JPS6040425Y2 - 飲料缶容器 - Google Patents

飲料缶容器

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Publication number
JPS6040425Y2
JPS6040425Y2 JP1981087935U JP8793581U JPS6040425Y2 JP S6040425 Y2 JPS6040425 Y2 JP S6040425Y2 JP 1981087935 U JP1981087935 U JP 1981087935U JP 8793581 U JP8793581 U JP 8793581U JP S6040425 Y2 JPS6040425 Y2 JP S6040425Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
handle body
handle
beverage
recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981087935U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57199535U (ja
Inventor
康介 浅野
欽也 新関
静明 川合
真治 松枝
Original Assignee
日本軽金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP1981087935U priority Critical patent/JPS6040425Y2/ja
Publication of JPS57199535U publication Critical patent/JPS57199535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6040425Y2 publication Critical patent/JPS6040425Y2/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は飲料缶容器の考案に係り、ビールその他の飲料
を収容した比較的薄肉のアルミ系などによる缶容器にお
いて僅かな加工変形で把手を安定して定着せしめ、この
缶容器自体を把手つきのジョツキ風として飲料に適切に
供せしめようとするものである。
発泡性のビールその他の飲料を缶内に収容して密封した
状態で市販することは従来から広く行われているところ
であって、比較的薄肉のアルミニウム質などによる缶体
底面を電入させて内圧による変形を防止するようにして
いるが、このような缶容器は適当に冷却しく或いは加温
し)で飲用に供されるのが普通であり、斯かる冷却缶を
手で握持し飲料することは温度的のみならず、特に冷却
されたものでは結露が発生していて飲用者に不快感を与
え、又折角の冷却飲料を体温で温め、それらの感触が薄
肉缶であることから飲料自体と直接的となる不利がある
そこでこのような冷却飲料缶に別に準備された把手を取
付け、ジョツキ風として飲用させることについて近時若
干の提案がなされているが、この種缶容器は周面および
底部が薄肉缶として本質的に平滑に成形されたものであ
るから開缶された頂部と底部との間に取付けられた把手
の取付状態が安定したものとならず、必ずしも適切な飲
用操作をなし得ない。
又上記のように缶容器に取付けられた把手の底部係止部
分は平滑な容器底面からその厚さだけが完全に突出する
こととなるのでこのものをテーブル上などに置いた場合
に容器自体が傾斜し不体裁な支持関係となると共にその
支持はこの容器底面から突出した把手部分とそれに対向
した位置の容器底部による2点支持となるので頗る不安
定なものとならざるを得ない。
勿論上記のような缶容器に対する把手取付けを把手部体
と一体的に形成された缶体周面巻着部によって行うこと
も考えられるが、この場合には把手部体の構造が相当に
複雑なものとなり、コストアップを来すと共にその取付
は及び取外し操作が煩瑣となり、単に飲料操作のために
このように複雑な機構を採用することは不合理である。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ねて考案さ
れたものであって、底面を電入させた薄肉容器本体の頂
縁部と前記電入部分の周側に囲繞して形成された接地縁
部分との間に把手部体を装着させるようにしたものにお
いて、前記容器本体における接地縁部分に上記把手部体
の下端側を受入れて幅方向のスライドを阻止する凹部を
形成すると共に該凹部の前方に前記把手部体の前端を受
入れ長さ方向のスライドを阻止する嵌合部を上記電入面
より更に凹入して形成し、上記凹部と係合すべき接合部
の前端に前記嵌合部に係合する係止部を上向きに屈曲し
て形成したことを特徴とする飲料缶容器である。
即ち本考案によるものの具体的な実施態様を添付図面に
示すものについて説明すると、一般的に知られているよ
うに頂面に切取線12を有する冠蓋板2を施して密封さ
れ且つ前記切取線12によって頂面全般を開口し得るよ
うにされた容器本体1の底面に適当な電入面10を形成
して薄肉材であってもその内圧による変形が生じないよ
うにされ、前記電入面10を囲繞した接地縁11によっ
て受台6上に支持されるようにされた容器本体1におい
て、このような容器本体1の前記接地縁11のみに把手
部体3の幅に即応させた凹部4を形成すると共に該凹部
4の前方に容器内側へ凹入した嵌合部7を形成し、前記
把手部体3は容器本体1の頂、(alaに対する係止部
13を上端に形成すると共に下端側には前記凹部4に係
合する接合部13aの前端に上記嵌合部7に係合する係
止部8を上向きに屈曲して形成したものである。
なお上記した凹部4および嵌合部7は1カ所でもよいこ
とは明かであるが、場合によっては図示のように夫々2
力所以上配設してよく、このような凹部4および嵌合部
7はDIJi形法で得られるこの種薄肉容器本体の成形
過程において容易に形成することができる。
前記した嵌合部7として第1.2図に示すものは係止部
8の幅員に略即応させた大きさのものを形成した場合を
示しているが、この嵌合部7は本考案の場合においては
把手部体3の長さ方向におけるスライドを阻止すること
にあるものであるからその幅員をこのように係止部8の
幅に合致させることが必須のものでない。
蓋し本考案によるものは別に第3図に示すように長い円
弧状の嵌合部7を採用することができ、特に複数個の凹
部4に対して斯かる嵌合部7を形成するに際しては場合
により接地縁11と同心とした一連の環状嵌合部として
もよい。
この第3図に示すような円弧状嵌合部を複数個配設した
もの、或いは前記のように一連の環状嵌合部としたもの
はその断面構造上における屈曲構造により容器底面部分
を適当に補強し前記したような内圧による変形阻止作用
を高めることとなり、デザイン的にも好ましいものとな
る。
なお電入面10の中央部分は場合によっては反対に突出
させて内圧による変形を生じないようにしながら、しか
も容器の容量増大を図り得る。
上記したような本考案によるときは把手部体3が上端側
で容器本体1の頂縁1aに係止すると共にその下端側は
接地縁11に形成された凹部4に係合して左右方向のス
ライドが抑止され、且つその前端における係止部8は嵌
合部7に係止して軸方向のスライドをも阻止することと
なるので該把子部体3の取付状態は著しく安定し、特に
容器本体1内飲料の重量を支える把子下端側における取
付は関係が短小な係止部において把手部体3の幅方向お
よび長さ方向の何れにおいても阻止され安定するので相
当に大量の飲料を収容した容器本体1をも的確に飲料操
作し得ることとなり、又取付けのための加工変形が比較
的僅少で薄肉容器の耐圧構成その他を本質的に損うこと
がな(DI法などによる成形に際し金型に部分的な加工
をなす程度で足りるなどの作用効果を有し、それらによ
って冷却された薄肉缶容器をそのままで該容器を直接把
持することのない快的且っ的確な飲用に供し得るもので
あるから実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第1図は
本考案による1つの実施形態を示した部分切欠側面図、
第2図はその底面図、第3図は本考案によるもう1つの
実施形態についての底面図である。 然してこれらの図面において、1は容器本体、2は冠蓋
板、3は把手部体、4は凹部、7は嵌合部、8は係止部
、10は電入面、11は接地縁、13は係止部、13a
は接合部を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面を電入させた薄肉容器本体の頂縁部と前記電入部分
    の周側に囲繞して形威された接地縁部分との間に把手部
    体を装着させるようにしたものにおいて、前記容器本体
    における接地縁部分に上記把手部体の下端側を受入れて
    幅方向のスライドを阻止する凹部を形成すると共に該凹
    部の前方に前記把手部体の前端を受入れ長さ方向のスラ
    イドを阻止する嵌合部を上記電入面より更に凹入して形
    威し、上記凹部と係合すべき接合部の前端に前記嵌合部
    に係合する係止部を上向きに屈曲して形成したことを特
    徴とする飲料缶容器。
JP1981087935U 1981-06-17 1981-06-17 飲料缶容器 Expired JPS6040425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981087935U JPS6040425Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17 飲料缶容器

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JP1981087935U JPS6040425Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17 飲料缶容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57199535U JPS57199535U (ja) 1982-12-18
JPS6040425Y2 true JPS6040425Y2 (ja) 1985-12-05

Family

ID=29883126

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JP1981087935U Expired JPS6040425Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17 飲料缶容器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047065Y2 (ja) * 1985-03-28 1992-02-26

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546422B2 (ja) * 1973-04-25 1980-11-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546422U (ja) * 1978-09-19 1980-03-26

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JPS5546422B2 (ja) * 1973-04-25 1980-11-22

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JPS57199535U (ja) 1982-12-18

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