JPS6040506B2 - 金属化紙の製造方法 - Google Patents
金属化紙の製造方法Info
- Publication number
- JPS6040506B2 JPS6040506B2 JP6371079A JP6371079A JPS6040506B2 JP S6040506 B2 JPS6040506 B2 JP S6040506B2 JP 6371079 A JP6371079 A JP 6371079A JP 6371079 A JP6371079 A JP 6371079A JP S6040506 B2 JPS6040506 B2 JP S6040506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- base material
- metallized paper
- shaped base
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/0005—Separation of the coating from the substrate
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paper (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属化紙の製造方法、特に金属物質が真空釜
中で蒸発気化されて後に一旦定着ロール周面に再凝集さ
れ、その後、転写ロールを介して連続進行している帯状
基材に転写される金属化紙の製造方法に関するものであ
る。
中で蒸発気化されて後に一旦定着ロール周面に再凝集さ
れ、その後、転写ロールを介して連続進行している帯状
基材に転写される金属化紙の製造方法に関するものであ
る。
一般に、亜鉛、金、銀、アルミニウム等の金属を真空中
で蒸発気化させ、紙、フィルム等の基材表面に極薄の金
属蒸着膜を形成させることは公知である。
で蒸発気化させ、紙、フィルム等の基材表面に極薄の金
属蒸着膜を形成させることは公知である。
上記した金属化繊の製造方法は、リール及びアンリール
を含めてすべてが真空槽内にもうけられており、一般に
クーリング・キャンと呼ばれる冷却ロール面上を帯状基
材が通過する過程で前記帯状基材に蒸発金属を冷却固化
する方式であった。
を含めてすべてが真空槽内にもうけられており、一般に
クーリング・キャンと呼ばれる冷却ロール面上を帯状基
材が通過する過程で前記帯状基材に蒸発金属を冷却固化
する方式であった。
したがって金属蒸着が完了し、巻取られた製品は真空槽
の内部にあるため、前記製品を取り出す場合及び新しく
装着する場合のいずれにしても、一旦真空槽を開放しな
ければならず、そのための時間損失が大きいにもかかわ
らず、帯状基材を連続的に蒸着することは不可能で、半
連続式の蒸着方法が普通であった。また一部試験的には
、リール及びアンリール共に大気中にもうけ、真空槽内
の真空度を段階的に上昇させると共に、金属蒸発源近傍
の真空度を蒸発金属物質に適当した目標真空度に達する
如く設計されたものも存在するが、これらの場合も帯状
基材は真空槽内にもうけられたクーリング・キヤン上を
ロールと共に走行する方式である。従って従来方法はい
ずれも真空槽内における帯状基材に対して直接的な金属
蒸着方法である。したがって上記した従来方法では蒸着
装暦本体が大型になってしまうことに伴ない附属機器の
複雑さをも加わり製品コストの上昇をまねく等の欠点を
有していた。本発明は上記従来欠点を解決することを目
的としてなされたものであり、真空釜中で蒸発気化した
金属蒸発物質は、一旦真空釜内に装着された定着ロール
と共に互いに圧接しつつ大気中を回転する転写ロールを
介して帯状基材に転写させる金属化紙の製造方法を提供
することを目的としている。
の内部にあるため、前記製品を取り出す場合及び新しく
装着する場合のいずれにしても、一旦真空槽を開放しな
ければならず、そのための時間損失が大きいにもかかわ
らず、帯状基材を連続的に蒸着することは不可能で、半
連続式の蒸着方法が普通であった。また一部試験的には
、リール及びアンリール共に大気中にもうけ、真空槽内
の真空度を段階的に上昇させると共に、金属蒸発源近傍
の真空度を蒸発金属物質に適当した目標真空度に達する
如く設計されたものも存在するが、これらの場合も帯状
基材は真空槽内にもうけられたクーリング・キヤン上を
ロールと共に走行する方式である。従って従来方法はい
ずれも真空槽内における帯状基材に対して直接的な金属
蒸着方法である。したがって上記した従来方法では蒸着
装暦本体が大型になってしまうことに伴ない附属機器の
複雑さをも加わり製品コストの上昇をまねく等の欠点を
有していた。本発明は上記従来欠点を解決することを目
的としてなされたものであり、真空釜中で蒸発気化した
金属蒸発物質は、一旦真空釜内に装着された定着ロール
と共に互いに圧接しつつ大気中を回転する転写ロールを
介して帯状基材に転写させる金属化紙の製造方法を提供
することを目的としている。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明になる金属化紙の製造方法を説明する全
体工程図、第2図は任意パターンを有する金型を定着ロ
ール周面に貼付した図であり、同図aは側面図、同図b
は貼付状態を示す拡大部分斜視図、第3図は定着ロール
周面に貼付される模様図であって、同図aは中方向に対
して直線的なパターンを有する図、同図bは連続模様図
、同図cは不連続の独立模様図を示す。
体工程図、第2図は任意パターンを有する金型を定着ロ
ール周面に貼付した図であり、同図aは側面図、同図b
は貼付状態を示す拡大部分斜視図、第3図は定着ロール
周面に貼付される模様図であって、同図aは中方向に対
して直線的なパターンを有する図、同図bは連続模様図
、同図cは不連続の独立模様図を示す。
第1図において、1はアンリールであり、金属蒸着され
る帯状基材2が巻回される。3はコーター部であって金
属蒸着される帯状基材2の前処理工程となり、例えば帯
状基材が転写物質に対して活性でない場合は、薬品塗工
等によって指性化させ、場合によってはコロナ処理、炎
処理、帯電処理等が行なわれる。
る帯状基材2が巻回される。3はコーター部であって金
属蒸着される帯状基材2の前処理工程となり、例えば帯
状基材が転写物質に対して活性でない場合は、薬品塗工
等によって指性化させ、場合によってはコロナ処理、炎
処理、帯電処理等が行なわれる。
勿論この場合、転写物質に対し帯状基材が接着力を有し
ていれば省略される。4は乾燥機であって前処理後の乾
燥を行なう。
ていれば省略される。4は乾燥機であって前処理後の乾
燥を行なう。
5は真空蒸着工程であって後述する。
6はコーター部であり、後述する真空蒸着工程後におけ
る帯状基材2に対して、例えばオーバーコート、印刷及
び裏面加工等が行なわれる後処理工程である。
る帯状基材2に対して、例えばオーバーコート、印刷及
び裏面加工等が行なわれる後処理工程である。
7は乾燥機、8は蒸着処理された帯状基村2を巻取るた
めのりールである。
めのりールである。
9は真空釜本体であり、下方には金属蒸発源10がもう
けられる。
けられる。
11,ないし11,oは真空維持用隔壁であって真空釜
本体側壁内部に突出してもうけられ、後述する定着ロー
ル13とで囲まれた真空室12,ないし129を形成し
て真空釜内部を段階的ではあるが真空度を確保するため
に役立つ。
本体側壁内部に突出してもうけられ、後述する定着ロー
ル13とで囲まれた真空室12,ないし129を形成し
て真空釜内部を段階的ではあるが真空度を確保するため
に役立つ。
11,〜11,。
及び12,〜129は真空度維持のためのものであり、
その隔壁及び隔室の数は装置に応じて可変であるが、隔
室として5〜12が望ましい。即ち、真空維持用隔壁1
1,ないし11,oと定着ロール13とは可能な限り間
隙をづ・さくする必要があり、板状以外のロールやその
他密閉性の良好な装置の設置が望ましい。勿論真空釜9
には図示しない真空ポンプがあっても金属蒸発源10の
存在する真空室125の真空度は蒸発金属にしたがった
目標値に維持されるが、真空維持装置は公知の装置が使
用でき、装置の大きさは目標到達真空度及び操業条件に
応じて設計されるものであり、上部関口端方向に向って
各真空室の真空度は徐々に降下する。漠式図では蒸発源
1川ま、隔室の中央に位置しているが、隔室の設計、真
空ポンプの能力等により、必ずしも中央にある必要もな
く、又複数で設けることもでき、それにより厚膜蒸着、
異種金属の車ね蒸着も可能である。13は定着ロ−ルで
あって真空釜9内に装着されており、いわゆる従釆のク
ーリング・キャンとほゞ同様な構造を有している。
その隔壁及び隔室の数は装置に応じて可変であるが、隔
室として5〜12が望ましい。即ち、真空維持用隔壁1
1,ないし11,oと定着ロール13とは可能な限り間
隙をづ・さくする必要があり、板状以外のロールやその
他密閉性の良好な装置の設置が望ましい。勿論真空釜9
には図示しない真空ポンプがあっても金属蒸発源10の
存在する真空室125の真空度は蒸発金属にしたがった
目標値に維持されるが、真空維持装置は公知の装置が使
用でき、装置の大きさは目標到達真空度及び操業条件に
応じて設計されるものであり、上部関口端方向に向って
各真空室の真空度は徐々に降下する。漠式図では蒸発源
1川ま、隔室の中央に位置しているが、隔室の設計、真
空ポンプの能力等により、必ずしも中央にある必要もな
く、又複数で設けることもでき、それにより厚膜蒸着、
異種金属の車ね蒸着も可能である。13は定着ロ−ルで
あって真空釜9内に装着されており、いわゆる従釆のク
ーリング・キャンとほゞ同様な構造を有している。
即ち、冷却媒体によって冷却されており、蒸発気化した
金属物質を直ちに急冷し、定着ロ−ル表面に再凝集せし
める。そして冷却媒体は完全に定着ロール内にシールさ
れる。しかも定着ロール表面は最終製品の光沢に影響を
与えるので必要に応じて鏡面仕上げ及びツャ消し仕上げ
がなされる。また適当な剥離性を与えるために高分子材
料によってロール表面を被覆することも有効である。1
4は転写ロールであって真空釜上部開□端に位置し、定
着ロール13と接して圧薮回転しており、定着ロール1
3に再凝集した蒸発金属を連続進行する帯状基材2に転
写する。
金属物質を直ちに急冷し、定着ロ−ル表面に再凝集せし
める。そして冷却媒体は完全に定着ロール内にシールさ
れる。しかも定着ロール表面は最終製品の光沢に影響を
与えるので必要に応じて鏡面仕上げ及びツャ消し仕上げ
がなされる。また適当な剥離性を与えるために高分子材
料によってロール表面を被覆することも有効である。1
4は転写ロールであって真空釜上部開□端に位置し、定
着ロール13と接して圧薮回転しており、定着ロール1
3に再凝集した蒸発金属を連続進行する帯状基材2に転
写する。
したがって加圧及び加熱をも含めて定着ロール周面に再
凝集した金属を転写させる必要上、加圧調整及び加熱コ
ントロール等がなされることを要する。15,16は案
内ロールである。
凝集した金属を転写させる必要上、加圧調整及び加熱コ
ントロール等がなされることを要する。15,16は案
内ロールである。
19は真空釜本体の真空度維持のための予備真空室であ
る。
る。
予備真空室は設けることが好ましいが、なくてもさしつ
かえない。上記構成を有する装置において、図示しない
真空ポンプを作動させ、金属蒸発源10の存在する真空
室125を目標真空度に保ちつつ金属を蒸発させると、
前記蒸発金属は定着ロ−ルー3の周面に定着する。
かえない。上記構成を有する装置において、図示しない
真空ポンプを作動させ、金属蒸発源10の存在する真空
室125を目標真空度に保ちつつ金属を蒸発させると、
前記蒸発金属は定着ロ−ルー3の周面に定着する。
帯状基材2はコーター部3を介して適当に前処理されつ
つ案内ロール15を経由し、真空蒸着工程蔓内にある転
写ロール14に達する。しかしこの時、定着ロール周面
に定着した蒸発金属は図示矢印にしたがい前記転写ロー
ルと共に圧接しつつ回転しているために、定着ロール周
面にある蒸着金属は帯状基材2の面に転写され、後処理
工程としてのコーターロール6を経て大気中で巻取られ
る。以上説明してきた金属化紙の製造方法は蒸発金属を
定着ロール全周面に再凝集させるものとしての説明であ
ったが、更にパターンを有する金属化紙でも本発明にな
る製造方法によって製造することが可能である。即ち、
中方向に対する模様の場合には前記模様に応じた金型1
7を第2図aに示される如く定着ロール13の局面に貼
付すればよく、その場合の貼付手段は、例えば第2図b
に示されるように両面テープ18でもよい。第3図aに
示されるものは第2図において説明した中方向模様であ
るが第3図bは連続模様の例であり、この場合、周囲の
模様枠部分が蒸着部分であってもよいし、模様枠内部が
蒸着部分であっても金型次第で任意である。第3図cは
不連続の模様例であるが、この場合の模様部分のみを両
面テープ等で貼着することが真空度維持にとって都合が
よい。そして本発明では金型を用いて任意パターンをつ
くることとして説明されているが、蒸着工程において不
都合がなければいずれの材質も使用可能であって金型以
外にフィルム類及び紙加工材料等が考えられる。第2図
及び第3図においては所定のパターンを有する金型17
等を真空釜中にある定着ロール14周面に貼着し、前記
金型等に蒸着した金属物質を転写ロール14を介して帯
状基材2に転写させるものとして説明されてきた。
つ案内ロール15を経由し、真空蒸着工程蔓内にある転
写ロール14に達する。しかしこの時、定着ロール周面
に定着した蒸発金属は図示矢印にしたがい前記転写ロー
ルと共に圧接しつつ回転しているために、定着ロール周
面にある蒸着金属は帯状基材2の面に転写され、後処理
工程としてのコーターロール6を経て大気中で巻取られ
る。以上説明してきた金属化紙の製造方法は蒸発金属を
定着ロール全周面に再凝集させるものとしての説明であ
ったが、更にパターンを有する金属化紙でも本発明にな
る製造方法によって製造することが可能である。即ち、
中方向に対する模様の場合には前記模様に応じた金型1
7を第2図aに示される如く定着ロール13の局面に貼
付すればよく、その場合の貼付手段は、例えば第2図b
に示されるように両面テープ18でもよい。第3図aに
示されるものは第2図において説明した中方向模様であ
るが第3図bは連続模様の例であり、この場合、周囲の
模様枠部分が蒸着部分であってもよいし、模様枠内部が
蒸着部分であっても金型次第で任意である。第3図cは
不連続の模様例であるが、この場合の模様部分のみを両
面テープ等で貼着することが真空度維持にとって都合が
よい。そして本発明では金型を用いて任意パターンをつ
くることとして説明されているが、蒸着工程において不
都合がなければいずれの材質も使用可能であって金型以
外にフィルム類及び紙加工材料等が考えられる。第2図
及び第3図においては所定のパターンを有する金型17
等を真空釜中にある定着ロール14周面に貼着し、前記
金型等に蒸着した金属物質を転写ロール14を介して帯
状基材2に転写させるものとして説明されてきた。
しかしながら真空釜9内に装着してある定着ロール13
はそのままとしておき、コーター部3のみの改変によっ
ても本発明は所期の目的を達成し得る。即ち、公知の印
刷方式であるグラビャ、オフセット、フレキソ等の印刷
ロールをコーター部3にもうけておき、前処理工程段階
において、予じめ帯状基材2面上に、公知の接着剤、粘
着剤等を塗布して任意パターンを形成し、乾燥機4で乾
燥、キュア等の処理後、真空蒸着工程に至らせれば、定
着ロール周面に蒸着している金属蒸着膜は前記帯状基村
2面上に接着剤、粘着剤等をもつて形成されたパターン
にしたがって剥離して転写される。しかしこの場合は、
定着ロール周面の金属蒸着物質と定着ロール周面の剥離
力及び帯状基材表面にあって活性処理された粘着層と定
着ロール周面にある金属蒸着物質との接着力の程度を夫
々考慮することは勿論である。そして転写ロールは粘着
層の性質に応じて加温等適宜な方法を採用すればよい。
以上詳細に説明した如く、本発明は金属物質を真空釜中
で蒸発気化させると共に、真空釜内に装着された定着ロ
ール周面に一旦再凝集せしめ、転写ロールを介して連続
進行する帯状基村面に転写する如き一連の工程をとつて
いるため、真空釜本体が極めてコンパクトになることは
勿論のこと、加熱蒸発部が簡単に遮へいでき、気化物質
の汚染が極度に少なく、かつ効率のよい金属化紙の製造
方法が得られる。
はそのままとしておき、コーター部3のみの改変によっ
ても本発明は所期の目的を達成し得る。即ち、公知の印
刷方式であるグラビャ、オフセット、フレキソ等の印刷
ロールをコーター部3にもうけておき、前処理工程段階
において、予じめ帯状基材2面上に、公知の接着剤、粘
着剤等を塗布して任意パターンを形成し、乾燥機4で乾
燥、キュア等の処理後、真空蒸着工程に至らせれば、定
着ロール周面に蒸着している金属蒸着膜は前記帯状基村
2面上に接着剤、粘着剤等をもつて形成されたパターン
にしたがって剥離して転写される。しかしこの場合は、
定着ロール周面の金属蒸着物質と定着ロール周面の剥離
力及び帯状基材表面にあって活性処理された粘着層と定
着ロール周面にある金属蒸着物質との接着力の程度を夫
々考慮することは勿論である。そして転写ロールは粘着
層の性質に応じて加温等適宜な方法を採用すればよい。
以上詳細に説明した如く、本発明は金属物質を真空釜中
で蒸発気化させると共に、真空釜内に装着された定着ロ
ール周面に一旦再凝集せしめ、転写ロールを介して連続
進行する帯状基村面に転写する如き一連の工程をとつて
いるため、真空釜本体が極めてコンパクトになることは
勿論のこと、加熱蒸発部が簡単に遮へいでき、気化物質
の汚染が極度に少なく、かつ効率のよい金属化紙の製造
方法が得られる。
第1図は本発明になる金属化紙の製造方法を説明する全
体工程図、第2図は任意のパターンを有する金型を定着
ロール周面に貼付した図であり、同図aは側面図、同図
bは貼付状態を示す拡大部分斜視図、第3図は定着ロー
ル周面に貼付される模様図であって、同図cは中方向に
対して直線的なパターンを有する図、同図bは連続模様
図、同図cは不連続の独立模様図を示す。 図中、1はアンリール、2は帯状基材、3はコーター部
、4は乾燥機、ミは真空蒸着工程、6は後処理工程とし
のコーター部、7は乾燥機、8はリール、9は真空釜、
10は金属蒸発源、11,〜11,oは真空維持用隔壁
、12,〜129は真空室、13は定着ロール、14は
転写ロール、15,16は案内ロール、17は金型、1
8は両面テープ、19は予備真空室を夫々示す。 粥↑図 第2図 発3図
体工程図、第2図は任意のパターンを有する金型を定着
ロール周面に貼付した図であり、同図aは側面図、同図
bは貼付状態を示す拡大部分斜視図、第3図は定着ロー
ル周面に貼付される模様図であって、同図cは中方向に
対して直線的なパターンを有する図、同図bは連続模様
図、同図cは不連続の独立模様図を示す。 図中、1はアンリール、2は帯状基材、3はコーター部
、4は乾燥機、ミは真空蒸着工程、6は後処理工程とし
のコーター部、7は乾燥機、8はリール、9は真空釜、
10は金属蒸発源、11,〜11,oは真空維持用隔壁
、12,〜129は真空室、13は定着ロール、14は
転写ロール、15,16は案内ロール、17は金型、1
8は両面テープ、19は予備真空室を夫々示す。 粥↑図 第2図 発3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続進行する帯状基材を前処理工程を介して金属蒸
着工程に至らしめ、更に後処理工程を経ることによつて
、前記帯状基材を金属化紙とする一連の金属化紙の製造
方法において、上記金属蒸着工程は金属物質を真空釜中
で蒸発気化せしめることにより、前記真空釜内に一体と
なつて装着された定着ロール周面に一旦再凝集せしめ、
前記定着ロールと共に互いに圧接しつつ大気中を回転す
る転写ロールを介して帯状基材に転写せしめることを特
徴とする金属化紙の製造方法。 2 連続進行する帯状基材を前処理工程を介して金属蒸
着工程に至らしめ、更に後処理工程を経ることによつて
、前記帯状基材を金属化紙とする一連の金属化紙の製造
方法において、上記金属蒸着工程は金属物質を真空釜中
で蒸発気化せしめることにより、前記真空釜内に一体と
なつて装着され、かつ所定のパターンを有する金型が貼
付された定着ロール周面に一旦再凝集せしめ、前記定着
ロールと共に互いに圧接しつつ大気中を回転する転写ロ
ールを介して帯状基材に所定の金属膜パターンを転写せ
しめることを特徴とする金属化紙の製造方法。 3 連続進行する帯状基材を前処理工程を介して金属蒸
着工程に至らしめ、更に後処理工程を経ることによつて
、前記帯状基材を金属化紙とする一連の金属化紙の製造
方法において、上記金属蒸着工程は金属物質を真空釜中
で蒸発気化せしめることにより、前記真空釜内に一体と
なつて装着された定着ロール周面に一旦再凝集せしめ、
前記定着ロールと共に互いに圧接しつつ大気中を回転す
る転写ロールを介して任意パターンを有して粘着剤が塗
布された帯状基材に金属膜を転写せしめることを特徴と
する金属化紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6371079A JPS6040506B2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 金属化紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6371079A JPS6040506B2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 金属化紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55154569A JPS55154569A (en) | 1980-12-02 |
JPS6040506B2 true JPS6040506B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=13237196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6371079A Expired JPS6040506B2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 金属化紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040506B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199895A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-09-03 | 日本特許管理株式会社 | 紙の表面にアルミニウム蒸着面を形成する方法 |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6371079A patent/JPS6040506B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55154569A (en) | 1980-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CS208488B2 (en) | Method of metal coating the nase under utilization of the anew utilizable carrier | |
TR200400230T3 (tr) | En az bir metal bant yüzeyinin tek tabakalı veya çok tabakalı, çapraz bağlanabilir polimer akışkan bir film ile kaplanması yöntemi ve cihazı. | |
US2971862A (en) | Vapor deposition method and apparatus | |
JPH0251982B2 (ja) | ||
WO2001076768A1 (en) | Method and apparatus for temperature controlled vapor deposition on a substrate | |
JPS6040506B2 (ja) | 金属化紙の製造方法 | |
WO2022242879A1 (en) | Apparatus and method for manufacturing a composite film | |
JP2018537586A (ja) | フレキシブル基板用のキャリア | |
JP7561880B2 (ja) | コーティング方法及びデバイス | |
JP2001344750A (ja) | コーティング装置 | |
JPS62222078A (ja) | 帯板連続複合コ−テイング設備 | |
TWI849108B (zh) | 真空成膜裝置及真空成膜方法 | |
WO2020004335A1 (ja) | 成膜装置及び成膜方法 | |
US12060634B2 (en) | Roller for transporting a flexible substrate, vacuum processing apparatus, and method of cooling a roller | |
JPS6339425B2 (ja) | ||
JPH03294480A (ja) | 蒸着装置 | |
WO2020020179A1 (zh) | 镀膜设备及镀膜方法 | |
GB2072095A (en) | A composite | |
JPH07210869A (ja) | 連続磁気テープ製造設備 | |
JPS61159573A (ja) | 真空蒸着装置 | |
JPH0578822A (ja) | 薄膜の製造方法 | |
JPH03219070A (ja) | 真空蒸着装置および方法 | |
JP2008150677A (ja) | フィルムへの連続コーティング方法及び連続コーティング装置 | |
KR810001012B1 (ko) | 기질의 표면을 금속화시키는 방법 | |
JPS6358623A (ja) | 金属薄膜の製造装置 |