JPS6042075Y2 - バルブステムシ−ル用打込み工具 - Google Patents
バルブステムシ−ル用打込み工具Info
- Publication number
- JPS6042075Y2 JPS6042075Y2 JP12996079U JP12996079U JPS6042075Y2 JP S6042075 Y2 JPS6042075 Y2 JP S6042075Y2 JP 12996079 U JP12996079 U JP 12996079U JP 12996079 U JP12996079 U JP 12996079U JP S6042075 Y2 JPS6042075 Y2 JP S6042075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- stem seal
- driving tool
- inner cylinder
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関のバルブステムシール用打込み工具に
係り、特にバルブステムシールのラバーの破損を防止し
得、またバルブガイドの打込み高さと無関係に単一の工
具で済むようにした打込み工具に関する。
係り、特にバルブステムシールのラバーの破損を防止し
得、またバルブガイドの打込み高さと無関係に単一の工
具で済むようにした打込み工具に関する。
従来のこの種の打込み工具１は、第１図に示すように、
単体のものであったため、その上部１ａを殴打すると肩
部１ｂに直接その殴打力が作用し、該肩部１ｂでバルブ
ステムシール２を打ち込むことになり、もしバルブステ
ムシール２がバルブガイド３に完全に打ち込まれてもな
お、該打込み工具の下端１ｃとロアシート４の上面４ａ
との間に隙間があると、殴打力によりバルブステムシー
ル２が破損する恐れがあった。
単体のものであったため、その上部１ａを殴打すると肩
部１ｂに直接その殴打力が作用し、該肩部１ｂでバルブ
ステムシール２を打ち込むことになり、もしバルブステ
ムシール２がバルブガイド３に完全に打ち込まれてもな
お、該打込み工具の下端１ｃとロアシート４の上面４ａ
との間に隙間があると、殴打力によりバルブステムシー
ル２が破損する恐れがあった。
また逆にバルブステムシール２がバルブガイド３に完全
に打ち込まれていないにもかかわらず下端１ｃがロアシ
ート４に当接してしまえばそれ以上打ち込むことができ
ないので、バルブステムシール２を正規の位置に打ち込
むことができない。
に打ち込まれていないにもかかわらず下端１ｃがロアシ
ート４に当接してしまえばそれ以上打ち込むことができ
ないので、バルブステムシール２を正規の位置に打ち込
むことができない。
従って、従来は、エンジンによって異なる打込み高さ１
によって、専用の打込み工具が必要とされるという欠点
があった。
によって、専用の打込み工具が必要とされるという欠点
があった。
即ち、打込み高さ１にバルブステムシール２の水平部２
ａの厚さＴを加えた寸法１＋Ｔからロアシート４の厚さ
ｔを差し引いた寸法１＋Ｔ−ｔに打込み工具１の打込み
深さＬを常に一致させ、ちょうどバルブステムシール２
が正規の位置まで打ち込まれたときに下端ＩＣがロアシ
ート４の上面４ａに当接するように管理しなければなら
ないので甚だ打込み作業が繁雑であった。
ａの厚さＴを加えた寸法１＋Ｔからロアシート４の厚さ
ｔを差し引いた寸法１＋Ｔ−ｔに打込み工具１の打込み
深さＬを常に一致させ、ちょうどバルブステムシール２
が正規の位置まで打ち込まれたときに下端ＩＣがロアシ
ート４の上面４ａに当接するように管理しなければなら
ないので甚だ打込み作業が繁雑であった。
なお図中５はバルブステム、６はシリンダヘッドである
。
。
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たもので、その目的とするところは、エンジンによって
バルブステムシールの打込み高さ１が変化しても、単一
の打込み工具で済むようにして打込み作業を容易化し、
かつバルブステムシールの破損を防止し、バルブステム
の完全なるシール性と耐久性を確保することである。
たもので、その目的とするところは、エンジンによって
バルブステムシールの打込み高さ１が変化しても、単一
の打込み工具で済むようにして打込み作業を容易化し、
かつバルブステムシールの破損を防止し、バルブステム
の完全なるシール性と耐久性を確保することである。
要するに本考案は、バルブステムシールを下端で打ち込
むようにした内筒を設け、該内筒に外筒を摺動自在に装
着し、該外筒と前記内筒との間に弾性体を介在させ、外
筒に作用する殴打力が該弾性体を介して内筒に伝達され
てバルブステムシールをバルブガイドに打ち込むように
構成したことを特徴とするものである。
むようにした内筒を設け、該内筒に外筒を摺動自在に装
着し、該外筒と前記内筒との間に弾性体を介在させ、外
筒に作用する殴打力が該弾性体を介して内筒に伝達され
てバルブステムシールをバルブガイドに打ち込むように
構成したことを特徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第２図及び第３図において、本考案バルブステムシール
用打込み工具７は、内筒８と外筒９に分離されており、
これらの間には弾性体の一例たる圧縮ばね１０が介在さ
せてあり、内筒８は該圧縮ばねにより下方に付勢され、
外筒９の側面９ａニ固着されたストッパ１１により凹部
８ａを介して定位置に保持されていて、外筒９は内筒８
に対して摺動自在に装着されている。
用打込み工具７は、内筒８と外筒９に分離されており、
これらの間には弾性体の一例たる圧縮ばね１０が介在さ
せてあり、内筒８は該圧縮ばねにより下方に付勢され、
外筒９の側面９ａニ固着されたストッパ１１により凹部
８ａを介して定位置に保持されていて、外筒９は内筒８
に対して摺動自在に装着されている。
なお本考案打込み工具７において、内筒８と外筒９とで
形成される内部空間１２の形状は、第１図の従来例と同
じであり、従来例の肩部１ｂが内筒８の下端８ｂに相当
しており、この下端８ｂでバルブステムシール３を打ち
込むように構成されている。
形成される内部空間１２の形状は、第１図の従来例と同
じであり、従来例の肩部１ｂが内筒８の下端８ｂに相当
しており、この下端８ｂでバルブステムシール３を打ち
込むように構成されている。
なお第２図において、５はバルブステム、６はシリンダ
ブロックである。
ブロックである。
本考案は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。
について説明する。
まずバルブステムシール２の下端２ｂをバルブガイド３
に軽く押し込み、その後打込み工具７を上から第２図の
ように差し込んで外筒９の上面９ｂをノ＼ンマ等で殴打
すれば、外筒９は内筒８に対して相対的に下降し、ばね
１０はその下降分だけ圧縮される。
に軽く押し込み、その後打込み工具７を上から第２図の
ように差し込んで外筒９の上面９ｂをノ＼ンマ等で殴打
すれば、外筒９は内筒８に対して相対的に下降し、ばね
１０はその下降分だけ圧縮される。
このため外筒９への殴打力ばばね１０を介して内筒８の
上面８ｃに伝達され、その結果内筒８は下降し、その下
端８ｂがバルブステムシール２を下方に押圧し、該シー
ルが下降してバルブガイド３に打ち込まれ、位置決め用
のフランジ部２Ｃがバルブガイド３の溝３ａに入り込む
と同時にバルブステムシール２の水平部２ａの下面２ｄ
がバルブガイド３の上面３ｂに当接して打込みが終了す
る。
上面８ｃに伝達され、その結果内筒８は下降し、その下
端８ｂがバルブステムシール２を下方に押圧し、該シー
ルが下降してバルブガイド３に打ち込まれ、位置決め用
のフランジ部２Ｃがバルブガイド３の溝３ａに入り込む
と同時にバルブステムシール２の水平部２ａの下面２ｄ
がバルブガイド３の上面３ｂに当接して打込みが終了す
る。
この場合打込み高さ１、ロアシート４の厚さｔ１バルブ
ステムシール２の水平部２ａの厚さＴが種々変化しても
、外筒９の下端９Ｃをロアシート４の上面４ａから適宜
離間させておけば、従来例における寸法りを管理する必
要はなく、単一の工具で各種の寸法についてのバルブス
テムシール２を打ち込むことができる。
ステムシール２の水平部２ａの厚さＴが種々変化しても
、外筒９の下端９Ｃをロアシート４の上面４ａから適宜
離間させておけば、従来例における寸法りを管理する必
要はなく、単一の工具で各種の寸法についてのバルブス
テムシール２を打ち込むことができる。
また従来例のように打込み工具への殴打力がそのままバ
ルブステムシール２に作用することがなく、ばね１０を
介して衝撃が和らげられて内筒８に伝達されるので、打
込み終了後更に外筒９を殴打してもバルブステムシール
２が損傷されることもない。
ルブステムシール２に作用することがなく、ばね１０を
介して衝撃が和らげられて内筒８に伝達されるので、打
込み終了後更に外筒９を殴打してもバルブステムシール
２が損傷されることもない。
打込み工具７の不便時においては、第３図に示す如くば
ね１０により内筒８が下方に押され、凹部８ａの上面が
ストッパ１１に当接しているので内筒８は第２図示状態
に位置決めされ、従って、不使用に内筒８が落下すると
いう不具合はない。
ね１０により内筒８が下方に押され、凹部８ａの上面が
ストッパ１１に当接しているので内筒８は第２図示状態
に位置決めされ、従って、不使用に内筒８が落下すると
いう不具合はない。
本考案は、上記のように構成され、作用するものである
から、エンジンによってバルブステムシールの打込み高
さ１が変化しても、バルブステムの直径が同一であれば
単一の打込み工具で済ませることができるから、バルブ
ステムシールの打込み作業を容易化することができ、ま
たバルブステムの完全なるシール性と耐久性とを確保す
ることができる効果が得られる。
から、エンジンによってバルブステムシールの打込み高
さ１が変化しても、バルブステムの直径が同一であれば
単一の打込み工具で済ませることができるから、バルブ
ステムシールの打込み作業を容易化することができ、ま
たバルブステムの完全なるシール性と耐久性とを確保す
ることができる効果が得られる。
第１図は従来例のバルブステムシール打込み工具とその
使用状態を示す縦断面図、第２図は本考案実施例の同様
な縦断面図、第３図は本考案に係るバルブステムシール
打込み工具の縦断面図である。 ２はバルブステムシール、３はバルブガイド、７はバル
ブステムシール打込み工具、８は内筒、８ｂは下端、９
は外筒、１０は弾性体の一例たる圧縮ばねである。
使用状態を示す縦断面図、第２図は本考案実施例の同様
な縦断面図、第３図は本考案に係るバルブステムシール
打込み工具の縦断面図である。 ２はバルブステムシール、３はバルブガイド、７はバル
ブステムシール打込み工具、８は内筒、８ｂは下端、９
は外筒、１０は弾性体の一例たる圧縮ばねである。
Claims (1)
- バルブステムシールを下端で打ち込むようにした内筒を
設け、該内筒に外筒を摺動自在に装着し、該外筒と前記
内筒との間に弾性体を介在させ、外筒に作用する殴打力
が該弾性体を介して内筒に伝達されてバルブステムシー
ルをバルブガイドに打ち込むように構成したことを特徴
とするバルブステムシール用打込み工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996079U JPS6042075Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | バルブステムシ−ル用打込み工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996079U JPS6042075Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | バルブステムシ−ル用打込み工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5648486U JPS5648486U (ja) | 1981-04-30 |
| JPS6042075Y2 true JPS6042075Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29361686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12996079U Expired JPS6042075Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | バルブステムシ−ル用打込み工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042075Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000030490A (ko) * | 2000-03-03 | 2000-06-05 | 유성권 | 해머 드릴용 정 |
-
1979
- 1979-09-21 JP JP12996079U patent/JPS6042075Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5648486U (ja) | 1981-04-30 |
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