JPS6042104Y2 - 構築用ブロツク - Google Patents
構築用ブロツクInfo
- Publication number
- JPS6042104Y2 JPS6042104Y2 JP19309682U JP19309682U JPS6042104Y2 JP S6042104 Y2 JPS6042104 Y2 JP S6042104Y2 JP 19309682 U JP19309682 U JP 19309682U JP 19309682 U JP19309682 U JP 19309682U JP S6042104 Y2 JPS6042104 Y2 JP S6042104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- horizontal part
- horizontal
- blocks
- construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はブロック体の上面部及び下面部に水平部と傾
斜部とを設けることにより極めて簡単に施工することが
できる構築用ブロックに関するものである。
斜部とを設けることにより極めて簡単に施工することが
できる構築用ブロックに関するものである。
周知のように構築用ブロックは上面部、及び下面部が前
面部に対してほぼ直角をなす水平面であるから施工時に
は上下に隣り合うブロック相互を正確に位置決めしなけ
ればならない。
面部に対してほぼ直角をなす水平面であるから施工時に
は上下に隣り合うブロック相互を正確に位置決めしなけ
ればならない。
また、例えば横幅が1m、高さが50cm程度の大型ブ
ロックに於てはクレーンなどで吊り上げながら施工する
と、上下のブロックが正確に位置決めできなくなるので
鉄筋挿通孔が連通しなくなる場合がある。
ロックに於てはクレーンなどで吊り上げながら施工する
と、上下のブロックが正確に位置決めできなくなるので
鉄筋挿通孔が連通しなくなる場合がある。
このような場合にはブロックの位置をずらさなければな
らないので、極めて面倒な作業となる。
らないので、極めて面倒な作業となる。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、要旨とするとこ
ろはブロック体の上面部及び下面部にそれぞれほぼ同一
形状の水平部及び傾斜部を形成することにより法面に施
工する場合に極めて簡単に位置決めすることができるブ
ロックを提供するものである。
ろはブロック体の上面部及び下面部にそれぞれほぼ同一
形状の水平部及び傾斜部を形成することにより法面に施
工する場合に極めて簡単に位置決めすることができるブ
ロックを提供するものである。
以下に本考案を図面の実施例について説明する。
本考案に係るブロック1の上面部2は前側に上側水平部
3を有し、後側に上側水平部3から後縁に向って上り傾
斜する上側傾斜部4を有する。
3を有し、後側に上側水平部3から後縁に向って上り傾
斜する上側傾斜部4を有する。
上側水平部3は前面部5に対してほぼ直角で、ブロック
1の幅方向に延在している。
1の幅方向に延在している。
また、上側傾斜部4は適宜な角度で上り傾斜し、傾斜状
態が第3図で示すように直線状であってもよいし、また
は緩い弧状であってもよい。
態が第3図で示すように直線状であってもよいし、また
は緩い弧状であってもよい。
一方、ブロック1の下面部6は前記上側水平部3と同一
状態の下側水平部7と、前記上側傾斜部4とほぼ同一な
下側傾斜部8とからなる。
状態の下側水平部7と、前記上側傾斜部4とほぼ同一な
下側傾斜部8とからなる。
このようにブロック体の上面部2と下面部6とは水平部
及び傾斜部がほぼ同一状態に形成されているので、ブロ
ックを上下に積み重ねた場合には下側に位置するブロッ
ク体の上側水平部及び上側傾斜部上に、上側に位置する
ブロック体の下側水平部及び下側傾斜部が載ることにな
る。
及び傾斜部がほぼ同一状態に形成されているので、ブロ
ックを上下に積み重ねた場合には下側に位置するブロッ
ク体の上側水平部及び上側傾斜部上に、上側に位置する
ブロック体の下側水平部及び下側傾斜部が載ることにな
る。
尚、ブロック体に開設した縦方向の鉄筋挿通孔9は上端
を上側傾斜部4の途中に開口させ、下端を下側傾斜部8
の途中に開口させる。
を上側傾斜部4の途中に開口させ、下端を下側傾斜部8
の途中に開口させる。
また上面部2に形成した横方向の上側溝10は上側傾斜
部4の途中に位置させ、同様に下側溝11も下側傾斜部
8の途中に位置させる。
部4の途中に位置させ、同様に下側溝11も下側傾斜部
8の途中に位置させる。
更に、ブロック体の左右の側面部12に形成した縦方向
の溝13も上下を上側溝10、下側溝11の各端部に連
通させる。
の溝13も上下を上側溝10、下側溝11の各端部に連
通させる。
本考案のブロックは上記のようにしてなるので、法面a
に施工する場合には、該法面aの下端に基礎コンクリー
トbを打設する。
に施工する場合には、該法面aの下端に基礎コンクリー
トbを打設する。
この基礎コンクリートbの前縁には最下段に設置するブ
ロックの下側水平部を受は止める傾斜状隆出部Cを形成
する。
ロックの下側水平部を受は止める傾斜状隆出部Cを形成
する。
最下段のブロックを上記基礎コンクリートbの上面に載
置腰下側傾斜部8を基礎コンクリートbの上面に載せる
と共に、下側水平部7を隆出部Cの傾斜面に受は止める
ことによって該ブロックを安定に支えることができる。
置腰下側傾斜部8を基礎コンクリートbの上面に載せる
と共に、下側水平部7を隆出部Cの傾斜面に受は止める
ことによって該ブロックを安定に支えることができる。
そして、最下段の上に載置する下側から二番目のブ陥ツ
クを最下段のブロック上に載せ、下側水平部を最下段の
ブロックの上側水平部で支えると共に、下側傾斜部を最
下段のブロックの上側傾斜部で受は止めることにより下
から二番目のブロックを安定に支えることができる。
クを最下段のブロック上に載せ、下側水平部を最下段の
ブロックの上側水平部で支えると共に、下側傾斜部を最
下段のブロックの上側傾斜部で受は止めることにより下
から二番目のブロックを安定に支えることができる。
このようにして、順次ブロックを積み重ねると、各段毎
のブ冶ツクはそれぞれ水平部と傾斜部とにより支持され
るので積み上げ作業時に極めて安定し、また水平部と傾
斜部とが個々にガイドとなるので上下のブロック相互の
位置決めが極めて簡単になる。
のブ冶ツクはそれぞれ水平部と傾斜部とにより支持され
るので積み上げ作業時に極めて安定し、また水平部と傾
斜部とが個々にガイドとなるので上下のブロック相互の
位置決めが極めて簡単になる。
尚ブ陥ツク施工時には各鉄筋挿通孔に鉄筋dを通し、該
鉄筋挿通孔に間詰めコンクリートを充填する。
鉄筋挿通孔に間詰めコンクリートを充填する。
したがって本考案によれば、ブロックの上面部及び下面
部にそれぞれほぼ同一状態の水平部と後縁に向って上り
傾斜する傾斜部を形成するようにしたものであるから、
施工時の安定性が極めて良好になるばかりでなく、特に
施工時の前後方向の位置がずれることがない。
部にそれぞれほぼ同一状態の水平部と後縁に向って上り
傾斜する傾斜部を形成するようにしたものであるから、
施工時の安定性が極めて良好になるばかりでなく、特に
施工時の前後方向の位置がずれることがない。
従って、特に大型ブロックに於ては有効であり、施工作
業が著しく短縮され、しかも施工時に於て前後方向の位
置のずれによる修正をする必要がまったくない。
業が著しく短縮され、しかも施工時に於て前後方向の位
置のずれによる修正をする必要がまったくない。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜面図、
第2図は正面図、第3図は縦断面図、第4図は施工状態
の一部を欠截した側面図、第5図は施工状態の正面図で
ある。 1・・・・・・ブロック、2・・・・・・上面部、3・
・・・・・上側水平部、4・・・・・・上側傾斜部、6
・・・・・・下面部、7・・・・・・下側水平部、8・
・・・・・下側傾斜部。
第2図は正面図、第3図は縦断面図、第4図は施工状態
の一部を欠截した側面図、第5図は施工状態の正面図で
ある。 1・・・・・・ブロック、2・・・・・・上面部、3・
・・・・・上側水平部、4・・・・・・上側傾斜部、6
・・・・・・下面部、7・・・・・・下側水平部、8・
・・・・・下側傾斜部。
Claims (1)
- ブロック体の上面部を上側水平部と、該上側水平部から
後方に向い上り傾斜する上側傾斜部とで構成し、またブ
ロック体の下面部を上記上側水平部と同一な下側水平部
と、上記上側傾斜部と同様に後方に向い上り傾斜する下
側傾斜部とにより構成した構築用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19309682U JPS6042104Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 構築用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19309682U JPS6042104Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 構築用ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998919U JPS5998919U (ja) | 1984-07-04 |
JPS6042104Y2 true JPS6042104Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=30415387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19309682U Expired JPS6042104Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 構築用ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042104Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP19309682U patent/JPS6042104Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5998919U (ja) | 1984-07-04 |
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