JPS6041212B2 - ディ−ゼル機関燃焼室の清掃方法 - Google Patents
ディ−ゼル機関燃焼室の清掃方法Info
- Publication number
- JPS6041212B2 JPS6041212B2 JP4947480A JP4947480A JPS6041212B2 JP S6041212 B2 JPS6041212 B2 JP S6041212B2 JP 4947480 A JP4947480 A JP 4947480A JP 4947480 A JP4947480 A JP 4947480A JP S6041212 B2 JPS6041212 B2 JP S6041212B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- valve
- engine
- cleaning
- air
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B77/00—Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
- F02B77/04—Cleaning of, preventing corrosion or erosion in, or preventing unwanted deposits in, combustion engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は4サイクルディーゼル機関燃焼室の清掃方法に
関するものである。
関するものである。
ディーゼル機関燃焼室内の汚れが燃焼室部材、特に排気
弁の耐久性を阻害するために、その汚れを減少させるた
めの研究が実施されているが、一般には数100餌時間
の間隔で定期的に機関を開放し清掃している。
弁の耐久性を阻害するために、その汚れを減少させるた
めの研究が実施されているが、一般には数100餌時間
の間隔で定期的に機関を開放し清掃している。
第1図は通常用いられているディーゼル機関の起動シテ
ムの概略である。すなわち起動ハンドル1とクランク藤
2またはカム軸3に連係された起動空気瞥制弁4を介し
て、起動空気槽(20〜30k9f′の)5から送り込
まれた高圧空気6が起動弁7から燃焼室8に注入される
ことによってピストン9を下方に押しさげ、クランクに
回転力を与えて始動し、一定以上の回転数に達すると操
縦ハンドル10とクランク軸2またはカム軸3に連係さ
れた燃料ポンプ11から送り込まれた燃料12が燃料噴
射弁13を介して燃焼室8に噴射され、着火運転に入り
起動を完了する。14は燃料タンクを示す。
ムの概略である。すなわち起動ハンドル1とクランク藤
2またはカム軸3に連係された起動空気瞥制弁4を介し
て、起動空気槽(20〜30k9f′の)5から送り込
まれた高圧空気6が起動弁7から燃焼室8に注入される
ことによってピストン9を下方に押しさげ、クランクに
回転力を与えて始動し、一定以上の回転数に達すると操
縦ハンドル10とクランク軸2またはカム軸3に連係さ
れた燃料ポンプ11から送り込まれた燃料12が燃料噴
射弁13を介して燃焼室8に噴射され、着火運転に入り
起動を完了する。14は燃料タンクを示す。
第2図は四サイクル機関におけるガス交換過程における
燃焼室8内の圧力線図で、凶は排気弁閥の排気工程、‘
B’‘ま吸入弁開の吸込行程、【C}は排気弁、吸入弁
関のオーバラップ期間、(TDC)はピストン上死点、
(BDC)はピストン下死点を示す。また第3図はピス
トン上死点(TDC)におけるピストン9、吸入弁15
、排気弁16の関係を示すが、ピストン上死点(TDC
)近辺における燃焼室8内の圧力は2〜3k9f/ので
、オーバラツプ期間(C’は吸入弁15が開いて空気1
7が流入すると共に、排気弁16が開いて燃焼ガス18
が排出される。
燃焼室8内の圧力線図で、凶は排気弁閥の排気工程、‘
B’‘ま吸入弁開の吸込行程、【C}は排気弁、吸入弁
関のオーバラップ期間、(TDC)はピストン上死点、
(BDC)はピストン下死点を示す。また第3図はピス
トン上死点(TDC)におけるピストン9、吸入弁15
、排気弁16の関係を示すが、ピストン上死点(TDC
)近辺における燃焼室8内の圧力は2〜3k9f/ので
、オーバラツプ期間(C’は吸入弁15が開いて空気1
7が流入すると共に、排気弁16が開いて燃焼ガス18
が排出される。
このような従釆方式によると清浄を行なうたびに機関を
停止して解放しなければならず、稼動率が低下すること
になる。そこで本発明は、燃糠室の汚れに対する清掃を
、初期の段階で機関を停止させることなく行なえ、燃焼
室部材の耐久性を向上させると共に定期開放間隔を延長
し機関の稼動率を向上させ得るディーゼル機関燃隣室の
清掃方法を提供するもので、以下その一実施例を第4図
〜第6図に基づいて説明する。
停止して解放しなければならず、稼動率が低下すること
になる。そこで本発明は、燃糠室の汚れに対する清掃を
、初期の段階で機関を停止させることなく行なえ、燃焼
室部材の耐久性を向上させると共に定期開放間隔を延長
し機関の稼動率を向上させ得るディーゼル機関燃隣室の
清掃方法を提供するもので、以下その一実施例を第4図
〜第6図に基づいて説明する。
本発明では第4図に示すすように、起動空気槽5の高圧
空気6を別途設定した清掃空気管制弁19を介して起動
弁7へ至らしめ、この起動弁7から高圧空気(20〜3
0k9f/地)6を、排気弁16が開くことにより室内
圧力が(2〜3k9f′の)のピストン上死点(TDC
)近辺で燃焼室8内に噴射させ、その空気ジェットで燃
焼室部材表面に付着した汚れを吹飛ばし、燃焼ガス(排
気ガス)18とともに排気弁16から排出させるもので
ある。
空気6を別途設定した清掃空気管制弁19を介して起動
弁7へ至らしめ、この起動弁7から高圧空気(20〜3
0k9f/地)6を、排気弁16が開くことにより室内
圧力が(2〜3k9f′の)のピストン上死点(TDC
)近辺で燃焼室8内に噴射させ、その空気ジェットで燃
焼室部材表面に付着した汚れを吹飛ばし、燃焼ガス(排
気ガス)18とともに排気弁16から排出させるもので
ある。
ここで具体的に述べると、第4図において起動空気槽5
から導びかれた高圧空気6を、第5図に示す排気カム錫
程の後半に設臆された清掃空気用カム2川こ連係した清
掃空気管制弁19を介し起動弁7から燃焼室8内に噴出
させる。22は排気カムを示す。
から導びかれた高圧空気6を、第5図に示す排気カム錫
程の後半に設臆された清掃空気用カム2川こ連係した清
掃空気管制弁19を介し起動弁7から燃焼室8内に噴出
させる。22は排気カムを示す。
その時期は第6図に示すように排気弁16の閑中とし、
該排気弁16が閉じる前に噴出は停止され、ここでDは
清掃空気投入期間を示す。なお清掃空気用カム20はカ
ム軸3に取付けられ、そして清掃空気指令21によって
清掃空気管制弁19を作動させるが÷ これはカム形式
以外のものを使用してもよい。一方、この清掃用空気の
噴出は機関の運転中に行なうが、機関の毎サイクル、全
シリンダに対して同時に行なうのではなく、一定期間(
例えば1日)毎に1シリンダづつ行ない、機関出力に影
響をおよぼさないようにする。なお清掃空気の噴出を全
シリンダ同時に行なわない理由、前述したように機関出
力に影響を及ぼさないためと、起動空気槽5の空気圧力
を常に一定に保つ(1シリンダの清掃に費し空気のコン
ブレッサによる補充は短時間で完了する。)ためである
。また高圧空気6の噴出を排気弁16の閉前に完了させ
るのは、吹飛された汚れを排出するためと、排気弁16
の弁座にそれら汚れをかみ込ませないためである。なお
高圧空気6の噴出による燃焼室内圧力の変化は、噴出時
のシンダ内圧力が低いことと排気弁16が開いているの
で少ない。清掃空気管制弁19を新設せずに、現在の起
動空気管制弁4を改造してもよい。またこれら弁19,
4は機械的または鰭気的に制御するものである。以上述
べたように本発明によると、排気弁が開いているピスト
ン上死点への到る前で起動空気槽の高圧空気を燃焼室内
に噴射させることによって、その空気ジェットで燃焼室
部材表面に付着した汚れを吹飛ばして燃焼ガスとともに
排出することができ、以って部材の耐久性を向上できる
と共に、機関を停止させることなく清掃できて稼動率を
向上できる。
該排気弁16が閉じる前に噴出は停止され、ここでDは
清掃空気投入期間を示す。なお清掃空気用カム20はカ
ム軸3に取付けられ、そして清掃空気指令21によって
清掃空気管制弁19を作動させるが÷ これはカム形式
以外のものを使用してもよい。一方、この清掃用空気の
噴出は機関の運転中に行なうが、機関の毎サイクル、全
シリンダに対して同時に行なうのではなく、一定期間(
例えば1日)毎に1シリンダづつ行ない、機関出力に影
響をおよぼさないようにする。なお清掃空気の噴出を全
シリンダ同時に行なわない理由、前述したように機関出
力に影響を及ぼさないためと、起動空気槽5の空気圧力
を常に一定に保つ(1シリンダの清掃に費し空気のコン
ブレッサによる補充は短時間で完了する。)ためである
。また高圧空気6の噴出を排気弁16の閉前に完了させ
るのは、吹飛された汚れを排出するためと、排気弁16
の弁座にそれら汚れをかみ込ませないためである。なお
高圧空気6の噴出による燃焼室内圧力の変化は、噴出時
のシンダ内圧力が低いことと排気弁16が開いているの
で少ない。清掃空気管制弁19を新設せずに、現在の起
動空気管制弁4を改造してもよい。またこれら弁19,
4は機械的または鰭気的に制御するものである。以上述
べたように本発明によると、排気弁が開いているピスト
ン上死点への到る前で起動空気槽の高圧空気を燃焼室内
に噴射させることによって、その空気ジェットで燃焼室
部材表面に付着した汚れを吹飛ばして燃焼ガスとともに
排出することができ、以って部材の耐久性を向上できる
と共に、機関を停止させることなく清掃できて稼動率を
向上できる。
更に、その清掃は1シリンダごとに行なわれるので、機
関の出力にはほとんど影響を及ぼすことはない。
関の出力にはほとんど影響を及ぼすことはない。
第1図は通常用いられている機関の起動システム図、第
2図は四サイクル機関におけるガス交換過程における燃
焼室内の圧力線図、第3図はピストン上死点における要
部説明図、第4図〜第6図は本発明の一実施例を示し、
第4図は起動システム図、第5図は要部の説明図、第6
図はタイミング図である。 3・・・カム鞠、4・・・起動空気管制弁、5・・・起
動空気槽、7…起動弁、8・・・燃焼室、9・・・ピス
トン、16・・・排気弁、18…燃焼ガス、(TDC)
・・・ピストン上死点、19・・・清掃空気管制弁、2
1・・・清掃空気指令、E・・・清掃空気投入期間。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 第6図
2図は四サイクル機関におけるガス交換過程における燃
焼室内の圧力線図、第3図はピストン上死点における要
部説明図、第4図〜第6図は本発明の一実施例を示し、
第4図は起動システム図、第5図は要部の説明図、第6
図はタイミング図である。 3・・・カム鞠、4・・・起動空気管制弁、5・・・起
動空気槽、7…起動弁、8・・・燃焼室、9・・・ピス
トン、16・・・排気弁、18…燃焼ガス、(TDC)
・・・ピストン上死点、19・・・清掃空気管制弁、2
1・・・清掃空気指令、E・・・清掃空気投入期間。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1 機関起動弁と起動空気槽との間に、清掃空気管制弁
が介在された高圧空気管が新設された4サイクルデイー
ゼル機関において、機関の運転中一定期間毎に1シンダ
づつ、前記清掃空気管制弁を、排気行程でピストンが上
死点に到る前に開弁させると共に排気弁が閉塞する前に
閉弁させて、起動用高圧空気を燃焼室部材表面に吹きつ
け、部材表面に堆積している燃焼残渣を排ガスと共に機
関外に排出することを特徴とするデイーゼル機関燃焼室
の清掃方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4947480A JPS6041212B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | ディ−ゼル機関燃焼室の清掃方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4947480A JPS6041212B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | ディ−ゼル機関燃焼室の清掃方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56146017A JPS56146017A (en) | 1981-11-13 |
JPS6041212B2 true JPS6041212B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=12832143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4947480A Expired JPS6041212B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | ディ−ゼル機関燃焼室の清掃方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041212B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793631A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Internal combustion engine |
JPS58158306A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-20 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | デイ−ゼル機関の制御弁 |
KR19990059933A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 정몽규 | 내연기관의 배기가스 저감장치 및 그 제어방법 |
-
1980
- 1980-04-14 JP JP4947480A patent/JPS6041212B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56146017A (en) | 1981-11-13 |
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