JPS6039683Y2 - 調理器の内筐体装置 - Google Patents

調理器の内筐体装置

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Publication number
JPS6039683Y2
JPS6039683Y2 JP771581U JP771581U JPS6039683Y2 JP S6039683 Y2 JPS6039683 Y2 JP S6039683Y2 JP 771581 U JP771581 U JP 771581U JP 771581 U JP771581 U JP 771581U JP S6039683 Y2 JPS6039683 Y2 JP S6039683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
claw
side walls
positioning
claws
Prior art date
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Expired
Application number
JP771581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57120911U (ja
Inventor
良行 岡部
隆徳 権田
利男 中村
信夫 池田
康浩 平田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調理器の内筒体装置に関して内筐体を構成する
それぞれの部材間の締結状態を爪により、堅牢にそして
見栄えよく行ない、されに締結後の部材間のガタッキを
解消した調理器の内筐体を提供しようとするものである
例えばオーブントースタにおける内筐体を構成する部材
間の締結方式には、反射板の両端にフランジを設け、左
右側壁を形成する左右フレームとをスポット溶接により
締結するスポット溶接方式、また反射板の両端に数ケ所
の爪を設け、この爪を左右フレームの穴に貫通させそれ
を折曲げるかねじるかして締結する爪方式等が見られる
まず前者のスポット溶接方式においてはスポット溶接時
の内筒体構成部材間に寸法ズレが生ずる危険があり、そ
れによりトースト等の焙焼性能に悪影響を与え、しかも
スポット溶接自身の強度的な安定性にも難点がある。
また後者の爪方式においては第1図のように両側壁を形
成する左フレーム4と右フレーム5があり、反射板3に
形成された爪6が左右フレーム穴2に挿入され、第2図
のように折曲げられるか、第3図のようにねじられるか
して締結されていたが、第2図では内筒体外部への力F
が働いた時、爪6が容易に起きてしまい締結力が小さく
なってしまう。
また反射板3の板厚tに対し左右フレーム4・5の穴7
の寸法aが大きいため反射板にガタッキが坐臥焙焼性能
への悪影響の要因となり、また十分な強度が得られない
第3図においては、爪6をねじることによりフレームの
穴7が変形してしまい庫内から見た時の見栄えが悪く、
また内筒体外部への力Fが働いた時ねじった爪にねじり
戻す方向の力が発生し、締結力の低下が見られた。
本考案はこれらの点を改良したものであり、以下に本考
案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第4・5図において、5は焙焼室空間の右側壁を形成す
る右フレーム、4は後部壁を形成する反射面13と一体
となった左フレーム、3は上部壁を形成する反射板、1
及び2は左・右フレームに貫通支持された上ヒータ及び
下ヒータ、6はタイマー等の機能部品を支持する取付金
具、7は左・右フレームと結合された前板、反射板3の
左右両端面及び左フレーム4の反射面13の端面には第
6図のように、左・右フレームの締結穴15への挿入を
容易にするために傾斜を設けたガイド部17を先端に有
し、付は根には傾斜面18を形威し、さらに付は根中央
には焙焼室空間とは逆方向に凸状の成形部19を形成し
た締結爪14と、第7図のような左・右フレームの位置
決め穴16に対応する位置決め爪12とが数ケ所形成さ
れている。
なお締結爪14の先端部は第6図の二重斜線部のように
成形部19と同方向に約半分の高さまで折り曲げること
により装着を容易にできる。
また左・右フレームの締結穴15は第8図のように、角
穴の長辺2辺に焙焼室空間とは逆方向に凸状の突出部2
1を有し、左右フレームと反射板それぞれの結合は前記
の締結穴15と位置決め穴16に、締結爪14と位置決
め爪12とがそれぞれ挿入され、さらに第6図の締結爪
14の斜線で示した両翼20が第9図のようにねじられ
ることにより両翼20の傾斜面18が左・右フレームの
締結穴15の突出部21を反射板3または左フレーム4
の反射面13の端面に押しつけ、それぞれが密着され堅
牢な締結ができる。
また締結爪14の成形部19により反射板を焙焼室内側
へ規制し第9図のY方向の位置規制をしている。
さらに位置決め爪12の成形部19により反射板を焙焼
室側へ規制し、X方向の位置規制をしているので反射板
の位置が完全に規制される。
また締結爪14の両翼20のねじりによる左右フレーム
の変形は締結穴15の突出部21て吸収されるため見栄
えをそこなうことがない。
以上の説明から明らかなように本考案の内筒体装置は、
対向し焙焼室空間を形成する両側壁と、後部壁と、上部
壁とからなる前面開口の略箱型の内筒体装置において、
前記上部壁と後部壁の両側壁との接触端面に、先端にガ
イド部を有し、かつ付は根に傾斜面と側壁との交差部に
焙焼室空間とは逆方向に突出させた成形部を有する締結
爪と、略矩形の位置決め爪を形威し、前記両側壁には前
記締結爪と位置決め爪に対応する穴を設け、かつ前記締
結爪に対応する穴の周囲の一部分に焙焼室空間とは逆方
向に突出部を設けているため、前記締結爪の成形部によ
り挿入時の締結穴との寸法余裕がとれ、また先端のガイ
ド部により締結爪の挿入が容易にでき、かつ挿入後の締
結穴とのガタッキも締結爪の成形部によりなくすことが
でき、さらに位置決め爪とにより内筐体構成部材間の位
置関係を安定化させることができ、しかも締結爪の傾斜
面と締結穴の突出部により、締結爪のねじりによる両側
壁の締結穴の変形を吸収することができるため、変形に
よる見栄えを損うということもなく、またねじりにより
側壁が相手部材に押しつけられるため、堅牢な締結がで
きる等種々の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の調理器の内筒体の分解斜視図、第2図は
第1図における爪曲げ部の断面図、第3図は第1図にお
ける爪をねじった時の断面図、第4図は本考案の一実施
例を示す調理器の内筒体の斜視図、第5図は同分解斜視
図、第6図は締結爪を示し、aは平面図、bは正面図、
Cは側面図、第7図は位置決め爪を示し、aは平面図、
bは正面図、第8図は締結穴を示し、aは平面図、bは
正面図、Cは側面図、第9図は締結爪及び位置決め爪の
組立状態を示し、aは正面図、bはaにおけるA−A線
断面図、CはaにおけるB−B線断面図である。 3・・・・・・上部壁、4・・・・・・左側壁、5・・
・・・・右側壁、12・・・・・・位置決め爪、13・
・・・・・後部壁、14・・・・・・締結爪、15・・
・・・・締結穴、16・・・・・・位置決め穴、19・
・・・・・成形部(締結爪側)、21・・・・・・突出
部(側壁側)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向し焙焼室空間を形成する両側壁と、後部壁と、上部
    壁とからなる前面開口の略箱型の内筒体装置において、
    前記上部壁と後部壁の両側壁との接触端面に、先端ガイ
    ド部を有し、かつ付は根に傾斜面と側壁との交差部に焙
    焼室空間とは逆方向に突出させた成形部を有する複数の
    締結爪と、略矩形の位置決め爪を形成し、前記両側壁に
    は前記締結爪と位置決め爪に対応する穴を設け、かつ前
    記締結爪に対応する穴の周囲の一部分に焙焼室空間とは
    逆方向に突出部を設けたことを特徴とする調理器の内筒
    体装置。
JP771581U 1981-01-22 1981-01-22 調理器の内筐体装置 Expired JPS6039683Y2 (ja)

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JP771581U JPS6039683Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22 調理器の内筐体装置

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JP771581U JPS6039683Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22 調理器の内筐体装置

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Publication Number Publication Date
JPS57120911U JPS57120911U (ja) 1982-07-27
JPS6039683Y2 true JPS6039683Y2 (ja) 1985-11-28

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ID=29805919

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