JPS6039422B2 - 原料を微細に粉砕する装置 - Google Patents

原料を微細に粉砕する装置

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JPS6039422B2
JPS6039422B2 JP12030082A JP12030082A JPS6039422B2 JP S6039422 B2 JPS6039422 B2 JP S6039422B2 JP 12030082 A JP12030082 A JP 12030082A JP 12030082 A JP12030082 A JP 12030082A JP S6039422 B2 JPS6039422 B2 JP S6039422B2
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JP
Japan
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raw material
cooling
dry ice
raw materials
cylinder
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JP12030082A
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JPS5910353A (ja
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高夫 日置
忠彰 川合
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原料を脆化するまで十分に冷却し、これを微細
に粉砕する方法及びその為の装置に関する。
従来原料を微粉砕する方法として、石うすのように原料
に押圧力を加えてすりつぶして微粉砕にするか、もしく
はきねのように原料に衝撃力を加えて微粉砕にするか、
あるいは切削刃にて切り刻んで微粉砕する方法が知られ
ている。
しかしながらこれら従来の方法では押圧力、衝撃力、摩
擦力等によって粉砕中に温度が上昇し軟化点の低い原料
とか水分の多い原料にあっては融着及び附着を生じ、原
料を微粉砕にすることが極めて困難であった。本発明は
これらの事情に鑑み、簡単に原料を冷却して微粉砕し、
しかしこの冷却が機械の運転に何ら悪影響をもたらさな
い粉砕の方法及ひごその装置を提供することを目的とす
るものである。即ち本発明は原料を微細に粉砕する装置
において、原料は予めスノードライアイスと混合して冷
却せしめる冷却筒Aと該冷却筒Aから原料を受けて、こ
れを冷却状態で粉砕する粉砕機本体Bとからなることを
特徴とする原料を微細に粉砕する装置である。以下図面
に示す実施例に基づいて本発明を説明する。本発明によ
る粉砕方法は原料を粉砕前に冷却する冷却工程、その後
に粉砕を行う粉砕工程から成る。
冷却工程は第2図に示すように液化炭酸ガスを噴出して
一部を気化し、この気化の潜熱により残りは雪状の固体
(以下「スノードライアイス」という。
)を生じせしめ該スノードライアイスを冷却筒A内に誘
導し、この雰囲気中に原料10を通過せしめて冷却する
ものである。第2図で示す実施例においてはスノードラ
イアイス発生手段を冷却筒A内に配し冷却腕化させる方
法を採用している。
上記冷却は冷却筒A内にスノードライアイス及びその気
体を充満させると共に、該冷却筒Aを傾斜せしめかつ冷
却筒本体6を回転することにより入口61から導入され
た原料を蝿拝、降下させながら冷却するものである。
原料の性質量そして粉砕機の回転数・打撃力・押圧力等
による上昇温度等を考慮し、スノードライアイスの発生
量を適宜定めれば原料は粉砕機中において軟化を起こす
ことは殆んどない。しかしながら原料によっては稀にこ
れでも不十分な場合もあるので、しかるときにはスノー
ドライアイスの一部を直接粉砕機本体Bの胴僚1′内に
供給出釆るようにし、月岡筒1′内の温度を検出し、必
要に応じてスノードライアイスを供給する。
冷却筒Aで冷却された原料10を後述する粉砕機本体B
に導入し粉砕を行う。
粉砕機本体Bは液化炭酸ガスから作られたスノードライ
アイスにより低温脆化された原料を粉砕するのであるか
ら、石うす方式・きね方式・切刻方式のいずれの方式を
利用しても粉砕することが出来るが、特に冷却状態の雰
囲気中で粉砕するのであるから、機能上必要とする開口
以外は密閉状態とし、冷気を外気中に逃がさない事が好
ましい。又より一層粉砕効率及び能率を上げる観点から
すれば打撃・切削および切刻みを複合した粉砕機を用い
ることが好ましい。本発明装置を用いた原料の粉砕例を
以下に示す。
〔実施例〕
以下は本発明の装置で合成樹脂を粉砕した場合の一例で
ある。
冷却筒本体回転数1比/m冷却簡便斜角100粉砕物軟
化点50q0粉砕前粒径棒状(長さ7側径2側め粉砕機
回転数500仇/m液化炭酸ガス噴出ノズル口径15側
め,2物吻?粒径分布とドライアイス使用量RUN原料
供糧co2kg/原料k夕42な5菱40〜60〜80
〜1001502506080100150250pa
ss1.69k9イ日13‐578‐6118‐063
3‐3919‐5310.924‐3277.20.8
81.788.3134.6536.6316.231
3.81.03,89.40.85.1214.182
3.0431.95102410.244.92495
.00.755.414.651.424128.24
45123.70.555.0912.8435.82
21.6311.57.84.2このように本発明の装
置では80oC以下の軟化点あるいは分解点を有する物
質、例えば合成樹脂を原料とした場合特に有用である。
次に上記装置に用いられる本発明の装置について説明す
る。本発明の装置は、原料の冷却工程を行う冷却筒Aと
冷却後の粉砕工程を行う粉砕機本体Bとから成っている
。冷却筒Aはその冷却筒本体6の両側に原料10の入口
61および出口62を備えており、その内部はさらに液
化炭酸ガスをスノードライアイスに変換する手段7を備
え、かつ該出口62は粉砕機本体Bの原料供給口5に臨
むように位置している。
又冷却筒Aはその姿勢を任意の傾斜角に設定出来る、傾
斜角設定手段64を備え、冷却筒本体6の任意の速度に
回転させる手段65を有し、かつ傾斜落下する原料10
の落下運動に抵抗を与える抵抗板63を備えている。即
ち第2図に示す実施例では、原料により冷却度を加減出
来るように、冷却筒本体6の内壁には原料の筒内での落
下を遅らせる抵抗板63を設けるとともに冷却筒Aの傾
斜(h/夕)を変えて上記原料10の冷却筒A内の通過
時間を調整可能な構造としている。上記冷却筒Aの傾斜
は傾斜角設定手段64により行う。該傾斜角設定手段は
冷却筒本体6の入口側と出口側の相対的高さを変化させ
る構造となっている。液化炭酸ガスをスノードライアイ
スに変える手段7は、冷却筒本体6内に配置されており
、上部が密閉下部関口の小簡体8を備え、該小節体8に
液化炭酸ガスの導入パイプ9及び液化炭酸ガス噴出ノズ
ル99を設けた構造である。
液化炭酸ガスは、該小筒体8内でスノードライアイスと
なる。
以下液化炭酸ガスからスノードライアイスを得る手段7
をスノードライアイス発生器と称す。上記スノードライ
アイス発生器は第4図に示されるごとくパイプ9の先端
に設けた液化炭酸ガス噴射ノズル99が4・筒体8の上
部でしかも4・筒体8の接線方向に入射してくるように
配管してあり、又小筒体8が冷却筒本体6の上流部に位
置するように構成されている。
従って小筒体8内で発生したスノードライアイスは第4
図のように小筒体8内で渦流となりながら小筒体8の下
関口から降下し次に冷却梅本体6内で拡散しながら冷却
筒本体6の出口方面へと流れる。冷却の度合はノズル9
9の口径を任意に変えることによって簡単に変化させる
ことが出来る。
既述のごとく冷却がさらに十分でない場合もありうるの
でこれを対処する為、スノードライアイスの一部を直接
粉砕機本体Bの耳同僚1′内に導くパイプを設け、該パ
イプには、月岡筒1′の温度上昇を検出し適宜必要に応
じ開閉する自動弁C及びノズル99を備える構造として
いる。次に粉砕機本体Bは原料供給口5と製品出口41
及びその他必要とする開□のみを閉口し他は密閉状態と
なった構造を有している。そして既述したごとく石うす
方式・きね方式・切刻方式のいずれであっても効率よく
微粉砕をすることが出来るが特に能率よく徴粉砕しうる
ように、冷気を外気中に逃さず、しかも渦流よる打撃及
びライナーの溝による切削並びに切刻刃2′による切刻
みの3つの方式によりなる粉砕機について説明する。
該粉砕機本体Bは内部に溝付ライナー11を有する胴筒
1′内に該月同筒1′のライナー11に近接して回転凝
梓板2と切刻刃2′を配しさらには上記胴筒1′の下側
に空気取入手段3、上側には、排気出口41を備えてい
る。そして瀦枠板2の回転に伴なし、生ずる無数の空気
嫡流と回転する切刻刃2′とでもつて原料を粉砕するも
のである。第2図に示す実施例において空気取入手段3
を有し又排出手段41に対してファン4を備えている。
更に胴僚1′の上部側には排気により吸い出されないよ
うな末だ粗大な原料を再び粉砕工程に導くように再掃ダ
クト31が設けられ空気取入ファン3の近傍に接続され
ている。
以上のように構成される本発明について、次に原料がい
かに微粉砕されるかを説明する。
冷却筒本体6のシュートに投入された原料10は冷却筒
本体6の入口61付近に落下すると同時に煩斜する冷却
筒本体6の回転に伴い出口62方向に移動する。
一方パイプ9を通し供給せられる液化炭酸ガスは小筒体
8内に向け気化して噴出し、既述のごとくスノードライ
アイスの渦気流となって該4・筒体8の下部開口から冷
却筒本体6の内部に拡散していく。上記スノードライア
イスは冷却筒本体6内の出口62に向け流れるので、原
料10は出口62に達するまでに十分冷却腕化される。
冷却度は原料スノードライアイスの量そして冷却筒Aを
傾斜角設定手段64により傾斜角を調整し原料の冷却筒
A内滞在時間等を加減して原料に合せ適宜決定される。
冷却された原料1川ま粉砕機本体Bの供給口5を通りフ
ァン3の気流にのり胴筒1′のライナー11沿いに上昇
する。ライナー11には溝111が多数設けられてある
ので擬伴板2の回転に伴ない溝111内で強い空気渦流
が無数に生ずる。原料1川ま該渦流内に巻き込まれるの
でライナー11に衝突したり原料同志が衝突する。原料
10は十分に冷却されているので粉砕機内の温度上昇が
あるにもかかわらず、軟化溶融することなく、その脆性
が保たれるので上記衝突により微細に粉砕される。かく
して微細になった原料1川ま排気流にのって粉砕機排気
口41から取り出される。又原料の供給量が多すぎて一
部末粉砕で排気流にのれないものは再帰ダクト31を通
じ再び粉砕工程に戻る。通常装置の運転に伴なう粉砕機
内空気の温度上昇は8000にも達する。
一方原料は本発明の方法によると−70oo前后まで容
易に冷却できるので、粉砕機内の温度上昇も軟化点や分
解点以下に押えることが出来軟化を防止することが出来
る。以上のように本発明は原料をスノードライアイスに
て冷却するとともに、冷却度を極めて容易に加減可能な
冷却筒と、回転縄梓及び切刻刃とでもつて冷却された原
料を微粉砕にするようにしたので、原料を均一に、しか
も能率よく微粉砕しうる効果を有し、冷却度の加減が極
めて容易に行えるので、過度に冷却して機械の運転に支
障をきたしたり、過度の機械的強度をもたす必要もなく
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工程図、第2図は本発明に用いられた
装置の断面図、第3図は冷却筒Aの一部を被断した斜視
図、第4図イはスノードライアイス発生器の一部破載図
、第4図口はスノードライアイス発生器の横断面図、第
5図は粉砕機ライナーの溝の断面図である。 A・・・冷却筒、B・・・粉砕機本体、1′・・・月同
筒、2′・・・切削刃、6・・・冷却筒本体、61・・
・原料入口、62…原料出口、63・・・抵抗板、64
・・・傾斜角設定手段、65・・・冷却轍本体回転手段
、7…スノードライアイス発生器、8・・・小筒体、9
・・・液化炭酸ガスの導入パイプ(入口)、99・・・
液化炭酸ガス噴出ノズル、10・・・原料、11・・・
ライナー、111・・・ライナー溝。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原料を予めスノードライアイスと混合せしめる冷却
    筒Aと該冷却筒Aから原料を受けて、これを冷却状態で
    粉砕する粉砕機Bとからなる原料を微細に粉砕する装置
    において、冷却筒Aはその姿勢を任意の傾斜角に設定で
    きる傾斜角設定手段を備え、冷却筒本体を任意の速度に
    回転させる手段を有し、かつ傾斜落下する原料の落下運
    動に抵抗を与える抵抗板を備え、粉砕機Bは内部に溝付
    ライナーを有する胴筒内に、該胴筒ライナーに近接して
    回転撹拌板と切刻刃を配し、該撹拌板の回転に伴い生ず
    る無数の空気渦流と回転する切刻刃とでもつて原料を粉
    砕する構造としたことを特徴とする原料を微細に粉砕す
    る装置。
JP12030082A 1982-07-11 1982-07-11 原料を微細に粉砕する装置 Expired JPS6039422B2 (ja)

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JP12030082A JPS6039422B2 (ja) 1982-07-11 1982-07-11 原料を微細に粉砕する装置

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JP12030082A JPS6039422B2 (ja) 1982-07-11 1982-07-11 原料を微細に粉砕する装置

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JPS5910353A JPS5910353A (ja) 1984-01-19
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JP12030082A Expired JPS6039422B2 (ja) 1982-07-11 1982-07-11 原料を微細に粉砕する装置

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JP2006297212A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Mikasa Sangyo Kk 高脂肪食品の微粉砕製法およびそれにより得られた微粉末食品
EP2535114A4 (en) * 2009-11-13 2015-11-18 Moriroku Chemicals Company Ltd PROCESS FOR PRODUCING FINE POWDER AND FINE POWDER PRODUCED ACCORDING TO THIS METHOD

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