JPS6039575B2 - 自動車用液圧ブ−スタ装置 - Google Patents

自動車用液圧ブ−スタ装置

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JPS6039575B2
JPS6039575B2 JP51035489A JP3548976A JPS6039575B2 JP S6039575 B2 JPS6039575 B2 JP S6039575B2 JP 51035489 A JP51035489 A JP 51035489A JP 3548976 A JP3548976 A JP 3548976A JP S6039575 B2 JPS6039575 B2 JP S6039575B2
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inlet
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chamber
spool
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義治 足立
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用の液圧ブースタ装置、特に分流弁によ
りポンプ吐出流をブレーキその他の液圧作動装置のブー
スタ用とパワーステアリングその他の液圧装置用に分流
供給するブースタ装置に関する。
従来、この種のブースタ装置においては、ブース夕の作
動圧を過大に上昇させたとき、液圧ポンプに付設のリリ
ーフ弁が開弁して、パワーステアリングへの流量供給が
不能になるのを防ぐために、分流弁からブース夕への入
口回路上にさらにリリーフ弁手段を付設して、上記の過
大昇圧時に、このリリーフ弁を関弁させてリザーバにこ
の入口回路を蓮通させ、ポンプのリリーフ弁設定圧以下
にこの回路の液圧を保つ等の手段を溝じ、パワーステア
リングへの液圧の供給を確保していた。
この従釆のものにおいては、ポンプの吐出圧を最高度に
利用できないことと、ブースタ入口回路上にリリーフ弁
手段を設けるために構造が複雑化することとが欠点であ
る。
本発明は分流弁に、ポンプの吐出最高圧に応動して開弁
し、分流弁へのポンプ吐出流の供給口をパワーステアリ
ングに接続する絞り弁回路を通常時の回路に併設するこ
とにより従来の欠点を除いたものである。
以下図につき本発明を説明する。図おいて、上方左のポ
ンプーはエンジンにより駆動される。ポンプ1からの吐
出流は管3を介して分流弁4の入口9に供給される。図
の右上方のパワーステアリング6は管16を介して出口
loに通じ、さらに別の管19を介してリザーバ2に通
ずる。図の下半分はブレーキ用のブース夕5を示す。ブ
ース夕5とその上方の分流弁4とは、実施に当っては一
体のボデーの中に設けられる。フースタ5には左方から
出口15,入口14および13が間隔をおいて設けられ
ている。出口15は管19を介してリザーバ2に通じ、
入口13は管17を介して分流弁4に通じ、入口14は
管18を介して分流弁4に通ずる。つぎに上方の分流弁
4の細部の構造について説明する。
分流弁4の穴21は左方の開□端をプラグ22で密閉し
、右方の開口端をプラグ23で密閉する。両端を密閉さ
れた穴21内にはスプール24が滑動する。スプール2
4の左方には第1の室25が画され、右方には第2の室
26が画される。穴21内周面には左方から2条の環状
溝28,29が間隔をおいて設けてある。左の環状溝2
8は出口10,管16を介してパワーステアリング6に
通じ、右の環状溝29は、右下方の出口11から以下逆
止弁8と管17とを介してブース夕の入口13に通ずる
。分流弁4の左下方の出口12には管18が連続されて
いる。スプ−ル24は外周面に左方から2条の環状溝3
2と33を有する。
左の環状溝32はスプールの中空内部の穴30に、穴3
4を介して通じ、右の環状溝33は半径方向の穴35と
通ずる。この半径方向の穴35はスプールの中空穴30
‘こ、第1オリフイス36を介して通じ、また対設され
た第2オリフィス39を介してスプールの右半分の中空
穴31内に通ずる。圧縮ばね27は常にスプールを左方
に付勢する。スプール外周面の2条の環状溝32と33
との中間に形成されるランド38は、左縁部に第1絞り
弁38a,右緑部に第2絞り弁38bを構成する。
また、スプール24の右端緑は、対する環状溝29の縁
部と協同して第3絞り弁29aを作る。前記穴30と第
1オリフィス36と半径方向の穴35と第2オリフィス
と中空穴31とを通る第1通路に対し第1オリフィス3
6と第2オリフィス39との間で前記第1通路手段から
分岐し第2絞り38bを介して出口10‘こ通じる第2
通路手段が形成される。
つぎに下方のブース夕の細部の構造について説明する。
図の右下方の伝達村61cは自動車のブレーキペダルに
連結され、そのブレーキペダルの運動を入力スプール6
1に伝達する。入力スプール61の左端部はパワーピス
トン44の小径孔54内を滑動する。小窪孔54の右に
続く大雀孔53は室47に閉口し、室47の入口13に
は管17が連結されている。パワーピストン44の外周
面には幅の広い環状溝48があってこれが常に入口14
を介し管18と通ずる。パワーピストン44の4・蓬孔
54の内周面には、深い環状溝58があってこれが通路
59により右の室47に通ずる。4・蓬孔54内は、パ
ワーピストンの左隣の大気圧の室46に通路57を介し
通ずる。
室46は出口15以下を介しリザーバ2に常に通ずる。
入力スプール61の左端部は中空の穴65となり、左端
が小径孔54内に開□する。穴65の壁には穴68があ
って穴65の内外を蓮適する。圧縮ばね63は穴65内
にあって常に入力スプール61を右方に付勢する。その
付勢を入力スプール中央部外周のフランジ62を介し、
止め論64で受ける。入力スプール61の左端部外周面
に2条の細い環状溝66と67とがある。
パワーピストンは左方にロッド52を介し、以下周知の
ようにブレーキマスターシリンダ7の加圧ピストンpに
連動する。
強いピストン復帰用の圧縮ばね49は常にパワーピスト
ン44を右に付勢し、その右端をブースタ内端面43に
当接し休止する。ばね49の左端はリテーナ51,シー
ル50,ガイド45を介し止め輪45aで受ける。つぎ
に作動について説明する。図示の状態は、ポンプーが駆
動されている状態である。ポンプの吐出流は管3を介し
て入口9から分流弁内に供給される。ポンプ1が始動す
る直前には、分流弁4のスプール24は、ばね27によ
って押され左方のプラグ22に当援して休止するのであ
るが、いったんポンプが初勤して吐出流が入口9に供給
され始めると以下説明するように、スプール24が右に
動き図示のような位置を占める。スプール24が休止位
置から図示の分流作動位置に移るまでの過程を以下説明
する。
この休止時にはスプールの第1絞り弁38aはまだ図示
のように開いてはいない。従って入口9から入った吐出
流は、スプールの中空穴30の中に、穴34を介して入
る。穴30内に入った液流は下方の出口12から排出し
得ない。その理由は下方のブース夕5が非作動中である
ためであるからであるがこれについては後述する。そこ
で穴30内の液は、オリフィス36半径方向の穴35,
溝33、そのとき開いている第2絞り弁38bを介して
出口1川こ流れるとともに、第2オリフィス39,第2
の室26,第3絞り弁29aを介して出口11にも若干
流れる。しかしながら両オリフィス36,39を通過す
るときの流体流れ抵抗により第1室25の液圧は第2室
26の液圧より高くなり、この両室間の圧力差がスプー
ルの断面積に作用してこれをスプリング27に抗して右
方に押す。従つて第2絞り弁38bが閉じ第1絞り弁3
8aが開くことによって入口9からの流体の大部分は第
1絞り弁38aを介してて出口10,に流れる。この間
の作動はポンプ1の作動後極く短時間でなされる。第1
絞り弁38aの開状態時、第3絞り弁29aは依然とし
て所定の開状態にあり、第1室25と第2室26間の圧
力差がスプリング27の設定圧に打ち勝てばスプール2
4は右動し第3絞り弁29aを更に絞る。従って第2の
室26は昇圧し上記圧力差をほ)、一定に保つ。反対に
両案間の圧力差がスプリング27による設定圧より小さ
くなるとスプール24は左動し、第3絞り弁29aを開
いて第2の室と出口11間の圧力差を減少するとともに
第1絞り弁38aを更に絞り第1室25を昇圧する。従
って両室間の圧力差はスプリング27によりほ)、一定
に維持されるものである。それがため、右方の出口11
からブース夕5に供給される流量は同じくほゞ一定に制
御される他の出口10からは、この出口11からの制御
流量以外の残余の余剰流量が出口10からパワ−ステア
リング6に供給される。以上説明した図示の状態は左上
方のポンプ1だけが運転されていて、パワーステアリン
グ6もブース夕5も非作動中の状態である。
そこで以下、次にそのブース夕5の非作動中における、
内部の液流について説明する。ブース夕5の石上方の入
口13から高圧室47内に入った液流は、下方の斜めの
通路59を介して深い環状溝58内に入り、これと蓮通
中の対向隣接環状溝66と、その穴68を経て中空の入
力スプール61の穴54内に入り、以下その左方の通路
57を経て低圧室46,出口15,管19を介しリザー
バ2内に入る。
上記の液流回路には、パワーピストン44をばね49に
抗して左方に動かし得る抵抗は、入力スプール61が図
示の休止位置を占める限りない。上記の状態から右上方
のパワーステアリング6が作動すると管16より上流側
の回路の液圧が上昇する。
その結果分流弁4の左方の第1室25内は昇圧するから
、一瞬スプール24は右方に動き、右端の第3の絞り弁
29aをさらに絞る。そのため第2の室26内も昇圧し
、スプールを右に押す第1室25内の液圧に抗する。要
するに一方の室25の昇庄は他の室26の昇圧をも伴う
。絹局第2の室26内の液圧とばね27の力との和が左
方の第1の室25内の液圧と対向し均合うところでスプ
ールは静止する。そのために両室の液圧差はほゞ一定に
保持され、従って、パワーステアリングが非作動中の前
述の状態と同様に、出口11からほゞ一定の排出流量が
得られる。なお、他の出口12に通ずるブース夕5内の
環状溝48が上記に伴ない昇庄するが、これはパワーピ
ストン44に影響しない。
以上のように分流弁4の出口11からは常に、パワース
テアリング6が作動中か非作動中かには関係なく制御さ
れた流量が得られるのであるから、以下ブース夕5の作
動を、パワーステアリングの作動非作動に拘らず説明す
る。
ブレーキペダルに連動する伝達ロッド61cにより、入
力スプール61が左方に押されると、その環状溝66と
深い環状溝58との間の絞りが増し、それまでの液流回
路の抵抗が増加し、高圧室47内に昇圧する。
その結果、パワーピストンはばね49に抗して左方に動
き、ロッド52を介しマスターシリンダの加圧ピストン
Pを左に押して制動液圧を発生する。入力スプール61
は、右の大蓬部61bと左の小径部61aとの受圧面積
差に応じ、高圧室47内の液圧を受圧し、これをそのと
きのブレーキ反力として伝達ロッド61cを介して操縦
者に伝達する。急速制動のため入力スプ−ル61が急激
に左方に動いた場合には、その直後の一瞬間、まだ高圧
室47内の昇圧の随伴が遅延することがある。
このときには、上甑のブレーキ反力が操縦者のペダル踏
力に対比して不均衡に劣勢であるから、入力スプール6
1は通常時より大きく動く。そのため、深い環状溝58
とこれに対する環状溝66とのそれまでの運通は遮断に
変り、代って深い環状溝58は他の環状溝67を介して
パワーピストン44の半径方向の穴60と通じ、以下幅
広い環状溝48,入口14,管18を介して分流弁の高
圧側の室25に短絡する。従って、高圧室47内は通路
路59、深い環状溝58、環状溝67、穴60、幅広い
還状溝48、入口14、管18を介して上記の室25に
通ずる。その結果ブースタ5の高圧室47内に昇圧遅れ
を消して急速の制動のために、早い昇圧が高圧室47内
に得られる。この作動は一瞬の作動であって高圧室47
内がペダル踏力に見合った値に昇圧し終ると、入力スプ
ール61とパワーピストン44との相対関係は再び図示
の状態に復帰し、前述の通常作動がなされる。上記のよ
うな、ブース夕5の高圧室47と、分流弁4の短絡現象
は、ブレーキペダルを過大に強く踏み込んだ場合にも発
生する。すなわちブレーキペダルの踏み込みがさらに進
むとブース夕の高圧室47の昇圧が、ポンプ1付設のリ
リーフ弁(図示省略)の設定圧まで昇圧する。高圧室4
7はこの設定圧以上に昇圧し得ない。そのため、ペダル
がなおさらに踏み込まれると、ついに入力スプール61
はパワーピストン44に対し相対的に大きく左に動き、
前述の急速制動時のような短絡回路が構成される。すな
わち、深い環状溝67とが運通する。同時にそれまで蓮
適していた深い環状溝と環状溝66とは遮断に変り、低
圧室46には液は流れない。上記短絡の結果高圧室47
内は、分流弁4の入口9の液圧と等圧となる。そため分
流弁4の右の出口11からブース夕5に向うそれまでの
液流は止んで逆止弁8は閉じる。その結果分流弁の両オ
リフィス36,37を通過する液流は止んで両室25,
26間の液圧の差はなくなる。しかしながら、この現象
は一瞬の現象であって以下のように直ちに消滅する。す
なわち、両室25,26間にそれまであった圧力差が消
えるからスプール24は一瞬左に動いてそれまで開いて
いた第1絞り弁38aを完全に閉じ、代って開弁に変る
その結果、入口9と出口10の間の蓮通回路が変化し、
入口9,スプール24の環状溝32,半行方向の穴34
,中空の穴30,第1オリフィス36,半径方向の穴3
5,絞り弁38b,出口10の回路となる。このように
、両室25,26間の圧力差が消えた直後、直ちに上記
の第2回路が開いて、第1オリフィス36だけを通過す
る回路ができる。そのためその第1オリフィス36の上
流と下流との間に圧力差が発生する。ところで半径方向
の穴35内と右の第2の室とは同圧となる(第2オリフ
ィス39を通過する液流がこの場合ないから)。然るに
穴35と第1室25間に圧力差が第1オリフィス36に
より作られているから、結局両室25,26間には依然
圧力差が得られ、その圧力差はばね27の荷重設定によ
りは)、一定し、従って出口10からの吐出流量はほゞ
一定に得られ、パワーステアリング6が作動可能となる
。上言己作動の間もし、第1オリフィス36を通過する
流量が増すとその上下流間の圧力差が増してスプール2
4がばね27に抗し、さらに右に動き、第2の絞り弁3
8bの絞りを増す。
これにより第1オリフィス36の通過流量を減らす作動
がなされる。第1オリフィス36を通過する流量が反対
に減ったときは、上記と反対の作動がなされる。結局第
1オリフィス36の通過流量はその孔径の設定値に支配
されることになる。上述の状態は、パワーステアリング
6の作動することにより、出口10の圧力に変化があっ
ても影響を受けない。
しかし、パワーステアリングが、車両の車庫入れその他
で過大に作動されロックされるときは、出口10からの
流量はなくなる。従って入口9の液圧は過上昇して、ポ
ンプ付設のリリーフ弁が開いて、リザーバに全吐出流が
流れる。以上の作動の間、ブ−スタ5の高圧室47内は
分流弁の第2の室26内より昇圧するので、逆止弁8に
より、室26への逆流を防ぎ、作動の安定が得られる。
上述のブレーキペダルの過大踏み込みが止むと、入力ス
プール61は高圧室47の反力圧と、ばね63によって
右に戻されて図示のような作動位置に戻る。
高圧室47は前述の回路を介して左方の低圧室46に通
じ、以下出口15から、リザーバ2に通じて降圧する。
従って高圧室47内は降圧して、逆止弁8が開弁する。
分流弁4の右の第2の室26もそれまでより降圧し、そ
れまで関いていた第2絞り弁38bを図示のように閉じ
、代りに第1絞り弁38aを図のように開いて、正常作
動に戻る。ブレーキペダルを釈放すると、入力スプール
61はばね63により右に動き、図のように止め輪64
に当綾する。高圧室47から、左方の低圧室46への回
路は、最大流量状態(図示の通り)に戻り、ブース夕5
は図の休止位置に戻り、制動が止む。従来、入口9と出
口10との間に固定オリフィスを設けて環状溝32と2
8が閉じても、固定オリフィスを介してパワーステアリ
ングに流量を得る形式も提供されてはいる。
このものは、パワーステアリングの作動により出口10
が昇圧すると、固定オリフィス前後の圧力差が変ること
により、パワーステアリングへの流量も変り、その操作
性も変動するという欠点がある。さらに固定オリフィス
前後の圧力差が比較的大きいからキャビテーションの音
発生の欠点もある。本発明のオリフィス36の前後の圧
力差は比較的小さく、1.5〜2k9/仇程度であるか
ら音の発生はない。
さらに、ブース夕5の入口13上流側に、従来のように
リリーフ手段を付設するを要しない等の利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置の縦断面図である。 1……ポンプ、2……リザーバ、4……分流弁、5……
ブース夕、6……パワーステアリング、7……マスタシ
リンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出口と入口を有するハウジング内に滑動するパワー
    ピストンと、該パワーピストンにより区画される高圧室
    と低圧室と、パワーピストンに連動し出力をマスターシ
    リンダに伝達する出力伝達手段と、高圧室と低圧室間の
    流体回路を制御する弁手段と、該弁手段を作動制御する
    人為操作手段とを有するブースタ装置及びポンプからの
    吐出流を受ける入口、パワーステアリング装置に連結さ
    れる余剰流量排出用の第1出口とブースタ装置のハウジ
    ングの前記入口を介し前記高圧室に連通可能な制御流量
    排出用の第2出口を備えるボデイと、該ボデイ内で滑動
    しボデイ内を前記ボデイ入口と連通可能な第1室と前記
    第2出口に連通可能な第2室に区画するスプールと、該
    スプールの作動に応じて前記ボデイの入口から前記第1
    出口への流体の流れを絞る第1絞り弁と、該第1絞り弁
    が絞り方向に制御されると代つて前記第1出口を開く方
    向にスプール作動に応答制御される第2絞り弁と前記第
    1と第2の室を連通させその中に第1及び第2オリフイ
    スを有する第1通路手段と、前記両オリフイスの間で第
    1通路手段より分岐し前記第2絞り弁を介して前記第1
    出口に連通可能な第2通路手段と、前記第1絞り弁を閉
    方向に付勢する付勢手段と、前記スプールの作動に応じ
    て前記第2出口を絞る第3絞り弁とを有する分流弁装置
    より成る分流弁付液圧ブースタ装置。 2 第1入口とポンプ吐出流を受ける第2入口とドレイ
    ンポートとなる出口の設けられるハウジング、該ハウジ
    ング内に滑動するパワーピストン、該パワーピストンに
    よつて区画され前記第1入口と連結される高圧室と前記
    出口と連結される低圧室と、パワーピストンに連動し出
    力をマスターシリンダに伝達する出力伝達手段と、通常
    時前記第2入口を高圧室から遮断し且つ高圧室と低圧室
    を連通させる弁手段、前記高圧室を低圧室から遮断する
    とともに第2入口を高圧室に連通させるよう前記弁手段
    を作動させる人為操作手段とを有するブースタ装置、及
    びポンプからの吐出流を受ける入口、パワーステアリン
    グ装置等の他の流体作動手段に連結される余剰流量排出
    用の第1出口と前記ブースタ装置のハウジングの第1入
    口に連結可能な制御流量排出用の第2出口を備えるボデ
    イと、該ボデイ内で滑動しボデイ内を前記ボデイの入口
    と連通可能な第1室と前記第2出口に連通可能な第2室
    に区画するスプールの作動に応じて前記ボデイの入口か
    ら前記第1出口への流体の流れを絞る第1絞り弁と、該
    第1絞り弁が絞方向に制御されると代つて前記第1出口
    を開く方向にスプール作動に応答制御される第2絞り弁
    と、前記第1と第2の室を連通させてその中に第1及び
    第2オリフイスを有する第1通路手段と、前記両オリフ
    イスの間で第1通路手段より分岐し前記第2絞り弁を介
    して前記第1出口に連通可能な第2通路手段と、前記第
    1絞り弁を閉方向に付勢する付勢手段と、前記スプール
    の作動に応じて前記第2出口を絞る第3絞り弁とを有す
    る分流弁装置を備えることを特徴とする分流弁付液圧ブ
    ースタ装置。
JP51035489A 1976-02-26 1976-03-31 自動車用液圧ブ−スタ装置 Expired JPS6039575B2 (ja)

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