JPS6041711B2 - 金属容器内面処理方法及び装置 - Google Patents

金属容器内面処理方法及び装置

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JPS6041711B2
JPS6041711B2 JP1856281A JP1856281A JPS6041711B2 JP S6041711 B2 JPS6041711 B2 JP S6041711B2 JP 1856281 A JP1856281 A JP 1856281A JP 1856281 A JP1856281 A JP 1856281A JP S6041711 B2 JPS6041711 B2 JP S6041711B2
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JP
Japan
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container
rotating body
metal container
processing liquid
liquid
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JP1856281A
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JPS57134570A (en
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清志 熊谷
宇兵衛 菊池
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属容器内面の処理液による処理方法及び装
置に係り、特に被処理金属容器を水平軸周りに回転させ
ることにより、該回転動に伴なう金属容器の上下変位動
、重力等を利用し、処理液の金属容器内部への注入、充
填、及び容器内部からの排出を行わしめ、金属容器の一
回転でもつてこれの内面処理を完了せしめるようにした
金属容器 内面処理方法及び装置に関する。
金属部品に塗装を施す場合、塗料の付着を良好にする
ために金属部品に付着した油分の除去、所謂脱脂処理等
による素材表面の浄化、素材表面粗度の拡大化等の前処
理が必要である。
斯る前処理としては、一般に金属部品表面をリン酸塩水
溶液等の処理液と接触せしめる方法が知られている。
金属容器、特に自動二輪車用、或は自動車用燃料タンク
の如き箱形密閉容器の処理液による内面処理は、従来デ
イピング方式、コンベアデイピング方式等種々の方式に
て行われている。デイピング方式は、第4図にその工程
を示す如く、箱形液槽50内にリン酸塩水溶液51を満
たし、該液槽50内に被処理容器Wを浸漬せしめ、容器
開口部W、を介して容器内部に水溶液51を充填し、そ
の後容器Wを揺動、或は振動させて容器内表面を接液処
理し、次に該金属容器Wを水溶液51より引き上げ、開
口部W、を下にして容器内部の水溶液を排出して表面処
理を終了するものてある。又’上記コンベアデイピング
方式は、第5図に示す如く処理液101が満たされた処
理槽100をライン中に設け、該処理槽100上方をコ
ンベア102のハンガー103・・・にて吊り下げられ
た被処理容器W・・・を前記処理液101中に浸漬、接
液処理・しつつ移動せしめ、最後に容器W・・・中に充
填された処理液を排出して表面処理を施すものである。
しかしながら、以上の両方式にては被処理容器を処理
液中に浸漬した場合、特に複雑な形状を有する容器にあ
つては、容器内部に空気溜り部が形成され、容器内部全
表面に亘つて処理液が接触せず、完全な表面処理を期待
することができない。又デイピング方式によれば、被処
理容器を揺動、振動せしめる装置が大型化、複雑化する
とともに、その処理能力が劣るという問題があり、他方
コンベアデイピング方式によれば、前述した作業方法か
ら明らかな如くその作業スペースが拡大化し、設備レイ
アウト上不利であるという問題がある。本発明者等は、
金属容器、特に自動二輪車用、或は自動車用燃料タンク
の如き箱形密閉容器の処理液による内面処理における上
記した問題に鑑み、これを有効に解決すべく本発明を成
したものである。
本発明の目的とする処は、被処理金属容器を水平軸周り
に回転動せしめ、該回転動による金属容器の上下変位、
重力等を利用して処理液の金属容器内部への注入、充填
及び容器内部からの排出を行わしめ、金属容器の一回転
でこれの内面処理が完全に行なえるとともに、処理作業
の簡易化、効率化を図り得る金属容器内面処理方法を提
供するにある。
又本発明の目的とする処は、水平軸周りに回動自在に支
持され、内部に処理液を空間部を残して注入して成る回
転体の外周に該回転体内部と連通する通孔を有し、被処
理金属容器をその内部が前記通孔を介して回転体内部と
連通すべく取付支持するための取付治具を複数個設ける
ことにより、上記方法を具体的に実施でき、しかも複数
の金属容器の内面処理を順次、連続的に実施し得る金属
容器内面処理装置を提供するにある。
以下にます本発明に係る内面処理装置の一実施例を添付
図面に基づいて説明し、次に本処理装置!に基づいて装
置の作用説明を含みながら本発明に係る処理方法の具体
的一実施例を説明する。
第1図は本処理装置の要部破断正面図、第2図は同側面
図、第3図は取付治具下部に設けられた弁機構を説明す
るための同治具下部破断側面図でくある。図中1は断面
正1?形の多角柱状に形成された内筒2及び外筒3で二
重構造に構成された回転体であり、該多角柱状の回転体
1内部中心には軸方向に回転軸4が貫通し、該回転軸4
外周から前記内筒2の多角内面2a・・・には夫々バイ
ブ材5・・・,6・・・が互いに平行に対を成して、且
つ回転軸4内部に形成された通孔7,8と内・外筒2,
3間に形成される空間部9を連通すべく放射状に固着さ
れ、これらバイブ材5・・・,6・・・にて内・外筒2
,3は回転軸4に対して支持されている。
斯る回転体1はその回転軸4の両端部4a,4bが支持
台10,10にて水平に支承され、回動)自在に支持さ
れており、該回転体1はモータ11にてモータ11と減
速機12間に張設されたベルト13、減速機12、減速
機12の回転軸端部に嵌着された小歯車14及びこの小
歯車14と噛合し、回転軸4に嵌着された大歯車15を
介して減・速、トルク増幅されつつ所定回転速度にて駆
動される。又回転体1の前記空間部9内にはリゾ酸塩水
溶液等の処理液16が空間部9の略中間高さ位置まで満
たされている。一方、回転体1外周の各多角面3a・・
・上には被処理容器W・・・を取付支持するための取付
治具17・・・がそれら下端部に形成されたシリンダ部
18・・・が回転体1内の前記空間部9内に臨む如くし
て固定されている。
該取付治具17の前記シリンダ部18内には第3図に示
す如くスライド弁19が嵌装され、これ19の側壁外周
には複数個の通孔20がシリンダ部内室18aと空間部
9とを連通すべく形成されており、該シリンダ部18上
方には回転体1外部とシリンダ部内室18aとを連通す
べく中央部に通孔21aを縦通してなる固定部21が一
体成形されている。又固定部21外周には容器固定用レ
バー22を枢着して成る支持部材23を嵌着しており、
該支持部材23の固定部21に形成された前記通孔21
a上方部には被処理容器Wの開口部W1外周を嵌合保持
するための円形溝23aが形成されている。尚上記レバ
ー22はスプリング等の弾発手段を介して常時反時計方
向に弾発付勢されている。24は内部に回転体1の空間
部9に注入した処理液16と同一処理液を満たした別設
タンクであり、該タンク24内部は液供給管25を介し
て、第2図に示す如く例えは回転体1の回転軸4内部に
形成された一方の通孔7に接続され、従つてタンク内部
と回転体1の空間部9とは連通している。
尚前記液供給管25のタンク24近傍には液ポンプ26
が介設されている。他方の通孔8は液回収管27に接続
せしめられ、該液回収管27端部27aはタンク24上
方に開口している。次に本処理装置による処理作業を説
明しながら、本装置の作用及び具体的処理方法例を説明
する。まず回転体1をモータ11にて反時計方向(図中
矢印方向)に回転させつつ、作業者はA位置にて被処理
容器Wをその開口部W1を取付治具17の円形溝23a
内に嵌合しつつ固定用レバー22にて取付治具17に順
次挟圧保持する。
尚取付治具17の下部シリンダ部18内に嵌装されたス
ライド弁19は、容器W取付とともに第3図の如き開状
態となり、容器内部と回転体1の空間部9とは通孔21
a,20・・・を介して互いに連通しており、容器W取
付前にはスライド弁19は閉状態、即ちスライド弁19
の上端部19aと取付治具17の固定部下端面21bと
が密着し、空間部9内に注入された処理液16の外部流
出を防止している。この時のスライド弁19の作動手段
は空気圧、油圧等を作動源とする任意のものが採用され
る。斯くしてA位置にて取付支持された1個の容器Wに
着目し、該容器Wがその1回転とともに如何にして内面
処理を施されるかを以下に述べる。
第1図は実際は多数(正確には12個)の容器W・・・
が回転体1に取付支持され、連続的にその内面処理が施
されている状態を示しているが、今説明の便宜上第1図
は1個の容器Wのその内面処理工程における各工程(各
時間)毎に位置関係を示しているものとして、この図に
基づいて説明する。A位置にて前述の如くして取付支持
された容器Wは、その反時計方向の回動とともに徐々に
下降し、略水平位置Bに達した時、取付治具17のシリ
ンダ部18は、回転体1内の空間部9に注入さ.れた処
理液16中への浸漬を開始し、更なる容器Wの回動に伴
つて容器W内へは処理液16が第3図に示す通孔20・
・・,21aを介して容器W内部の空気を排除しつつ注
入され、容器Wが真下Cに位置した時に容器W内へは処
理液16が充填さ、れ、容器内全表面が処理液16と接
触し、ここに完全なる内面処理が開始される。尚容器W
内から排出される前記空気は処理液16との比重の差異
に基づいて処理液16中を浮上し、空間部9の上半部9
aに溜まる。更なる回転により容器Wは上昇し、再び略
水平位置Dに達するまては容器W内へは処理液16が依
然充填されたままで、回転動に伴い内部の処理液16は
攪拌され、均一なる内面処理が施される。容器Wが前記
略水平位置(4)位置)を過ぎて上昇すると、取付治具
17のシリンダ部18は処理液16中から引き上げられ
、容器W内に充填されていた処理液は通孔21a,20
・・・を介して重力により自由落下して容器外に排こ出
され、これと同時に容器W内へは同通孔20・・・,2
1aを介して空気が充填される。斯くして容器Wが最上
位(E位置)に位置した時、容器W内の処理液は完全に
排出され、容器Wが再びAに位置した時、作業者により
該処理済容器が回転体1より取外され、ここに容器Wの
1回転でもつてこれの内面処理が極めて容易、且つ完全
に終了する。実際は第1図に示す如く回転体1の外周に
多数の容器W・・・を取付支持してこれらW・・・を回
転せしめることにより、作業者は前述の如くして内面処
理された容器WをA位置にて取外すと同時に、末処理容
器を取付支持することにより、内面処理作業を連続的に
行うことができ、これの作業能率を大幅に向上せしめる
ことができる。
尚回転体1内の処理液16の補充、濃度の制御、交換等
は第1図及び第2図に示す如く、液ポンプ26を駆動し
て処理液16の回転体1の空間部9と別設タンク24間
の循環を図ることにより行われる。
又スライド弁19の開閉制御により容器内に充填された
処理液の排出時期を処理液16の回転体1内の液位に無
関係に任意に設定することもできる。最後に本処理方法
の原理を要約すると次の如くである。
即ち(1)容器の回転動による容器開口部の姿勢変化、
該容器の上下変位、該上下変位に基づく処理液の重力に
よる注入、充填及び自由落下による排出。
(2)処理液の流動性を利用した回転体の回転動に無関
係な液位の一定保持。
(3)空気と処理液間の比重の差異に基づく空気の容器
外排出と処理液の容器内への注入、充填。
尚以上の処理方法は、本発明の一実施例を同じく本発明
の一実施例である具体的な処理装置に基づく処理作業に
おいて述べたに過ぎず、前掲の原理に基づくものであれ
ばこれに限つたことはなく任意である。以上の説明から
明らかな如く、本発明方法によれは、被処理容器を水平
軸周りに回転せしめ、該回転動による容器の上下変位動
、重力等を利用して処理液の容器内部への注入、充填及
び容器内部からの排出を行わしめ、容器の一回転でこれ
の内面処理を行うようにしたため、容器内全表面が処理
液に接触し、極めて完全、且つ確実な内面処理が実施で
きるとともに、処理作業の簡易化、効率化等を図ること
ができる。
又本発明装置によれば、水平軸周りに回転する回転体外
周に複数個の容器を取付支持し、回転体の回動により容
器の内面処理作業が順次に、連続して行える構成とした
ため、上記方法を具体的に実施できるとともに、処理作
業の効率化、装置設置スペースの縮小化、処理能力の大
幅向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は内面処
理装置の要部破断正面図、第2図は同側面図、第3図は
取付治具下部の拡大破断側面図、第4図及び第5図は従
来の処理作業を説明するための図である。 尚図面中1は回転体、11はモータ、12は減速機、1
6は処理液、17は取付治具、18は取付治具シリンダ
部、19はスライド弁、24は別設タンク、25は液供
給管、26は液ポンプ、27は液回収管、A,B,C,
D,Eは容器の各処理工程における関係位置、Wは被処
理容器を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転体の内部に空間部を残して処理液を満たすとと
    もに、被処理金属容器をその内部が回転体の内部と連通
    するように回転体の外周に取付け、この状態で回転体を
    水平軸周りに回転させ、回転体内部の処理液の液面より
    も下方位置まで被処理金属容器が回転した際に回転体内
    部の処理液を自重によつて被処理金属容器内に注入充填
    せしめ、回転体内部の処理液の液面よりも上方位置まで
    被処理金属容器が回転した際に被処理金属容器内の処理
    液を回転体内部に自重により排出するようにしたことを
    特徴とする金属容器内面処理方法。 2 水平軸周りに回動自在に支持され、内部に処理液を
    空間部を残して注入して成る回転体の外周に該回転体内
    部と連通する通孔を有し、被処理金属容器をその内部が
    前記通孔を介して回転体内部に連通すべく取付支持する
    ための取付治具を複数個設けたことを特徴とする金属容
    器内面処理装置。
JP1856281A 1981-02-10 1981-02-10 金属容器内面処理方法及び装置 Expired JPS6041711B2 (ja)

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JPS57134570A JPS57134570A (en) 1982-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL1014629C2 (nl) * 2000-03-13 2001-09-14 Inventum B V Inrichting voor het chemisch behandelen van een oppervlak.
WO2008056571A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Panasonic Corporation Dispositif et procédé de mise en place de particules
CN113231247A (zh) * 2021-05-19 2021-08-10 蔡玉兰 一种高聚物鞋楦及其加工工艺

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