JPS6039560A - 食品・醸造物中の亜硫酸の微量検出法 - Google Patents

食品・醸造物中の亜硫酸の微量検出法

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JPS6039560A
JPS6039560A JP14758183A JP14758183A JPS6039560A JP S6039560 A JPS6039560 A JP S6039560A JP 14758183 A JP14758183 A JP 14758183A JP 14758183 A JP14758183 A JP 14758183A JP S6039560 A JPS6039560 A JP S6039560A
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JP
Japan
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sulfurous acid
nam
fluorescence
sample
quantitative determination
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目黒 煕
Hiroshi Orui
洋 大類
Chikako Takahashi
高橋 千佳子
Katsuaki Kitahata
北畠 克顕
Shinichi Matsui
真一 松井
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    • G01MEASURING; TESTING
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液中亜硫酸の微量検出法に関し、特に、食品、
醸造の分野で問題と々る微量の亜硫酸を高感度で定量す
ることのできる微量検出法に関する。
ワイン、カンビョウなどの飲料品や食料品には抗酸化、
防腐、漂白などの目的で亜硫酸処理しているものがあり
、とれらの残存亜硫酸を測定管理する必要がある。この
ような亜硫酸の定長方法としては、従来から滴定法(ヨ
ードメトリー)、比色法(p−ローザニリン法)、蒸留
法などが知られているが、いずれも定量限界あるいは必
要試料量などにおいて十分なものでガく、着た、操作も
煩雑であった。
滴定法は、工、の標準液な用い、SO,をI、で滴定す
るものであるが、定量限界が10 ppm程度と大きく
検出感度が十分なものではkかった。
比色法は、80.とホルムアルデヒドおよびp−ローザ
ニリン(p −rosaniline ) との反応を
利用し、p−ローザニリンメチルスルホン酸を比色定量
する方法であって、定量限界が1 ppm程度であり未
だ十分なものではなかった6また、上記2つの方法では
遊離の802シか定量できず、結合されたSOlを含め
た全SO7を定量するには予め水酸化ナトリウムなどで
加水分解しておく必要があった。
蒸留法は、炭酸ガスなどの不活性ガス雰囲気下に試料中
のSOlを蒸留し、過酸化水素水溶液で捕集してS04
!−に変化させ、これをNa OHで滴定するものであ
り、定量限界は0.1 ppm程度で感度が高いものの
、1007!程度の試料を必要としg!!、景分析には
適さず、また、定量操作も煩雑であった。
本発明は、このような従来方法のもっている問題点を解
決し、微量試料を用いて高感度で液中SO!を検出する
ことができ、しかも定量操作が容易な検出方法を提供す
ることを目的とする。
すなわち、本発明の液中亜硫酸の検出法は、試料液にN
−(9−アクリジニル)マレイミドを添加し、試料液中
の亜硫酸とN−(9−アクリジニル)マレイミドとを反
応せしめることを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
N−(9−アクリジニル)マレイミ)’(NAM)は、
それ自体は無螢光であるが、SR基と特異的に反応して
発螢光性の付加化合物を生成する螢光試薬として、奈良
らによって合成されたものであ、り [Y+ Nara
 and K、 Tuzimura、 AgrIc。
Biot、 Ohem、 、旦、793(1978))
、生体試料中の低分子チオール化合物(システィン、グ
ルタチオンなど)や薬物関連チオール化合物(N−アセ
チルシスティン、カプトゾリル■々ど)の微量定員法と
して応用されている。
本発明者らは、NAMが亜硫酸と反応してSO2−NA
M を形成して螢光を発し、このSO,−NAMの螢光
強度が非常に強く、等モル濃度のシスティン−NAMよ
シも強いことを見い出した。
さらに−高速液体クロマトグラフィー(IIPLO)に
よシ、クロマトグラム上で80.−NAMのピークが検
出されることを見い出した。
NAMを溶媒、例えばアセトンに溶解しく好ましくは試
料中の5O1010〜100倍モル程度)、この溶液と
試料液とを、Na2 Co@ −HI B 03 ’ 
KOt緩衝液などの緩衝液中でpH7〜1o、好ましく
はpH8,8テ混合すると、80.− NAM −JE
影形成れて濃青色の螢光を呈する(螢光最大波長435
n m %励起最大波長360nm)6試料液の量け0
.1〜l−程度で十分である。
定量測定のためには、混合後35℃、30分程度保持し
、80.− NAM を生成させたのち、螢光分光光度
計により測定するのが好ましい。
さらに、HP T、 Oで分離、定量することも可能で
ある。とくに、試料中に8H基含有化合物が共有する場
合にNAMはこれとも反応し、また、H,8゜メルカプ
タンなどが多量に共存した場合には悪影響を受けるが、
□u ++ 、 Hg ++などの重金属で8H化合物
をマスフレ80.のみを測定するか、またはHPLOに
よって80.−NAMビークを分離することでSO7を
正確に定量することができる。
本発明の検出方法によれば、少ない試料で、且つ、簡便
な操作で液中の遊離および結合型SO7を定量すること
ができる。本発明の方法は、一般的なS02検出試薬と
して、特に、飲料品、食料品中の亜硫酸の定量、ビール
などの醸造に際しての発酵反応によシ生成する亜硫酸の
定量 1に肩側である。
実施例1 終濃度が反応液中で1.2.4.6.8および】Onm
o17mlになるようにso、の水溶液0.1 mlを
、pH8,8(D緩衝液3.0 mおよびNAM +7
)7セトン溶液0.4 ml (NAMの終濃度I/′
i100nmot/+++/とした)に加えてよく混合
し、35℃で1時間反応させた後、励起波長360 n
m、螢光波長435nmで螢光測定した。得られた検f
1−線を第1図に示した。
また、終濃度が反応液中で0.1.0.2. ’0.4
.0.6゜08および1. On mol/meになる
ようにso、の水溶液0.1−を、pH8,8の緩挿I
液3. OareおよびNAMのアセトン溶液0.4 
ml! (NAMの終濃度(d i o nmol/m
l とした)に加えてよく混合し、35℃で1時間反応
させた後、励起波長360nm%螢光波長435 nm
で螢光測定した。得られた検前線を第2図に示した。
略施例2 pH8,8の緩衝液3.0−1終濃度として4nmot
、6艷になるようなNAMのアセトン浴液0.2−およ
び終濃度として4 nmot/dになるよりなOu 0
4水溶液0,2−の混合液に終濃度θ、1,0.2゜0
3および0.4 nmot/me Icなるように80
2水溶液を加えてよく混合し、35℃で1時間反応させ
た後、励起波長360 nm、螢光波長435 nmで
螢光測定した。この検量線を第3図に示した。
この反応液にSO3と等モル濃度のシスティンを加えて
も螢光の値#′i#1ぼ同じであった。
実施例3 遠心分離によって酵母を除去したビール発酵液4.5−
に0. I M−BDTA O,25rnt、 4 N
 −HOto、 25 mlを加えて混合した。
O15M −Na200g −1(I SO4eKO4
緩衝液(pH8,8)1.9dを5−容共栓付試験管に
採り、上記試料0.3−およびNAMアセトン溶液(5
4Q/100vtlアセトン)0.3−を加えたところ
、励起最大波長360 nm、螢光最大波長435 n
mの螢光を呈した。この反応液を15時間放置したのち
、メンブランフィルタ−(きりボア社製、 blNtt
ex−G8.孔径0.22/J濯)で濾過し、F液20
μtをI(PLOに注入した。
HPLOの分析条件 機 種;ウォーターズ ALO/GPO型カラム: p
 Bondapak 018 (4vmnφx 3o 
o J)移動層;アセトニトリルと0.05 MARア
ンモニウムの混合液をfIZ用。アセトニトリル5%(
v/v)から20チ(v/v)まで10分間で直線クラ
ジエント分析す る。
流 速、” 1.5 me/rrLn 検出器;ミクロフロー七ル付JA800FP−4星祭光
分光光度計(励起波長360nm。
螢光波長435nm) ついで、HPLOクロマトグラム上のSO2−NAMの
ピーク高さをめた。
上記の繰作を、2つのビール発酵タンク(タンクA l
 s A 2 )の発酵液に対して経時的に行ない、発
酵工程中での802−NAMビークの消長を第4図に示
した。この結果は蒸留法で測定した発酵工程中における
SO3含量の消長と一致した。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はSO3濃度と螢光強度との関係を示す
検量線である。 第4図は発酵工程中における80.−NAMピーク高さ
の変化を示すグラフである。 i1閃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 食品・@遺物から得た試料液にN−(9−アクリ
    ジニル)マレイミドを添加し、試料中の亜硫酸とN−(
    9−アクリジニル)マレイぐドとを反応せしめることを
    特徴とする液中亜硫酸の微量検出法7
JP14758183A 1983-08-12 1983-08-12 食品・醸造物中の亜硫酸の微量検出法 Granted JPS6039560A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14758183A JPS6039560A (ja) 1983-08-12 1983-08-12 食品・醸造物中の亜硫酸の微量検出法

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JP14758183A JPS6039560A (ja) 1983-08-12 1983-08-12 食品・醸造物中の亜硫酸の微量検出法

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JPS6039560A true JPS6039560A (ja) 1985-03-01
JPH0321068B2 JPH0321068B2 (ja) 1991-03-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011048922A1 (ja) * 2009-10-23 2011-04-28 国立大学法人岐阜大学 グリコサミノグリカンの検出法及びそのための分子プローブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011048922A1 (ja) * 2009-10-23 2011-04-28 国立大学法人岐阜大学 グリコサミノグリカンの検出法及びそのための分子プローブ
JP5723285B2 (ja) * 2009-10-23 2015-05-27 富雄 矢部 グリコサミノグリカンの検出法及びそのための分子プローブ

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JPH0321068B2 (ja) 1991-03-20

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