JPS6040942Y2 - 回転弁の駆動機構 - Google Patents
回転弁の駆動機構Info
- Publication number
- JPS6040942Y2 JPS6040942Y2 JP10830480U JP10830480U JPS6040942Y2 JP S6040942 Y2 JPS6040942 Y2 JP S6040942Y2 JP 10830480 U JP10830480 U JP 10830480U JP 10830480 U JP10830480 U JP 10830480U JP S6040942 Y2 JPS6040942 Y2 JP S6040942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve shaft
- valve
- operating lever
- shaft support
- lock ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1)考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案はちょう形弁等回転弁の駆動機構に関するもの
である。
である。
(従来技術と解決すべき課題)
ちょう形弁等の回転弁を手動で回転駆動する装置には、
たとえば弁外に突出した弁軸端にウオームギヤを固定し
、これに噛合するウオームに取着したバンドルを回動す
るように構成したもの、弁軸端に手動用のレバーを固着
するとともに、弁軸側に固定した複数の凹凸部をもうけ
た鋸歯状部材に、弾性的に常時係合する係合爪を対向さ
せ、前記レバーの操作時に該爪を鋸歯状部材から弾性に
抗して抜脱させてレバーを回動させるようにしたものな
どが従来からひろく用いられている。
たとえば弁外に突出した弁軸端にウオームギヤを固定し
、これに噛合するウオームに取着したバンドルを回動す
るように構成したもの、弁軸端に手動用のレバーを固着
するとともに、弁軸側に固定した複数の凹凸部をもうけ
た鋸歯状部材に、弾性的に常時係合する係合爪を対向さ
せ、前記レバーの操作時に該爪を鋸歯状部材から弾性に
抗して抜脱させてレバーを回動させるようにしたものな
どが従来からひろく用いられている。
さらに、近来、たとえば特開昭53−128021公報
などにみられるように、弁本体側弁軸支持突部内に、ポ
リウレタンなど適宜の有弾性合成樹脂からなるスリーブ
を固装し、この内部に弁軸ならびに操作バンドルを嵌挿
し、弁軸側外面およびスリーブ内面を適宜の形態に形成
して、該スリーブの弾性を利用して弁開閉操作を行なう
ようなものも提案されている。
などにみられるように、弁本体側弁軸支持突部内に、ポ
リウレタンなど適宜の有弾性合成樹脂からなるスリーブ
を固装し、この内部に弁軸ならびに操作バンドルを嵌挿
し、弁軸側外面およびスリーブ内面を適宜の形態に形成
して、該スリーブの弾性を利用して弁開閉操作を行なう
ようなものも提案されている。
このような駆動機構は、たとえばウオームとウオームギ
ヤを用いる方式のものは、一見して判るように弁自体に
対して駆動部分の大きさが大きく、いかにもいわゆる“
頭でっかち゛の惑をまぬかれず、このような感じは弁自
体が小さいほど著しい。
ヤを用いる方式のものは、一見して判るように弁自体に
対して駆動部分の大きさが大きく、いかにもいわゆる“
頭でっかち゛の惑をまぬかれず、このような感じは弁自
体が小さいほど著しい。
また、ばねを用いて開閉の都度ばねで作動する部分を動
かすものは、可動部分が環境に曝露されているのでその
影響をうけやすく、部品点数も多くなり組立てにもそれ
だけ手間がかかるなど、未だ満足なものは得られなかっ
た。
かすものは、可動部分が環境に曝露されているのでその
影響をうけやすく、部品点数も多くなり組立てにもそれ
だけ手間がかかるなど、未だ満足なものは得られなかっ
た。
また、前述の合成樹脂スリーブを用いるようなものも、
弁開閉操作時に変形するスリーブは、弁本体、弁軸、操
作レバーなどを構成する金属などの剛性材料に比してか
るかに強度が小であるために、弁開閉ごとにスリーブに
局部的に与える変形、撓曲による摩耗、疲労が大きく、
長期に亘って安定的に作動させることは困難であり、さ
らに摩擦、損傷した場合には弁全体を交換する必要があ
るので、ランニングコストのアップが、個々の弁自体の
コスト低減効果を相殺する欠点をまぬかれなかった。
弁開閉操作時に変形するスリーブは、弁本体、弁軸、操
作レバーなどを構成する金属などの剛性材料に比してか
るかに強度が小であるために、弁開閉ごとにスリーブに
局部的に与える変形、撓曲による摩耗、疲労が大きく、
長期に亘って安定的に作動させることは困難であり、さ
らに摩擦、損傷した場合には弁全体を交換する必要があ
るので、ランニングコストのアップが、個々の弁自体の
コスト低減効果を相殺する欠点をまぬかれなかった。
本案はこのような現状にかんがみてなされたものであっ
て、操作レバーと回転弁弁軸端との結合部分に、弁軸の
長さ方向にも半径方向にも比較的小なるスペース内に有
弾性の合成樹脂からなるロックリングを配してその変形
を利用して弁の開閉を行なうにあたって、変形の態様を
可及的に広範囲に分散させるようにし、弁の全開全閉位
置の決定には強度の小さいロックリングに負担がかから
ないようにするとともに、全体の構成を環境に対して密
閉状態にするとともに当該機構部分のみの分解組立ても
容易で、長期に亘って安定した作動が得られ、コストダ
ウンに資するところの大なる回転弁の駆動機構を提供す
ることを目的とするものである。
て、操作レバーと回転弁弁軸端との結合部分に、弁軸の
長さ方向にも半径方向にも比較的小なるスペース内に有
弾性の合成樹脂からなるロックリングを配してその変形
を利用して弁の開閉を行なうにあたって、変形の態様を
可及的に広範囲に分散させるようにし、弁の全開全閉位
置の決定には強度の小さいロックリングに負担がかから
ないようにするとともに、全体の構成を環境に対して密
閉状態にするとともに当該機構部分のみの分解組立ても
容易で、長期に亘って安定した作動が得られ、コストダ
ウンに資するところの大なる回転弁の駆動機構を提供す
ることを目的とするものである。
(2)考案の構成
(課題を解決する技術手段、その作用)
上記の目的を遠戚するために、本考案においては、弁軸
支持突部内部に、弁軸端を囲繞するように、適度の弾性
をそなえかつ内部を方形貫通孔に形成した合成樹脂製の
ロックリングを固定配置し、前記方形貫通孔内に弁軸端
を位置させてこれに操作レバーの一端を不回動状態に嵌
着するとともに、該レバ一端の4隅を丸味をもたせて前
記ロックリングの方形貫通孔内面にレバ一端各側面を当
接するように構成して複数個の位置で弁軸ないし操作レ
バー側と弁本体との相対位置を安定的に維持させ、さら
に上記構成部分と同軸線上に剛性部材の組み合せからな
る開閉位置を定める手段を配するとともに、これら両者
を外界から密閉状に保持する手段をもうけてなるもので
ある。
支持突部内部に、弁軸端を囲繞するように、適度の弾性
をそなえかつ内部を方形貫通孔に形成した合成樹脂製の
ロックリングを固定配置し、前記方形貫通孔内に弁軸端
を位置させてこれに操作レバーの一端を不回動状態に嵌
着するとともに、該レバ一端の4隅を丸味をもたせて前
記ロックリングの方形貫通孔内面にレバ一端各側面を当
接するように構成して複数個の位置で弁軸ないし操作レ
バー側と弁本体との相対位置を安定的に維持させ、さら
に上記構成部分と同軸線上に剛性部材の組み合せからな
る開閉位置を定める手段を配するとともに、これら両者
を外界から密閉状に保持する手段をもうけてなるもので
ある。
このように構成することによって弁開閉動作時における
ロックリングの変形は局部的な位置に変形撓曲が集中す
ることなく広範囲に分散するのでロックリングの疲労を
さけることができ、弁の全開全閉位置の決定にはロック
リングに負担がかかることがなく、さらに全機構が密閉
状に形成されているので外界からの影響をうけることも
少なく長期にわたって安定した作用を維持することがで
きるものである。
ロックリングの変形は局部的な位置に変形撓曲が集中す
ることなく広範囲に分散するのでロックリングの疲労を
さけることができ、弁の全開全閉位置の決定にはロック
リングに負担がかかることがなく、さらに全機構が密閉
状に形成されているので外界からの影響をうけることも
少なく長期にわたって安定した作用を維持することがで
きるものである。
(実施例の説明)
以下添付の図面によって本案の実施例について説明する
。
。
第1図は本案による駆動機構を配した、ちょう形弁等の
駆動部の断面図であって、回転弁本体から半径方向外方
に突出した弁軸支持突部1内の形成した中空部には弁軸
7が遊嵌しである。
駆動部の断面図であって、回転弁本体から半径方向外方
に突出した弁軸支持突部1内の形成した中空部には弁軸
7が遊嵌しである。
該弁軸外端はたとえば多角形状に形成してあり、この部
分に後述する弁操作レバー2の端部に形成した同形の角
孔に嵌合腰操作レバー2の回動によって弁軸、従って弁
内の弁板その他回転部材が回動するように構成しである
。
分に後述する弁操作レバー2の端部に形成した同形の角
孔に嵌合腰操作レバー2の回動によって弁軸、従って弁
内の弁板その他回転部材が回動するように構成しである
。
前記弁軸端部は弁軸支持突部外端近傍までのびており、
この部分において該弁軸支持突部内申空部は、後述する
ブツシュ、ロックリング等を収納するために段部をそな
えた大径の孔部に形成しである。
この部分において該弁軸支持突部内申空部は、後述する
ブツシュ、ロックリング等を収納するために段部をそな
えた大径の孔部に形成しである。
操作レバー2は手動で操作自在の杆状部と、それとほぼ
直角方向にのびており、前述のように弁軸端多角形状部
に嵌合する先端部26とをそなえている。
直角方向にのびており、前述のように弁軸端多角形状部
に嵌合する先端部26とをそなえている。
該弁軸端を操作レバー先端部に嵌挿したとき、両者の間
には、弁軸支持突部の大径孔部のひとつの段部に係合す
る、半径方向断面り字状のブツシュ5が配置され、これ
によって弁軸に対スる操作レバーの位置が定まることに
なる。
には、弁軸支持突部の大径孔部のひとつの段部に係合す
る、半径方向断面り字状のブツシュ5が配置され、これ
によって弁軸に対スる操作レバーの位置が定まることに
なる。
このとき、弁軸支持突部頂面と、操作レバーに形成され
た大径部21との間には少許の間隙が形成されてこの部
分にO−リング6が配設されている。
た大径部21との間には少許の間隙が形成されてこの部
分にO−リング6が配設されている。
前記操作レバー2の大径部21と、弁軸支持突部頂面部
分における外径はおおむね一致するように構成されてお
り、これらの外面にはカバーリング3が係止しである。
分における外径はおおむね一致するように構成されてお
り、これらの外面にはカバーリング3が係止しである。
カバーリング3は第4図から明らかなように、上方に開
口33をそなえた肩部34を具備するほぼ短筒状に、金
属板材から形成されており、外周側壁には少なくとも2
個、好ましくは4個程度の孔31.32等がもうけであ
る。
口33をそなえた肩部34を具備するほぼ短筒状に、金
属板材から形成されており、外周側壁には少なくとも2
個、好ましくは4個程度の孔31.32等がもうけであ
る。
一方、前記弁軸支持突部側壁の、上端に近い部分には、
前記カバ−リングの孔31,32等に対向する位置に、
それぞれ上方に傾斜面を有し下端が段部となっている複
数個の突部11,12等が一体に形威しであるものとす
る。
前記カバ−リングの孔31,32等に対向する位置に、
それぞれ上方に傾斜面を有し下端が段部となっている複
数個の突部11,12等が一体に形威しであるものとす
る。
このような構成となっているから、弁軸端に操作レバー
を嵌挿させてから、操作レバーの図示しない操作側端か
らカバーリングを挿通して図示左方に移動させ、第1図
々示のような位置に持ち来たすときは、カバーリングの
肩部34が操作レバーの大径部21上面に係合するとと
もに、該カバーリングの周壁は該大径部21外面、弁軸
支持突部頂部外面を経て下向し、カバーリングの孔31
,32等は、弁軸支持突部側の前記突部11,12等の
上側傾斜面を滑動した後下側の段部に係合してこの位置
に固定されることになる。
を嵌挿させてから、操作レバーの図示しない操作側端か
らカバーリングを挿通して図示左方に移動させ、第1図
々示のような位置に持ち来たすときは、カバーリングの
肩部34が操作レバーの大径部21上面に係合するとと
もに、該カバーリングの周壁は該大径部21外面、弁軸
支持突部頂部外面を経て下向し、カバーリングの孔31
,32等は、弁軸支持突部側の前記突部11,12等の
上側傾斜面を滑動した後下側の段部に係合してこの位置
に固定されることになる。
このとき肩部34の位置と孔31.32等と突部11,
12との係合位置とを、またカバーリング内径を適当に
定めておくことによって操作レバー2と弁軸支持突部1
との継ぎ目部分を、〇−リングの存在と相まって密閉状
態に維持して防湿、防塵作用を有効に奏せしめることが
可能である。
12との係合位置とを、またカバーリング内径を適当に
定めておくことによって操作レバー2と弁軸支持突部1
との継ぎ目部分を、〇−リングの存在と相まって密閉状
態に維持して防湿、防塵作用を有効に奏せしめることが
可能である。
前記ブツシュ5の下方において、弁軸支持突部1内中空
部と操作杆下端部26との間には操作レバー2の回動を
制御するための機構が形威しである。
部と操作杆下端部26との間には操作レバー2の回動を
制御するための機構が形威しである。
この部分の構成はとくに第1および第2図から明らかで
ある。
ある。
すなわち、操作レバー2の前記下端部26は第2図に示
すように4隅に適宜の丸味Rを形威した方形となってお
り、この操作レバ一端26と弁軸支持製部内中空部の間
にほぼ環状の空隙が形威しである。
すように4隅に適宜の丸味Rを形威した方形となってお
り、この操作レバ一端26と弁軸支持製部内中空部の間
にほぼ環状の空隙が形威しである。
この空隙には、内側に前記先端部26の各辺に当接する
方形の貫通孔41をそなえ、外側各辺にそれぞれ凹溝4
2,43゜44および45を弁軸軸線と一致する方向に
もうけた突部を形成した、適度の弾性をそなえた合成樹
脂製のロックリング4が収納しである。
方形の貫通孔41をそなえ、外側各辺にそれぞれ凹溝4
2,43゜44および45を弁軸軸線と一致する方向に
もうけた突部を形成した、適度の弾性をそなえた合成樹
脂製のロックリング4が収納しである。
このロックリングの各辺の突部外面は前記凹溝部分を除
いて弁軸支持突部中空部内壁に密接するようになってい
るので、第2図々示のように位置において回動方向には
ロックリングは固定されていることになり、各凹溝の外
方にのみ若干の空隙部分が存在することになる。
いて弁軸支持突部中空部内壁に密接するようになってい
るので、第2図々示のように位置において回動方向には
ロックリングは固定されていることになり、各凹溝の外
方にのみ若干の空隙部分が存在することになる。
弁軸支持製部内中空部と、ロックリングおよび操作レバ
ー先端部とはおおむね以上説明した構成ならびに関係配
置をそなえているので、第2図において、操作レバー先
端26の各辺がロックリング4の貫通孔41内壁に当接
しているとき各部は安定して不動状態に維持され、弁軸
7はこれによって弁内の弁板等回転部材を開(または閉
)位置に保持することになる。
ー先端部とはおおむね以上説明した構成ならびに関係配
置をそなえているので、第2図において、操作レバー先
端26の各辺がロックリング4の貫通孔41内壁に当接
しているとき各部は安定して不動状態に維持され、弁軸
7はこれによって弁内の弁板等回転部材を開(または閉
)位置に保持することになる。
このような位置から操作レバー2を回動して該レバーの
先端部26を回動させると、該レバー2の方形状の先端
部26の4隅の丸味の部分がロックリングを内方から押
圧し、凹溝42ないし45の存在する辺に押圧力を加え
て外方に弾性変形させて先端部26は90’回動してふ
たたび第2図々示の状態となって安定状態となる。
先端部26を回動させると、該レバー2の方形状の先端
部26の4隅の丸味の部分がロックリングを内方から押
圧し、凹溝42ないし45の存在する辺に押圧力を加え
て外方に弾性変形させて先端部26は90’回動してふ
たたび第2図々示の状態となって安定状態となる。
これにともない操作レバーに嵌挿されている弁軸も回動
して図示しない弁内回転部材を回動させることになる。
して図示しない弁内回転部材を回動させることになる。
操作レバー2を回動させるさい、第2図の状態から、先
端部26が90°回動してふたたび第2図の状態となる
間においては回動トルクが比較的大きいから、通常操作
レバーの過回動、回動不足などの事態は生じないが、第
1および第3図に示すようなストッパ機構を配すること
によって操作レバー、従って弁内の回転部材の回動量を
正確に規制することが可能である。
端部26が90°回動してふたたび第2図の状態となる
間においては回動トルクが比較的大きいから、通常操作
レバーの過回動、回動不足などの事態は生じないが、第
1および第3図に示すようなストッパ機構を配すること
によって操作レバー、従って弁内の回転部材の回動量を
正確に規制することが可能である。
すなわち第3図に示すように弁軸支持製部内中空部にそ
の直径方向対向位置に扇形凹部13,14をもうけてお
き、操作レバー側大径部21直下位置においてレバ一本
体の直径方向対向位置に前記各扇形凹部に係合する突部
24,23をもうけである。
の直径方向対向位置に扇形凹部13,14をもうけてお
き、操作レバー側大径部21直下位置においてレバ一本
体の直径方向対向位置に前記各扇形凹部に係合する突部
24,23をもうけである。
扇形凹部13,14の円周方向の長さは、レバー2を回
動して、その突部24,23が各扇形凹部13,14の
一方の端部にあるときに、レバー先端部26が第2図々
示のようなひとつの安定位置にあり、レバーを90°回
動してレバー先端部が次の安定位置をとったきに突部2
4゜23が凹部13,14の他方の端部に来るように定
めであるものとする。
動して、その突部24,23が各扇形凹部13,14の
一方の端部にあるときに、レバー先端部26が第2図々
示のようなひとつの安定位置にあり、レバーを90°回
動してレバー先端部が次の安定位置をとったきに突部2
4゜23が凹部13,14の他方の端部に来るように定
めであるものとする。
このようなストッパ機構をもうけることによって操作レ
バーの回動量を正確に規制することが可能である。
バーの回動量を正確に規制することが可能である。
(3)考案の効果
本考案による回転弁の駆動機構は、弁の開閉回動にあた
っては操作レバ一端の丸味をおびた隅部がロックリング
貫通孔の内壁面に順次当接変形させてゆくようになって
いるので、ロックリング材の一部に局部的な力がかから
ず、内壁面全体に力が分散される状態で大きく撓曲して
ゆくためにロックリングの摩耗、疲労を可及的にさける
ことができ長期の使用に耐えることができる。
っては操作レバ一端の丸味をおびた隅部がロックリング
貫通孔の内壁面に順次当接変形させてゆくようになって
いるので、ロックリング材の一部に局部的な力がかから
ず、内壁面全体に力が分散される状態で大きく撓曲して
ゆくためにロックリングの摩耗、疲労を可及的にさける
ことができ長期の使用に耐えることができる。
また弁の全開、全閉位置を規制する機構は強度の小さい
ロックリング機構に頼ることなく剛性材でかつロックリ
ング機構と同心状にもうけであるのでこのこともロック
リング部の耐久性の向上に資するとともに、両機構部を
きわめて簡単な手段密閉状に形威し得るとともに、保守
にあたっても、弁全体をとりはずすことなく分解組み立
ても容易であるから、駆動機構自体の構成の簡単さと相
まって、イニシアルコストのみならず、ランニングコス
トの低減にも顕著な効果がある。
ロックリング機構に頼ることなく剛性材でかつロックリ
ング機構と同心状にもうけであるのでこのこともロック
リング部の耐久性の向上に資するとともに、両機構部を
きわめて簡単な手段密閉状に形威し得るとともに、保守
にあたっても、弁全体をとりはずすことなく分解組み立
ても容易であるから、駆動機構自体の構成の簡単さと相
まって、イニシアルコストのみならず、ランニングコス
トの低減にも顕著な効果がある。
第1図は本案による駆動機構の断面図、第2図および第
3図は第1図■−■線、■−■線に沿って示した平断面
図、第4図はカバーリングの斜面図である。 図中、符号1・・・・・・弁軸支持突部、2・・・・・
・操作レバー、3・・・・・・カバーリング、4・・・
・・・ロックリング、5・・・・・・ブツシュ、6・・
・・・・O−リング、7・・・・・・弁軸。
3図は第1図■−■線、■−■線に沿って示した平断面
図、第4図はカバーリングの斜面図である。 図中、符号1・・・・・・弁軸支持突部、2・・・・・
・操作レバー、3・・・・・・カバーリング、4・・・
・・・ロックリング、5・・・・・・ブツシュ、6・・
・・・・O−リング、7・・・・・・弁軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転弁の弁軸支持突部1内中空部に弁軸7端を突出させ
て、これに操作レバー2の端部26を回動不能に取着し
、 前記操作レバ一端部26外面を、4隅に適宜半径の丸味
Rをもたせたほぼ断面方形に形成し、この方形端部の各
面に当接する内壁面をそなえた貫通孔41を有し、外周
面が前記弁軸支持突部中空部内壁面に固定されかつ該外
周面に、前記操作レバーの方形端部を回動せしめるさい
に変形可能の複数個の凹溝42,43,44,45をも
うけた有弾性合成樹脂製ロックリング4を弁軸支持突部
内申空部に操作レバ一端26に対向配置するとともに、 前記ロックリング4よりも弁軸軸線方向外方において、
操作レバーにもうけた少なくとも1個の突部23とその
回動範囲を限定する弁軸支持突部側にもうけた凹部14
とからなる位置決め機構をもうけ、さらに上記位置決め
機構と、前記ロックリング4と操作レバーの方形端部2
6を含む弁開閉機構部とをO−リング6を介してカバー
リング3によって被覆してなる回転弁の駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10830480U JPS6040942Y2 (ja) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | 回転弁の駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10830480U JPS6040942Y2 (ja) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | 回転弁の駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732273U JPS5732273U (ja) | 1982-02-19 |
JPS6040942Y2 true JPS6040942Y2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=29469565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10830480U Expired JPS6040942Y2 (ja) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | 回転弁の駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040942Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119948U (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | マツダ株式会社 | エンジンのシリンダブロツク |
JPS61125626U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 |
-
1980
- 1980-08-01 JP JP10830480U patent/JPS6040942Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732273U (ja) | 1982-02-19 |
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