JPS603885B2 - 管状体の押出装置 - Google Patents
管状体の押出装置Info
- Publication number
- JPS603885B2 JPS603885B2 JP13482475A JP13482475A JPS603885B2 JP S603885 B2 JPS603885 B2 JP S603885B2 JP 13482475 A JP13482475 A JP 13482475A JP 13482475 A JP13482475 A JP 13482475A JP S603885 B2 JPS603885 B2 JP S603885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- extrusion
- tubular body
- block
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/005—Continuous extrusion starting from solid state material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、素材の長さに制限がなく連続して押出しを行
なうことのできる可動ホイールを用いて管状体を押出し
製造する押出装置の改良に関し、とくに複数の可動ホイ
ールを用いて高能率にかつ安定して管状体を押出すこと
ができる押出装置に関するものである。
なうことのできる可動ホイールを用いて管状体を押出し
製造する押出装置の改良に関し、とくに複数の可動ホイ
ールを用いて高能率にかつ安定して管状体を押出すこと
ができる押出装置に関するものである。
エンドレス溝を有する可動ホイールの単体を用いて材料
を押出すための装置は、例えば特開昭47−3185y
号公報あるいは特開昭49−6536計号公報などに開
示されておりすでに公知である。
を押出すための装置は、例えば特開昭47−3185y
号公報あるいは特開昭49−6536計号公報などに開
示されておりすでに公知である。
まず、このような可動ホイールを用いて材料を押出すメ
カニズムから説明する。
カニズムから説明する。
このメカニズム自体は単独ホイールの場合でも複数ホイ
ールの場合でも相違はないから、以後の説明を理解しや
すくするために、本発明の実施例である第1図を援用し
、その部分断面図である第4および5図を参照しつつ説
明する。この種方式の押出いこ使用される可動ホイール
10‘こは、その外周面に断面ほぼコ字状のエンドレス
溝11が形成されており、当該エンドレス溝にはシュー
ブロツク13が鉄合配置され、エンドレス溝11とシュ
ープロック13により輸送通路16が形成されて、押出
しのための材料21が前記輸送通路16内に強制的に送
り込まれるようになっている。第4図はこの場合の輸送
通路16の近傍を示す部分断面図であるが、図からわか
るように、輸送通路16内では材料21は、シューブロ
ック13とは1面で接しているのに対し、エンドレス溝
11とは3面で接している。従って、それぞれの接触面
における接触摩擦抵抗は、エンドレス簿11側の方がシ
ューフロック13側よりも3倍大きいことになる。この
状態で各接触面の接触圧力をもってシュープロック13
を固定とし可動ホイール10を回転せしめる。たとえば
図の裏面方向にホイール10を回転せしめた場合を考え
ると、材料21とホイール10の接触摩擦抵抗の方が格
段に大きいから、ホイール10により材料21は連続的
に図の裏面方向に送り込まれる。一方、エンドレス溝1
1には第5図にその部分断面図を示したように受けブロ
ック15が密に鉄合せられていて、前記輸送通路16の
奥において材料21はこの受けブロック15によってそ
の移動が阻止せられる。このように材料21の先端の移
動が阻止された状態で輸送通路16内においてはなおも
材料21の強制的な送り込みが行われるから、その強制
的な送り込み力によって材料21に内圧が発生し、その
内圧が押出圧力となって、その奥にダィを設けておくこ
とにより、当該ダィよりいわば無限長の押出製品を入手
することができるものである。しかし、上記押出方式に
おいては押出圧力の発生源が材料21とエンドレス溝1
1との接触摩擦抵抗に依存されているために、従釆のラ
ム式押出方式にはみられないいくつかの問題点も存在す
る。その第一として構造に由来する問題がある。
ールの場合でも相違はないから、以後の説明を理解しや
すくするために、本発明の実施例である第1図を援用し
、その部分断面図である第4および5図を参照しつつ説
明する。この種方式の押出いこ使用される可動ホイール
10‘こは、その外周面に断面ほぼコ字状のエンドレス
溝11が形成されており、当該エンドレス溝にはシュー
ブロツク13が鉄合配置され、エンドレス溝11とシュ
ープロック13により輸送通路16が形成されて、押出
しのための材料21が前記輸送通路16内に強制的に送
り込まれるようになっている。第4図はこの場合の輸送
通路16の近傍を示す部分断面図であるが、図からわか
るように、輸送通路16内では材料21は、シューブロ
ック13とは1面で接しているのに対し、エンドレス溝
11とは3面で接している。従って、それぞれの接触面
における接触摩擦抵抗は、エンドレス簿11側の方がシ
ューフロック13側よりも3倍大きいことになる。この
状態で各接触面の接触圧力をもってシュープロック13
を固定とし可動ホイール10を回転せしめる。たとえば
図の裏面方向にホイール10を回転せしめた場合を考え
ると、材料21とホイール10の接触摩擦抵抗の方が格
段に大きいから、ホイール10により材料21は連続的
に図の裏面方向に送り込まれる。一方、エンドレス溝1
1には第5図にその部分断面図を示したように受けブロ
ック15が密に鉄合せられていて、前記輸送通路16の
奥において材料21はこの受けブロック15によってそ
の移動が阻止せられる。このように材料21の先端の移
動が阻止された状態で輸送通路16内においてはなおも
材料21の強制的な送り込みが行われるから、その強制
的な送り込み力によって材料21に内圧が発生し、その
内圧が押出圧力となって、その奥にダィを設けておくこ
とにより、当該ダィよりいわば無限長の押出製品を入手
することができるものである。しかし、上記押出方式に
おいては押出圧力の発生源が材料21とエンドレス溝1
1との接触摩擦抵抗に依存されているために、従釆のラ
ム式押出方式にはみられないいくつかの問題点も存在す
る。その第一として構造に由来する問題がある。
すなわち、第4図において前記のように材料21に内圧
が発生すると、エンドレス溝11に競合されているシュ
ーフロック13には当該シューブロック13をエンドレ
ス溝11より離間せしめようとする力が働く。従って、
この離間力に抗し得るだけの拘束力Fnをもってシュー
フロツク13を拘束しておかないと、シューフ。ック1
3とエンドレス溝11との間に隙間ができ、材料21は
バリとなって輸送通路より溢れ出すばかりでなく、押出
圧力の低下をきたすこととなる。しかも、この場合に発
生する内圧は強大なものであり、この内圧に抗してシュ
ーフロック13を剛性的に完全に押さえることは技術的
にかなりの困難があり、従来の単独ホイールの場合には
この押さえ構造がきわめて大袈裟となり複雑化している
実情にあった。第二として、可動ホイール方式にとり宿
命的ともいえるつぎの大きな問題点がある。
が発生すると、エンドレス溝11に競合されているシュ
ーフロック13には当該シューブロック13をエンドレ
ス溝11より離間せしめようとする力が働く。従って、
この離間力に抗し得るだけの拘束力Fnをもってシュー
フロツク13を拘束しておかないと、シューフ。ック1
3とエンドレス溝11との間に隙間ができ、材料21は
バリとなって輸送通路より溢れ出すばかりでなく、押出
圧力の低下をきたすこととなる。しかも、この場合に発
生する内圧は強大なものであり、この内圧に抗してシュ
ーフロック13を剛性的に完全に押さえることは技術的
にかなりの困難があり、従来の単独ホイールの場合には
この押さえ構造がきわめて大袈裟となり複雑化している
実情にあった。第二として、可動ホイール方式にとり宿
命的ともいえるつぎの大きな問題点がある。
すなわち、上記の通り圧力発生機構が材料と溝面との接
触摩擦抵抗に依存せしめられているが、材料と溝面との
密着性は押出し作業中つねに全接触面において均一完全
なわけではなく、経時的あるいは場所的に変化していて
、いわゆる空すべりが発生するのである。
触摩擦抵抗に依存せしめられているが、材料と溝面との
密着性は押出し作業中つねに全接触面において均一完全
なわけではなく、経時的あるいは場所的に変化していて
、いわゆる空すべりが発生するのである。
この空すべりが発生すると、当然のことながら材料に生
ずる圧力に変動が起り、このために押出圧力に変動が生
じてダィより押出される材料のフローに不均衡が生じ、
製品の品質を不安定化せしめるおそれがあるのである。
このことは、とくに安定して均質な肉厚が要求される管
状体の押出いこ際してとくに深刻な問題であり、ダィ部
分で行なわれる材料の蝿性変形において、そのフロ−が
不均質であれば、製品の内径や外径の不整、肉厚変動、
偏肉、さらには表面状態の不良、内部欠陥の発生など、
製品不良の発生に直接結びつくおそれがある。
ずる圧力に変動が起り、このために押出圧力に変動が生
じてダィより押出される材料のフローに不均衡が生じ、
製品の品質を不安定化せしめるおそれがあるのである。
このことは、とくに安定して均質な肉厚が要求される管
状体の押出いこ際してとくに深刻な問題であり、ダィ部
分で行なわれる材料の蝿性変形において、そのフロ−が
不均質であれば、製品の内径や外径の不整、肉厚変動、
偏肉、さらには表面状態の不良、内部欠陥の発生など、
製品不良の発生に直接結びつくおそれがある。
発明者らは、可動ホイール方式の押出し‘こ関する種々
なる実験ならびに塑性力学上の解析を行なった結果、上
記のような可動ホイール方式の押出し‘こ付随する問題
点もホイールを単独ではなく複数組み合せて使用するこ
とで大幅に改善できることを見出した。
なる実験ならびに塑性力学上の解析を行なった結果、上
記のような可動ホイール方式の押出し‘こ付随する問題
点もホイールを単独ではなく複数組み合せて使用するこ
とで大幅に改善できることを見出した。
以下にまず複数ホイールを用いることにより前記可動ホ
イール方式に付随する問題点を解決できる理由から説明
する。
イール方式に付随する問題点を解決できる理由から説明
する。
すでにみたように、可動ホイール方式における材料押出
しのための押出圧力は材料とホイールの溝面との接触摩
擦抵抗に依存するものであるから、輸送通路内における
材料の圧力分布は当然通路の入口において小さく、奥に
おいて大きい。
しのための押出圧力は材料とホイールの溝面との接触摩
擦抵抗に依存するものであるから、輸送通路内における
材料の圧力分布は当然通路の入口において小さく、奥に
おいて大きい。
第6図は実際のその圧力分布状況を示す線図であって、
材料の接する部分の円弧角めo=90oの場合の例を示
しt機軸目盛における0は通路の入口部を、90は通路
のもっとも奥を意味する。縦軸におけるP(ぐ)は前記
入口部よりの角座標?度の位置における圧力値、ooは
材料の降状応力であって、その点における圧力が降伏応
力の何倍になっているかということを縦軸目盛は現して
いる。第6図より通路の入口で圧力は小さく通路の奥に
おいて圧力が急激に高まる様子がわかるであろう。第6
図のような圧力分布の存在は、とりもなおさずシューフ
ロックにもそれに対応した離間力が作用していることを
意味するわけであるが、いまそのような離間力の生じて
いるシュープロツクを外部から押えることを考える。
材料の接する部分の円弧角めo=90oの場合の例を示
しt機軸目盛における0は通路の入口部を、90は通路
のもっとも奥を意味する。縦軸におけるP(ぐ)は前記
入口部よりの角座標?度の位置における圧力値、ooは
材料の降状応力であって、その点における圧力が降伏応
力の何倍になっているかということを縦軸目盛は現して
いる。第6図より通路の入口で圧力は小さく通路の奥に
おいて圧力が急激に高まる様子がわかるであろう。第6
図のような圧力分布の存在は、とりもなおさずシューフ
ロックにもそれに対応した離間力が作用していることを
意味するわけであるが、いまそのような離間力の生じて
いるシュープロツクを外部から押えることを考える。
静的重力に対しこれを一点で支え得る重心点があるよう
に、第6図のような圧力分布状態においても、これを外
方より支持しようとする場合に一つの点で天秤の支点の
ように均衡する応力の集中点となるところが存在する。
いまそのような集中点となる位置の角座標を◇mとする
。シューフロックを押さえる場合に拘束力Pnがこの0
mに集中するようにすることがもっとも効果的であるこ
とはいうまでもなし・。そのぐmは材料の内圧のほかに
ホイールの回転による回転モーメントの影響も受け、前
記接触角?oの大きさ‘こよっても変化する。第2図は
、そのような接触角?oと0仇の関係を0mについての
理論式の解として求めた線図(理論式の詳細については
省略した)である。図において8は2山Rw/Riなる
値であり、一sは加工材とシューフロックとの間の摩擦
係数である。そしてA‘ま加工材の有効摩擦係数、Ri
は押出し前の加工材の半径、Rwはホイールの半径であ
る。ここにJoの値は適宜選択できるが、工業的に通常
使用されている接触角?oは900程度であるから、か
かる押出し装置(第1図の場合もほぼそれに近似してい
る。
に、第6図のような圧力分布状態においても、これを外
方より支持しようとする場合に一つの点で天秤の支点の
ように均衡する応力の集中点となるところが存在する。
いまそのような集中点となる位置の角座標を◇mとする
。シューフロックを押さえる場合に拘束力Pnがこの0
mに集中するようにすることがもっとも効果的であるこ
とはいうまでもなし・。そのぐmは材料の内圧のほかに
ホイールの回転による回転モーメントの影響も受け、前
記接触角?oの大きさ‘こよっても変化する。第2図は
、そのような接触角?oと0仇の関係を0mについての
理論式の解として求めた線図(理論式の詳細については
省略した)である。図において8は2山Rw/Riなる
値であり、一sは加工材とシューフロックとの間の摩擦
係数である。そしてA‘ま加工材の有効摩擦係数、Ri
は押出し前の加工材の半径、Rwはホイールの半径であ
る。ここにJoの値は適宜選択できるが、工業的に通常
使用されている接触角?oは900程度であるから、か
かる押出し装置(第1図の場合もほぼそれに近似してい
る。
)では前記応力の集中点となる点Jmは第2図よりわか
るように、ほぼ◇oにひとしい。この点を前記拘束力F
nで押えれば、理論上ではシューフロックはこの一点で
もっとも効率よく支え得ることとなる。いま、第3図の
ように2つのホイール10aと10bが配置され(第1
図の配置)、その間に図のように1つのシューブロック
13が配置された状態を考える。
るように、ほぼ◇oにひとしい。この点を前記拘束力F
nで押えれば、理論上ではシューフロックはこの一点で
もっとも効率よく支え得ることとなる。いま、第3図の
ように2つのホイール10aと10bが配置され(第1
図の配置)、その間に図のように1つのシューブロック
13が配置された状態を考える。
第3図ではぐo=900であるから、この場合のぐmも
前記第2図からほぼ90oであって、それは丁度第3図
に×印をしてJmとした位置に相当する。この位直ぐm
にシューブロツクへの離間力が集中されるが、この位置
ではシューブロックに加わる離間力がそのまま反対側の
ホイールよりの離間力に対する拘束力Fnとして作用す
ることがわかる。すなわち、ホイ−ル10aよりの離間
力はそのままホイール10bよりの離間力に対し拘束力
Fnとして作用し、反対にホイール10bよりの離間力
はそのままホイール′10aよりの離間力に対する拘束
力Fnとして作用するのである。このように、お互いに
離間力則拘束力として作用し合い、シューフロツクにこ
れを拘束するための特別な押さえ機構を付加する必要が
なくなるのである。単独ホイールの場合には、先に説明
したように複雑かつ大袈裟なシューブロックへの押さえ
構造を不可欠としたことに比較すれば、複数ホイールを
使用することの効用は歴然たるものがある。そしてまた
、単独ホイールにおいて第二の問題点とされたホイール
の空すべりによる発生圧力の不安定とそれによる押出し
製品の品質の不均質の問題は、ホイールが複数使用され
ることにより、全部のホイールにおいて同時一斉に空す
べりの発生することはなく、その問題点も複数ホイール
の使用により効果的に解消されるのである。
前記第2図からほぼ90oであって、それは丁度第3図
に×印をしてJmとした位置に相当する。この位直ぐm
にシューブロツクへの離間力が集中されるが、この位置
ではシューブロックに加わる離間力がそのまま反対側の
ホイールよりの離間力に対する拘束力Fnとして作用す
ることがわかる。すなわち、ホイ−ル10aよりの離間
力はそのままホイール10bよりの離間力に対し拘束力
Fnとして作用し、反対にホイール10bよりの離間力
はそのままホイール′10aよりの離間力に対する拘束
力Fnとして作用するのである。このように、お互いに
離間力則拘束力として作用し合い、シューフロツクにこ
れを拘束するための特別な押さえ機構を付加する必要が
なくなるのである。単独ホイールの場合には、先に説明
したように複雑かつ大袈裟なシューブロックへの押さえ
構造を不可欠としたことに比較すれば、複数ホイールを
使用することの効用は歴然たるものがある。そしてまた
、単独ホイールにおいて第二の問題点とされたホイール
の空すべりによる発生圧力の不安定とそれによる押出し
製品の品質の不均質の問題は、ホイールが複数使用され
ることにより、全部のホイールにおいて同時一斉に空す
べりの発生することはなく、その問題点も複数ホイール
の使用により効果的に解消されるのである。
従って、これを管状体の押出し‘こ適用すれば前記製品
不良の発生は大中に低減せしめ得ることとなる。本発明
は上記のような実情にかんがみてとくに管状体の押出し
‘こ適用し、高品値の製品を入手可能になる押出装置を
提供すべくなされたものであり、その要旨とするところ
は、外周緑にエンドレス溝を有する複数の可動ホイール
と、これら可動ホイールの前記それぞれのエンドレス溝
に鉄合して材料押出しのための輸送通路を形成するシュ
ープロックと、当該シューブロックに対向して配置せら
れ前記それぞれのエンドレス溝に密に接合する受けブロ
ックとが設けられ、これらシューフロックならびに受け
ブロックの相対向する間が押出材料のための一の集合室
に形成せられてなり、前記輸送通路が当該集合室に蓮通
せしめられてなるととも、該集合室にダィと該ダィ中に
進入配在せられて管状体押出しのための押出し間隙を形
成するマンドレルとが設けられてなる管状体の押出装置
にある。
不良の発生は大中に低減せしめ得ることとなる。本発明
は上記のような実情にかんがみてとくに管状体の押出し
‘こ適用し、高品値の製品を入手可能になる押出装置を
提供すべくなされたものであり、その要旨とするところ
は、外周緑にエンドレス溝を有する複数の可動ホイール
と、これら可動ホイールの前記それぞれのエンドレス溝
に鉄合して材料押出しのための輸送通路を形成するシュ
ープロックと、当該シューブロックに対向して配置せら
れ前記それぞれのエンドレス溝に密に接合する受けブロ
ックとが設けられ、これらシューフロックならびに受け
ブロックの相対向する間が押出材料のための一の集合室
に形成せられてなり、前記輸送通路が当該集合室に蓮通
せしめられてなるととも、該集合室にダィと該ダィ中に
進入配在せられて管状体押出しのための押出し間隙を形
成するマンドレルとが設けられてなる管状体の押出装置
にある。
以下に、添付図面に示す実施例により本発明について具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は二つの可動ホイール10,10を用いる本発明
にかかる管状体の押出装置の一実施例を示す説明断面図
である。
にかかる管状体の押出装置の一実施例を示す説明断面図
である。
互に平行な軸12,12により支持された可動ホイール
10,101こはその外周面に断面ほぼコ字状のエンド
レス溝11,11が形成されている。
10,101こはその外周面に断面ほぼコ字状のエンド
レス溝11,11が形成されている。
一方、これら可動ホイール10,10とは別個に前記エ
ンドレス溝11,11に鞍合されるシューブロツク13
があり、前記エンドレス溝11,11とこれに様合して
いるシューブロツク13とにより、材料21,21を移
動せしめるための輸送通路16,16が形成されていて
、この輸送通路16,16の一端は図のように材料21
,21を挿入可能な関口に構成され、当該輸送通路の奥
には、前記エンドレス溝11,11を完全に封止して密
に鉄合している受けブロック15があり、ホイール10
の回転により当該受けブロック15まで送り込まれてき
た材料21はこの受けブロック15によりその移動が強
制的に阻止されるようになっている。シューブロツク1
3と受けブロック15との間は図示するように材料21
の集合室20になっていて、前記輸送通路16,16の
奥がこの集合室2川こ達通されており、前記受けブロッ
ク15によって強制的に移動を阻止された材料21は、
通路16の奥において方向転換し、上言己集合室20内
に集合せしめられるように構成されている。図において
、19は受けブロック15の前記集合室20側に設けら
れたダィであり、17は、前記シューフロック13側に
固定されかつ夕、.ィ19の中心に向って突出せられて
ダィ19内に進入し、ダィ19の内面との間において管
状体を押出すための押出し間隙を形成しているマンドレ
ルである。材料21,21は集合室20内において集合
せしめられ、前記ホイール10,10の回転により発生
した押出圧力をもって前記ダィ19とマンドレル17と
の間から押出され、管状体22に押出し成形される。
ンドレス溝11,11に鞍合されるシューブロツク13
があり、前記エンドレス溝11,11とこれに様合して
いるシューブロツク13とにより、材料21,21を移
動せしめるための輸送通路16,16が形成されていて
、この輸送通路16,16の一端は図のように材料21
,21を挿入可能な関口に構成され、当該輸送通路の奥
には、前記エンドレス溝11,11を完全に封止して密
に鉄合している受けブロック15があり、ホイール10
の回転により当該受けブロック15まで送り込まれてき
た材料21はこの受けブロック15によりその移動が強
制的に阻止されるようになっている。シューブロツク1
3と受けブロック15との間は図示するように材料21
の集合室20になっていて、前記輸送通路16,16の
奥がこの集合室2川こ達通されており、前記受けブロッ
ク15によって強制的に移動を阻止された材料21は、
通路16の奥において方向転換し、上言己集合室20内
に集合せしめられるように構成されている。図において
、19は受けブロック15の前記集合室20側に設けら
れたダィであり、17は、前記シューフロック13側に
固定されかつ夕、.ィ19の中心に向って突出せられて
ダィ19内に進入し、ダィ19の内面との間において管
状体を押出すための押出し間隙を形成しているマンドレ
ルである。材料21,21は集合室20内において集合
せしめられ、前記ホイール10,10の回転により発生
した押出圧力をもって前記ダィ19とマンドレル17と
の間から押出され、管状体22に押出し成形される。
なお、ダィ19とマンドレル17の配置関係は、シュー
フロック13と受けブロック15においてそれぞれ逆の
配置となっていても差支えないことは勿論である。本発
明にかかる押出装置は、以上のように構成されたから、
複雑かつ大袈裟なシューフロツクの押さえ構造を必要と
せず、簡易な構造となし得ることとなり、ダィやマンド
レルの取付けも簡易化することができかつ左右均衡した
最適位置に配置できた上、複数ホイールを用いることで
空すべりによる押出圧力の変化を最少限に低減せしめ得
たから、従釆の単独ホイールによる場合にみられた製品
の品質不良発生が最少限に低減でき、可動ホイール方式
の固有の特徴である無限長の管状体を高品質に入手でき
ることとなったものであり、工業上に及ぼす効用はまこ
とに大なるものがある。
フロック13と受けブロック15においてそれぞれ逆の
配置となっていても差支えないことは勿論である。本発
明にかかる押出装置は、以上のように構成されたから、
複雑かつ大袈裟なシューフロツクの押さえ構造を必要と
せず、簡易な構造となし得ることとなり、ダィやマンド
レルの取付けも簡易化することができかつ左右均衡した
最適位置に配置できた上、複数ホイールを用いることで
空すべりによる押出圧力の変化を最少限に低減せしめ得
たから、従釆の単独ホイールによる場合にみられた製品
の品質不良発生が最少限に低減でき、可動ホイール方式
の固有の特徴である無限長の管状体を高品質に入手でき
ることとなったものであり、工業上に及ぼす効用はまこ
とに大なるものがある。
第1図は本発明にかかる押出装置の一実施例を示す説明
断面図、第2図は材料の接触弧とシューブロックの最良
支持点との関係を示す線図、第3図は二つのホイールを
用いた場合のシューフロツクに付加される応力関係を示
す説明図、第4図は輸送通路近傍における構成状況を示
す部分断面図、第5図は受けブロックの鉄合状況を示す
部分断面図、第6図は輸送通路内における材料の圧力分
布状況を示す糠図である。 10;可動ホイール、11:エンドレス溝、13;シュ
ーフロック、15;受けブロック、16:輸送通路、1
7:マンドレル、19:ダィ、20:集合室、21;材
料、22:管状体。 第1図尭Z図 第3図 第4図 弟S図 第5図
断面図、第2図は材料の接触弧とシューブロックの最良
支持点との関係を示す線図、第3図は二つのホイールを
用いた場合のシューフロツクに付加される応力関係を示
す説明図、第4図は輸送通路近傍における構成状況を示
す部分断面図、第5図は受けブロックの鉄合状況を示す
部分断面図、第6図は輸送通路内における材料の圧力分
布状況を示す糠図である。 10;可動ホイール、11:エンドレス溝、13;シュ
ーフロック、15;受けブロック、16:輸送通路、1
7:マンドレル、19:ダィ、20:集合室、21;材
料、22:管状体。 第1図尭Z図 第3図 第4図 弟S図 第5図
Claims (1)
- 1 外周縁にエンドレス溝を有する複数の可動ホイール
と、これら可動ホイールの前記それぞれのエンドレス溝
に嵌合して材料押出しのための輸送通路を形成するシユ
ーブロツクと、当該シユーブロツクに対向して配置せら
れ前記それぞれのエンドレス溝に密に嵌合する受けブロ
ツクとが設けられ、これらシユーブロツクならびに受け
ブロツクの相対向する間が押出材料をための一の集合室
に形成せられてなり、前記輸送通路が当該集合室に連通
せしめられてなるとともに、該集合室にダイと該ダイ中
に進入配在せられて管状体押出しのための押出し間隙を
形成するマンドレルとが設けられてなる管状体の押出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13482475A JPS603885B2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 管状体の押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13482475A JPS603885B2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 管状体の押出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5258053A JPS5258053A (en) | 1977-05-13 |
JPS603885B2 true JPS603885B2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=15137321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13482475A Expired JPS603885B2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 管状体の押出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603885B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6365094U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-28 |
-
1975
- 1975-11-10 JP JP13482475A patent/JPS603885B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6365094U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5258053A (en) | 1977-05-13 |
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