JPS6041825Y2 - 発電制動付整流子電動機 - Google Patents
発電制動付整流子電動機Info
- Publication number
- JPS6041825Y2 JPS6041825Y2 JP1976053109U JP5310976U JPS6041825Y2 JP S6041825 Y2 JPS6041825 Y2 JP S6041825Y2 JP 1976053109 U JP1976053109 U JP 1976053109U JP 5310976 U JP5310976 U JP 5310976U JP S6041825 Y2 JPS6041825 Y2 JP S6041825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- braking
- field winding
- braking resistor
- dynamic braking
- commutator motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気鋸、電気鉋等の電動工具における発電制動
付整流子電動機、詳しくはその発電制動装置に関する。
付整流子電動機、詳しくはその発電制動装置に関する。
高速回転が要求される電動工具例えば電気鋸、電気鉋等
ではその等鋸・鉋胴がフライホイールの働きをする為モ
ーターは電源を切った後もなお慣性で回転し続は非常に
危険であった。
ではその等鋸・鉋胴がフライホイールの働きをする為モ
ーターは電源を切った後もなお慣性で回転し続は非常に
危険であった。
そこで安全規準が設けられるに至って発電制動付整流子
電動機が採用されている。
電動機が採用されている。
この発電制動方式は電源を切ったとき、電機子巻線、界
磁巻線、そして別に設けられた制動抵抗内で瞬時にエネ
ルギーを消費させて制動するものであるから、その際温
度が上昇し、殊に制動抵抗の温度上昇が問題となるもの
であった。
磁巻線、そして別に設けられた制動抵抗内で瞬時にエネ
ルギーを消費させて制動するものであるから、その際温
度が上昇し、殊に制動抵抗の温度上昇が問題となるもの
であった。
そこで本考案は、制動抵抗を界磁巻線の外側に取り付け
ることによって、冷却用ファンの風により効率良く冷却
できて温度上昇を防止できると共に電動工具の小型化に
寄与できる発電制動付整流子電動機を得させたものであ
る。
ることによって、冷却用ファンの風により効率良く冷却
できて温度上昇を防止できると共に電動工具の小型化に
寄与できる発電制動付整流子電動機を得させたものであ
る。
以下本考案の実施例を示した図面について説明する。
電動工具に組込まれた界磁鉄心1の磁極2.3には第1
図の電気回路図に示される界磁巻線4,5が夫々鉄心の
凹部6,7に巻着されて鉄心軸方向両端に突出配置され
ている。
図の電気回路図に示される界磁巻線4,5が夫々鉄心の
凹部6,7に巻着されて鉄心軸方向両端に突出配置され
ている。
このように界磁鉄心1に配置した界磁巻線4゜5の外側
、即ち第3図が示した如く電機子8の軸心方向に相当す
る界磁巻線外側に制動抵抗9を重ね合わせて薄鉄板又は
針金等のサポート10で固定する。
、即ち第3図が示した如く電機子8の軸心方向に相当す
る界磁巻線外側に制動抵抗9を重ね合わせて薄鉄板又は
針金等のサポート10で固定する。
即ち制動抵抗はファン11による風によって最も効果的
に冷却される界磁巻線外側に固定するものである。
に冷却される界磁巻線外側に固定するものである。
従って電機子8が回転するとき電機子に取り付けられた
ファンも回転して第3図中矢印方向に冷却風が送気され
るから制動抵抗9はこの冷却風によって冷却される。
ファンも回転して第3図中矢印方向に冷却風が送気され
るから制動抵抗9はこの冷却風によって冷却される。
制動抵抗9は本考案の第1実施態様を示した第2図乃至
第4図においては、規定の抵抗値に巻かれた銅電線のコ
イルが界磁巻線の外側円周形状に対応した環状に形成さ
れ、ファン11側の界磁巻線4,5前方外側に前記のよ
うに取付けである。
第4図においては、規定の抵抗値に巻かれた銅電線のコ
イルが界磁巻線の外側円周形状に対応した環状に形成さ
れ、ファン11側の界磁巻線4,5前方外側に前記のよ
うに取付けである。
このようにすると、周界磁巻線4,5外側に重ね合せて
容易且正確に取付けることができると共に発電制動装置
を持たない従来の小さいノ\ウジング12をそのまま使
用することができて電動工具の小型化に寄与できる。
容易且正確に取付けることができると共に発電制動装置
を持たない従来の小さいノ\ウジング12をそのまま使
用することができて電動工具の小型化に寄与できる。
本考案の第2実施態様を示第5図、第6図において、制
動抵抗9を界磁巻線の外側円周形状に対応する二分割し
た円弧状に形成して界磁巻線外側に既述の通り取付けた
ものである。
動抵抗9を界磁巻線の外側円周形状に対応する二分割し
た円弧状に形成して界磁巻線外側に既述の通り取付けた
ものである。
このようにすると、前記第1実施態様と同様界磁巻線の
ファン側(前方)へは勿論、整流子13に接触して対設
させたブラシ14.14に衝接することなく上記と反対
側にもハウジングを殊に長く (大きく)することなく
、小さいものを使用して取り付けることができる。
ファン側(前方)へは勿論、整流子13に接触して対設
させたブラシ14.14に衝接することなく上記と反対
側にもハウジングを殊に長く (大きく)することなく
、小さいものを使用して取り付けることができる。
又この場合の制動抵抗9は予め銅線を環状に巻いたもの
を中央から二つに圧搾重合した後、図示のように円弧状
に形成して適宜にサポートし、リード線は端部が引き出
すようにするとよい。
を中央から二つに圧搾重合した後、図示のように円弧状
に形成して適宜にサポートし、リード線は端部が引き出
すようにするとよい。
尚第1図において、15は電源、16は電源ON、OF
F用のスイッチであって、該スイッチをOFFにすると
制動抵抗9は界磁巻線4,5と直列に接続され従ってス
イッチ16をONからOFFに切換えると、電機子巻線
、界磁巻線、制動抵抗で瞬時にエネルギーを消費するの
で、それ等は温度上昇し、殊に制動抵抗の温度は上昇す
る。
F用のスイッチであって、該スイッチをOFFにすると
制動抵抗9は界磁巻線4,5と直列に接続され従ってス
イッチ16をONからOFFに切換えると、電機子巻線
、界磁巻線、制動抵抗で瞬時にエネルギーを消費するの
で、それ等は温度上昇し、殊に制動抵抗の温度は上昇す
る。
しかし次にスイッチをONすると電機子に連動するファ
ンの冷却風によって制動抵抗は冷却されるから、該抵抗
に発電制動による熱が蓄積されることはなくなる。
ンの冷却風によって制動抵抗は冷却されるから、該抵抗
に発電制動による熱が蓄積されることはなくなる。
従って制動抵抗の抵抗値の変動も少なく常に一定した制
動が得られる。
動が得られる。
本考案は以上のように整流子電動機の界磁巻線外側に制
動抵抗を取り付けて戊るから、冷却風の通路上に位置し
て制動抵抗の冷却効率の向上によりその抵抗値の変動も
少なく、よって常に一定した制動が得られることは勿論
、殊に本考案によれば制動抵抗を効率良く冷却できる位
置へ界磁鉄心や界磁巻線を特別な形状構造とすることな
く、界磁巻線外側にサポートにより容易に取り付けるこ
とができるから量産に適し、廉価に製作できるものであ
る。
動抵抗を取り付けて戊るから、冷却風の通路上に位置し
て制動抵抗の冷却効率の向上によりその抵抗値の変動も
少なく、よって常に一定した制動が得られることは勿論
、殊に本考案によれば制動抵抗を効率良く冷却できる位
置へ界磁鉄心や界磁巻線を特別な形状構造とすることな
く、界磁巻線外側にサポートにより容易に取り付けるこ
とができるから量産に適し、廉価に製作できるものであ
る。
更に又制動抵抗は冷却風の通路たるファン側又はそれと
反対側の何れの界磁巻線外側にもハウジングの直径又は
長さを大きくすることなく取り付は得るからハウジング
は小型のものが使用できて電動工具の小型化に貢献する
ところは極めて大きい等実用上の効果甚大な考案である
。
反対側の何れの界磁巻線外側にもハウジングの直径又は
長さを大きくすることなく取り付は得るからハウジング
は小型のものが使用できて電動工具の小型化に貢献する
ところは極めて大きい等実用上の効果甚大な考案である
。
添付図面は本考案の実施例を示したもので第1図は電気
回路図、第2図乃至第4図は本考案の第1実施態様を示
したもので第2図はその側面図、第3図はその縦断面図
、第4図はその制動抵抗の正面図、第5図、第6図は本
考案の第2実施態様を示したもので第5図は第2図と同
様の態様で示したその側面図、第6図は制動抵抗の正面
図である。 4.5・・・・・・界磁巻線、8・・・・・・電機子、
9・・・・・・制動抵抗、11・・・・・・ファン。
回路図、第2図乃至第4図は本考案の第1実施態様を示
したもので第2図はその側面図、第3図はその縦断面図
、第4図はその制動抵抗の正面図、第5図、第6図は本
考案の第2実施態様を示したもので第5図は第2図と同
様の態様で示したその側面図、第6図は制動抵抗の正面
図である。 4.5・・・・・・界磁巻線、8・・・・・・電機子、
9・・・・・・制動抵抗、11・・・・・・ファン。
Claims (3)
- (1)電源を遮断したとき、電機子巻線、界磁巻線そし
て制動抵抗内で瞬時にエネルギーを消費させるようにし
て成る発電制動装置の、その制動抵抗を、電機子軸に取
付けた冷却ファン側で界磁巻線の電機子軸芯方向におけ
る外側位置に取付けたことを特徴とする発電制動付整流
子電動機。 - (2)制動抵抗を界磁巻線の外側に対応する環状に形成
して取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の発電
制動付整流子電動機。 - (3)界磁巻線の外側円周上で分割した制動抵抗を取付
けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の発電制動付整
流子電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976053109U JPS6041825Y2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 発電制動付整流子電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976053109U JPS6041825Y2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 発電制動付整流子電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52143614U JPS52143614U (ja) | 1977-10-31 |
JPS6041825Y2 true JPS6041825Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=28512161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976053109U Expired JPS6041825Y2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 発電制動付整流子電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041825Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3959811A4 (en) * | 2019-04-25 | 2023-01-18 | Milwaukee Electric Tool Corporation | MOTOR BRAKE COIL FOR A POWER TOOL |
US11909345B2 (en) | 2019-06-10 | 2024-02-20 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Motor braking using selectively connectable resistance |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819380U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-05 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598465Y2 (ja) * | 1973-03-22 | 1984-03-15 | (株) マキタ電機製作所 | 発電制動付整流子直巻電動機 |
JPS531525Y2 (ja) * | 1973-09-26 | 1978-01-17 | ||
JPS5250330Y2 (ja) * | 1973-11-09 | 1977-11-15 |
-
1976
- 1976-04-26 JP JP1976053109U patent/JPS6041825Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819380U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-05 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3959811A4 (en) * | 2019-04-25 | 2023-01-18 | Milwaukee Electric Tool Corporation | MOTOR BRAKE COIL FOR A POWER TOOL |
US11909345B2 (en) | 2019-06-10 | 2024-02-20 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Motor braking using selectively connectable resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52143614U (ja) | 1977-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4797602A (en) | Dynamo electric machines | |
KR102073801B1 (ko) | 스테이터, 스테이터의 제조방법, 및 모터 | |
JP2018166353A (ja) | 電動モータ | |
WO2003041244A1 (en) | Motor | |
JP2000245089A (ja) | 回転電機 | |
JP6946209B2 (ja) | レゾルバのステータ構造およびレゾルバ | |
CN115102352A (zh) | 一种微特有限转角力矩电机 | |
JPS6041825Y2 (ja) | 発電制動付整流子電動機 | |
JP3687479B2 (ja) | 整流子モータの固定子 | |
JP5708432B2 (ja) | 回転電機およびそれを用いた空気調和装置 | |
JP2000228862A (ja) | リターダの渦流円筒 | |
CN210898887U (zh) | 一种超薄电机的转子 | |
JPS598465Y2 (ja) | 発電制動付整流子直巻電動機 | |
EP0106002A1 (en) | Permanent-magnet D.C. electric motor | |
JPS6341814Y2 (ja) | ||
CN206759194U (zh) | 一种电机转子 | |
HU222458B1 (hu) | Gömbalakú, egyenáramú, kalickás forgórészű villamos motor | |
CN216649340U (zh) | 碟式结构开关磁阻电动机 | |
JPS6338700Y2 (ja) | ||
JPS5895952A (ja) | 突極形回転電機 | |
CN100426626C (zh) | 一种无刷无铁芯电机 | |
JP2561135Y2 (ja) | 磁石発電機用電機子 | |
JPS59204445A (ja) | 車両用交流発電機のフアン構造 | |
JPS6311880Y2 (ja) | ||
SU879715A1 (ru) | Электрическа машина |