の回転中心から所
定距離離れた位置に設けられた第1の突起部で、その突
出長は電極4の厚さよりも大きく、電極4の穴を係合さ
せたとき、先端部が突出するよう配慮されている。
また突起部7は配電ロータ基材1の回転中心に位置した
第2の突起部で、突出長が第1の突起部2,3の突出長
より小さく電極4を載置した際、電極4を平面とする状
態に支持するように形成されている。
第2図は第1図の■−■断面部で、8は配電器の回転軸
に係合する嵌合部である。
第3図は電極4を示し、穴4a、4bを有する。
この穴4a、4bの内径は突起部2,3より少し大きい
径としている。
この電極4を配電ロータ基材1に固着したものが第4図
である。
配電ロータ基材1を射出成型し、金型から取出した後、
第1の突起部2,3に電極4の穴4a、4bが夫々係合
する様に装着するとともに、電極4の先端部を配電ロー
タ基材1の回転中中に設けた第2の突起部7に載置し、
第1の突起部2,3を例えば超音波かしめ機により振動
加熱腰溶融させ、圧力により変形させて、押しつぶし部
5,6を形成させて、電極4を配電ロータ基材1に固着
する。
この時、配電ロータ基材1の電極4が装着する部分は、
肉厚の不均一のためにヒケが生じ平面度が出にくい。
この結果、電極4を配電ロータ基材1に装着した時、配
電ロータ基材1と電極4間に隙間が生じる。
時に回転中心部は電気絶縁のため厚肉にさせねばならず
、表面は凹となりやすい。
しかも、この中心部は配電キャップのカーボンブラシが
接触する位置に相当するため、電極4がたわむことは極
力避けねばならない。
突起部7は約2m/m径の高さ0.2m、/m程度にす
ることにより、ヒケが生じても電極4を突起部2,3に
係合し、加熱押圧する時に突起部7にも局部加熱押圧が
印加されるため、変形し、治具の平面度に合致する。
この結果、配電ロータ基材1が多少異形であっても、電
極4の平面度は加熱押圧する治具の平面度で矯正され、
安定した配電ロータが出来る。
さらに、電極4は第1の突起部2,3と第2の突起部7
により三点支持されるため、従来のものに比べ機械的に
強度が強いという長所もある。
なお、上記実施例では、超音波による振動加熱テ溶融さ
せ、圧力により変形固着させたが、他の手段で熱を印加
し、溶融させ圧力により変形固着してもよい。
又、突起部2,3を2個設けたが、1個でも同等の効果
を有することは勿論である。
更ニ、配電ロータ基材にポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂で成型する場合を説明したが、エポキシ等の熱硬化性
樹脂を押圧成型してもよい。
以上のようにこの考案によれば、平面度を安定ニシウる
ので、電極と配電キャップのカーボンブラシの摺動が回
転中心で正しく行なわれ摩耗が少なくなると共に、配電
ロータの成型が無人化でき、電極の配電ロータ基材への
固着は自動組立化が可能であるばかりか成型時、電極な
しのため、溶融樹脂の流れが円滑となり、冷去も安定し
て生ずるため、内部にウェルドマークや気泡が生じにく
く電気絶縁性に優れた配電ロータができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図の
■−■断面図、第3図は電極4の平面図、第4図は電極
4と配電ロータ基材1とを固着させたものの断面図であ
る。 図中、1は配電ロータ基材、2.・3は第1の突起部、
4は電極、5,6は押しつぶし部、7は第2の突起部、
8は嵌合部を示す。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料からなる配電ロータ基材を金属材の電極を接合
    させて形成した配電ロータにおいて、上記配電ロータ基
    材の回転中心から所定距離離れた位置に少なくとも1個
    設けられ、その突出長が上記電極の厚さよりも大きく上
    記電極の穴と係合した状態で押圧変形され上記電極を固
    定する第1の突起部及び上記配電ロータ基材の回転中心
    部分に上記第1の突起部とは別に設けられ、その突出長
    が上記第1の突起部の突出長より小さく上記電極が平面
    となる状態で該電極の回転中心部を載置する第2の突起
    部を上記配電ロータ基材に形成したことを特徴とする機
    関点火用配電ロータ。
JP1977057622U 1977-05-07 1977-05-07 機関点火用配電ロ−タ Expired JPS6042226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977057622U JPS6042226Y2 (ja) 1977-05-07 1977-05-07 機関点火用配電ロ−タ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53152027U JPS53152027U (ja) 1978-11-30
JPS6042226Y2 true JPS6042226Y2 (ja) 1985-12-24

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ID=28955673

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JP1977057622U Expired JPS6042226Y2 (ja) 1977-05-07 1977-05-07 機関点火用配電ロ−タ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS43985Y1 (ja) * 1965-07-21 1968-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS43985Y1 (ja) * 1965-07-21 1968-01-18

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Publication number Publication date
JPS53152027U (ja) 1978-11-30

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