JPS6039497Y2 - スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置 - Google Patents
スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置Info
- Publication number
- JPS6039497Y2 JPS6039497Y2 JP8722579U JP8722579U JPS6039497Y2 JP S6039497 Y2 JPS6039497 Y2 JP S6039497Y2 JP 8722579 U JP8722579 U JP 8722579U JP 8722579 U JP8722579 U JP 8722579U JP S6039497 Y2 JPS6039497 Y2 JP S6039497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- return spring
- spring
- starter motor
- protection device
- pinion gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スタータモータにおけるリターンスプリング
の保護装置の改善に関するものである。
の保護装置の改善に関するものである。
従来、スタータモータは、第１図に図示する如くなるも
ので、スタータモータ１の始動スイッチをＯＮすると、
モータの回転出力がロータシャフト→ドリブンギヤ（図
示せず）→ギヤシャフト２へと伝達され、ヘリカルスプ
ライン３上を、クラッチインナー４及びピニオンギヤ６
が慣性によって前進して相手リングギヤ７と噛合い、ス
トッパー８にて前進が止まる構造であった。
ので、スタータモータ１の始動スイッチをＯＮすると、
モータの回転出力がロータシャフト→ドリブンギヤ（図
示せず）→ギヤシャフト２へと伝達され、ヘリカルスプ
ライン３上を、クラッチインナー４及びピニオンギヤ６
が慣性によって前進して相手リングギヤ７と噛合い、ス
トッパー８にて前進が止まる構造であった。
ピニオンギヤ６、相手リングギヤ７との噛合い後、モー
タトルクを、ロータシャフト→ドリブンギヤ（図示せず
）→ギヤシャフト２→ヘリカルスプライン３→クラッチ
インナー４→ローラ５→ピニオンギヤ６→相手リングギ
ヤ７へと伝達してエンジンをクラッキングさせる。
タトルクを、ロータシャフト→ドリブンギヤ（図示せず
）→ギヤシャフト２→ヘリカルスプライン３→クラッチ
インナー４→ローラ５→ピニオンギヤ６→相手リングギ
ヤ７へと伝達してエンジンをクラッキングさせる。
エンジンが着火して回転を開始すると、ピニオンギヤ６
が相手リングギヤ７によってオーバーランされる。
が相手リングギヤ７によってオーバーランされる。
これによって、リターンスプリング９は摩擦抵抗により
、該ピニオンギヤ５と同時に高速回転し、遠心力により
、該リターンスプリング９が変形、離脱又は破損したり
して機能を果さなくなることがあった。
、該ピニオンギヤ５と同時に高速回転し、遠心力により
、該リターンスプリング９が変形、離脱又は破損したり
して機能を果さなくなることがあった。
本考案は、上記した不具合を鑑み、スタータモータにお
けるリターンスプリングの変形、離脱又は破損等の発生
のないリターンスプリングの保護装置を提供するもので
ある。
けるリターンスプリングの変形、離脱又は破損等の発生
のないリターンスプリングの保護装置を提供するもので
ある。
以下、本考案に係るスタータモータのリターンスプリン
グの保護装置の実施例について、図面に基づき説明する
。
グの保護装置の実施例について、図面に基づき説明する
。
第２図に示する如く、リターンスプリング９の保護装置
Ａは、該リターンスプリング９の片端を支えるストッパ
一部１１に環状の鍔部１２を一体成形により設けた椀状
のストッパーカバー０１と、ピニオンギヤ６に装着した
同形状をした略大きい径のスプリングカバーＣ２によっ
て構成されたものである。
Ａは、該リターンスプリング９の片端を支えるストッパ
一部１１に環状の鍔部１２を一体成形により設けた椀状
のストッパーカバー０１と、ピニオンギヤ６に装着した
同形状をした略大きい径のスプリングカバーＣ２によっ
て構成されたものである。
該スプリングカバーＣ１，Ｃ２は静止時において、リタ
ーンスプリング９の外周全域を覆う第２図、口に図示す
る外観構造にして、先端部は若干交差する状態にある。
ーンスプリング９の外周全域を覆う第２図、口に図示す
る外観構造にして、先端部は若干交差する状態にある。
作動に際し、ヘリカルスプライン３上をピニオンギヤ６
が前進すると同時にスプリングカバーＣ２も前進して、
略小さい径のスプリングカバー０１を内部に収納する。
が前進すると同時にスプリングカバーＣ２も前進して、
略小さい径のスプリングカバー０１を内部に収納する。
ピニオンギヤ６は前進移動により相手リングギヤ７と噛
合い、その後、先端部６′はスプリングカバーＣ１のス
トッパ一部１１に突き当り、ピニオンギヤ６の前進が止
められる。
合い、その後、先端部６′はスプリングカバーＣ１のス
トッパ一部１１に突き当り、ピニオンギヤ６の前進が止
められる。
尚、ピニオンギヤ６は相手リングギヤ７と噛合いエンジ
ンをクランキングさせ、エンジン着火後には、逆に相手
リングギヤ７によってオーバーランさせられる。
ンをクランキングさせ、エンジン着火後には、逆に相手
リングギヤ７によってオーバーランさせられる。
そしてリングギヤ７と共にリターンスプリング９も高速
回転するが、リターンスプリング９の外周全域を覆うス
プリングカバーＣ１、Ｃ２よって保護されているため、
リターンスプリング９の変形、離脱、破損等を防止する
ことが出来る。
回転するが、リターンスプリング９の外周全域を覆うス
プリングカバーＣ１、Ｃ２よって保護されているため、
リターンスプリング９の変形、離脱、破損等を防止する
ことが出来る。
以上詳述する如く、本考案に係るスタータモータのリタ
ーンスプリングの保護装置は、伸縮するリターンスプリ
ングの外周全域を覆う構造の保護装置であるため、オー
バーランされたピニオンギヤと同時に回転するリターン
スプリングが遠心力によって変形、離脱又は破損するの
を防止するほかに防塵性をも奏するもので、簡単な構造
にしてその効果には大なるものがある。
ーンスプリングの保護装置は、伸縮するリターンスプリ
ングの外周全域を覆う構造の保護装置であるため、オー
バーランされたピニオンギヤと同時に回転するリターン
スプリングが遠心力によって変形、離脱又は破損するの
を防止するほかに防塵性をも奏するもので、簡単な構造
にしてその効果には大なるものがある。
第１図は、従来におけるスタータモータのリターンスプ
リング部の部分断面構造図。 第２図、イは、本考案に係るスタータモータのリターン
スプリングの保護装置の断面構造図。 第２図、口は、本考案に係るスタータモータのリターン
スプリングの保護装置の外観図。 符号の説明、１・・・・・・スタータモータ、２・・・
・・・ギヤシャフト、３・・・・・・ヘリカルスプライ
ン、４・・・・・・クラッチインナー、５・・・・・田
−ラ、６・・・・・・ピニオンギヤ、６′・・・・・・
先端部、７・・・・・・相手リングギヤ、８・・・・・
・ストッパー ９ ＊＊ｅ＊ｅ＊リターンスプリング、
Ａ・・・・・・リターンスプリングの保護装置、１１・
・・・・・ストッパ一部、１２・・・・・・鍔部、Ｃ１
，Ｃ２・・・・・・スプリング力バー
リング部の部分断面構造図。 第２図、イは、本考案に係るスタータモータのリターン
スプリングの保護装置の断面構造図。 第２図、口は、本考案に係るスタータモータのリターン
スプリングの保護装置の外観図。 符号の説明、１・・・・・・スタータモータ、２・・・
・・・ギヤシャフト、３・・・・・・ヘリカルスプライ
ン、４・・・・・・クラッチインナー、５・・・・・田
−ラ、６・・・・・・ピニオンギヤ、６′・・・・・・
先端部、７・・・・・・相手リングギヤ、８・・・・・
・ストッパー ９ ＊＊ｅ＊ｅ＊リターンスプリング、
Ａ・・・・・・リターンスプリングの保護装置、１１・
・・・・・ストッパ一部、１２・・・・・・鍔部、Ｃ１
，Ｃ２・・・・・・スプリング力バー
Claims (1)
- ギヤシャフトに固着した椀状の第１のスプリングカバー
と、開口端を対向して重なり合うようにピニオンギヤに
固着した第２のスプリングカバーと、第１および第２の
スプリングカバー内に配設されたリターンスプリングで
構成し、リターンスプリングの全域を第１および第２の
スプリングカバーで覆ったことを特徴とするスタータモ
ータのリターンスプリングの保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8722579U JPS6039497Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8722579U JPS6039497Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS566945U JPS566945U (ja) | 1981-01-21 |
| JPS6039497Y2 true JPS6039497Y2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=29320453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8722579U Expired JPS6039497Y2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039497Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP8722579U patent/JPS6039497Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS566945U (ja) | 1981-01-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900013200A (ko) | 스타터장치 | |
| JPS6021560U (ja) | 内部減速型スタ−タ | |
| KR900005062A (ko) | 시동 전동기 | |
| JPS6039497Y2 (ja) | スタ−タモ−タのリタ−ンスプリングの保護装置 | |
| JPS5918548B2 (ja) | 直接クランク回し始動機装置 | |
| JPS6341581Y2 (ja) | ||
| JPH02129164U (ja) | ||
| JPS581661Y2 (ja) | オ−バランニングクラッチ装置 | |
| JPS5647658A (en) | Starting motor for internal combustion engine | |
| JPS638861Y2 (ja) | ||
| JP2643437B2 (ja) | スタータの保護装置 | |
| JPH0321574U (ja) | ||
| JPH021982B2 (ja) | ||
| JPH0618058Y2 (ja) | リコイルスタ−タ | |
| JPS63100674U (ja) | ||
| JPH02135673U (ja) | ||
| JPH01130072U (ja) | ||
| JPS62162350U (ja) | ||
| JPS5851060U (ja) | 機関始動装置 | |
| JPS5845957U (ja) | 機関始動装置 | |
| JPS5915671A (ja) | 慣性飛込式始動電動機 | |
| JPH02115571A (ja) | スタータモータ用ガバナ装置におけるガバナウエイトのガイド構造 | |
| KR19980049108U (ko) | 시동전동기용 오버런닝 클러치 조립구조 | |
| JPH021469U (ja) | ||
| JPH0250071U (ja) |