JPS6040724B2 - 妨害波除去装置 - Google Patents

妨害波除去装置

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Publication number
JPS6040724B2
JPS6040724B2 JP53092467A JP9246778A JPS6040724B2 JP S6040724 B2 JPS6040724 B2 JP S6040724B2 JP 53092467 A JP53092467 A JP 53092467A JP 9246778 A JP9246778 A JP 9246778A JP S6040724 B2 JPS6040724 B2 JP S6040724B2
Authority
JP
Japan
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phase
variable
antennas
phase shifter
interference wave
Prior art date
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Expired
Application number
JP53092467A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5520028A (en
Inventor
陸男 藤田
一典 関内
章 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
Priority to JP53092467A priority Critical patent/JPS6040724B2/ja
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Publication of JPS6040724B2 publication Critical patent/JPS6040724B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/2605Array of radiating elements provided with a feedback control over the element weights, e.g. adaptive arrays
    • H01Q3/2611Means for null steering; Adaptive interference nulling
    • H01Q3/2617Array of identical elements
    • H01Q3/2623Array of identical elements composed of two antennas

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビ受信などにおいて妨害波を一定の周波数
範囲にわたり除去せんとする妨害波除去装置の改良に関
する。
本発明妨害波除去装置は、互いに離間して配置した少な
くとも2本のアンテナと、このアンテナの一方に接続し
た所定の周波数範囲でその出力の位相を連続的でかつ直
線的に変化せしめる可変位相器と、前記アンテナの他方
に接続した位相補償線路と前記可変位相器及び位相補償
線路を介して各前記アンテナの出力を合成する合成器と
より成り、前記可変位相器は方向性結合器とこの方向性
結合器の主線路の一端と副線路の一端に夫々接続した可
変1′ァクタンス回路から構成したことを特徴とする。
以下図面によって本発明装置の実施例を説明する。妨害
波除去アンテナとしては従来ダィバシテイ受信方式が知
られており、第1図にその例を示す。
この受信装置では、同一特性の2基のアンテナ1,2を
所定間隔dを隔てて希望波方向に向けて設置し、一方の
アンテナの出力は直接、他方のアンテナ1の出力は可変
位相器3を介して同相合成器4に夫々加えてその合成出
力を受信機に供給している。この場合可変位相器3を調
整することにより合成指向性のヌル(n山1)点の向き
を連続的に変化することはできるが、受信周波数が変化
した場合ヌル点の生ずる角度が一定せずに変化してしま
うという欠点があった。これは周波数によってアンテナ
1,2の配列間隔dが電気長で変化するからである。即
ち従来例の可変位相器の位相変化特性は周波数に対し直
線的でないことと、可変位相器が有している残留位相を
補償する手段を講じていないためヌル点の生じる角度が
周波数によって変化するのである。そのためテレビ受信
機ではチャンネルを変える義に位相器を調整し直すこと
になり面倒であった。またこの方法で多数のテレビ受信
機を用いて受信する場合は受信機ごとに可変位相器と合
成器が必要になり分配方法も困難で高価になるという欠
点があった。本発明の目的は、上記従来例の欠点に鑑み
、一定の周波数帯域で直線的な位相変化特性を持つ可変
位相器と、この位相器の残留位相を補償する補償回路と
を使用することにより、受信周波数の変化に拘らずヌル
点の方向が変化せず、また容易にヌル方向を連続的に変
化できるようにした分配が容易な妨害波除去装置を提供
することにある。第2図は本発明の基本的構成図を示し
、本発明においては2つの同一のアンテナー及び2を所
定間隔dに希望波方向に向け等位相面に配列し、アンテ
ナーに可変位相器5を、アンテナ2には補償回路6と減
衰器7との直列回路を夫々接続し、同相合成器8に夫々
加えその合成出力を受信機に供給せしめる。第2図の例
に用いられた可変位相器5の回路を第3図に示す。
これは方向性結合器9と2個のコイル10と2個のコン
デンサ11で構成されたものを2段縦続接続したもので
ある。可変コンデンサとしては例えば2〜20pFの4
蓮バリコンを用いるが可変容量ダイオードを使用しても
よい。コイル10の値は可変コンデンサの最大値(20
pF)とコイルとで共振する周波数が使用帯域のほぼ1
.2〜1.針音となるように調整し、使用帯域で位相変
化特性が直線的となるようにする。一例として、使用周
波数帯城をテレビ放送のはhの90〜108MHZとす
れば、コイルの値は約0.075山日である。このとき
2段縦続接続した可変位相器の周波数に対する位相遅れ
の特性を第4図に示す。このような特性の可変位相器は
使用周波数帯城(この場合は90〜108MHZ)では
周波数0で180oの点を通る直線で近似できる特性に
なる。この位相遅れ特性を式で表すため、10山MH2
における最大位相可変量を求め、それを空間の長さに換
算してL〔m〕とするとL:側−59o)X意6三1.
8〔m〕.・・【1}次に最小の位相遅れにした時の残
留位相特性と鏡きが等しい特性となる線路の長さをA〔
m〕とし計算すると‘2)式のようになる。
A=(59o−・8o)X翁o≠3.4〔m〕.・・【
2}従って可変位相器の位相遅れを◇〔度〕とすると位
相変化特‘性‘ま{3丁式のように近似して表わすこと
ができる。
件(3.4十L)x轡十18o〔度〕.・糊ただし、^
は波長であり0ミLミ1.8〔m〕である。
この可変位相器を用いて第2図の装置でテレビ信号を受
信した場合の出力をEとして計算すると‘4}式のよう
になる。位相補償回路6としては‘2}式のAと同じ長
さの線路に選ぶ。E=ei{字(ずin8‐^‐L)〜 十e‐i等号Sina+^) …‘4’a方向か
ら妨害波が到来しているものとしてヌル点の生じる条件
を求めるとE=0であるから{5ー式の様になる。
d・Sin8一L=0 ……{5}即ち{5
)式によれば周波数が変化してもヌル点の方向のま一定
となる。
本発明の第2図の装檀において、アンテナ間隔dを1.
7mとするとLは可変位相器を調整することにより0〜
1.8mの範囲で連続可変できるのでヌル点の方向8を
ooから900まで変化させることができる。
ヌル点の可変範囲をooから−90oにしたい場合には
アンテナーとアンテナ2との端子を入れ換えるか、或い
は位相補償回路6の側に1.7mの長さの線路を挿入す
ることによって■式の関係に従って可変範囲をずらすこ
とができる。スイッチ等により簡単に所定の長さの線路
を挿入できるようにすればヌル点の方向調整の際便利に
なる。また、固定減衰器7はしベル調整用として適当な
値のものを使用する。次に本発明の他の実施例を第5図
に示す。
この例においては所定間隔に配置したアンテナ1,2の
各出力を分配器14,15で分配し、夫々にリh用及び
Hch用に調整した可変位相器18及び19と、Lch
用及びHch用に調整した位相補償回路20及び21を
接続し、合成器16,17でリh,Hchの各出力を合
成しさらにその出力のりh,Hchの信号を混合器22
で混合する。この実施例によれば、VHF帯のテレビ信
号を受信する場合可変位相器としてはリh用とHCh用
の2個の位相器でよく、妨害波を除去する場合にも、止
h,Hchで一度調整すれば以後再調整の必要はないの
で便利である。また、混合器22からの出力信号はヌル
点調整後はどのチャンネルでも妨害波が除去されている
ので、容易に多数の受信機に分配できるからテレビ共同
聴視装置用として好適である。第6図は本発明の第3の
実施例を示す。
この例においては2つの方向から妨害波が到来する場合
4本のアンテナを使用し、上下に設置し、送電塔からの
妨害波に対しては妨害波除去装置23a及び23bを調
整し、航空機からの妨害波に対しては装置23cを調整
する。このようにすれば上記2方向からの妨害波を除去
することができる。第6図に示す第3の実施例の構成の
詳細は第7図の通りである。即ち第2図の基本的構成の
装置を垂直に2段配陣し、更に23cの装置を用いて上
下各アンテナ装置の受信信号を混合したものである。
上記したように、この発明によれば連続的にヌル点の方
向を調整できる為、妨害波到来方向にヌル点を一致させ
ることにより充分な妨害波除去ができる効果がある。
また、ヌル点の方向は広帯域にわたり同一方向にヌル点
を作るため、同一方向からの妨害波を広帯域にわたり除
去でき且つある周波数において一度調整すれば良いとい
う効果がある。従って容易に分配できるからテレビジョ
ン共同聴視用に利用でき安価な妨害波除去装置を提供で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の説明図、第2図は本発明の実施例の
基本的構成説明図、第3図は本発明に用いた可変位相器
の回路図、第4図は可変位相器の位相変化特性線図、第
5図は本発明の他の実施例説明図、第6図は本発明の更
に他の実施例説明図、第7図は第6図に示す装置の回路
図である。 1,2…アンテナ、3・・・広帯域可変位相器、4,8
・・・同相合成器、5・・・可変位相器、6・・・位相
補償回路、7・・・固定減衰器、9・・・方向性結合器
、10・・・コイル、11・・・可変コンデンサ。 オl函矛2図 オ3図 オ4図 汁5図 矛6図 オ7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに離間して配置した少なくとも2本のアンテナ
    と、このアンテナの一方に接続した所定の周波数範囲で
    その出力の位相を連続的でかつ直線的に変化せしめる可
    変位相器と、前記アンテナの他方に接続し、両アンテナ
    の出力から合成器までの位相差を等しくするための位相
    補償線路と前記可変位相器及び位相補償線路を介して前
    記各アンテナの出力を合成する合成器とより成り、前記
    可変位相器は方向性結合器とこの方向性結合器の主線路
    の一端と副線路の一端に夫々接続した可変リアクタンス
    回路から構成したことを特徴とする妨害波除去装置。
JP53092467A 1978-07-31 1978-07-31 妨害波除去装置 Expired JPS6040724B2 (ja)

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JPS5520028A JPS5520028A (en) 1980-02-13
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FR2576714B1 (fr) * 1985-01-25 1987-02-27 Thomson Csf Emetteur pour systeme de transmissions radioelectriques tactiques

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