JPS6039632Y2 - 石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ− - Google Patents

石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ−

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Publication number
JPS6039632Y2
JPS6039632Y2 JP6537979U JP6537979U JPS6039632Y2 JP S6039632 Y2 JPS6039632 Y2 JP S6039632Y2 JP 6537979 U JP6537979 U JP 6537979U JP 6537979 U JP6537979 U JP 6537979U JP S6039632 Y2 JPS6039632 Y2 JP S6039632Y2
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JP
Japan
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pendulum
shaft
string
fixing
clutch lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP6537979U
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JPS55167076U (ja
Inventor
悦子 小林
Original Assignee
東芝熱器具株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、石油ストーブにおける感震装置の振子固定用
ホルダーに関する。
石油ストーブにおいて、自動消化用の振子式感震装置を
有するものでは、その包装に際して、部材の変形などが
感震装置の感度に大きく影響するため包装を確実に行う
必要がある。
とくに振子は固定しておかないと輸送中などに自由自在
に動くため、その動きによって各部が変形したりするお
それがある。
また、反対に、解包時には、振子の固定を容易に解除で
きるようにすることが望まれる。
本考案は、このような欠点にかんがみなされたもので、
感震装置の振子の固定および解除が容易にできるように
することを目的とするものである。
そして、本考案は、ベースに感震用の振子の軸部を挿通
するとともに、この軸部にストーブ本体の消火機構を作
動するクラッチレバ−を係合し、上記ベースに対する振
子の振れによりクラッチレバ−を作動して消火機構を作
動させる感震装置における振子固定用ホルダーにおいて
、可撓性を有するひも状体の一端部に上記振子の軸部に
側方から係脱自在に係止して振子を固定する係止枠部を
設けるとともに、ひも状体の他端部に上記ストーブ本体
の置台の縁部に係脱自在に係止する係止枠部を設け、上
記ひも状体の一端の係止枠部を振子の軸部に係止して振
子を固定するとともに、ひも状体をストーブ本体の外部
に導出して他端の係止枠部を置台の縁部に係止すること
を特徴とし、解包時にはひも状体の引張りにより振子の
固定を解除するようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
1は感震装置で、この感震装置1は、ベース2を介して
ストーブ本体3に取付けられている。
上記感震装置1は、感震用の振子4と、この振子4の動
きに応動して動作するクラッチレバ−5とを備えている
上記振子4は、下部に定置面体部6を介して軸部7が垂
設され、この軸部7の下端部に係止鍔部8が設けられ、
上記軸部7が上記ベース2の一側部に穿設した比較的径
大の案内孔9に挿通されているとともに、上記定置面体
部6が上記ベース2の上面に載支された状態において常
時は振子4のバランスが保たれるようになっている。
また、上記クラッチレバ−5は、その中途部が上記ベー
ス2の他側部に横軸10を介して回動自在に軸支され、
かつ、クラッチレバ−5の延在する一端部は上記ベース
2の下面と上記振子4の係止鍔部8との間に位置して上
記軸部7に対し比較的径大のガイド孔11を介して遊嵌
されているとともに、クラッチレバ−5の延在する他端
部先端には、上記ストーブ本体3側に設けた消火機構の
ラチェツト板12の係合歯13に係脱する係止ピン14
が設けられ、この係止ピン14は、上記横軸10に巻装
して上記ベース2とクラッチレバ−5との間に介装した
コイルばね15の附勢力により常時は上記ラチェツト板
12の係合歯13に係合され、この状態において上記ク
ラッチレバ−5の一端部は上記振子4の係止鍔部8に対
し当接され、上記振子4のバランスを保つよう作用して
いる。
なお、16は手動消火のためのハンドルで、このハンド
ル16は上記ベース2に支軸17を介して軸支されてい
るとともに、このハンドル16には支軸17を支点にし
て上記クラッチレバ−5に対する連動レバー18が連結
され、この連動レバー18は図示しないばねの附勢力に
よって常時はクラッチレバ−5に対し作用を及ぼさない
よう位置付けられている。
そうして、ストーブ本体3の使用に際し何らかの震度を
一定度以上に受けた場合、感震装置1における振子4が
振れるとともに軸部7が傾斜し、係止鍔部8がコイルば
ね15のばね圧に抗してクラッチレバ−5の一端部を押
上げ、これにともないクラッチレバ−5の一端部はベー
ス2の一側端部に折曲形成したストッパ一部2aに当接
されるとともにラチェツト板12の係合歯13に対する
係止ピン14が解かれ、ラチェツト板12は、図示しな
い戻しスプリングの蓄勢力により回動してストーブ本体
3における図示しない灯芯を降下させるとともに、灯芯
の上面を図示しない遮閉板によって覆うよう作用し、灯
芯の消火が自動的に行われる。
また、緊急に消火したいときには、ハンドル16を介し
て連動レバー18を作動し、この連動レバー18によっ
てクラッチレバ−5の一側部を押上げるようにすればよ
い。
つぎに、Aは振子固定用ホルダーで、この振子固定用ホ
ルダーAは合成樹脂により一体に成形され、細帯状をな
して可撓性を有するひも状体20の両端部に係止枠部2
1a、21bが設けられている。
この各係止枠部21a、21bは、上記ひも状体20の
端部に断面はぼC字状をなす筒状部22が設けられ、こ
の筒状部22の外側方開口部に外側方に向って拡開した
状態の導入片部23が連設されている。
この振子固定用ホルダーAの使用に際しては、上記感震
装置1におけるクラッチレバ−5をラチェツト板12に
対する係合を解除した状態において、振子4の軸部7に
対しひも状体20の一端部における係止枠部21aをそ
の側方開口部を介して側方から嵌着し、係止枠部21a
の筒状部22を上記クラッチレバ−5における一端下面
と振子4の係止鍔部8の上面との間に適合して介在させ
、これにより振子4を固定するとともにクラッチレバ−
5を解除状態に保持して固定する。
また、上記ひも状体20をストーブ本体3の外部に導出
した上、他端部における係止枠部21bを、たとえば、
使用説明等が記載されたステッカ−24の縁辺部を挾持
した状態において上記ストーブ本体3における置台25
の巻いた縁部26に嵌着し、ステッカ−24をも置台2
5に対して固定する。
本考案によれば、振子の軸部に対しひも状体の一端の係
止枠部を係止することによって振子を固定することがで
きるため、振子の動きによって各部が変形するのを防止
することができ、この場合、振子の軸部の動きに応動し
て動作するクラッチレバ−をも軸部とともに固定してク
ラッチレバ−に対する消火機構の連動関係を解除状態に
保持することにより、感震装置およびストーブ本体の双
方の変形を防止することができる。
また、振子の軸部に対するひも状体の一端の係止枠部の
係止を解くにあたっては、振子の軸部に側方から一端の
係止枠部を係止しであるため、ストーブ本体の外部から
ひも状体を引張るだけの操作で一端の係止枠部を軸部か
ら容易に取外すことができ、軸部に対する一端の係止枠
部の係脱のために感震装置まわりの各部品を着脱する必
要はなく、また、ひも状体の他端の係止枠部は置台の縁
部に係止しであるため、輸送中にひも状体がストーブ本
体内に入って見失われるようなことがなく、さらに、ひ
も状体はその可撓性により屈曲して所望の位置における
置台の縁部に係止することができ、したがって、ひも状
体の配置が限定されることがなく各種の石油ストーブに
容易に対応でき、構造が簡単で取扱いが容易な振子固定
用ホルダーを提供することがでる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は振子固定
用ホルダーの一実施例を示す斜視図、第2図は感震装置
における振子の軸部に対し振子固定用ホルダーを係止し
た状態の一部を切り欠いた正面図、第3図はその側面図
である。 1・・・・・・感震装置、2・・・・・・ベース、3・
・・・・・ストーブ本体、4・・・・・・振子、5・・
・・・・クラッチレバ−7・・・・・・軸部、A・・・
・・・振子固定用ホルダー、20・・・・・・ひも状体
、21a、21b・・・・・・係止枠部、25・・・・
・・置台、26・・・・・・・・・縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースに感震用の振子の軸部を挿通ずるとともに、この
    軸部にストーブ本体の消火機構を作動するクラッチレバ
    −を係合し、上記ベースに対する振子の振れによりクラ
    ッチレバ−を作動して消火機構を作動させる感震装置に
    おける振子固定用ホルダーにおいて、 可撓性を有するひも状体の一端部に上記振子の軸部に側
    方から係脱自在に係止して振子を固定する係止枠部を設
    けるとともに、ひも状体の他端部に上記ストーブ本体の
    置台の縁部に係脱自在に係止する係止枠部を設け、 上記ひも状体の一端の係止枠部を振子の軸部に係止して
    振子を固定するとともに、ひも状体をストーブ本体の外
    部に導出して他端の係止枠部を置台の縁部に係止するこ
    とを特徴とする石油ストーブにおける感震装置の振子固
    定用ホルダー
JP6537979U 1979-05-16 1979-05-16 石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ− Expired JPS6039632Y2 (ja)

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JP6537979U JPS6039632Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ−

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JP6537979U JPS6039632Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55167076U JPS55167076U (ja) 1980-12-01
JPS6039632Y2 true JPS6039632Y2 (ja) 1985-11-28

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ID=29299377

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JP6537979U Expired JPS6039632Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 石油スト−ブにおける感震装置の振子固定用ホルダ−

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