JPS604135B2 - 高純度酸化鉄の製法 - Google Patents

高純度酸化鉄の製法

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JPS604135B2
JPS604135B2 JP11003881A JP11003881A JPS604135B2 JP S604135 B2 JPS604135 B2 JP S604135B2 JP 11003881 A JP11003881 A JP 11003881A JP 11003881 A JP11003881 A JP 11003881A JP S604135 B2 JPS604135 B2 JP S604135B2
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iron oxide
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aqueous solution
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彭夫 渡辺
山治 西村
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NISHIMURA WATANABE CHUSHUTSU KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高純度酸化鉄の製法に関する。
従来、高純度の酸化鉄を得る方法として、高純度の硫酸
鉄及び塩化鉄あるいは金属鉄を酸素気流中で加熱するこ
とにより得られている。
しかし工業的に大量生産している例はない。それは高純
度酸化鉄を多量に生産することが工業的規模では経済性
がないことが大きい原因であると考えられる。本発明者
らはFeイオン含有水溶液から有機溶媒によりFeイオ
ンを抽出し、このFeイオンをHF、NH4F2または
NH4F含有水溶液によりフッ化鉄アンモンまたはフッ
化鉄として剥離し、得られたフッ素含有鉄化合物を加熱
分解することによって経済的に高純度の酸化鉄が得られ
ることを見出した。
本発明で製造する高純度酸化鉄の粒子の大きさは加熱分
解前のフッ化鉄アンモニウム及びフッ化鉄の結晶の大き
さにより決定されるので、粒子を均一化できることや大
きさを調節するのが自由にできる利点がある。
また、任意の水溶液に含有するFeイオンをも利用でき
るので、原料を特に制限する必要なく、むしろ、廃酸の
中よりFeイオンを除去することにより、廃酸回収の利
益も加味されるので経済性が向上する利点がある。
あるいは非鉄金属精錬の除鉄工程から、あるいはスラツ
ジやスラツグの再処理工程からも原料を求めることがで
きる。これらは溶媒抽出法による精製とフッ化鉄アンモ
ニウムおよびフツ化鉄の結晶を再結晶をくり返すことに
より更に純度を高めることができるためである。本発明
はアルキル燐酸、アルキルまたはアリールジチオ燐酸、
カルポン酸およびヒドロキシオキシムの各群よりなる群
より1種または2種以上が選択される有機抽出剤を石油
系炭化水素で希釈してなる有機溶媒にFeイオンを抽出
させ、次に該有機溶媒をHF、NH4HF2、N伍Fよ
り選ばれた1種以上を水溶液に含有する剥離剤と接触さ
せることにより次式に示すように、フツ化鉄アンモニウ
ムまたはフッ化鉄を生成させ、次にこれを炉別後、酸素
含有気流中で加熱することに酸化鉄に変えることからな
る。
R3Fe十乳『三3RH+FeF3↓ R3Fe十刈比HF,こ派日十(NH)3FeF6↓R
3Fe+洲はF工級N比+(NH4)3FeF6↓(式
中R・日はH型抽出剤、R・NH4はNH4塩型抽出剤
を示す)フッ化鉄アンモニウムは上式に示す他に (N凡)2FeF5もあり本発明に云うフッ化鉄アンモ
ニウムは剥離剤中のNH8とHFの混入状況により異つ
た化学種あるいはフッ化鉄との混合した結晶をも含むも
のであることを理解されたい。
有機溶媒中のFeイオンを剥離するために使用する剥離
剤の濃度は、HFが単独の場合は40夕/そ以上のHF
濃度で、FeF3溶解度の4・さし、領域のものが好適
である。
NH4HF2が単独の場合には40タ′そ以上が好適で
NH4Fが単独の場合には30タ′そ以上の水溶液が用
いられる。温度は剥離の絶対条件となり得ない。本発明
で使用する有機溶媒に抽出せしめたFeイオンはFeイ
オンを含有するHC1、比S04、HN03、CH3C
OO日、またはHN03十HF含有する水溶液に、アル
キル燐酸、アルキルまたはアリールジチオ燐酸、カルボ
ン酸およびヒドロキシオキシムの各群よりなる群から1
種または2種以上を選択した有機抽出剤を石油系炭化水
素希釈剤で希釈した有機溶媒を接触させることにより得
ることができる。
Feイオンを抽出する水溶液の条件はPH7以上よりp
HO以下の強酸領域までと抽出条件の範囲は広い。特に
強酸領域から抽出する場合にはFeイオン以外に抽出で
きる重金属イオンが極めて少し・ことから、高純度の酸
化鉄を得るのに好適である。勿論斑2〜7の領域で抽出
したFeイオンは純度が低下すると云うことではない。
それは有機溶媒中のFeイオンを剥離する前に洗浄操作
をくり返すことにより精製できるからであり、またHF
やN日日F2およびNH4Fで剥離して水相に移行せし
めてから結晶の溶解と析出とをくり返すことによっても
純度を向上させることが特に結晶の成長速度の早いフツ
化鉄アンモニウムでは顕著である。次にフッ化鉄または
フッ化鉄アンモニウムを水または酸素含有気流中で加熱
することにより次式に示すように酸化鉄が得られる。
(肌)3FeF6十や2:州日4日十犯↑十1′がe2
03(岬)3FeF6十岬20こ柵4F↑+畑↑十1′
がe203FeF3十や2小川畑304FeF3十が2
0こ細↑+1/波e203上式はその一例を示すもので
本発明の酸化鉄は上記の化学種に限定されるものではな
いことを理解されたい。
本発明においてFeイオンの抽出に利用される有機抽出
剤を次に示す。
アルキル燐酸の群は下記の■〜【FI‘こ示す化合物の
中より選択される:(式中のRは一般に4〜14個の炭
素原子を含むアルキル基である)実施例に示すD妃HP
A(ジー2−エチルヘキシル燐酸)は風の群に属し、ア
ルキル基はC8日,7のものを云う。
本発明で使用するアルキルジチオ燐酸またはアリールジ
チオ燐酸の群は下記の式で表わされる化合物を挙げるこ
とができる:(式中Rは一般に4〜18個の炭素原子の
アルキル基またはアリール基である)後記の実施例に示
すD2EHPDTA(ジー2−エチルヘキシルージチオ
燐酸)はアルキル基がC8日,7のものを云う。
本発明で使用されるカルボン酸系の抽出剤の群は下記の
式で表わされる化合物を挙げることができる:(式中R
は一般に4〜1針固の炭素原子を有するアルキル基であ
る)実施例に示すバーサティック−10(V−10)は
シェル化学欄の商品名で凶の群に属し、アルキル基の炭
素数が9〜11のものを云う。
次に本発明で使用するヒド。
キシオキシムは次に示す化合物を挙げることができる:
(式中R=日、C舷、 または 、X=CI、日である) これに類似するヒドロキシオキシムは当然使用すること
ができる。
実施例で示すSME−529はシェル化学■の商品名で
R=Cはのものを云う。
次に本発明で使用される石油系炭化水素希釈剤は芳香族
系、脂肪族系あるいはこれらの混合品が使用される。
またケロシンの如き雑多な炭化水素の混合品もよく使用
される。有機溶媒中の抽出剤の濃度はFeイオンの含有
濃度、被処理液のアニオンの種類、濃度、抽出するFe
イオン以外の重金属の種類や濃度によっても決定される
が、一般に2〜90%(体積)の範囲である。
本発明の原料である有機溶媒に抽出されたFeイオンを
得るのには、非鉄金属湿式製錬のFeイオン除去工程か
ら、あるいは金属原料、金属製品の表面処理工程から排
出される廃液の中からなど、各種の資源回収プロセスの
課程から対象となる任意の水溶液に、アルキル燐酸、ア
ルキルあるいはアリールジチオ燐酸、カルボン酸、およ
びヒドロキシオキシムの各群よりなる群から1種または
2種以上が選択される石油系炭化水素にて希釈してなる
有機溶媒を接触して製造することができる。
以下に本発明の詳細を添付図に基き具体的に説明するが
、本発明は、これに限定されるものではない。
第1図のフローシートに示すように、有機溶媒中に抽出
されたFeイオンより高純度の酸化鉄を得る参考一例を
示すものである。
Feイオンを含む有機溶媒Aを剥離工程日でN比HF2
、HF、N比Fを含有する剥離剤Bと接触させ、次に分
離工程Cでフッ化鉄またはフツ化鉄アンモニウムをとり
出し、加熱分解工程Eで水(日20)含有気流中または
酸素含有気流中で加熱すると酸化鉄Fが得られる。
加熱工程で発生したフッ素、NH4F等は吸収工程Dで
吸収させ、剥離液Bとして再使用する。第2図に示すフ
ローシートは任意の水溶液に含有するFeイオンより高
純度酸化鉄を製造する一例を示すものである。
Feイオンを含有する任意の水溶液Jを抽出工程Kに導
き、有機溶媒Aと後触させることによりFeイオンを有
機相へ抽出する。次に剥離工程日で有機溶媒Aと剥離液
Bと接触させることにFeイオンを剥離し、分離工程C
にて生成したフッ化鉄アンモニウムまたはフッ化鉄を炉
過分雛する。分離されたフッ化鉄アンモニウム又はフッ
化鉄は加熱分解工程日こ導き、水または酸素を含有する
気流中で加熱することにより次式に示すように酸化鉄F
を得る。発生したガスF、NはFは吸収工程○で剥離液
を再生させる。(岬)3FeF6十・評20鮒肌日細F
↑+1帆203FeF3十1評2:犯↑十1′がe20
3分解の際に発生したN比F、HF、F、ガスGは水で
吸収し、再び有機相のFeイオンを剥離するために利用
できる。
第3図はフッ化鉄アンモニウムの酸素含有気流中におけ
る加熱分解曲線を示すグラフである。
第4図は剥離剤に含有するN日日F2量と1回の接触に
よるFe剥離率を示すグラフである。また本発明を実施
した場合次のような利点がある。(1’高純度酸化鉄が
容易に得られるので電子材料と広く利用することが可能
となる。
(2) 非鉄金属の湿式精錬で除鉄工程が経済的に行え
ること、その上共存する他の金属の損失が抑制され回収
率が向上する。
(3} 鉄を含有し、かつ有価金属を含む産業廃棄物の
処理に利用できるので経済的なりサイクルが可能となる
■ 金属材料、金属製品の表面処理に利用された.※廃
酸の回収に利用すれば酸洗工程の管理が容易になり、且
つ酸のiiサイクリングが経済的に可能となる。
以下に実施例を掲げて本発明を具体的に説明する。
実施例 1 鉄イオンを含有する無機酸より30%D2EHPA(抽
出剤)十70%ィソパラフィン(希釈剤)からなる有機
溶媒に抽出されたFeイオンを100タ′〆N比HF2
含有液と接触させて沈殿したフッ化鉄アンモニウムを炉
別し、これをインプロピルアルコール、エタノール〜ァ
セトンの順で洗浄した後、110CCで1時間乾燥後デ
シケ−夕‐内で放冷した。
これをHCIで溶解後、Fe「 F「NH4を分析しL
下記の結果を得た(モル比で表わす)Fe FF
NH4 日20 1 5.72 2.68 0.881
:6三3 1Feへの分解は下記の式によるものと推
定されるが、これに限定されるものではない。
(岬)3FeF6‐日20十す2小皿十細F+日20十
Feなお本例で、抽出剤がD2EHPAであったが、他
の抽出剤を含む有機溶媒にFeを抽出せしめてN比HF
2含有液にて剥離して(N比)3FeF6を得た例を次
の第1表に示す。
剥離条件は次の通りである: 剥離剤100夕/そN日日F2 温度 28.5℃接触
時間 10分間 0/A=1.0(但し0/A=有機溶
媒相/剥離水相体積比)第1表表中 OPPA(ォクチ
Iレフェニール燐酸) V−10(バーサティック−1
0)D2EHPDTA(ジ−2−ェチIレ、キシルージ
チオ燐酸)D28HPA(ジ−2−ェチ1レヘキシ,I
レ燐酸)SME−529(シェル化学商品名ヒドoキシ
オキシム)これらの操作で得た沈殿が、フツ化鉄アンモ
ニウムであることが、分析により確認された。
第4図に示すようにフツ化鉄アンモニウムはNH4HF
2濃度により溶解度が変化するので、有機相より剥離さ
れたFeの全量がフッ化鉄アンモニウムの沈殿となるも
のではない。次にフッ化鉄アンモニウム〔(N比)3F
eF6〕100の9を酸素含有気流(空気)中で徐々に
温度を上昇させ熱分解曲線を調べた。
添付第3図に得られた重量変化状況を示す。温度上昇速
度は7℃/分である。600午0までの昇温テストから
酸化鉄が定量的に得られた。
またFe2Qの純度99.999%以上であることが確
認された。第3図で判るように約180〜230qoで
分解がおこり、フッ鉄となり、280oo〜32000
で再び分解し、酸化鉄となるのが350〜450qC前
後である。
施例 2有機溶媒中のFeイオンをHFのみ含有する水
溶液と接触させることにより水相に次式に示す如くFe
イオンを移行させることができる。
R3Fe+*FニaRH+FeF3↓ 水相に移ったFeイオンをFeF3の沈殿とするには、
HF濃度を40タ′〆以上にすることが好適である。
本例で使用したFeF3は下記の要領で造られたもので
ある。
抽出剤D2EHPAとV−10およびD2EHPDTA
をィソパラフィンで希釈して、それぞれの抽出剤濃度が
、30%(容積)とした有機溶媒にFe3十イオンを抽
出させたものを、剥離液のHF濃度を50汐′夕、75
タ′夕、100好′夕として○ノA=1.0として10
分間接触させた時の有機相に残留したFeイオン濃度と
剥離率を第2表に示す。
第2表 またFeF3を別法として、Feを含有する原料をHF
含有液にて溶解後酸化して白色沈殿を得ることが出来た
分析結果からFeF3・nQOと判明したように、Fe
F3や(N比)3FeF6を得るには溶媒抽出法に限定
するものではない。得られたフッ化鉄を酸素含有気流中
または水を含有する気流中で加熱したところ250〜2
80q0付近から分解が起り60000までの昇温の間
で反応は終了した。くり返しテストでは40000前後
で分解が完了することが確認された。分解は次式のよう
に行われると考えられる。
得られる酸化鉄の形は次式に限定されない。FeF3十
や2が↑十1′がe203 M3十1巽oご綱?十1脚e203 ※参考例 次に示す水相よりFeイオンの各種の抽出剤を使用して
抽出テストをした結果を第3表に示す。
〔抽出条件〕初期 水相Fe濃度は18.1〜18.4
夕/ク接触時間 1暁ふ間 接触時間は抽出量に対して
影響は大きい。
温度 28.5oo 接触比 ○/A=1.0第3表表
は接触1回によって有機相へ抽出されたFeイオンの量
と抽出率を示す。
有機相に抽出されたFeは前記した実施例1または2の
方法によって有機相より水相へFeイオンを剥離し「得
られたフッ化鉄アンモニウムおよびフッ化鉄を酸素また
は水を含有する気流中で加熱分解することにより酸化鉄
が得られる。
本発明方法は、任意のFeイオンを含有水溶液に、アル
キル燐酸、アルキルまたはアリールジチオ燐酸、カルボ
ン酸及びヒドロキシオキシムの各群よりなる群から1種
または2種以上が選択された有機抽出剤を石油系炭化水
素希釈剤で希釈された有機溶媒を接触させ、水相よりF
eイオンを抽出する。
次に該有機溶媒をHF、NH4HF2、NH4Fの中よ
り1種以上を含有する水溶液と接触させることにより、
Feイオンを水相に移行せしめ、得られたフッ化鉄また
はフッ化鉄アンモニウムを酸素または水を含有する気流
中で加熱することにより、酸化鉄を製造する。分解の際
に発生するN日F、HF、NH3〜 Fガスを水で吸収
して「 この吸収液は有機相中のFeイオンを剥離する
ために循環使用する。
このようにして、HF、NH4F、NH4HF2が循環
するので、有機相のFeイオンを剥離するために使用す
る薬品使用量が少〈てすむこと、剥離剤の水収支が制御
できることが、Feイオンを、金属鉄や酸化鉄としてと
り出す費用を軽減させ、経済性あるプロセスとして成り
たつ大きな因子である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフローシートを示す図、第2図はFe
イオン含有水溶液からFeイオンを抽出する工程を含め
た本発明方法を実施するための参考フローシ−ト図、第
3図はフッ化鉄アンモニウムの熱分解曲線を示すグラフ
、第4図は有機溶媒からNH4HFにより鉄イオンの剥
離率を示すグラフである。 図中A・・…・有機溶媒(Feイオン含有)、B…・・
・剥離液、C・・・…分離工程「D・・…・吸収工程、
E・…・・加熱工程、F・・…・酸化鉄。 鰐ー図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Feイオン含有水溶液をアルキル燐酸、アルキルジ
    チオ燐酸、アリールジチオ燐酸、カルボン酸およびヒド
    ロキシオキシムの各群からなる群から選ばれた1種また
    は2種以上の抽出剤を石油系炭化水素で希釈してなる有
    機溶媒と接触させて該有機溶媒にFeイオンを抽出せし
    め、該有機溶媒をHF、NH_4HF_2、NH_4F
    からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有する
    水溶液と接触させることにより有機相よりFeイオンを
    水相へ剥離して生成したフツ化鉄アンモニウムまたはフ
    ツ化鉄を水または酸素含有気流中で加熱することにより
    酸化鉄に変えることを特徴とする酸化鉄の製法。 2 Feイオン含有水溶液としてFeイオンを含有する
    HCl、H_2SO_4、HNO_3、CH_6COO
    HまたはHNO_3+HFを含有する水溶液を使用する
    特許請求の範囲第1項記載の酸化鉄の製法。
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