JPS6041163B2 - 舗装用瀝青乳剤混合物の散布装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、礎青乳剤、骨材、フイラーなどの舗装材料を
鷹浮浪合した流動性のある舗装用鰹青乳剤混合物を散布
するための散布装置に関するものである。

従釆、既設の経青質舗装の維持修繕工法として、骨材（
粒径５肋以下「主として織骨村）、フィラーなどと、綬
青乳剤とのスラリー状混合物を薄層に敷きならし、薄層
の盤青舗装を形成する工法（通常スラリーシール工法と
呼ばれる）が実用されている。

この工法では、轟音乳剤、骨材、フィラーなどの舗装材
料を混合用ミキサにおいて混合し舗装用歴青乳剤混合物
を造り、その舗装用歴青乳剤混合物を路面に供給してゴ
ムレーキなどで路面に敷きならす方法、或はその舗装用
経育乳剤混合物を路面上に配置したスプレッダーボツク
スに供給し、そのスプレツダーポックスにより路面に敷
きならす方法などが取られているが、これらの敷きなら
し工法は、何れも手作業が多く、その作業に手数を要す
るうえ、均一に仕上げるのに熟練を必要とする。

特に、路面上に骨村がとび出ていて凹凸のある路面の場
合には、均一に敷きならすことができない。また、路面
が平滑であっても、舗装用燈青乳剤混合物の中にやや粒
径の大きい骨材が一つでもはいっていると、その骨材を
引きずってすじが出釆るなど、均一に仕上げることがむ
づかしいなどの欠点を持っている。本発明の目的は、こ
れらの欠点を除去するものであって、溝青乳剤、骨材、
フィラ−などの舗装材料を混合するミキサとして、櫨洋
装層を具備した密閉型の浪合用タンクを用い、この混合
用タンクをそのまま利用し、その混合用タンクに空気加
圧装置を設けて、加圧空気により混合された舗装用歴青
乳剤混合物を路面に対し、直接均一に散布できるように
した舗装用騒音乳剤混合物の散布装置を提供するもので
ある。

また、本発明の他の目的とするところは、舗装用経青乳
剤混合物を混合する混合用タンクに空気加圧袋魔を設け
て、混合用タンクを加圧式とすることにより、舗装用髭
青乳剤混合物を混合しながら加圧できるので、均一な舗
装用燈育乳剤混合物を散布できると共に「加圧散布であ
ることから、路面が凹凸面であっても均一に散布敷きな
らしができ、接着も良好であり、さらには、加圧散布で
あることから、装置内に舗装用轟音乳剤混合物を停留す
ることなく全て散布することができ、使用後の手入れも
極めて簡単である舗装用轟音乳剤混合物の散布装置を提
供するものである。

更に、本発明の他の目的とするところはト散布ノズルの
取付位置を左右、上下調節自在とすることにより、その
散布ノズルの左右配列幅を調節することによって〜舗装
用鍵青乳剤混合物の散布幅を自由に選択することができ
ると共に、散布ノズルの左右配列間隔を調節し、上下の
設置高さを調節し「更には散布装置の移行速度を調節す
ることによって、舗装用鰹青乳剤混合物の散布厚さを自
由に選択することのできる舗装用瀦青乳剤混合物の散布
装置を提供するものである。

即ち本発明は「穣青乳剤、骨材「 フィラーなどを混合
する凝梓装置を具備した舗装用瀦青乳剤混合物の混合用
タンクを密閉型に形成し、その混合用タンク内を加圧す
る空気加圧装置を設けると共に、混合用タンクの排出口
に排出管を介してスプレーバーを連結し、そのスプレー
バ−に開閉バルブを有する多数の分岐管を設け「夫々の
分岐管に先端に散布ノズルを設けた可孫性の連結管を連
結して散布ノズルの位置を上下左右に調節自在に固定で
きるようにし、これらを車鞠に搭載したことを特徴とす
る舗装用轟音乳剤混合物の散布装置の構造を要旨とする
ものである。

次に、本発明を図示実施例に従って説明すれば、１は混
合用タンクであって、濃洋装層２を具備しており、髭音
乳剤、骨材、フィラーなどの舗装材料を鷹梓、混合する
ミキサーとして設けたものであり、各舗装材料を供給す
るための舗装材料投入口３を上側に、混合された舗装用
燈青乳剤混合物を取り出すための排出口４を下側にそれ
ぞれ設けてある。

そして、これら舗装材料投入口３及び排出口４には開閉
用バルブ５，６を設けて混合用タンク１を密閉型のタン
クとしてある。蝿梓装置２としては各種のものを採用し
得るが、図示のようにモーター７１こより回転する縄梓
翼８によるものが簡単で効果的であり、損梓翼８の形状
、翼数、更には鍵辞翼８の設置数などは浪合用タンク１
の大きさ、形状に応じて自由に選択することができる。
舗装材料投入口３にはホッパーを設けておくとよく、１
個ないし数個配段されている。排出口４には排出管９が
設けられており、スプレーバー亀ＱＩこ連結してある。
スプレーバー１川こは多数の分岐管１ １が設けられて
おり、その両側部における分岐管１１‘ま舗装用瀦青乳
剤混合物が停留する隅角部を除去した湾曲管によって形
成することが望ましく各分岐管１１，１１…・・，にも
バルブ亀２７ １２……が設けられている。また、スプ
レーバー翼０‘ま１個のものとして成形しても、或は各
分岐管１１単位に分割成形しこれを適宜継ぎ合せるよう
にしたものであってもよい。また、このように成形され
た数個のスプレーバー１０を直列に「或は並列に配列す
ることもある。１３は散布ノズルであって、円錐形に散
布するもの、扇形に散布するものなど何れの形式の燈〇
をも採用することができると共に、セラミック、焼入れ
ステンレス鋼など硬質の耐摩耗性材料によって構成され
ており、ゴム管、合成樹脂管などの可視性を有する連結
管１４によって分岐管１１に連結されている。

これら散布ノズル蔓３，１３・…・・は、カバーボック
ス翼５によって被覆し」散布する舗装用髭青乳剤混合物
の飛散を防止するよう構成するのが好ましく、このカバ
ーボックス１５を利用して、各散布ノズル１３，１３・
・・・・・を掛止するとよい。例えば、或は図示のよう
に、カバーボックス亀５の上面に長孔１７を設けしその
長孔１７を介して支持杵貴６の取付具１８における取付
位置を左右調整自在に固着することにより散布ノズル１
３を支持すればよい。勿論、各散布ノズル１３，亀３・
…・・の支持は「 カバーボックス１５によらなければ
ならないことはなく、適宜な支持装置を設けて取付ける
ようにしてもよいことは言うまでもない。また、散布ノ
ズル１３の取付位置を左右に調整自在とする手段は、公
知の各手段を自由に採用し得る。また、散布ノズル１３
の支持村１６は敬付貝１８に対し適宜に上昇、或は下降
するように鶏止貝を設けたり、図示のように支持杵１６
を螺杵としてこれを回動することにより上昇、或は下降
するようにしておくなど散布ノズル１３は、その取付位
置を上下調整自在に設けられている。１９は調整板であ
って、カバーボックス１５と路面との間隙を調整するた
めのものであり、ゴム板などにより成形され、カバーボ
ックス１５の下側に対して昇降調節自在に設けられてい
る。

２０は空気加圧装置であって、コンブレッサーなどによ
り構成されており、主バルブ２１及び分岐バルブ２２，
２３を介して浪合用タンク１及び排出管９にそれぞれ連
結してあり、混合用タンク１内を加圧するためのもので
ある。

２４は安全弁であり、混合用タンク１の上部に設けられ
、混合用タンクー内の圧力が所定の圧力を上廻る時に自
動的に開放して浪合用タンク１内の圧力を降下させるた
めのものである。

２５はバルブであって、排出管９におけるスプレーバー
１０の入口に設けられている。

本装置における舗装用騒音乳剤混合物の通路に設けられ
ている各バルブは、ボールバルブなどを使用して、舗装
用騒音乳剤混合物がバルブ位置に滞留するのを防止する
よう考慮する必要がある。叙上のように構成された本発
明における実施例装置の操作は、混合用タンク１におけ
る空気加圧装置２０と連結した分岐バルブ２２を閉じる
と共に、下部の排出口４に設けたバルブ６を閉じた状態
において瀦梓翼８を回転する。

しかる後、舗装材料投入口３より鍵青乳剤、骨材、フィ
ラ−を投入して舗装材料投入口３のバルブ５を閉じると
共に、排出管９に連結される空気加圧装置２０の分岐バ
ルブ２３及び混合用タンクーにおける排出口４のバルブ
６を開放する。しかる時は、空気加圧装置２０から圧搾
空気が排出口４より混合用タンク１内に送り込まれ、舗
装材料の混合を幼けながら混合用タンクー内の圧力を高
め、或る程度の圧力になったら排出口４のバルブ６及び
分岐バルブ２３を閉じると共に、混合用タンクーの上部
に連結する空気加圧装置２０の分岐バルブ２２を開いて
混合用タンク１内の圧力を更に上昇させるのである。次
いで、スプレーバー１川こおける各分岐管１１，蔓１…
・・・のバルブ１２，１２…・・・を開いた後、排出口
４のバルブ６及び排出管９のバルブ２５を開放すれば、
混合用タンク１内で混合されている舗装用騒音乳剤混合
物は各散布ノズル１３，１３より一斉に散布されるので
ある。

この時、本発明の散布装置を適宜な車藤に搭載して路面
上に牽引し、或は自走する車鮪２６に袴載して路面上を
走行させることにより、舗装用経青乳剤混合物を礎面に
対して均一に散布することができるのである。

そして、散布ノズル１３，１３…・・・の取付位置を左
右、上下調節自在としてあるので、その左右配列幅を調
節することにより舗装用蟹青乳剤混合物の散布幅を自由
に選択することができると共に、散布ノズル１３，１３
……の左右配列間隔を調節し、上下の設置高さを調節し
、更には散布装置の移行速度を調節することによって舗
装用燈青乳剤混合物の散布厚さを自由に選択することが
できるのである。

このように、本発明の散布装置による時は、舗装材料の
混合用タンクをそのまま利用して、混合された舗装用経
青乳剤混合物を路面に対し、直接均一に散布することの
できる実益を有するものであり、その散布方式も加圧式
散布方式によるものであるから、バルブの開閉による極
めて簡単な作業により行うことのできる実益をも有する
のである。

また、本発明における散布装置は、舗装用経青乳剤混合
物を加圧散布するものであるから、舗装用髭青乳剤混合
物は路面に対して圧着され、接着が良好であると共に繊
密な薄層舗装体が得られる実益を有するのである。

更に、本発明における散布装置は、舗装用瀦青乳剤混合
物をその混合用タンクにおいて加圧し、散布するもので
あるから、混合用タンク内は勿論のこと、散布ノズルま
での間に舗装用経青乳剤混合物が滞留することなく、全
て散布することができるので、排出口、バルブ、散布ノ
ズルに目詰が生ずることなく極めて取扱いが容易となる
実益を有するものである。

なお、混合用タンクを含む本発明の散布装置を２個或は
数個配設し、交互に或は順次に使用することにより連続
散布を行うことができると共に、異なる組成の舗装用轟
音乳剤混合物を各別の混合用タンクにおいて混合して、
それらの舗装用礎青乳剤混合物を同時に散布することも
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は例面図、第２図は
正面図、第３図は要部の平面図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。１は混合用
タンク、２は鷹洋装壇、３は舗装材料役入口、４は排出
口、５，６，１２，２５はバルブ、７はモーター、８は
櫨梓翼、９は排出管、１０はスプレーバー、１１は分岐
管、１３は散布ノズル、１４は連結管、１５はカバーボ
ックス、Ｉ６は支持村、１７は長孔、１８は取付具、１
９は調整板、２０は空気加圧装置、２１は主バルブ、２
２，２３は分岐バルブ、２４は安全弁、２５は車輪。 第２図 第３図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 瀝青乳剤、骨材、フイラーなどを混合する撹拌装置
   を具備した舗装用瀝青乳剤混合物の混合用タンクを密閉
   型に形成し、その混合用タンク内を加圧する空気加圧装
   置を設けると共に、混合用タンクの排出口に排出管を介
   してスプレーバーを連続し、そのスプレーバーに開閉バ
   ルブを有する多数の分岐管を設け、夫々の分岐管に先端
   に散布ノズルを設けた可撓性の連結管を連結して散布ノ
   ズルの位置を上下左右に調節自在に固定できるようにし
   、これらを車輛に搭載したことを特徴とする舗装用瀝青
   乳剤混合物の散布装置。