JPS6041938B2 - 撹拌調理器 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は芋などを攪拌調理する器具に関するものてある
。

従来例の構成とその問題点 従来、この種の調理器具はホッパーに蓋を載置していた
が、回転子の回転により調理物が強く押し上げられ、蓋
を突き上げ、調理物がホッパー外に散乱するという欠点
があつた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題を解決するためなされたもので
、調理物が散乱されない調理器を提供するものである。

発明の構成上記目的を達成するため本発明は、調理物を
収納するホッパーと、このホッパーの底部を貫通する回
転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸の先端に装着
されホッパー内の調理物を攪拌する回転子と、前記ホッ
パーの上面開口を覆う蓋とを備え、前記蓋の一側にホッ
パーの上部フランジに係合する固定フックを設けるとと
もに蓋の他側にトグル機構によりアームをホッパーの上
部フランジ部に係合操作するレバーを形成して構成した
もので、フックとトグル機構により蓋をホッパーに固定
するようにしたものである。

実施例の説明 以下本発明の実施例について添付図面を参照して説明す
る。

図において、１は底板であり、この底板１上に本体２が
固定されている。

３は本体２内に設けた支持板であり、この支持板３には
電動機４、蒸気発生タンク５が固着されている。

６は蒸気発生タンク５に鋳造まれたシーズヒータである
。

７は有底筒状のホッパーであり、蒸気発生タンク５に着
脱自在に取付けられている。

８は蒸気発生タンク５およびホッパー７の底部を貫通す
る回転軸であり、電動機４によりプーリ−９、ベルト１
０、プＪ−り−１１を介して回転駆動される。

１２は回転軸８の先端に装着された回転子であり、ホッ
パー７に収納された芋等の調理物を攪拌する。

１３はホッパー７の上面開口を覆う円盤状の蓋である。

蓋１３の一側にはホッパー７の上部フランジに係丁合す
る固定フック１４が設けられ、他側にはトグル機構によ
りアーム１５をホッパー７の上部フランジ部に係合操作
するレバー１６が設けられている。１７は蓋１３に固着
されたフレームであり、レバー１６を回動自在に支持し
ている。

１８はガラス窓、１９は把手である。

上記構成において、ホッパー７に調理物を収納し、蓋１
３を載せる。

固定フック１４をホッパー７の上部フランジに係合する
とともにレバー１６を傾倒してアーム１５をホッパー７
の上部フランジに係合することにより蓋１３がホッパー
７に固定される。この後、電動機４に通電して回転子１
２を回転させ、調理物の攪拌調理が行われる。この際、
調理物は押し上げられるが、蓋１３がホッパー７に固定
されているので蓋１３が外れることはなく、従つて調理
物がホッパー７外に散乱することもない。発明の効果以
上の説明から明らかなように、本発明によれば、調理物
の散乱を防止できるとともに、攪拌機能に必要な最小限
の大きさのホッパーを用いることができ、小型の調理器
が得られる。

なお、ホッパーと蓋との固定に際しては方向性がなく、
また蓋側にのみ固定手段を設けてなるので同種他製品へ
の部品の共用化ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す攪拌調理器の縦断面図
、第２図は同攪拌調理器の蓋の一部平面図、第３図は同
断面図である。 ４・・・・・・電動機、８・・・・・・回転軸、１２・
・・・・・回転子、１３・・・・・・蓋、１４・・・・
・固定フック、１５・・アーム、１６・・・・・・レバ
ー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 調理物を収納するホッパーと、このホッパーの底部
   を貫通する回転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸
   の先端に装着されホッパー内の調理物を攪拌する回転子
   と、前記ホッパーの上面開口を覆う蓋とを備え、前記蓋
   の一側にホッパーの上部フランジに係合する固定フック
   を設けるとともに蓋の他側にトグル機構によりアームを
   ホッパーの上部フランジ部に係合操作するレバーを形成
   してなる撹拌調理器。