JPS6039229Y2 - ヒユ−ム管の親子型枠 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ヒユーム管の型枠は従来鋼管が一本であったが、本案は
内外型二本にし内型は割型にして、その割目が管の弾性
により自動的に開閉して、液洩れ防止と脱型を迅速にし
ようとする目的である。

以下その詳細を図面に就いて説明すると、外径を押出口
１に向って太くなるように、テーパーに形成する割型の
内型Ａと、内型を押出口１に向って太くなるように、テ
ーパーに形威する外型Ｂとを密着するように、一体に嵌
合してなる構成に係るものである。

したがって、第２図における押出口側の寸法ａは押込口
側の寸法すよりも大きい。

２は補強バンド、３は連結部、４は端部の係止盤、５は
製品、６は内型Ａの割目、６′は内型Ａに形成する凹部
を示す。

而して、外型Ｂの固定図面は省略する。

本案は、上記のように構威しであるから、外型Ｂの中に
内型Ａを嵌合し、遠心法でヒユーム管を成型して、製品
を内型Ａと共に押出口１に向って押込口より、適当な器
具で押圧して外型Ｂ外に管長の約１７３〜Ｉｎ押出すと
、外型Ｂの内型Ａに対する加圧が減少するから、内型Ａ
の弾性により閉じている割目６が開いてその管径が大き
くなるので、その時点で製品だけ押出して容易に脱型す
ることができる。

又、外型Ｂは押出口１に向って内径が太くなるようにテ
ーパーに形威しであるから、内型Ａを外型Ｂに押込むと
内型Ａを自動的に加圧して、割目６を閉じるため製品の
液洩れがなく、優秀な製品ができる等脱型が迅速にでき
て、優秀なヒユーム管ができる実用上有効な考案である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は正面図、第２図は断面図を示す。 １・・・・・・押出口、２・・・・・・補強バンド、３
・・・・・・連結部、４・・・・・・係止盤、５・・・
・・・製品、６・・・・・・割目、６′・・・・・・内
型Ａに形成する凹部、Ａ・・・・・・内型、Ｂ・・・・
・・外型、ａ・・・・・・押出口側の寸法、ｂ・・・・
・・押込口側の寸法。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 外Ｂを押出口に向って太くなるように、テーパーに形成
   する割型の内型と、内径を押出口に向って太くなるよう
   に、テーパーに形成する外径とを密着するように、一体
   に嵌合してなるヒユーム管の親子型枠。