JPS6039799Y2 - 車両回転半径測定装置 - Google Patents

車両回転半径測定装置

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JPS6039799Y2
JPS6039799Y2 JP8125679U JP8125679U JPS6039799Y2 JP S6039799 Y2 JPS6039799 Y2 JP S6039799Y2 JP 8125679 U JP8125679 U JP 8125679U JP 8125679 U JP8125679 U JP 8125679U JP S6039799 Y2 JPS6039799 Y2 JP S6039799Y2
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JP
Japan
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turning radius
choke
measuring device
vehicle
road surface
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Application number
JP8125679U
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JPS55181531U (ja
Inventor
順一 松永
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両回転半径測定装置に係り、特に自動車
の最小回転半径を測定するに好適な車両回転半径測定装
置に関する。
従来、車両の最小回転半径を測定する場合には、走行回
転しているタイヤのトレッド側部にチョークを塗布し、
そのチョークを路面上に転写して、タイヤの移動軌跡を
描き、最小回転半径を測定している。
しかしながら、このような従来の測定方法においては、
測定要員として、車両の運転者の他に、チョーク塗布者
を必要とするばかりか、チョーク塗布作業に危険を伴う
という問題点がある。
この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であって、安全に、かつ車両の走行とともに自動的にタ
イヤ軌跡を路面上に描くことができる車両回転半径測定
装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案に係る車両回転半
径測定装置は、ホイールのリム内周面に装着されるホイ
ールアタッチメントと、ホイールアタッチメントの中心
部に備えられ、軸支部材を有するハウジングと、ハウジ
ングの軸支部材に回動自在に支持される回動アームと、
回動アームの先端側に備えられ、路面と当接すると共に
車両の移動にともない路面上にその移動軌跡を描く線引
き手段と、を有するよにしたものである。
上記のように構成された本考案に係る装置は、車両が移
動すると、これに伴なって、線引き手段が路面と当接し
ながら移動し、路面上にその移動軌跡を描ように作用す
る。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図はこの考案に係る車両回転半径測定
装置の一実施例を示す説明図である。
ホイールアタッチメント10は、それぞれ半円弧状をな
す第1装着部11と第2装着部12の端部を、連結リン
ク13にピン14を介してリング状に連結している。
第1装着部11の他端部には係合凹部15が形成され、
第2装着部12の他端部にはピン16を介してスプリン
グケース17が回動自在に連結され、スプリングケース
17にはスプリング18によって外方に付勢されている
係合部材19が収容されている。
すなわち、ホイールアタッチメント10は、第1装着部
11と第2装着部12とをホイールのリム内に挿入させ
た状態で、係合部材19を係合凹部15に係合させ、ス
プリング18の付勢力を介して第1装着部11および第
2装着部12をリム内周面側に拡張して押圧保持するよ
うになっている。
なお、第1装着部11および第2装着部12のリム内周
面に当接する外周面にはゴム等からなるライニングが施
され、リム内周面との接触状態を安定化している。
また、第1装着部11と第2装着部12とを拡張する手
段としては、スプリング18の付勢力によって係合部材
19を係合凹部15に押圧するものでなく、両者間にカ
ムを介在させるものであってもよい。
また、このホイールアタッチメント10の側面にはベー
ス20が連結されている。
ベース20の脚部21はボルト22によって第1装着部
11に固定され、ベース20の脚部23は長孔部24を
介して係止ピン25によって第2装着部12に支持され
ている。
すなわち、前述のような第1装着部11と第2装着部1
2の拡径時に、ベース20の脚部23は、第2装着部1
2に固定されている係止ピン25に対し長孔部24に沿
って相対移動可能となっている。
また、ホイールアタッチメント10の中心部すなわちベ
ース20の中心部にはハウジング26がボルト27によ
って固定され、ハウジング26内には軸支部材としての
ボールベアリング28が内蔵されている。
このボールベアリング28にはL型状をなす回動アーム
29の基端側かナツト30によって固定されている。
すなわち、この回動アーム29はホイールアタッチメン
ト10にボールベアリング28を介して支持されている
ことから、タイヤの回転とともにホイールアタッチメン
ト10が一体的に回転する場合にも、回動アーム29は
路面に対して所定の傾斜状態を維持することができるよ
うになっている。
この回動アーム29の先端側には取付シャフト31とナ
ツト32との螺合により線引き手段が連結されている。
この線引き手段は線引きアーム34、スプリング35、
チョークケース36、ローラ37及びチョーク38を有
し、線引きアーム34がボールベアリング33を介して
取付シャフト31に回動自在に装着されている。
取付シャフト31にはさらに、第3図に拡大して示され
るようなスプリング35が巻き回されている。
このスプリング35の両端部は、取付シャフト31から
突出する係止部31Aと線引きアーム34から突出する
係止部34Aとをともに挟持しており、自由状態下で線
引きアーム34の軸線を回動アーム29の軸線に一致さ
せるとともに、取付シャフト31に対する線引きアーム
34の回転を時計方向にも反時計方向にも等しく可能と
し、車両の前進および後退のいずれにも対応して線引き
アーム34を路面に位置づけすることができるようにな
っている。
この線引きアーム34の先端側にはチョークケース36
およびローラ37が備えられている。
チョークケース36にはその内径より細めのチョーク3
8が挿入され、チョーク38はその自重によって常に路
面上にまで突き出るようになっている。
なお、ローラ37は路面上を転動し、チョーク38に無
理な抵抗力が加わることのないようになっている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
第4図に示されるように、タイヤ1のホイールのリム内
周面に、前述のようなスプリング18の付勢力を受ける
係合部材19と係合凹部15との係合によって拡径され
る第1装着部11および第2装着部12からなるホイー
ルアタッチメント10を装着する。
この状態において、回動アーム29と線引きアーム34
とは、それぞれの自重により、路面に対して所定の傾斜
状態を形威し、線引きアーム34のチョークケース36
には前述のような細径のチョーク38が挿入される。
この状態で車両の走行を開始すれば、タイヤ1の回転に
よっても、回動アーム29および線引きアーム34はホ
イールアタッチメント10に対して回転方向に自由状態
になることから、チョークケース36内のチョーク38
は自重とスプリング35の付勢力とによって路面に押し
付けられ、半径R1で示されるような移動軌跡を描く。
この半径R1からタイヤ1の中央部とチョークケース3
6との距離を差し引いて補正することにより、この車両
の回転半径R2を得ることができる。
上記実施例によれば、車両の走行につれて、チョークケ
ース36内のチョーク38が自動的にその移動軌跡を路
面上に描くことから、車両の運転者以外の測定要員を必
要とすることなく、安全に車両の回転半径が測定され、
安全かつ容易に車両の最小回転半径が測定可能となる。
第5図および第6図はそれぞれ回動アーム29への線引
きアームの異なる取付は状態を示す説明図である。
第5図においては、回動アーム29の先端側にリベット
40を介して線引きアーム41を回転自在に結合し、線
引きアーム41の中間部にはウェイト42を配設し、そ
の先端部に取付ポルト43によってチョークケース44
を取り付けるようにしたものである。
このように線引きアーム41によれば、簡単な構造で、
ウェイト42の重量によってチョークケース44内のチ
ョークを常に路面に対して線引き可能に接触することが
できる。
第6図においては、回動アーム29の先端部にジヨイン
ト50の一方の孔部を挿入するとともに、ジヨイント5
0の他方の孔部に線引きアーム51を傾斜状態で挿入し
固定ポルト52によって一体化するようにしたものであ
る。
線引きアーム51の先端部には取付ポルト53によって
チョークケース54が取り付けられ、チョークケース5
4内のチョークによって路面に移動軌跡を描くことがで
きる。
第7図〜第10図は、それぞれ異なる線引き方式を示す
説明図である。
第7図においては、チョークケース60内にスプリング
61を内蔵し、スプリング61の付勢力によってチョー
クケース60に挿入したチョーク62を路面側に押し出
しするようにしたものである。
なお63は路面上を転勤するローラである。
このチョークケース60によれば、スプリング61の作
用によって、チョーク62は確実に路面にその移動軌跡
を描くことが可能となる。
第8図においては、線引きアーム70の先端部にクリッ
プ71を設け、クリップ71にチョーク72を装着する
ようにしたものである。
なお73はローラである。
この線引きアーム70によれば、簡単なりリップ71に
よってチョーク72を保持することができる。
第9図においてはチョークを用いることなく、線引きア
ームの先端部にインクケース80を設け、インクケース
80の内部にインクをしみ込ませたスポンジ81をロー
ラ82に接触する状態で内蔵したものであり、スポンジ
81にしみ込まれたインクをローラ82を介して路面上
に転写するようにしたものである。
第10図においては、チョークケース90の先端部に多
数の小孔91を設け、チョークケース90内には粉末状
のチョークを供給するようにしたものである。
なお、92はローラである。このチョークケース90に
よれば、小孔91から散布されるチョークの粉末によっ
て路面上にその移動軌跡が描かれる。
以上のように、この考案に係る車両回転半径測定装置は
、ホイールのリム内周面に装着されるホイールアタッチ
メントと、ホイールアタッチメントの中心部に備えられ
る軸支部と、軸支部に回動自在に支持される回動アーム
と、回動アームの先端側に備えられ、車両の移動にとも
ない路面上にその移動軌跡を描く線引き手段と、を有す
るようにしたもので、安全にかつ自動的に車両の最小回
転半径を測定することができるという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る車両回転半径測定装置の一実施
例を示す一部を断面とした正面図、第2図は同一部を断
面とした側面図、第3図は同要部を拡大して示す側面図
、第4図は同測定状態を示す斜視図、第5図および第6
図はそれぞれ線引きアームの異なる取付状態を示す正面
図、第7図、第8図、第9図、第10図はそれぞれ異な
る線引き手段を示す要部説明図である。 10・・・・・・ホイールアタッチメント、28・・・
・・・ボールベアリング、29・・・・・・回動アーム
、34,41.51.70・・・・・・線引きアーム、
36,44゜54.60.90・・・・・・チョークケ
ース、71・・・・・・クリップ、80・・・・・・イ
ンクケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイールのリム内周面に装着されるホイールアタッチメ
    ントと、ホイールアタッチメントの中心部に備えられ、
    軸支部材を有するハウジングと、ハウジングの軸支部材
    に回動自在に支持される回動アームと、回動アームの先
    端側に備えられ、路面と当接すると共に車両の移動にと
    もない路面上にその移動軌跡を描く線引き手段と、を有
    することを特徴とする車両回転半径測定装置。
JP8125679U 1979-06-14 1979-06-14 車両回転半径測定装置 Expired JPS6039799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8125679U JPS6039799Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 車両回転半径測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8125679U JPS6039799Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 車両回転半径測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55181531U JPS55181531U (ja) 1980-12-26
JPS6039799Y2 true JPS6039799Y2 (ja) 1985-11-29

Family

ID=29314556

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JP8125679U Expired JPS6039799Y2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 車両回転半径測定装置

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JPS55181531U (ja) 1980-12-26

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