JPS6039732Y2 - 冷凍コンテナ - Google Patents

冷凍コンテナ

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Publication number
JPS6039732Y2
JPS6039732Y2 JP6186377U JP6186377U JPS6039732Y2 JP S6039732 Y2 JPS6039732 Y2 JP S6039732Y2 JP 6186377 U JP6186377 U JP 6186377U JP 6186377 U JP6186377 U JP 6186377U JP S6039732 Y2 JPS6039732 Y2 JP S6039732Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided
duct
cold air
evaporator
short side
Prior art date
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Expired
Application number
JP6186377U
Other languages
English (en)
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JPS53155768U (ja
Inventor
雅行 青野
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
Priority to JP6186377U priority Critical patent/JPS6039732Y2/ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、海上冷凍コンテナなど、細長直方体
形状としたコンテナ本体の短辺側側部内面に蒸発器及び
ファンを設け、前記蒸発器からの冷風を、前記本体の上
部で長辺側に沿って延びるダクトにより、前記本体内部
の冷却室に送風して前記冷風を循環させるごとくした冷
凍コンテナに関する。
従来、この種の冷凍コンテナでは、第4図、第5図に示
すように、複数個に分割された同一長の分割ダクト6a
、6bt 6c・・・の夫々に多数の冷風吹出ロア・
・・を設けて、冷風を冷却室と蒸発器とにわたって循環
させるように構成していたため、冷却室に冷凍物品、冷
蔵物品が収納された状態では、分割ダク)6at e
b、6c・・・始端側の吹出ロア・・・程、多量の冷風
が吹き出し、蒸発器から遠い分割ダクト6a、6b、c
・・・終端側に至る程、風量が少なくなって冷却効果が
弱まり、その結果、冷却室内の分割ダクト始端側と終端
側とに温度差が生じていた。
この温度差は、冷凍物品を輸送する場合にも好ましいも
のではなく、殊に、冷蔵物品の場合には、許容温度範囲
が小さいが故に重大な問題となっている。
このような温度差の発生を抑制する手段としては、例え
ば、ファンによる風量を増大したり、ダクト抵抗を小さ
くすることなどが考えられるのであるが、前者による場
合は、ファンとして大能力のものが要求され、船内電源
を圧迫するなど、消費動力の面で不都合を先じる。
また、後者による場合は、ダクト径が大きくなり、限ら
れたコンテナ容積に占めるダクトの割合が増すため、い
わゆるデッドカーゴスペースが大きくなり、有効カーゴ
スペースが小さくなる。
従って、温度分布の均一化手段として好ましいものでは
ない。
上記の点に鑑み、本考案は、ファン動力を上げずにかつ
、ダクトを大型化することなく、冷却室内の温度分布を
均一化できる冷凍コンテナを提供するものであって、コ
ンテナ本体の短辺側側部内面に、蒸発器及びファンを設
け、前記蒸発器からの冷風を、前記本体の上部で長辺側
に沿って延びる複数個の分割ダクトに分配させ、前記本
体内部の冷却室に送風して前記冷風を循環させるごとく
した冷凍コンテナにおいて、これら複数個の分割ダクト
の少なくとも一つを、前記コンテナ本体の長辺側長さ程
度の長寸側分割ダクトに形威し、前記短辺側側部に対向
する側部内面近くに開口させると共に、残りの前記分割
ダクトを前記長寸側分割ダクトに形威し、前記短辺側側
部に対向する側部内面近くに開口させると共に、残りの
前記分割ダクトを前記長寸側分割ダクトの長さより短い
短寸側分割ダクトに形威し、この短寸側分割ダクトに、
下向きに冷風を吹出す複数個の吹出口を設けたことを特
徴とするものである。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第1図は
本考案を適用した海上冷凍コンテナを示し、1は断熱壁
構造を有するはS゛直方体形状のコンテナ本体であり、
その短辺側側部には扉1aを有し、扉1aと対向する短
辺側側部内面には蒸発器2が配設され、その上部には、
蒸発器2との熱交換により冷却された冷風を前記本体1
内部の冷却室3に循環させるファンFが付設されている
4は蒸発器2が配設されている短辺側側部の外面に設け
た冷凍機器の収納部であり、該収納部4には、圧縮機や
凝縮器等が収納されている。
5は、下端に冷風のリターン口5aを有する仕切り壁、
6は前記本体1の天井面に、該本体1の長辺側に沿って
設けたダクトである。
第2図、第3図に示すように前記ダクト6は、その長手
方向に沿って複数個に分割されており、これら分割ダク
ト6a、6b、6cのうち、両側の分割ダクト6a+6
cは、断面形状がはく台形をなすように屈曲加工され、
かつ、前記本体1の長辺側長さに近い長さの無孔板を用
い、互いに適宜の間隔を隔てた状態に前記本体1天井面
にリベット止めすることによって構成されている。
中央部の分割ダクト6bは、複数個の吹出ロア・・・を
有し、かつ、前記無孔板よりも約半分程度の長さとした
平板を用い、両側の前記分割ダクト6a、60間にリベ
ット止めすることによって構成されている。
上記の構成によれば、ファンFの作動により、蒸発器2
を通過した冷風が各分割ダクト6a、6b、6cに分配
され、冷却室3側へと送風される。
中央部の短寸側分割ダクト6bを通る冷風の一部は、吹
出ロア・・・から下方に吹き出され、他の一部は該分割
タクト6bの先端開口から吹き出され、これらの冷風は
、冷却室3内の冷凍物品又は冷蔵物品のうち、蒸発器2
に近い側の物品を冷却する。
両側の長寸側分割ダクト6a、6cを通る冷風は、ダク
ト途中に吹出口がないため、その全風量がこれら分割ダ
クト6a、6cの先端開口から扉1a近くに吹き出され
、扉1aに近い側の物品を冷却し、徐々に温度を高め乍
ら、前記分割ダクト6bから吹き出された冷風と共にリ
ターン口5aへと戻される。
これによって、ファンF動力を増したり、ダクト径を大
きくしたりしなくても冷却室3内のダクト長さ方向での
温度分布を均一化できる。
尚、ダクト6の分割個数は、適宜に設定できるものであ
り、例えば二つの分割ダクトに形威して一方を前記と同
様に途中に吹出口を持たない長寸側分割ダクト6aとし
、他方を吹出ロア・・・のある短寸側ダクト6bとして
実施することも可能であるが、冷却室3内の巾方向での
温度分布を可及的に均一化するためには、3個以上に分
割することが望ましい。
この場合、各分割ダクトの長さを少しずつ異ならせて実
施すれば、ダクト長さ方向での温度分布の均一化にさら
に有効である。
以上の如く、本考案は、冷凍コンテナにおいて、複数個
の分割ダクトの少なくとも一つを、前記コンテナ本体の
長辺側長さ程度の長寸側分割ダクトに形成し、前記短辺
側側部に対向する側部内面近くに開口させると共に、残
りの前記分割ダクトを前記長寸側分割ダクトの長さより
短い短寸側分割ダクトに形威し、この短寸側分割ダクト
に、下向きの冷風を吹出す複数個の吹出口を設けたこと
により、前記長寸側分割ダクトには途中に吹出口を設け
ていないから、前記開口が前記蒸発器から遠い位置にあ
っても、該開口から冷風を所望量供給できるのであり、
同時に短寸側分割ダクトに複数の吹出口を設けたから前
記蒸発器に近い部分にも冷風を所望量供給でき、その結
果、冷却室内をまんべんなく冷却でき、温度分布の均一
化を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る冷凍コンテナの実施の態様を例示し
、第1図は縦断側面図、第2図は第1図の■−■線断面
図、第3図は第2図の■−■線矢視図、第4図、第5図
は従来例を示す断面図と第4図のV−V線矢視図である
。 1・・・・・・コンテナ本体、2・・・・・・蒸発器、
3・・・・・・冷 却室、6・・・・・・ダクト、6a、 6b、 6
c・・−分割ダクト、7・・・・・・吹出口、F・・曲
ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナ本体の短辺側側部内面に、蒸発器及びファンを
    設け、前記蒸発器からの冷風を、前記本体の上部で長辺
    側に沿って延びる複数個の分割ダクトに分配させ、前記
    本体内部の冷却室に送風して前記冷風を循環させるごと
    くした冷凍コンテナにおいて、これら複数個の分割ダク
    トの少なくとも一つを、前記コンテナ本体の長辺側長さ
    程度の長寸側分割ダクトに形威し、前記短辺側側部に対
    向する側部内面近くに開口させると共に、残りの前記分
    割ダクトを前記長寸側分割ダクトの長さより短い短寸側
    分割ダクトに形威し、この短寸側分割ダクトに、下向き
    に冷風を吹出す複数個の吹出口を設けたことを特徴とす
    る冷凍コンテナ。
JP6186377U 1977-05-13 1977-05-13 冷凍コンテナ Expired JPS6039732Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6186377U JPS6039732Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 冷凍コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6186377U JPS6039732Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 冷凍コンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53155768U JPS53155768U (ja) 1978-12-07
JPS6039732Y2 true JPS6039732Y2 (ja) 1985-11-28

Family

ID=28963577

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JP6186377U Expired JPS6039732Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 冷凍コンテナ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735127B2 (ja) * 1991-03-29 1995-04-19 株式会社矢野特殊自動車 冷蔵冷凍車の荷物収容室内冷却方法

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JPS53155768U (ja) 1978-12-07

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