JPS6145837Y2 - - Google Patents

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JPS6145837Y2
JPS6145837Y2 JP2608083U JP2608083U JPS6145837Y2 JP S6145837 Y2 JPS6145837 Y2 JP S6145837Y2 JP 2608083 U JP2608083 U JP 2608083U JP 2608083 U JP2608083 U JP 2608083U JP S6145837 Y2 JPS6145837 Y2 JP S6145837Y2
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JP
Japan
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roasting
heating element
container
roasting container
motor
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JP2608083U
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JPS59133091U (ja
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本案は、生のコーヒー豆等を煎ることができる
焙煎器に関するものである。
(従来技術) この種の焙煎器として、生のコーヒー豆を納め
た焙煎容器を手動により回転させながら該容器の
外部下方よりアルコールランプ若しくは発熱体に
より加熱する構造のものが種々提案されているが
その何れにあつても焙煎容器を外部から加熱する
為に熱損失が大きく、焙煎に費やす時間が長くな
り、又焙煎容器の回転は手動による為一定せず、
焙煎にむらが生じるばかりか、作業上極めて面倒
なものであつた。
(本案の目的) 本案は上記の点に鑑みてなされたもので、焙煎
容器を、透明な外周胴部と通気性のある内周胴部
間に収納室を形成し、外周胴部に透明な反射膜を
設ける構造となす一方、発熱体を内周胴部内に位
置させて固定状態におき、発熱体の周囲に焙煎容
器を旋回させることにより熱効率を高めて焙煎時
間の短縮を計り、その上焙煎容器をモータ等の駆
動源を以つて回転させることにより回転むらをな
くして焙煎を均一に行ない、且つ発熱体の加熱時
間とモータ等の駆動時間を制御し効率的な焙煎を
行なうと共に、作業性の面からも良好なものを提
供する。
(本案の実施例) 以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。
図示の焙煎器は大別すると、器具本体1、コー
ヒー豆等の調理物を収納する焙煎容器2、並びに
該容器2を回転自在に支持する支持台3からなり
これら各部は下記の如く構成される。
器具本体1は、下面に複数個の支脚4を有する
底板5と、該底板5上に該板5の一端に片寄つて
取付けた電装ボツクス6と、該ボツクス6の開口
を閉塞し中央部に円形の開口部8を有する閉塞板
7と、該閉塞板7の開口部8にねじ9を以つて取
着した発熱体取付板10と、該取付板10の内方
にあつて発熱体取付板10と共にねじ9により同
時に取着したモータ取付アングル11と、該アン
グル11に取付けた低速のモータ12と、発熱体
取付板10に両端を支持したシーズヒータの如き
発熱体13とを具備してなり、底板5の上面上に
は上記支持台3を載置する。上記モータ12は焙
煎容器2を回転させる為の駆動源であり、例えば
減速機構を組込んだギヤモータを使用し、焙煎容
器2を低速度で回転する。尚、焙煎容器2の回転
数は5〜60rpmの範囲内で設定するものであり特
に焙煎むらの防止、目視確認等の面からすれば10
〜30rpm範囲内で設定することが最も望ましい。
即ち、焙煎容器2の回転数が低くなり過ぎると、
コーヒー豆の撹拌が効果的に行なわれず焙煎むら
を生じ、逆に高くなり過ぎると焙煎の進行状況を
目で確認することが困難となり、情緒性に欠ける
ものであり、これらのことを考慮すれば、焙煎容
器2の回転数を10〜30rpm範囲内で設定すること
が最も望ましく、実用的である。
而して、上記モータ12はその出力軸14の先
端に継手15をねじ16を以つて取着し、この継
手15を発熱体取付板10の通口を介し外方に臨
出する。上記継手15は有底円筒形状をなし、そ
の内底面に例えば4個の係合突起17を形成する
一方、円筒部18は後記焙煎容器側継手のガイド
部として作用する。
上記発熱体13は両端部を発熱体取付板10に
固定し、中間部を下方に折り返すことにより、モ
ータ12の出力軸14の軸心を中心にその周囲に
位置している。
焙煎容器2は、外周縁にフランジ20を形成し
かつ中央部に軸受突部21を膨出形成した円板状
の側板19と、外周縁及び内周縁にフランジ2
3,24を形成したリング状の側板22と、側板
19のフランジ20及び側板22のフランジ23
の内周に端部を嵌合し両側板19,22間に位置
する外周胴部25と、側板22の内面に添つて位
置し内周縁にフランジ27を形成したリング状の
開閉板26と、一端部内周に軸受材29を取着す
ると共に他端部を開閉板26のフランジ27の外
周に嵌着し、側板19の軸受突部21及び側板2
2に軸受材29及びフランジ27を介して回転可
能に嵌合する内周胴部30とにより構成され、側
板19,22及び外周胴部25は後記撹拌体等に
より一体的に固定し、他方内周胴部30は開閉板
26と共にこれら側板19,22等に対し回転可
能状態にあり、内・外周胴部30,25間にコー
ヒー豆の収納室31を形成する。而して、この焙
煎容器2は発熱体13を内包すべく位置し、その
周囲を旋回する。
上記側板22は円弧状の操作孔32を形成する
と共に、コーヒー豆を出入する為の出入口33を
形成する。他方、開閉板26は上記出入口33と
同形状の開口34を有し、この開口34に適宜離
間してコーヒー豆よりも小さな多数の孔からなる
皮排出部35を形成してなり、側板22に対する
回転によつて開口34と皮排出部35とを選択的
に出入口33に合致する。而して、開閉板26は
摘子36を操作孔32を介して外方に突出するこ
とにより操作孔32の範囲内で回転が許され、摘
子36が操作孔32の中間位置Bにある時皮排出
部35を、一方の端部Aにある時開口34を、又
他方の端部Cにある時盲壁部分を側板22の出入
口33に合致する。
外周胴部25は透明な耐熱ガラス製円筒体より
なり、外周面にインジウム、酸化スズ、金等のよ
うに熱線を反射させる物質を真空蒸着或いはホツ
トスプレー等の手段で設けることにより透明な反
射膜を形成する。
内周胴部30は金網或いは金属線材の組合せに
より円筒状に構成され、通気性を有する構造であ
り、摘子36により開閉板26と共に回転され
る。
締着リング37,38は複数個例えば3個の固
定孔39と3個の係合孔40とを周方向に交互に
穿設してなり、側板19,22の内側に配置す
る。撹拌体41は棒状をなし合計6本設けられて
おり一端を固定孔39にかしめ等により固定する
と共に他端部にねじ部42を形成する。而して、
締着リング37に固定した撹拌体41はねじ部4
2を締着リング38の係合孔40に挿通係合した
後側板22に、又締着リング38に固定した撹拌
体41はねじ部42を締着リング37の係合孔4
0に挿通係合した後側板19に夫々貫挿し、各ね
じ部42にナツト43を螺着することにより、側
板19,22及び外周胴部25等を締着してこれ
らを一体的に固定する。尚、撹拌体41は外周胴
部25の内面に接触させるか接近して設ける。
上記支持台3は〓形状をなし、その側壁部に把
手44を取着し、底壁部を以つて器具本体1の底
板5上に載置するものであり、焙煎容器2を伝動
軸45を以つて回転自在に枢支する。伝動軸45
は側板19の中心部に貫挿して該側板19に固定
され、その一端を支持台3の側壁部に遊嵌して焙
煎容器2を回転自在に設けている。又、伝動軸4
5の他端には継手15の円筒部18内に入り込む
継手46を固定し、この継手46は継手15の係
合突起17と係合して回転力を伝達する係合突起
47を4個設けてある。而して、焙煎容器2は伝
動軸45を支持台3の側壁部に遊嵌した片持ち支
持である為、焙煎容器2の軸線即ち伝動軸45の
軸線は水平軸に対して傾斜することになるが、そ
の傾斜は保持リング48により規制される。
上記保持リング48は両端部を支持台3の底壁
部に取着し、上方部位をアーム49を介して支持
台3の側壁部に支持してなり、焙煎容器2の自由
端側外周にあつて該容器2の傾斜を規制する。そ
して、この保持リング48は継手15と継手46
とが連結された状態において焙煎容器2より離間
し、該容器2の回転を妨げないようになつてい
る。
そして、モータ12と発熱体13は、例えば第
6図の如く構成されるタイマー装置によつて作動
する。すなわち、タイマー装置をONすることに
よりスイツチS1及びS2がONされ、モータ12が
回転すると共に発熱体13が発熱し、所定時間経
過後に、まずスイツチS2がOFFし発熱体13へ
の通電が遮断されモータ12のみが回転する。そ
の数分後にスイツチS1がOFFとなりモータ12
も停止して焙煎が終了する。
尚、図中50は底板5に形成した切起し片、5
1は支持台3の底壁に穿設した係止孔であり、こ
の切起し片50と係止孔51とは、支持台3を底
板5上に載置し両継手15,46を連結した状態
で互に係合し焙煎容器2の不用意な移動を防止す
る。
(実施例の動作) 生のコーヒー豆を焙煎する場合には、先ず支持
台3を器具本体1より取外した状態で、摘子36
により開閉板26及び内周胴部30を回転させて
出入口33に開閉板26の開口34を合致させ、
この出入口33より焙煎容器2内に所定量のコー
ヒー豆を収納する。そして、収納後、再び摘子3
6の操作により出入口33を開閉板26の盲壁部
分により閉塞する。
このように焙煎容器2にコーヒー豆を収納した
後、支持台3を第1図示の如く器具本体1の底板
5上に載置し、モータ12側の継手15と伝動軸
45側の継手46とを連結する。
而して、この状態でタイマー装置を作動させモ
ータ12及び発熱体13に通電して運転を始める
と、焙煎容器2はモータ12の回転力が継手1
5,46及び伝動軸45を介して伝達されること
により発熱体13の周囲を旋回し、撹拌体41に
よりコーヒー豆を撹拌する一方、発熱体13は内
周胴部30を透して輻射熱によりコーヒー豆を加
熱し、これを焙煎する。このような焙煎時、外周
胴部25の外周面に反射膜を形成してある為、発
熱体13からの輻射熱は外周胴部25を透過して
外部に放熱されることが少なく、反射膜により反
射されてコーヒー豆の焙煎に有効に作用する。
又、内周胴部30は金網或いは線材の組合せによ
る構成である為、発熱体13からの輻射熱は内周
胴部30による反射率が小さく、コーヒー豆を効
率よく加熱できることになる。尚、コーヒー豆の
焙煎進行状態は透明な外周胴部25を透して確認
することができる。
そして、タイマー終了の数分前に、まずスイツ
チS2がOFFされ発熱体13への通電が遮断さ
れ、内周胴部30内の予熱による焙煎が継続さ
れ、その後にスイツチS1もOFFしてモータ12
も停止し焙煎が終了する。
焙煎終了後は、支持台3を器具本体1より取外
し、摘子36の操作により開閉板26の皮排出部
35を出入口33に合致させることにより、焙煎
時にコーヒー豆から離脱した外皮等の粕を取除
く。即ち、把手44を握つて支持台3を支え、出
入口33を下方に向けた状態で振ることにより、
外皮等の粕を皮排出部35及び出入口33を経て
外方に落下させ取除き、摘子36を再び操作して
開閉板26の開口34を出入口33に合致させる
ことにより、焙煎したコーヒー豆を取出すが、こ
の時すでに発熱体13への通電が遮断されて数分
間以上経過しているため、焙煎容器の温度が低下
しており、安全に作業することができる。
尚、本案は上記しかつ図面に示す実施例にのみ
限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変形して実施し得ること勿論である。又
コーヒー豆に限らず、大豆、落花生等の顆粒状調
理物の焙煎にも利用することができる。
(本案の効果) 以上の如く本案の構成によれば、タイマー装置
によつてモータと発熱体への通電時間を制御する
ので、発熱体への通電時間を短縮して予熱を有効
に利用するため効率のよい焙煎器を得ることがで
きる。又、焙煎の進行状態を透明な外周胴部を透
して容易に確認できることは勿論、発熱体を焙煎
容器の内側に位置し反射膜を設けたことによりそ
の熱を調理物の加熱に有効に寄与させてその熱効
率を著しく高め、焙煎時間の短縮を計ることがで
き、しかも焙煎容器の回転むらによる焙煎むらが
なく、更に焙煎終了後のコーヒー豆取出作業に際
しても、焙煎容器の温度が低下しており、火傷等
の恐れがなく安全に作業を行なうことができ作業
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案焙煎器を示す正面縦断面図、第2
図は同上器具本体の側面図、第3図は同上焙煎容
器及び支持台からなる組品の左側面図、第4図は
同組品の右側面半断面図、第5図は同上開閉板を
示す図、第6図は同上のモータ及び発熱体の駆動
回路図である。 2:焙煎容器、12:モータ(駆動源)、1
3:発熱体、25:外周胴部、30:内周胴部、
31:収納室、41:撹拌体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な外周胴部及び通気性のある内周胴部を有
    しかつ該両胴部間に調理物の収納室を形成し、外
    周胴部に透明な反射膜を設けた焙煎容器と、該焙
    煎容器を回転させるモータ等の駆動源と、上記収
    納室内にあつて焙煎容器の回転に伴い調理物を撹
    拌する撹拌体と、焙煎容器の内周胴部内に位置し
    調理物を加熱する発熱体とを具備し、該発熱体の
    周囲に焙煎容器を旋回させると共に、駆動源と発
    熱体への通電を制御するタイマー装置を設け、発
    熱体への通電を駆動源への通電より所定時間早く
    遮断するように構成したことを特徴とする焙煎
    器。
JP2608083U 1983-02-23 1983-02-23 焙煎器 Granted JPS59133091U (ja)

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JP2608083U JPS59133091U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 焙煎器

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JP2608083U JPS59133091U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 焙煎器

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Publication Number Publication Date
JPS59133091U JPS59133091U (ja) 1984-09-06
JPS6145837Y2 true JPS6145837Y2 (ja) 1986-12-23

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ID=30157033

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JP2608083U Granted JPS59133091U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 焙煎器

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